JP2541605B2 - 耕耘爪の支持構造 - Google Patents

耕耘爪の支持構造

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JP2541605B2 JP63015760A JP1576088A JP2541605B2 JP 2541605 B2 JP2541605 B2 JP 2541605B2 JP 63015760 A JP63015760 A JP 63015760A JP 1576088 A JP1576088 A JP 1576088A JP 2541605 B2 JP2541605 B2 JP 2541605B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、耕耘機の耕耘軸に設けられた耕耘爪ホル
ダに、土壌を耕起する耕耘爪を嵌挿した耕耘爪の支持構
造に関する。
(従来の技術) 従来の耕耘爪の支持構造としては、例えば第10図に示
すようなものがある。同図において、(101)は耕耘機
の耕耘軸に固設された耕耘爪ホルダであり、この耕耘爪
ホルダ(101)は大小一組の断面略コの字形の嵌合部材
(101a)(101b)を固着したものである。耕耘爪ホルダ
(101)には耕耘爪(102)の基端部(102a)が乾燥さ
れ、この基端部(102a)は断面略矩形となっている。基
端部(102a)および嵌合部材(101b)にはボルト(10
3)が挿通される挿通孔(105)が形成され、特に嵌合部
材(101a)に形成された挿通孔(105)は、ボルト(10
3)の頭部が遊嵌されるようには大きく形成されてい
る。挿通孔(105)にボルト(103)を挿通してナット
(104)と螺着することにより、耕耘爪(102)を耕耘爪
ホルダ(101)に固定している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の耕耘爪の支持構造に
あっては、耕耘爪(102)と耕耘爪ホルダ(101)とを連
結するのにボルト(103)にナット(104)を螺合してい
た。ところで、作物によって耕耘作業は外盛耕、内盛耕
又は平面耕等を行わなければならず、この外盛耕、内盛
耕又は平面耕を行うために、耕耘爪を取り替えて取り替
えた耕耘爪を耕耘軸に適正に配して耕耘爪ホルダ(10
1)に取り付けなければならない。そのためには、その
都度ボルト(103)からナット(104)を緩めたり締め付
けたりしなければならず、この耕耘爪(102)を取り替
える作業は煩雑であった。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) このような課題を解決するために、この発明にあって
は、耕耘軸に固設された耕耘爪ホルダと、この耕耘爪ホ
ルダのホルダ孔に嵌挿された耕耘爪の基端部とからなる
耕耘爪の支持構造において、耕耘爪ホルダと基端部の側
面中央部付近を連結材で連結し、大略矩形断面の基端部
と相似で且つ大きい断面に形成された、前記ホルダ孔の
両側壁のうちの一方の側壁に両端部に向って間隔が狭く
なる傾斜面を設け、他側壁であって連結材用貫通孔の長
手方向の両隣り付近に内部に向って突出する突部を設
け、耕耘爪が耕耘爪ホルダに対して前記側壁に平行な面
内において前記連結材を中心に回転されると、基端部
は、ホルダ孔に対し、1側面の中央部付近にて前記突部
に当接した状態で、他側面の両斜め位置の部分にて前記
傾斜面に当接することによって長手方向にて湾曲するよ
うに曲げられ、耕耘爪ホルダに固定支持されるようにし
たものである。
(作用) 耕耘爪を取り替える必要がある場合、取り替えた耕耘
爪を適正に配して耕耘爪ホルダに取り付ける。そのため
に、まず、耕耘爪を耕耘爪ホルダに嵌入する。次に、耕
耘軸を回転させると、耕耘爪は土壌耕起反力を受け、耕
耘爪ホルダに対して回転する。耕耘爪が回転すると、耕
耘爪ホルダの第1押圧部と第2押圧部によって耕耘爪は
曲げられ、耕耘爪ホルダにすぐに固定・支持される。
(実施例) 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第5図はこの発明に係る耕耘爪の支持構
造の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。
第1図において、1は耕耘機の耕耘軸であり、この耕
耘軸1には複数の断面略矩形の耕耘爪ホルダ2が、軸線
方向に所定の間隔をもって溶接によって固着されてい
る。耕耘爪ホルダ2にはホルダ孔3が形成され第3図に
示すように、このホルダ孔3を形成する回転方向側壁の
一側壁4(第3図においては左側壁)には、耕耘爪1を
第3図中右方に押圧する第1押圧部5a,5bが両端に設け
られている。すなわち、耕耘爪ホルダ1の一側壁4には
両端部に向って内壁の間隔が狭くなるように傾斜面6a,6
bが形成され、この傾斜面6a,6bに連結する段部5a,5b
(第1押圧部)が形成されている。
また、ホルダ孔3を形成する回転方向両側壁の他側壁
7には、耕耘爪1を第3図中左方へ押圧する第2押圧部
8が設けられている。すなわち、耕耘爪ホルダ2の他側
壁7の長手方向中央には貫通孔の両隣り付近にて(第5
図参照)、ホルダ3の内部に向けて凸部8が形成されて
いる。耕耘爪ホルダ2には耕耘爪9の断面略矩形の基端
部9aが挿入され、この基端部9aと耕耘爪ホルダ2とはこ
れらを貫通するピン10によって連結されている。
次に、作用を説明する。
耕耘爪ホルダ2に耕耘爪9を取り付けるために、まず
耕耘爪9の基端部9aを耕耘爪ホルダ2に嵌挿する。この
とき、基端部9aの矩形断面に対し、ホルダ孔3は相似で
かつ大きい矩形断面を有するので、基端部9aの側面をホ
ルダ孔3の側壁に平行にして入り口に入れると、その挿
入が容易にできる。次に、嵌挿された耕耘爪9が耕耘爪
ホルダ2から抜け出てしまわないように、基端部9aと耕
耘爪ホルダ2とをピン10によって連結する。
耕耘機を運転すると、耕耘軸1は第1図中時計回り方
向に回転され、この耕耘軸1の回転に伴って耕耘爪9も
時計回り方向に回転される。この回転する耕耘爪9は土
に当接して土壌を耕起するが、このときの土壌から受け
る反力によって、耕耘爪9の基端部9aは耕耘爪ホルダ2
内においてピン10を中心に反時計回り方向に側壁に平行
な面内において回転される。基端部9aが反時計回り方向
に回転されると、基端部9aは、その一側面が突部8に当
接した状態で、両端部が耕耘爪ホルダ2の傾斜面6a,6b
に沿って段部5a,5bに嵌入する。すなわち、基端部9aの
両端部であって、先端側は第3図に示すように段部5aに
よって右方に押圧され、基端側は第4図に示すように段
部5bによって右方へ押圧される。このとき、基端部9aの
中央部は耕耘爪ホルダ2の凸部8によって第3図中左方
へ押圧されているので、基端部9aは全体として第5図に
示すように長手方向にて湾曲するように曲げられる。し
たがって、土壌耕起反力を受けると、耕耘爪9は押圧さ
れて曲げられ、押圧による曲げ状態によってすぐに耕耘
爪ホルダ2に固定・支持される。
次に、耕耘爪ホルダ2に取り付けられた耕耘爪9を取
り外すには、耕耘爪9の先端部をハンマ等で叩いてこの
耕耘爪9をピン10を中心に第1図中時計回り方向に回転
させる。耕耘爪9が時計回り方向に回転されると、耕耘
爪16は耕耘爪ホルダ2の段部5a,5bによって押圧されな
くなり、耕耘爪ホルダ2は曲げ状態から解除される。
第6図にこの発明に係る耕耘爪の支持構造の第2実施
例を示す。この実施例にあっては、耕耘爪ホルダ11には
第1押圧部として、傾斜面12a,12bのみを形成したもの
である。傾斜面12a,12bのみであっても、この傾斜面12
a,12bによって耕耘爪13を充分に曲げることができ、耕
耘爪13を耕耘爪ホルダ11に曲げによって固定・支持する
ことができる。
第7図に、この発明に係る耕耘爪の支持構造の第3実
施例を示す。この実施例にあっては、耕耘爪ホルダ15の
他側壁16に設ける第2押圧部17として、ピン挿通孔18の
両側にボルト19a,19bを取り付けたものである。また、
第8および第9図に示すように、他側壁16であってピン
挿通孔の両側に第2押圧部としてのピン20,21を固着し
てもよい。
なお、第1押圧部として、耕耘爪ホルダ2の一側壁4
の両端側に段部や傾斜面の押圧部5a,5bをそれぞれ設け
たが、両端側の一方のみ設けても耕耘爪は充分曲げら
れ、耕耘ホルダ1を固定支持することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、耕耘爪ホル
ダの回転方向両側壁の一側壁に耕耘爪を押圧する第1押
圧部を設け、他側壁に前記押圧する方向と逆方向に耕耘
爪を押圧する第2押圧部を設け、耕耘爪を耕耘爪ホルダ
に対して回転させると、第1押圧部および第2押圧部に
よって耕耘爪を曲げて、この曲げによって耕耘爪ホルダ
に固定・支持するようにした。このため、耕耘爪を耕耘
爪ホルダに取り付ける場合に、耕耘爪を耕耘爪ホルダに
嵌入して耕耘軸を回転させれば、耕耘爪を耕耘爪ホルダ
にすぐ固定・支持させることができ、その取付け作業は
簡便である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの発明に係る耕耘爪の支持構造
を示す第1実施例であり、第1図は耕耘爪が耕耘爪ホル
ダに嵌入されている正面図、第2図は耕耘爪が耕耘爪ホ
ルダに嵌入されている背面図、第3図は耕耘爪が土壌耕
起反力を受けたときの第1図におけるIII−III線拡大断
面図、第4図は同様に第1図におけるIV−IV線拡大断面
図、第5図は同様に第1図の縦断面図である。第6図は
この発明に係る耕耘爪の支持構造の第2実施例を示す横
断面図であり、第7図はこの発明に係る耕耘爪の支持構
造の第3実施例を示す縦断面図であり、第8図および第
9図はそれぞれこの発明に係る耕耘爪の支持構造を示す
他の実施例を示す断面図である。第10図は従来の耕耘爪
の支持構造を示す断面図である。 1……耕耘軸 2……耕耘爪ホルダ 4,7……回転方向両側壁 5a,5b,12a,12b……第1押圧部 8……第2押圧部、9……耕耘軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耕耘軸に固設された耕耘爪ホルダと、この
    耕耘爪ホルダのホルダ孔に嵌挿された耕耘爪の基端部と
    からなる耕耘爪の支持構造において、耕耘爪ホルダと基
    端部の側面中央部付近を連結材で連結し、大略矩形断面
    の基端部と相似で且つ大きい断面に形成された、前記ホ
    ルダ孔の両側壁のうちの一方の側壁に両端部に向って間
    隔が狭くなる傾斜面を設け、他側壁であって連結材用貫
    通孔の長手方向の両隣り付近に内部に向って突出する突
    部を設け、耕耘爪が耕耘爪ホルダに対して前記側壁に平
    行な面内において前記連結材を中心に回転されると、基
    端部は、ホルダ孔に対し、一側面の中央部付近にて前記
    突部に当接した状態で、他側面の両斜め位置の部分にて
    前記傾斜面に当接することによって長手方向にて湾曲す
    るように曲げられ、耕耘爪ホルダに固定支持されるよう
    にしたことを特徴とする耕耘爪の支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60102104A (ja) * 1983-11-08 1985-06-06 太陽鍛工株式会社 耕耘装置
JPS615703A (ja) * 1984-06-21 1986-01-11 太陽鍛工株式会社 耕耘爪の支持手段

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