JP2541319Y2 - カッターナイフの収納具 - Google Patents

カッターナイフの収納具

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JP2541319Y2
JP2541319Y2 JP4401591U JP4401591U JP2541319Y2 JP 2541319 Y2 JP2541319 Y2 JP 2541319Y2 JP 4401591 U JP4401591 U JP 4401591U JP 4401591 U JP4401591 U JP 4401591U JP 2541319 Y2 JP2541319 Y2 JP 2541319Y2
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JP
Japan
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cutter knife
ruler
storage device
recess
finger guard
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JP4401591U
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JPH04128898U (ja
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勇 長谷川
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、定規に沿って紙等のシ
ートを切断するカッターナイフの収納具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種のカッターナイフを用いて紙等を
切断する場合、通常一方の手でカッターナイフを握り、
他方の手で切断位置に定規を位置決めしてカッターナイ
フを移動させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな作業時にカッターナイフが定規を乗り越えて、定規
を押えている指を負傷させることがある。本考案は、こ
のような点をカッターナイフが定規とは別に保管されて
いる現状も併て勘案することにより、定規及びフィンガ
ガード機能を備えたカッターナイフの収納具を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、定規に沿って
紙等のシートを切断するカッターナイフの収納具におい
て、前述の目的を達成するために、長手方向の端縁を定
規として形成された縦長形状の基板に、カッターナイフ
を収納する凹部を形成し、カッターナイフが定規から外
れてこの定規を位置決めしている手に当たるのを防止す
るフィンガガード壁を基板上に定規に沿って延在させ、
フィンガガード壁を少なくとも部分的に、カッターナイ
フが収納された凹部をカバーするように、凹部に向けて
回動可能にヒンジされた蓋として形成したことを特徴と
している。
【0005】
【作用】カッターナイフで紙等を切断する場合、収納具
の端縁の定規を切断位置に位置決めする。定規に当てた
カッターナイフが移動時に定規を乗り越えてくると、フ
ィンガガード壁に当接することにより、その内側で収納
具を押えている指は防護される。カッターナイフを収納
具に格納する場合、基板の凹部にカッターナイフを収納
した状態で蓋を回動させてカバーする。
【0006】
【実施例】図1〜図3は、本考案の一実施例によるカッ
ターナイフの収納具を示す。図1において、収納具9
は、縦長形状で透明の合成樹脂製基板10に、カッター
ナイフ12を収納する対応形状の凹部13を一体成形す
ると共に、長手方向の一方の直線状端縁を定規11とし
て形成されている。この定規の僅かに内側寄りの位置
に、定規11に沿ってカッターナイフ12が定規11を
外れて基板10上に乗り上げるのを防止するフィンガガ
ード壁14が一体成形により延在している。このフィン
ガガード壁14の高く形成された中間部分は、垂直方向
の開放位置で両側のフィンガガード壁14と同一面を形
成し、かつ閉鎖時にカッターナイフ収納用凹部13をカ
バーする蓋14aとなるように分離され、その基端部両
側がピン16で両側のフィンガガード壁14に開閉自在
にヒンジされている。
【0007】この蓋14aの裏面の長手方向の両側には
被吸着板17が埋込まれ、閉鎖時における基板10の対
面位置に磁石18が埋込まれることにより、蓋14aは
吸着によりロックされるようになっている。基板10に
は、さらに指の押え位置を指示する凹状のマーカ19が
形成され、使用説明が記載されたカード20も貼着され
ている。
【0008】図3は格納状態を示すもので、蓋14aが
凹部13に収納されたカッターナイフ12をカバーして
ロックされ、安全に保管される。使用時には、この蓋を
同図の二点鎖線位置に開放する。そして、図2に示すよ
うに、収納具9の端縁を定規11として紙1の切断位置
に合せて、一方の手でマーカ19の位置を押え、他方の
手でカッターナイフ12を握って切断する。その際、カ
ッターナイフ12が定規11を乗り越えてもマーカ19
よりも定規11寄りに位置した蓋14a又はフィンガガ
ード壁14に当接してガードされる。また、マーカ19
の凹形状により、基板10の押え位置が安定して、定規
11が振れることもなくなる。尚、前述の実施例におい
て、フィンガガード壁を全て蓋として基板にヒンジさせ
て構成することも考えられる。
【0009】
【考案の効果】以上、本考案によれば、カッターナイフ
の収納具と定規が一体化されることにより、それぞれの
保管性が改善される。フィンガガード壁を備えることに
より、使用時に指を負傷させることもなくなる。フィン
ガガード壁が蓋を兼ねることにより、収納具をコンパク
トに構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるカッターナイフの収納
具を蓋の開放状態で示す斜視図である。
【図2】同収納具を用いた作業状態を示す斜視図であ
る。
【図3】同収納具のカッターナイフを格納した状態の斜
視図である。
【符号の説明】
1 紙 10 基板 11 定規 13 カッターナイフ収納用凹部 14 フィンガガード壁 14a 蓋

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定規に沿って紙等のシートを切断するカ
    ッターナイフの収納具において、長手方向の端縁を定規
    として形成された縦長形状の基板に、カッターナイフを
    収納する凹部を形成し、前記カッターナイフが前記定規
    から外れてこの定規を位置決めしている手に当たるのを
    防止するフィンガガード壁を前記基板上に前記定規に沿
    って延在させ、前記フィンガガード壁を少なくとも部分
    的に、前記カッターナイフが収納された前記凹部をカバ
    ーするように、この凹部に向けて回動可能にヒンジされ
    た蓋として形成したことを特徴とするカッターナイフの
    収納具。
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JPH04128898U JPH04128898U (ja) 1992-11-25
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