JP2541185B2 - 位相サ―ボ装置 - Google Patents

位相サ―ボ装置

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JP2541185B2 JP59172584A JP17258484A JP2541185B2 JP 2541185 B2 JP2541185 B2 JP 2541185B2 JP 59172584 A JP59172584 A JP 59172584A JP 17258484 A JP17258484 A JP 17258484A JP 2541185 B2 JP2541185 B2 JP 2541185B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えばVTRのドラム位相サーボやキャプス
タン位相サーボに適用される位相サーボ装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば放送局用のVTRの再生装置には、次のような位
相サーボ装置が採用されている。
すなわち、第8図はこの従来の再生位相サーボ系の一
例で、テープの幅方向の一端側に記録されている30Hzの
コントロール信号CTL(第9図A)が固定ヘッド(1)
より得られ、これがアンプ(2)を通じて波形整形回路
(3)に供給されて矩形波信号SC(同図B)にされ、こ
れがランプ波形成回路(4)に供給されてランプ波SA1
が形成され、このランプ波SA1がサンプリングホールド
回路(5)に供給される。
また、回転ヘッド駆動用のドラムモータの回転軸に関
連して設けられたパルス発生器(6)よりの回転ヘッド
の回転位相を示す信号PGがアンプ(7)を介して波形整
形回路(8)に供給されてこれより矩形波信号が得ら
れ、この矩形波信号がランプ波形成回路(9)に供給さ
れてランプ波が形成され、このランプ波がサンプリング
ホールド回路(10)に供給される。
一方、水晶発振器(11)よりの色副搬送波周波数fsc,
NTSC方式の場合は、3.58MHzの発振信号がカウントダウ
ン回路(12)において周波数逓降されて、これより30Hz
の基準信号REF(第9図D)が得られ、これがパルス形
成回路(13)に供給されて例えばその立ち上がり時点で
微少パルス幅のパルス信号SP1(同図E)が形成され
る。そして、このパルスSP1がサンプリングパルスとし
てサンプリングホールド回路(5)及び(10)に供給さ
れ、ランプ波SA1及びSA2の傾斜部がパルスSP1によって
サンプリングされる。
そして、サンプリングホールド回路(5)の出力はキ
ャプスタンモータに供給され、キャプスタンモータが基
準信号REFと信号CTLとが一定位相関係となる状態で回転
するように制御される。
また、サンプリングホールド回路(10)の出力はドラ
ムモータに供給され、回転ヘッドが基準信号REFと一定
位相関係をもって回転するようにドラムモータが制御さ
れる。
こうして、キャプスタン位相及びヘッドドラム位相が
30Hzの基準信号に同期するように位相サーボがかかる。
ところで、NTSC方式のカラー映像信号の場合、バース
ト信号は15Hz(2フレーム)毎に位相が完結している
(カラーフレーミングと称する)。そこで、再生時、再
生信号のカラーフレーミング同期をとりたい場合が多々
生じる。
例えばカラー映像信号をデジタル化して記録、再生す
る場合、バースト信号もデジタル化して記録し、再生す
れは、再生時、この再生バースト信号を用いて色情報が
再現できるが、通常、バースト信号部に他の情報を挿入
したり、ハード構成簡略化のため、バースト信号は記録
しない。この場合、再生時、色情報を再現するには、バ
ースト信号位相が15Hzで完結していることを利用して15
Hzの同期化を必要とするのである。
このようにフレーミング同期を必要とする場合、従来
はテープ幅方向の端部に記録するコントロール信号とし
て第9図Fに示すようにカラー映像信号の色副搬送波に
同期して15Hz毎にデューティレシオが異なる部分を有す
るような信号MCTLを記録しておき、再生時、この信号か
ら同図Gに示すような15Hzの信号SDを形成し、一方、基
準信号として15Hzの信号を用意し、これよりキャプスタ
ン位相及びヘッドドラム位相を15Hzの基準で同期するよ
うに位相合わせを行うようにしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように15Hzの信号を用いてキャプスタン位相及
びドラム位相を制御する場合、ヘッドドラムは30Hzで回
転しているから2回転に1回の割合で位相合わせをする
ことになる。このため、キャプスタン位相サーボ、ドラ
ム位相サーボともにサンプリング周波数が第8図に示し
た通常のサーボ系の場合の1/2になり、ジッター、ロー
リング特性、ワウ・フラッタともに悪化してしまう。
また、この種位相サーボ用ICは30Hz同期仕様で作られ
ているため、この既存のICが上記のように15Hzの信号を
基準にする場合には使用できないもしくはダイナミック
レンジ不足を招くという欠点がある。
この発明は上記の点にかんがみ、30Hz同期仕様の既存
のサーボ用ICが使用でき、ジッタ、ワウ・フラッタとも
に悪化させることなく15Hz同期ができるようにした位相
サーボ装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図はこの発明の一実施例で、基本的には第8図に
示した30Hz同期の位相サーボ回路である。しかし、この
例においては、コントロール信号として第9図Fに示し
た15Hz毎にデューティレシオを変えた信号MCTLを記録し
ておき、ヘッド(1)からはこの信号MCTLの再生出力を
得る。そして、アンプ(2)を通じてこの出力MCTLを15
Hzの信号の抽出回路(21)に供給し、これより15Hzの信
号SDを得る。
一方カウントダウン回路(12)より3.58MHzの信号を
カウントダウンして15Hzの基準信号SEを得、この信号SE
と信号SDとを同期検出回路(22)に供給し、両信号の位
相が一致しているかどうかによりカラーフレーム同期が
とれているかどうかを示す識別信号IDを得る。
さらに、基準信号REFを位相シフトパルス形成回路(2
0)に供給し、これよりパルスSP1と比較して、パルス位
置が徐々に遅れるような状態のパルスSP2を得る。この
場合、パルスSP1に対するパルスSP2の徐々の遅れ量は位
相サーボのロックがはずれないような量である。そし
て、パルス形成回路(13)からのパルスSP1とこの位相
シフトパルス形成回路(20)からのパルスSP2とをスイ
ッチ回路(23)に供給し、このスイッチ回路(23)にお
いて同期検出回路(22)からの信号IDによりパルスSP1
とパルスSP2とを選択的に取り出し、このスイッチ回路
(23)の出力パルスをキャプスタン位相系のサンプリン
グホールド回路(5)にサンプリングパルスとして供給
する。また、パルス形成回路(13)からの一定周期のパ
ルスSP1がドラム位相系のサンプリングホールド回路(1
0)に供給される。
〔作用〕
30Hz同期の位相サーボをかけた場合、15Hzの位相同期
点は第2図Aに示すようにサンプリングパルスSP1の○
印で示す位相点と×印で示す位相点のどちらかで、確率
50%でどちらか一方になる。すなわち、15Hzの基準信号
SEの位相が第2図Bに示すようなものとなる場合、15Hz
の信号抽出回路(21)からの信号SDは同図Cに示すよう
な位相(例えば○印の位相点のとき)となるときと、同
図Dに示すような位相(×印の位相点)となるときの両
方の場合ともに30Hz同期はかかっているのである。
今、抽出回路(21)より得られる再生された15Hzの信
号SDが第2図Cのようなものである場合に、15Hzの位相
同期点が○印で示す位相点であれば、30Hz同期の位相サ
ーボによって15Hzのカラーフレーム同期もとれているこ
とになる。このときは、同期検出回路(22)からは、信
号SDとSEの位相が一致しているので、その検出出力IDは
ハイレベルとなり、スイッチ回路(23)は図の状態に切
り換えられており、パルスSP1がサンプリングホールド
回路(5)及び(10)に供給され、これにより前述のよ
うな30Hz同期の位相サーボがそのまま引き続きかかる。
一方、15Hzの位相同期点が○印で示す位相点であると
きに、抽出回路(21)からの信号SDが第2図Dに示すよ
うな位相であれば、カラーフレーミング同期はとれてお
らず、信号SP1、したがってコントロール信号SCの360°
分だけ位相がずれていることになる。
このときは、同期検出回路(22)の出力IDはローレベ
ルとなり、スイッチ回路(23)は図の状態とは逆の状態
に切り換えられ、位相シフトパルス形成回路(20)より
のパルスSP2がサンプリングホールド回路(5)に供給
される。パルスSP2は第2図Eに示すようにパルスSP1
りも徐々にθ,θ,θ・・・ずつ位相がずれてゆ
くようなパルスである。ここで位相差θ,θ・・・
は30Hz同期の位相サーボのロック状態がはずれない程度
に徐々に変化する値である。そして、θ<θ<θ
・・・で、徐々にパルスSP1が位相ロック状態を保ちつ
つ、移送されてゆくことになり、これにつれて、キャプ
スタンモータが制御され、再生コントロールパルスMCTL
の位相がずらされてゆく。そして、コントロールパルス
の整形信号SCの360°分だけ移相されると、抽出回路(2
1)からの信号SDは第2図Dの状態から第2図Cの状態
に移り、15Hzの基準信号SEと位相が一致し、カラーフレ
ーム同期がとれた状態になる。すると、同期検出回路
(22)の出力信号IDはハイレベルとなってスイッチ回路
(23)が図の状態に切り換えられ、以後は30Hzのパルス
SP1がサンプリングパルスとしてサンプリングホールド
回路(5)及び(10)に供給される。したがって、初め
○印の位相点で15Hz同期がかかっていたものが、位相サ
ーボロック状態のまま、30Hzの信号CTLの360°分位相シ
フトされ、×印の位相点で15Hz同期がかかるようにな
り、カラーフレーミング同期がとれることになる。
〔実施例〕
第3図は第1図の実施例のさらに具体的な実施例を示
すもので、パルス形成回路(13)は単安定マルチバイブ
レータで構成され、30Hzの基準信号REF(第4図A)か
らパルスSP1(同図B)が作成される。
位相シフトパルス形成回路(20)は次のように構成さ
れる。すなわち、30Hzの基準信号REFにより単安定マル
チバイブレータ(201)がトリガーされ、これより微少
パルス幅の信号M1(同図C)が得られる。この信号M1
トランジスタ(202)のベースに供給されて、そのパル
ス幅期間でこのトランジスタ(202)がオンとされ、コ
ンデンサ(203)の充電電荷が放電される。信号M1のパ
ルス幅期間外ではトランジスタ(202)はオフで、その
ときは電流源(204)よりの一定電流i1によりコンデン
サ(203)が充電される。したがって、このコンデンサ
(203)とトランジスタ(202)のコレクタとの接続点に
は30Hzのノコギリ波電圧C1(同図D)が得られる。この
ノコギリ波電圧C1は比較回路(205)の一方の入力端子
に供給される。
また、基準信号REFがスイッチ回路(206)に供給され
てそのハイレベル期間でのみこのスイッチ回路(206)
がオンとされて電流源(207)よりの一定電流i2により
コンデンサ(208)が充電される。すなわち、基準信号R
EFのハイレベル期間毎にコンデンサ(208)は充電さ
れ、充電電圧C2が徐々に上昇してゆく。ここで、電流i2
は電圧i1よりもかなり小さく選定されており、コンデン
サ(208)とスイッチ回路(206)との接続点に得られる
充電電圧C2(第4図E)は、電圧C1に比較して非常にゆ
っくりと上昇する。そして、この電圧C2が比較回路(20
5)の他方の入力端子に供給され、電圧C1とレベル比較
される。
この比較回路(205)からは電圧C1が電圧C2より大に
なる時点で立ち下がる出力が得られ、この立ち下がりに
より単安定マルチバイブレータ(209)からは一定パル
ス幅τの信号M2(同図F)が得られ、この信号M2の立ち
下がりにより単安定マルチバイブレータ(210)がトリ
ガされ、これよりパルスSP2(同図G)が得られる。比
較回路(205)の出力が立ち下がる時点は、電圧C2が徐
々に上昇してゆくため、パルスSP1の時点よりも徐々に
遅れてゆく。したがって、パルスSP2はパルスSP1が徐々
に遅延されてゆくパルスとなる。ここで、電流i1とi2
値はパルスSP2の徐々の遅延量が位相サーボがロックを
はずれないような値とすることは前述の通りである。
そして、パルスSP2は前述したように、最大、パルスS
P1の360°分遅延されることになる。
また、同期検出回路(22)は次のように構成される。
すなわち、カウントダウン回路(12)からの基準の15Hz
の信号SE(第5図A)の立ち下がりにより単安定マルチ
バイブレータ(227)がトリガされ、これより信号SDとS
Eとで許容される位相誤差分のパルス幅の信号M3(同図
B)が得られ、これがDフリップフロップ回路(222)
のD端子に供給される。一方抽出回路(21)からの再生
信号MCTLから抽出された15Hzの信号SD(同図C)がこの
Dフリップフロップ回路(22)のクロック端子に供給さ
れ、その立ち上がり時点で信号M3がサンプリングされ
る。したがって、信号SEと信号SDとがほぼ同位相であれ
ば、このDフリップフロップ回路(222)の出力はハイ
レベルとなり、位相が異なっていればローレベルとな
る。すなわち、このDフリップフロップ回路(222)の
出力が信号ID(同図D)となる。
したがって、前述のように15Hzのカラーフレーム同期
が信号SCの360°分異なっているときは、信号IDがロー
レベルであり、スイッチ回路(23)が図の状態とは逆の
状態に接続され、徐々に遅延されるパルスSP2によっ
て、位相サーボロックがはずれない状態で15Hz同期の位
相点が360°シフトされる。そして360°シフトされる
と、信号SDとSEとが同位相になるため、信号IDがハイレ
ベルとなり、(第4図H参照)、スイッチ回路(23)が
図の状態となり、固定の30HzのパルスSP1がこのスイッ
チ回路(23)より得られるようになり、通常の30Hz同期
の位相サーボがかかる。
なお、信号IDがハイレベルとなると、コンデンサ(20
8)の充電電圧は放電される。すなわち、信号IDがアン
ドゲート(211)に供給されるとともに、端子(212)を
通じてキャプスタン位相サーボがロックしているときハ
イレベルとなる信号がこのアンドゲート(211)に供給
される。したがって、信号IDがハイレベルとなるとこの
アンドゲート(211)の出力がハイレベルとなり、この
ためトランジスタ(213)がオンとなり、コンデンサ(2
08)の充電電荷は放電される。
以上の例は30Hzの位相サーボ系において15Hz同期をも
とる場合、すなわち1/2同期化の場合の例であるが、こ
の発明は拡張して1/2n同期化(nは1以上の整数)とし
て一般化することができる。
第6図はその1/2n同期化の場合に、サンプリングホー
ルド回路(5)に供給するサンプリングパルスを形成す
るための構成の一実施例である。
1/2n同期化をする場合には、その同期がはずれている
ときはパルスSP2はパルスSP1を最大360°×nシフトし
たとき同期がかかる。そこで、同期がとれる前の途中の
360°位相シフト時点での取扱が問題となり、この例で
は次のように構成される。
この例の場合、コントロール信号としては、前述した
信号MCTLと同様に30/nHz毎にデューティ比の異なる信号
が挿入された信号MCTL′を記録しておく。そして、アン
プ(2)を通じた再生コントロール信号出力が30/nHz抽
出回路(21′)に供給され、これより30/nHzの出力パル
スSD′が得られ、これがDフリップフロップ回路(22
2)のクロック端子に供給される。そして、カウントダ
ウン回路(12)からは30/nHzの基準信号SE′が得られ、
これが単安定マルチバイブレータ(221)に供給され、
その出力M3′がDフリップフロップ回路(222)のD端
子に供給され、信号SD′と信号SE′の位相が一致したと
きハイレベルとなる信号ID′(第7図E)がこれより得
られる。
そして、このDフリップフロップ回路(222)からの
信号ID′がオアゲート(231)を介してアンドゲート(2
32)に供給されるとともにこの信号ID′がインバータ
(234)にて極性反転されてアンドゲート(233)に供給
される。そして、単安定マルチバイブレータ(13)から
のパルスSP1(第7図A)がアンドゲート(32)に供給
されるとともに単安定マルチバイブレータ(210)から
のパルスSP2(同図C)がアンドゲート(223)に供給さ
れる。そして、これらアンドゲート(232)及び(233)
の出力がオアゲート(235)を介してサンプリングホー
ルド回路(5)に供給される。つまり、アンドゲート
(232)(233)及びオアゲート(235)、インバータ(2
34)によってスイッチ回路(23)が構成されるのに等し
い。
そして、この例においては、コンデンサ(208)とス
イッチ回路(206)との接続点に得られる電圧C2(第7
図B)が比較回路(205)に供給されるだけでなく、比
較回路(31)に供給される。この比較回路(31)の他方
の入力端子には電圧C2が、360°分の位相シフト時間に
相当する時間後の値より若干低い電圧EMが供給されてい
る。したがって、この比較回路(31)からは360°分の
位相シフト時間後、電圧C2が電圧EMを越えた時点で立ち
下がる信号が得られ、この信号の立ち下がりにより単安
定マルチバイブレータ(32)がトリガされ、これよりこ
の立ち下がり時から一定時間ハイレベルとなる信号M
4(第7図D)が得られ、これがオアゲート(231)に供
給され、信号ID′とともにスイッチ回路(23)のスイッ
チング信号とされる。
したがって、1/2n同期がとれておらず、信号ID′がロ
ーレレベルであっても、パルスSP2がパルスSP1に対し、
360°位相シフトされる毎に単安定マルチバイブレータ
(32)の出力M4は一定時間ハイレベルとなり、その間だ
けアンドゲート(233)が閉じるとともにアンドゲート
(232)が開となり、パルスSP1がこのアンドゲート(23
2)及びオアゲート(235)を介して得られる。しかし、
そのときも信号ID′がハイレベルとなっていないとき
は、出力M4のハイレベル期間後、オアゲート(231)の
出力はローレベルとなるから、再びアンドゲート(23
2)は閉、アンドゲート(233)が開となり、パルスSP2
がアンドゲート(233)、オアゲート(235)を介してサ
ンプリングホールド回路(5)に供給される。
以上がパルスSP2がパルスSP1に対して360°位相シフ
トされる毎になされる。そして、信号ID′がハイレベル
になれば1/2n同期はとれたので、その後は、アンドゲー
ト(232)が開となりパルスSP1がサンプリングパルスと
される。
なお、以上の説明でスイッチ回路(23)の出力パルス
SPをキャプスタン位相系のサンプリングホールド回路
(5)に供給したが、その代わりにドラム位相系のサン
プリングホールド回路(10)に供給してもよい。その場
合には一定周期のパルスSP1が常にキャプスタン位相系
のサンプリングホールド回路(5)に供給される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、fHzの位相基準を変えることな
く、f/2nHzの同期を確実にとることができる。
したがって、位相サーボをf/2nHzの基準を用いてかけ
る場合のようなジッタやワウ・フラッタの増加はない。
また、ローリング特性の悪化も防げる。さらに、従来の
位相サーボの基準の周波数は変更しないので、従来使用
されているサーボ用ICをそのまま用いることができ、新
たなICを作る必要がないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の系統図、第2図はその説
明のための図、第3図はこの発明の具体的一実施例の系
統図、第4図及び第5図はその説明のための図、第6図
はこの発明の他の実施例の系統図、第7図はその説明の
ための図、第8図は従来例を示す系統図、第9図はその
説明のための図である。 (20)は位相シフトパルス形成回路、(22)は1/2nの位
相同期がとれているかどうかを示す信号を得る同期検出
回路、(23)はスイッチ回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録されている、f/2nHz毎にデ
    ューティーレシオが異なるfHzの周波数の信号とf/2nHz
    の周波数の信号からなる位相基準信号を再生する再生手
    段と、 上記再生位相基準信号中から上記f/2nHzの周波数の信号
    に相当するパルスを抽出するf/2nHzパルス抽出手段と、 fHz及びf/2nHzの周波数の基準信号を夫々生成する基準
    信号生成手段と、 上記基準信号生成手段からのfHzの基準信号の立ち上が
    り及び立ち下がり時点に基いて第1のパルスを生成する
    第1のパルス生成手段と、 上記第1のパルス生成手段からの第1のパルスと、上記
    基準信号生成手段からのfHzの周波数の基準信号とに基
    いて、上記第1のパルスと比較して、パルス位置が徐々
    に遅れるような状態の第2のパルスを生成する第2のパ
    ルス生成手段と、 上記基準信号生成手段からのf/2nHzの基準信号と、上記
    f/2nHzパルス抽出手段からのf/2nHzの再生パルスとを比
    較し、上記f/2nHzの基準信号の位相と、上記f/2nHzの再
    生パルスの位相が一致している場合には、上記第1のパ
    ルス生成手段からの第1のパルスを用いて同期をとり、
    上記f/2nHzの基準信号の位相と、上記f/2nHzの再生パル
    スの位相が一致していない場合は、上記第2のパルス生
    成手段からの第2のパルスを用いて同期をとるよう制御
    する制御手段とを有する位相サーボ装置。
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