JP2541120Y2 - 切換えスイッチ装置 - Google Patents

切換えスイッチ装置

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JP2541120Y2 JP1990019999U JP1999990U JP2541120Y2 JP 2541120 Y2 JP2541120 Y2 JP 2541120Y2 JP 1990019999 U JP1990019999 U JP 1990019999U JP 1999990 U JP1999990 U JP 1999990U JP 2541120 Y2 JP2541120 Y2 JP 2541120Y2
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【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、携帯用の電子機器等に用いられる切換えス
イッチ装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、携帯用の電子機器等に用いられる切換えス
イッチ装置であって、一面側が押圧操作される操作板の
他面側の略中央部を揺動変位可能に支持し、この操作板
の他面側の周縁側に複数の押圧スイッチを操作板に対向
させて配設してこの操作板を介して押圧操作可能とな
し、さらに、複数の押圧スイッチの間に操作板を介して
同時に複数の押圧スイッチが押圧操作されることを阻止
するストッパ部を設けて構成することにより、装置構成
の簡素化、小型化及び堅牢化が図られ、また、誤操作が
防止されるようにしたものである。
C.従来の技術 従来、いわゆるテープレコーダやラジオ受信機等の電
子機器には、この電子機器の各種動作モードの切換えを
行うための切換えスイッチ装置が設けられている。例え
ば、テープレコーダにおいては、順方向再生モード(FW
D)、逆方向再生モード(REV)、早送りモード(FF)、
巻戻しモード(REW)及び停止モード(STOP)等のモー
ドより選択して動作させることができるような切換えス
イッチ装置が設けられている。
この切換えスイッチ装置としては、上記各種動作モー
ドに対応する複数の押釦スイッチより構成されるものが
ある。また、この切換えスイッチ装置として、回転式の
ダイヤルを有して構成され、このダイヤルの回転角度位
置を上記各種動作モードに対応させるようにしたものが
ある。
ところで、このような電子機器においては、装置構成
を小型化して携帯用として構成されたものがある。そし
て、このような携帯用の電子機器においては、上記切換
えスイッチ装置も小型化する必要がある。
上述のような回転式のダイヤルを有して構成された切
換えスイッチ装置は、良好な操作性を維持するためには
上記ダイヤルの小型化に限界があるため、携帯用の電子
機器に用いることは困難である。そのため、携帯用の電
子機器においては、複数の押釦スイッチより構成された
切換えスイッチ装置が用いられている。
D.考案が解決しようとする課題 ところで、上述のような、携帯用電子機器に用いられ
る複数の押釦スイッチより構成された切換えスイッチ装
置においては、特に、切換えられる動作モードの種類が
多くなると、この切換えスイッチ装置を構成する押釦ス
イッチの数が多くなって、装置構成が複雑化する。
また、多くの押釦スイッチよりなる切換えスイッチ装
置を装置構成が小型化された電子機器に取付けるには、
個々の押釦スイッチを小型化する必要がある。個々の押
釦スイッチが小型化された切換えスイッチ装置において
は、押釦スイッチが小さいために誤操作が生じ易く、ま
た、個々の押釦の耐久性を良好に維持することが困難と
なる。
そこで、本考案は、上述の実情に鑑みて提案されるも
のであって、装置構成の簡素化、小型化及び堅牢化が図
られ、また、良好な操作性を有し誤操作を防止すること
ができる切換えスイッチ装置を提供することを目的とす
る。
E.課題を解決するための手段 本考案に係る切換えスイッチ装置は、上述のような課
題を解決し、上記目的を達成するため、所定の間隔をも
って配設された複数の押圧スイッチと、押圧スイッチと
各々対向して複数の押圧スイッチを各々操作する複数の
操作部と複数のスイッチ間に対応する位置に配設された
複数のスットパ部と支持軸とが一方の面に一体に形成さ
れた操作板と、操作板と押圧スイッチとの間に配されて
操作板が取り付けられるとともに複数の操作部が挿通さ
れる開口部が形成され、操作板を操作部が押圧スイッチ
に対して離接する方向に弾性変位可能に支持する支持部
材とを備える。そして、複数の押圧スイッチと複数の操
作部とは、支持軸を中心として放射状に配され、操作部
は開口部を介して押圧スイッチを操作する。さらに、操
作板の複数のストッパ部は、支持部材と当接して操作板
の回動を阻止する。
F.作用 本考案に係る切換えスイッチ装置は、操作板に設けた
いずれかの操作部を押圧操作すると、この操作部に対応
する位置に配設された押圧スイッチが押圧される。そし
て、操作部の押圧操作を解除すると、操作板は、支持部
材の弾性力を受けて操作部を押圧スイッチから離間させ
る方向に復帰させる。
また、操作板の複数の操作部の中間位置を押圧操作し
た場合にあっては、操作板に設けたスットパ部によって
操作部の押圧スイッチに対する離接する方向の移動が阻
止され、同時に複数の押圧スイッチの押圧操作が規制さ
れる。
G.実施例 以下、本考案の具体的な実施例を図面を参照しながら
説明する。
この例は、本考案に係る切換えスイッチ装置を、第1
図に示すように、携帯用のテープレコーダ16に適用した
例である。このテープレコーダ16は、開蓋部16aにおい
て開蓋されるようになされた外筺体3を有して構成さ
れ、この外筺体3内に図示しないテープカセットが装着
できるように構成されている。そして、このテープレコ
ーダ16は、上記テープカセットに収納されたテープに対
して情報信号の記録及び/又は再生を行えるように、上
記外筺体3内に種々の駆動装置や電子装置を内蔵して構
成されている。そして、このテープレコーダ16は、複数
の動作モードより選択して動作されるように構成されて
いる。この複数の動作モードとしては、上記テープを順
方向に送り操作して情報信号の記録及び/又は再生を行
う順方向記録及び/又は再生モード、すなわちFWDモー
ド、上記テープを逆方向に送り操作して情報信号の記録
及び/又は再生を行う逆方向記録及び/又は再生モー
ド、すなわちREVモード、上記テープを順方向に高速で
送り操作する早送りモード、すなわちFFモード、上記テ
ープを逆方向に高速で送り操作する巻戻しモード、すな
わちREWモード及び上記各モードにおける動作を停止さ
せる停止モード、すなわちSTOPモード等がある。
そして、本考案に係る切換えスイッチ装置は、第1
図、第2図及び第1図中のi-i断面である第3図に示す
ように、操作板1を有して構成される。この操作板1
は、合成樹脂等の材料により、略円盤状に形成され、第
1乃至第4の操作モード指示マーク1a,1b,1c,1dが記さ
れた一面側が押圧操作される側となされている。
上記各操作モード指示マーク1a,1b,1c,1dは、上記操
作板1の外周側に等角度間隔で記されている。第1図中
にで示す第1の操作モード指示マーク1aは、FWDモ
ード及びREVモードを示している。第1図中に□で示す
第2の操作モード指示マーク1bは、STOPモードを示して
いる。第1図中にで示す第3の操作モード指示マー
ク1cは、FFモードを示している。第1図中にで示す
第4の操作モード指示マーク1dは、REWモードを示して
いる。
この操作板1は、上記外筺体3に取付けられる支持部
材となる支持枠2に対し、変位可能に支持される。
すなわち、上記支持枠2は、合成樹脂等の材料によ
り、上記操作板1の外周側を囲むような円形枠状に形成
されており、この支持枠2の内方側には、4本の変位ア
ーム部13により連設された支持板14が設けられている。
これら支持枠2、上記各変位アーム部13及び上記支持板
14は、一体的に形成されている。上記支持板14は、上記
支持枠2の略中央に位置して支持されている。上記変位
アーム部13は、上記支持板14の外周縁と上記支持枠2の
内周縁との間に亘って、等角度間隔に放射螺旋状に形成
されている。上記支持板14は、上記各変位アーム部13が
弾性変位することにより、上記支持枠2に対し変位可能
となされている。そして、上記操作板1は、他面側を上
記支持板14に固着されている。この上記操作板1の他面
側の上記支持板14に対する取り付けは、上記操作板1の
他面側に突設された複数のボス9を上記支持板14に穿設
された透孔9aに挿通させた後、上記複数のボス9の先端
側を熔融させて拡径させることにより行われている。こ
のようにして、上記操作板1は、上記支持枠2に対し、
変位可能に支持されている。
また、上記操作板1の他面側の中央部には、支持軸8
が突設されている。この支持軸8は、上記支持板14の中
央部に穿設された支持軸用透孔14aに挿通されて、先端
側を上記支持板14より突出させている。この支持軸8の
先端部は、突端状となされ、支点8aを構成している。
上記支持枠2は、上記外筺体3に設けられた切換えス
イッチ取付け凹部3a内に嵌合されるように配設されて、
上記外筺体3に取付けられる。このとき、上記支持枠2
は、上記操作板1の一面側が上記外筺体3の外方側に臨
むように、上記外筺体3に取付けられる。上記支持枠2
の上記外筺体3に対向する側には、複数の係合爪11が突
設されている。一方、上記切換えスイッチ取付け凹部3a
内の外周側であって上記係合爪11に対応する位置には、
複数の係合スリット12が設けられている。上記複数の係
合爪11は、上記複数の係合スリット12に係合されること
により、上記支持枠2の上記外筺体3よりの脱落を防止
している。
このように、上記支持枠2が上記外筺体3に取付けら
れると、上記支持軸8の先端部、すなわち支点8aは、上
記切換えスイッチ取付け凹部3aの底面部15に当接され
る。したがって、このとき、上記操作板1は、上記支点
8aを中心として、上記支持枠2及び上記外筺体3に対し
て揺動変位可能に支持されている。
そして、上記操作板1の他面側には、第5図に示すよ
うに、後述するスイッチ基板5に設けられる第1乃至第
4の押圧スイッチ5a,5b,5c,5dをそれぞれ押圧操作する
操作部となる第1乃至第4の押圧突起6a,6b,6c,6d及び
第1乃至第4のストッパ部7a,7b,7c,7dが突設されてい
る。これら第1乃至第4の押圧突起6a,6b,6c,6d及び第
1乃至第4のストッパ部7a,7b,7c,7dは、上記操作板1
のやや外周側に、それぞれ上記支点8aを中心として、等
角度間隔に位置されて形成されている。また、上記各ス
トッパ部7a,7b,7c,7dは、それぞれ二つの押圧突起の間
の角度位置となるようになされている。すなわち、上記
第1乃至第4の押圧突起6a,6b,6c,6dは上記支点8aを中
心として90°間隔となるように設けられ、上記各ストッ
パ部7a,7b,7c,7dは、上記支点8aを中心として押圧突起
に対し45°の位置となるように設けられている。これら
第1乃至第4の押圧突起6a,6b,6c,6d及び第1乃至第4
のストッパ部7a,7b,7c,7dは、それぞれ上記変位アーム
部13に接触することなく、上記切換えスイッチ取付け凹
部3aの内方に臨んでいる。
上記切換えスイッチ取付け凹部3aの底面部15には、上
記第1乃至第4の押圧突起6a,6b,6c,6dに対応して、第
1乃至第4のスイッチ用開口部10a,10b,10c,10dが穿設
されている。すなわち、上記第1乃至第4の押圧突起6
a,6b,6c,6dは、対応するスイッチ用開口部10a,10b,10c,
10dを介して、上記外筺体3の内方側に臨んでいる。
そして、外筺体3内には、電子装置、例えばテープレ
コーダの電子回路部を構成する電子部品が実装される回
路基板4が配設される。この回路基板4には、上記切換
えスイッチ取付け凹部3aに対応するように、スイッチ基
板5が設けられている。このスイッチ基板5には、第1
乃至第4の押圧スイッチ5a,5b,5c,5dが設けられてい
る。これら各押圧スイッチ5a,5b,5c,5dは、それぞれい
わゆるダイヤフラムスイッチであって、一対の金属によ
りなる薄板が対向されて構成され、押圧操作によりこれ
ら金属薄板が互いに接触することにより、スイッチング
操作がなされるように構成されている。上記第1乃至第
4の押圧スイッチ5a,5b,5c,5dは、上記第1乃至第4の
スイッチ用開口部10a,10b,10c,10dに対応する位置とな
されており、上記第1乃至第4の押圧突起6a,6b,6c,6d
に対向している。
なお、上記回路基板4上には、第1及び第2の発光素
子17a,17bが設けられている。これら第1及び第2の発
光素子17a,17bは、これら第1及び第2の発光素子17a,1
7bに対応して上記外筺体3に穿設された第1及び第2の
表示用透孔18a,18bを介して外方に臨んでいる。上記第
1の発光素子17aは、上記FWDモード時に点灯される。ま
た、上記第2の発光素子17bは、上記REVモード時に点灯
される。
上述のように構成された本考案に係る切換えスイッチ
装置においては、第4図に示すように、上記操作板1の
一面側が押圧操作されて、第4図中の矢印P及び第6図
中の矢印Aで示すように、上記操作板1が上記支点8aを
中心に上記第1の動作モード指示マーク1aの側に揺動変
位されると、上記第1の押圧突起6aは、上記第1のスイ
ッチ用開口部10aを介して上記外筺体3内に進入して、
上記第1の押圧スイッチ5aを押圧する。すると、上記第
1の押圧スイッチ5aに対応する切換え操作であるFWDモ
ードまたはREVモードの選択操作、あるいは、FWDモード
及びREVモード相互の切換え操作が行われる。このと
き、上記第1及び第2の発光素子17a,17bは、選択され
たFWDモードまたはREVモードに応じて、いずれか一方が
点灯する。
そして、上記操作板1が、第6図中に矢印Bで示すよ
うに、上記支点8aを中心に上記第2の動作モード指示マ
ーク1bの側に揺動変位されると、上記第2の押圧突起6b
は、上記第2のスイッチ用開口部10bを介して上記外筺
体3内に進入して、上記第2の押圧スイッチ5bを押圧す
る。すると、上記第2の押圧スイッチ5bに対応する切換
え操作であるSTOPモードの選択操作が行われる。
また、上記操作板1が、第6図中に矢印Cで示すよう
に、上記支点8aを中心に上記第3の動作モード指示マー
ク1cの側に揺動変位されると、上記第3の押圧突起6c
は、上記第3のスイッチ用開口部10cを介して上記外筺
体3内に進入して、上記第3の押圧スイッチ5cを押圧す
る。すると、上記第3の押圧スイッチ5cに対応する切換
え操作であるFFモードの選択操作が行われる。
さらに、上記操作板1が、第6図中に矢印Dで示すよ
うに、上記支点8aを中心に上記第4の動作モード指示マ
ーク1dの側に揺動変位されると、上記第4の押圧突起6d
は、上記第4のスイッチ用開口部10dを介して上記外筺
体3内に進入して、上記第4の押圧スイッチ5dを押圧す
る。すると、上記第4の押圧スイッチ5dに対応する切換
え操作であるREWモードの選択操作が行われる。
そして、上記操作板1が、第6図中に矢印Gで示すよ
うに、上記支点8aを中心に上記第1のストッパ部7aの側
に揺動変位されると、この第1のストッパ部7aは、上記
底面部15に当接して、この第1のストッパ部7aを挟むよ
うに設けられている第2及び第4の押圧突起6b,6dが同
時に上記第2及び第4の押圧スイッチ5b,5dを押圧する
ことを阻止する。すなわち、このとき、上記操作板1
は、上記支点8a及び上記第1のストッパ部7aの先端部を
結ぶ線を軸として回動変位可能となされており、上記第
2及び第4の押圧スイッチ5b,5dのいずれか一方を押圧
することは可能であるが、これら押圧スイッチ5b,5dの
双方を同時に押圧することは不可能となされている。
上記操作板1が、第6図中に矢印F、矢印E及び矢印
Hで示すように、上記支点8aを中心に上記第2乃至第4
のストッパ部7b,7c,7dの側に揺動変位された場合にも、
上述した上記操作板1が上記支点8aを中心に上記第1の
ストッパ部7aの側に揺動変位された場合と同様に、揺動
変位された側のストッパ部が上記底面部15に当接して、
このストッパ部を挟む位置に設けられた二つの押圧スイ
ッチが同時に押圧されることが阻止される。
このように、本考案に係る切換えスイッチ装置におい
ては、押圧操作される操作部が一箇所で、揺動方向、す
なわち、押圧する方向により動作モードの選択及び切換
え操作を行うことができる。したがって、この切換えス
イッチ装置においては、操作部の小型化を図っても、誤
操作を生じさせないようにすることができる。
さらに、この切換えスイッチ装置において、上記操作
板1の揺動方向に対応する動作モードを、外筺体3の端
縁を基準として決定しておくことにより、より一層、誤
操作の防止を図ることができる。例えば、上述した実施
例中においては、上記操作板1を上記外筺体3の隅部側
に揺動変位させればFWDモードまたはREVモードが選択さ
れ、上記操作板1を上記外筺体3の中央側に揺動変位さ
せればSTOPモードが選択されるようになされている。
なお、本考案に係る切換えスイッチ装置は、上述した
ように電子機器本体に取付けられて構成されてなるもの
に限定されず、第7図に示すように、リモートコントロ
ール装置19に取付けられて構成されるものとしてもよ
い。
このリモートコントロール装置19は、いわゆる耳介挿
入型のヘッドホン装置21の情報信号伝達用のコード19a
の中途部分に配設されている。上記コード19aは、先端
側に上記テープレコーダ16の音声出力及びリモートコン
トロール用のジャック16bに接続されるプラグ19bが設け
られている。このリモートコントロール装置19には、上
述の実施例と同様に、操作板20を有して構成された切換
えスイッチ装置が設けられている。この操作板20の一面
側の外周側には、第1乃至第4の動作モード指示マーク
20a,20b,20c,20dが等角度間隔位置となるように記され
ている。
このようにリモートコントロール装置19に取付けられ
て構成された切換えスイッチ装置においては、上記操作
板20が押圧操作されて揺動変位されると、この揺動方向
に応じたスイッチ操作がなされる。上記テープレコーダ
16は、このテープレコーダ16に上記コード19aを介して
上記リモートコントロール装置19におけるスイッチ操作
が伝達されることにより、上記操作板20の揺動変位方向
に応じた動作モードの選択または切換えを行う。
なお、本考案に係る切換えスイッチ装置は、上述した
実施例の如く第1乃至第4の四個の押圧スイッチを備え
てなる構成に限定されない。すなわち、本考案に係る切
換えスイッチ装置が備える押圧スイッチの個数は、選択
及び切換え操作が行われる動作モード等の数の対応し
て、適宜設定することができる。
H.考案の効果 本考案に係る切換えスイッチ装置は、操作板の支持軸
を中心として放射状に複数のスイッチと複数の操作部と
を配設するとともに、複数のスイッチの間に対応する位
置にストッパ部を配設しているので、操作板のストッパ
部によって操作部のスイッチに対する離接する方向の移
動を規制することができるので、同時に複数のスイッチ
が押圧操作されることが規制され、操作部に対応するス
イッチを確実に操作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る切換えスイッチ装置を適用したテ
ープレコーダの外観を示す斜視図であり、第2図は上記
切換えスイッチ装置の構成を示す分解斜視図であり、第
3図は上記切換えスイッチ装置の第1図中にi-iで示し
た位置における拡大縦断面図である。 第4図は上記切換えスイッチ装置において操作板が揺動
変位された状態を示す拡大縦断面図である。 第5図は上記切換えスイッチ装置を構成する操作板の押
圧スイッチに対向する側の構成を示す斜視図である。 第6図は上記切換えスイッチ装置において操作板が揺動
変位される方向と押圧スイッチの位置との関係を示す拡
大平面図である。 第7図は本考案に係る切換えスイッチ装置をリモートコ
ントロール装置に取付けて構成した例を示す斜視図であ
る。 1……操作板 5a……第1の押圧スイッチ 5b……第2の押圧スイッチ 5c……第3の押圧スイッチ 5d……第4の押圧スイッチ 6a……第1の押圧突起 6b……第2の押圧突起 6c……第3の押圧突起 6d……第4の押圧突起 7a……第1のストッパ部 7b……第2のストッパ部 7c……第3のストッパ部 7d……第4のストッパ部 8……支持軸 8a……支点

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の間隔をもって配設された複数の押圧
    スイッチと、 上記押圧スイッチと各々対向して上記複数の押圧スイッ
    チを各々操作する複数の操作部と上記複数のスイッチ間
    に対応する位置に配設された複数のストッパ部と支持軸
    とが一方の面に一体に形成された操作板と、 上記操作板と上記押圧スイッチとの間に配されて上記操
    作板が取り付けられるとともに上記複数の操作部が挿通
    される開口部が形成され、上記操作板を上記操作部が上
    記押圧スイッチに対して離接する方向に弾性変位可能に
    支持する支持部材とを備え、 上記複数の押圧スイッチと上記複数の操作部とを上記支
    持軸を中心として放射状に配され、上記操作部は上記開
    口部を介して上記押圧スイッチを操作するとともに、上
    記操作板の上記複数のストッパ部は上記支持部材と当接
    して上記操作板の回動を阻止することを特徴とする切換
    えスイッチ装置。
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