JP2540310Y2 - シャッターの吊元構造 - Google Patents

シャッターの吊元構造

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JP2540310Y2
JP2540310Y2 JP10336490U JP10336490U JP2540310Y2 JP 2540310 Y2 JP2540310 Y2 JP 2540310Y2 JP 10336490 U JP10336490 U JP 10336490U JP 10336490 U JP10336490 U JP 10336490U JP 2540310 Y2 JP2540310 Y2 JP 2540310Y2
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JP
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shutter
shutter curtain
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uppermost slat
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義嗣 内海
敦司 森
正和 牧野
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三和シャッター工業株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シャッターカーテンの最上端スラットを巻
取シャフトに固定するシャッターの吊元構造に関する。
〔従来の技術〕 従来のシャッターは、第3図に示すように、巻取シャ
フト21のホイール22から巻き出されたシャッターカーテ
ン3の上端を吊り支えるために、当該シャッターカーテ
ン3を形成する各スラットSと同型のスラットをホイー
ル22の幅に相当する長さに切断して成る吊元Tを使用
し、まず、その吊元Tに形成されている下部インターロ
ック4bを、シャッターカーテン3の最上端スラットS1
形成された上部インターロック4aの片端側から嵌合させ
て、ホイール22との対応位置までスライドさせる。
そして、吊元Tの左右両端側で最上端スラットS1の上
部インターローク4aをかしめた後、吊元Tをホイール22
の表面にビス5等で固定するようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このとき、最上端スラットS1の上部インター
ロック4aをかしめ忘れたり、かしめ方が甘かったりする
と、その上部インターロック4aが、ホイール22に固定さ
れた吊元Tの下部インターロック4bに対してその左右方
向にずれ動くため、シャッターカーテン3の開閉を繰り
返しているうちに当該シャッターカーテン3を巻きずれ
を生ずるおそれがある。
そして、その巻きずれが大きくなると、第4図の如
く、シャッターカーテン3の片端がガイドレールRに圧
し当てられるように接触して、不快な金属騒音を生じた
り、シャッターカーテン3の破損事故やシャッターが開
閉不能になるなど重大事故を引き起こすおそれがある。
そこで本考案は、シャッターカーテンの最上端スラッ
トを吊元に対して位置ずれを生ずるおそれのない確実な
手段で固定できるようにすることを技術的課題としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するために、本考案は、シャッターカ
ーテンの最上端スラットを巻取シャフトに固定するシャ
ッターの吊元構造において、最上端スラットの上部イン
ターロックの吊元取付位置にスリットが開口形成され、
当該スリットに挿通した先端部を前記巻取シャフトに固
定する帯状の吊元本体に、その後端部を上部インターロ
ックに掛止させるストッパが設けられていることを特徴
とする。
〔作用〕
本考案によれば、シャッターカーテンの最上端スラッ
トの上部インターロックに形成されたスリットに帯状の
吊元本体を挿通して、当該吊元本体の先端部を巻取シャ
フトに固定するだけで、巻取シャフトにシャッターカー
テンが吊り支えられる。
そして、最上端スラットの上部インターロックに形成
されたスリットに帯状の吊元本体を挿通することによっ
て、当該吊元本体に対する最上端スラットの左右方向の
動きが規制されるから、その最上端スラットの上部イン
ターロックをかしめなくても、シャッターカーテンの巻
きずれを生ずることがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第1図は本考案による吊元構造の一例を示す斜視図、
第2図はその要部を示す拡大図である。なお、第3図と
重複する部分については同一符号を付して詳細説明は省
略する。
本例では、各スラットSの上部インターロック4aに沿
って通気孔となる複数のスリット6,6……が所定間隔で
穿設されている窓用シャッターカーテン3を巻取シャフ
ト1に吊り支える吊元構造を示し、当該シャッターカー
テン3の最上端スラットS1を巻取シャフト1に固定する
吊元Tが、前記スリット6に挿通できるようにその開口
幅l1と略同じ幅を有した板バネで成る帯状の吊元本体7
と、当該吊元本体7の後端部に対してその後端部と直交
するように設けられた棒状又は管状のストッパ8とで形
成されている。
前記吊元本体7の先端部には、その先端部を巻取シャ
フト1に固定するためのビス穴9が穿設されている。
また、ストッパ8は、その長さが最上端スラットS1
上部インターロック4aに形成されたスリット6の開口幅
l1よりも大きく選定され、その外径が上部インターロッ
ク4aの開口幅l2よりも小さく選定されて、最上端スラッ
トS1の裏面側からその上部インターロック4a内に挿入で
きるようになっている。
なお、巻取シャフト1は、中空パイプ状に形成され、
その長手方向に沿って吊元Tを自由に取り付けられるよ
うに、取付溝10が全長にわたって形成され、当該取付溝
10内には、ビス5に螺合されるナットとなるライナー11
が設けられている。
しかして、最上端スラットS1の上部インターロック4a
に沿って穿設されたスリット6,6……のうち吊元取付位
置となる任意の位置のスリット6に、最上端スラットS1
の裏面側から吊元本体7の先端部を挿通して、その先端
部を巻取シャフト1の溝10内に挿入したライナー11にビ
ス5でねじ止めすると共に、吊元本体7の後端部に設け
られたストッパ8を最上端スラットS1の上部インターロ
ック4aにその内部で掛止させる。
これにより、シャッターカーテン3が、巻取シャフト
1に吊り支えられると同時に、そのシャッターカーテン
3の最上端スラットS1が吊元Tに対して位置ずれしない
ように固定される。
したがって、最上端スラットS1の上部インターロック
4aを吊元Tの左右両端側でかしめる必要がなくなり、そ
のかしめ忘れなどによってシャッターカーテン3の巻き
ずれを生ずるおそれが完全に解消される。
また、吊元Tは、その吊元本体7を最上端スラットS1
の上部インターロック4aに形成されたスリット6に挿通
するだけで簡単に装着することができ、上部インターロ
ック4aをかしめる必要もなく、しかも、取付溝10の任意
の場所に固定することができるので、シャッターの取付
工事が極めて容易になる。
さらに、吊元Tを取付溝10の任意の場所に固定するこ
とができることから、間口の大きな重いシャッターカー
テンを取り付けるような場合等は、取付工事を行う際に
現場で必要に応じて自由に吊元Tの数を増やすこともで
きる。
なお、帯状の吊元本体7は、板バネに限るものではな
く、可撓性のない鋼板等を円弧状に湾曲させたものであ
ってもよい。
また、ストッパ8は、必ずしも上部インターロック4a
の内部に挿入できる太さにしなくてもよいし、棒状や管
状ではなく板状であってもよい。
さらに、実施例では、上部インターロック4aの通気孔
となるスリット6,6……が予め穿設されたスラットS1
用いているが、そのような通気孔のないスラットであれ
ば、吊元取付位置に吊元本体7の幅に応じたスリットを
新たに開口形成すればよいことは云うまでもない。
さらにまた、吊元Tによりシャッターカーテン3を中
空パイプ状の巻取シャフト1に固定する場合に限らず、
従来同様に、左右にホイール22が設けられた巻取シャフ
ト21に固定する場合にも適用できることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、シャッターカー
テンの最上端スラットの上部インターロックをかしめな
くても、その最上端スラットを吊元に対して位置ずれを
生じないように固定することができるから、シャッター
カーテンの巻きずれが確実に防止されるという大変優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による吊元構造の一例を示す斜視図、第
2図はその要部を示す拡大図、第3図及び第4図は従来
の吊元構造とその欠点を示す斜視図である。 符号の説明 1……巻取シャフト、3……シャッターカーテン、S1
…最上端スラット、4a……上部インターロック、6……
スリット、T……吊元、7……吊元本体、8……ストッ
パ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッターカーテン(3)の最上端スラッ
    ト(S1)を巻取シャフト(1)に固定するシャッターの
    吊元構造において、最上端スラット(S1)の上部インタ
    ーロック(4a)の吊元取付位置にスリット(6)が開口
    形成され、当該スリット(6)に挿通して先端部を前記
    巻取シャフト(1)に固定する帯状の吊元本体(7)
    に、その後端部を上部インターロック(4a)に掛止させ
    るストッパ(8)が設けられていることを特徴とするシ
    ャッターの吊元構造。
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