JP2540005Y2 - 車両のサイドリフレクタ取付装置 - Google Patents

車両のサイドリフレクタ取付装置

Info

Publication number
JP2540005Y2
JP2540005Y2 JP2753791U JP2753791U JP2540005Y2 JP 2540005 Y2 JP2540005 Y2 JP 2540005Y2 JP 2753791 U JP2753791 U JP 2753791U JP 2753791 U JP2753791 U JP 2753791U JP 2540005 Y2 JP2540005 Y2 JP 2540005Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
door panel
peripheral wall
insertion hole
side reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2753791U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04123730U (ja
Inventor
和弘 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP2753791U priority Critical patent/JP2540005Y2/ja
Publication of JPH04123730U publication Critical patent/JPH04123730U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540005Y2 publication Critical patent/JP2540005Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】本考案は、車両の両側部に取付けられ車幅
を示すフロントサイドリフレックスリフレクタ(以下
に、単にサイドリフレクタと称す)の取付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】サイドリフレクタの取付装置の従来例と
して、図2〜図4に示すようのもがある(三菱自動車工
業株式会社1982年12月発行「大型キャブオーバト
ラックFM315シリーズ」参照)。すなわち、大型ト
ラックのフロントドアパネル1には挿通孔2が形成さ
れ、この挿通孔2には筒状のグロメット3が挿入され
る。前記グロメット3の外壁には爪部4が切起して弾性
的に形成され、爪部4が前記ドアパネル1内壁に当接さ
れてグロメット3がドアパネル1にドアパネル1を挾持
するように取付けられている。
【0003】一方、サイドリフレクタ5本体には図3及
び図4に示すように樹脂製のベース6が設けられ、この
ベース6にはスタッドボルト7の基端部が埋設されてい
る。前記ベース6の表側にはリフレクタ本体8が装着さ
れ、ベース6の裏側にはラバー製のカバー部材9が取付
けられている。そして、グロメット4をスタッドボルト
7にねじ込んだ後、グロメット4をドアパネル1の挿着
孔2に挿入して、サイドリフレクタ5をドアパネル1に
装着する。この装着時にはカバー部材9がドアパネル1
の外壁を覆うようになっている。
【0004】尚、10はドアパネル1の孔11に挿入さ
れる位置決め兼回止用のピンである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のサイドリフレクタの取付装置においては、ド
アパネル1外壁をカバー部材9により覆うようにしてい
るが、それらの間隙から水がカバー部材の裏側に挿入し
てドアパネル1の挿通孔2周囲に錆が発生し、またその
錆液がドアパネル1に沿って垂れて外観を損うという不
具合がある。また、カバー部材9がラバーから形成され
ているので、経時劣化によりカバー部材が垂れて外観を
損なうという不具合がある。
【0006】本考案は、このような実状に鑑みてなされ
たのもで、水の侵入を抑制して錆の発生を防止すると共
に美観を向上させるサイドリフレクタの取付装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本考案は、車
両側部のパネル部材の挿通孔に装着される保持部材と、
該保持部材に取付られる合成樹脂製のベースと、該ベー
スの表面に取付けられるリフレクタ本体と、を備え前記
ベース裏側に、前記保持部材の周方を包囲すると共に前
記パネル部材に向けて突出する周壁を、複数形成し、か
つ前記周壁のうち内周側に位置する周壁とパネル部材と
を、弾性を有する両面テープにより接着するようにし
た。
【0008】
【作用】かかる構成により、ベースとパネル部材とを両
面テープにて接着させて水がパネル部材の挿通孔に侵入
するのを防止し、錆の発生を防止すると共に外観を向上
させるようにした。
【0009】
【実施例】以下に、本考案の一実施例を図1に其づいて
説明する。図において、フロントドアパネル21には挿
入孔22が形成され、この挿通孔22には筒状グロメッ
ト23が挿入されて取付けられている。このグロメット
23は、従来例と同様に、外周部に爪部(図示せず)が
形成され、爪部によりグロメット23をドアパネル21
に取付けるようになっている。
【0010】一方、サイドリフレクタ24には合成樹脂
製のベース25が設けられ、ベース25の中央部にはス
タッドボルト27の基端部が埋設されている。前記ベー
ス25の表面にはリフレクタ本体26が取付けられ、リ
フレクタ本体26の外周縁部はベース25の凹部に超音
波溶接により取付けられている。また、前記スタッドボ
ルト27を包囲するようにベース25の裏側には内周壁
25Aが形成されている。また、ベース25の裏側には
前記内周壁25Aを包囲するように外周壁25Bが形成
されている。前記内周壁25Aの外端面には両面に粘着
性を有する両面テープ28の一端面が全周に亘って粘着
され、両面テープ28の他端面はドアパネル21の表面
に粘着されている。ここでは、グロメット23とスタッ
ドボルト27とが保持部材を構成する。
【0011】かかる構成によれば、ベース25の内周壁
25Aとドアパネル21とを、両面テープ28により、
挿通孔22を包囲するように、接着するようにしたの
で、ドアパネル21の挿通孔22に水が侵入するのを防
止できる。このため挿通孔22付近のドアパネル21の
錆発生を防止でき、またこれによって錆液の垂れを防止
して外観が損なわれるのを防止し外観を向上でき、さら
に取付信頼性を向上できる。また、車両振動を両面テー
プ28が吸収するので、ベース25、リフレクタ本体2
6等が振動するのを抑制できるため、グロメット27の
磨耗を抑制できると共にドアパネル21表面の塗膜損傷
を防止できる。さらにベース25を合成樹脂により形成
したので、耐久性をも向上できる。
【0012】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように、リフレ
クタ本体が取付けられたベースをパネル部材に保持部材
を介して取付けると共に、前記保持部材を包囲するよう
にパネル部材とベースとを両面テープにより接着するよ
うにしたので、パネル部材の挿通孔に水が侵入するのを
防止できるため、錆の発生を防止できると共に美観を向
上でき、また耐久性を向上できると共に取付信頼性を向
上できる。さらに、ベースとパネル部材とを両面テープ
により弾性的に接着するようにしたので、保持部材等の
磨耗を抑制できると共にパネル部材壁の損傷を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す構成図。
【図2】 サイドリフレクタの取付装置の従来例を示す
分解斜視図。
【図3】 同上のA−A矢視図。
【図4】 同上のB−B矢視図。
【符号の説明】
21 フロントドアパネル 23 グロメット 24 サイドリフレクタ 25ベース 25A 内周壁 25B 外周壁 26 リフレクタ本体 27 スタッドボルト 28 両面テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−110332(JP,A) 特開 昭58−211931(JP,A) 特開 昭58−110332(JP,A) 特開 昭57−43301(JP,A) 実開 昭60−81045(JP,U) 実開 昭55−64203(JP,U) 実開 昭59−117550(JP,U) 実開 昭52−79084(JP,U) 実開 昭57−191686(JP,U) 実開 昭63−61351(JP,U) 実開 昭51−120458(JP,U) 実開 昭51−98982(JP,U) 実公 昭39−27431(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両側部のパネル部材の挿通孔に挿着さ
    れる保持部材と、該保持部材に取付けられる合成樹脂製
    のベースと、該ベースの表側に取付けられるリフレクタ
    本体と、を備え、前記ベース裏側に、前記保持部材の周
    方を包囲すると共に前記パネル部材に向けて突出する周
    壁を、複数形成し、かつ前記周壁のうち内周側に位置す
    る周壁とパネル部材とを、弾性を有する両面テープによ
    り接着したことを特徴とする車両のサイドリフレクタ装
    置。
JP2753791U 1991-04-22 1991-04-22 車両のサイドリフレクタ取付装置 Expired - Lifetime JP2540005Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2753791U JP2540005Y2 (ja) 1991-04-22 1991-04-22 車両のサイドリフレクタ取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2753791U JP2540005Y2 (ja) 1991-04-22 1991-04-22 車両のサイドリフレクタ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04123730U JPH04123730U (ja) 1992-11-10
JP2540005Y2 true JP2540005Y2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=31911807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2753791U Expired - Lifetime JP2540005Y2 (ja) 1991-04-22 1991-04-22 車両のサイドリフレクタ取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540005Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04123730U (ja) 1992-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2540005Y2 (ja) 車両のサイドリフレクタ取付装置
JP2522701Y2 (ja) 車両用灯具のレンズ取付装置
JP2546240Y2 (ja) 自動車用内装部品における保護カバーの取付構造
JPH08119148A (ja) マッドガード
JPH0339309Y2 (ja)
JP2558290Y2 (ja) 格子体の取付装置
JP3158652B2 (ja) スピーカ
JPH0270581A (ja) 自動車用マッドガードの取付構造
KR200153493Y1 (ko) 차체패널에 각종 부재를 장착하기 위한 너트체의 비사용시의 누수 방지용 화스너
JPH0351235Y2 (ja)
JP2526711Y2 (ja) モータのフローティング保持構造
JPS6029108Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JP2562511Y2 (ja) ハイマウントストップランプの取付構造
JPS6033668Y2 (ja) スピ−カ装置
JP2570660Y2 (ja) 車両用灯具
JPS5819896Y2 (ja) スピ−カグリルの防塵ネット取付構造
JPH0413451Y2 (ja)
JPH0728987Y2 (ja) 自動車ドア用コーナピース
KR960003518Y1 (ko) 차량의 흙받이 고정구조물
JPS6140592Y2 (ja)
JPH09303338A (ja) ガラスの位置決め構造
JPS60145638U (ja) エンジンマウント
JPH059766Y2 (ja)
JPH04365669A (ja) 車両用ステアリング振動抑制装置
JP2598920Y2 (ja) 車両の外装部品