JP2539870Y2 - 警報表示装置 - Google Patents

警報表示装置

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JP2539870Y2
JP2539870Y2 JP7144191U JP7144191U JP2539870Y2 JP 2539870 Y2 JP2539870 Y2 JP 2539870Y2 JP 7144191 U JP7144191 U JP 7144191U JP 7144191 U JP7144191 U JP 7144191U JP 2539870 Y2 JP2539870 Y2 JP 2539870Y2
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JP
Japan
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alarm
alarm information
display means
control
units
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JP7144191U
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JPH0523050U (ja
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謙一 佐藤
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プラントの制御を行う
分散形制御システムなどのオペレータ・ステーションに
適用される警報表示装置に関し、更に詳しくは、CRT
などの表示手段と、プラントのアラーム情報を収集する
アラーム情報収集手段と、このアラーム情報収集手段で
収集したアラーム情報を時系列的に把握できるように表
示画面に表示するアラームサマリー表示手段とを備えた
警報表示装置であって、プラント制御(プロセス制御,
バッチ制御,シーケンス制御等を含む)で発生する異常
状態等を検知し、オペレータに効率的に異常の発生を知
らせ、迅速な対応を可能とする警報(アラーム)表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より分散形制御システムでは、その
オペレータ・ステーションの表示画面に、プラントの制
御運転中に発生するアラーム状態を空間的に把握できる
ようにしたオーバビューパネルや、プロセスのアラーム
状態を時系列的に把握できるようにしたアラームサマリ
ーパネル(画面)などが用意されている。
【0003】図4は、従来のこの様な警報表示画面の一
例を示す概念図である。ここではタンクTAと、そこか
ら排出される半製品を受けるタンクTBがあり、タンク
TAでバッチ制御Aを,タンクTBでバッチ制御Bを行
っているような場合、表示画面には、図示するようにバ
ッチ制御の単位で、かつ異常が発生した順番にアラーム
状態が表示されるように構成されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この様な構成の従来装
置においては、複数のバッチ制御が同時に運転中に発生
した異常状態を、どの装置で発生したか明確に確認でき
るという特長があるが、どのバッチ制御での異常である
かを一見して判断することは困難であった。また、1つ
の機器や計器の異常状態からの復帰が繰り返されると、
他のアラーム監視が1つの表示画面では影響を受けて、
認識することが難しくなる等の課題があった。 本考案
は、これらの点に鑑みてなされたもので、プロセス制御
の中で発生する種々のアラームを、運転形態に合わせて
分類して表示できるように構成して、オペレータに警報
発生状態を正確に認識できる警報(アラーム)表示装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
本考案は、プラントのアラーム情報を収集するアラーム
情報収集手段と、このアラーム情報収集手段で収集した
アラーム情報を時系列的に把握できるように表示するア
ラームサマリー表示手段とを備えた警報表示装置であっ
て、指定により、アラーム情報収集手段で収集されたア
ラーム情報の中から前記プラントの制御を行う装置単位
のアラームを検索し、当該アラーム情報を装置単位で発
生時刻順に表示する第1のアラーム表示手段と、指定に
より、前記アラーム情報収集手段で収集されたアラーム
情報の中から前記プロセスの操作単位のアラームを検索
し、当該アラーム情報を操作単位で発生時刻順に表示す
る第2のアラーム表示手段と、指定により、前記アラー
ム情報収集手段で収集されたアラーム情報の中から前記
プロセスのバッチ制御単位のアラームを検索し、当該ア
ラーム情報をバッチ制御単位で発生時刻順に表示する第
3のアラーム表示手段とを設けたことを特徴とする警報
表示装置である。
【0006】
【作用】プラントの制御運転中に発生する種々の警報
(アラーム)情報は、アラーム収集手段により収集され
て、データベース化される。
【0007】通常警報情報を知るには、アラームサマリ
ー表示手段により、警報情報が時系列的に把握できるよ
うにアラームサマリーパネルとして表示される。オペレ
ータの指定により、例えばこのアラームサマリーパネル
から第1ないし第3のアラーム表示手段が起動される。
起動されたアラーム表示手段は、データベース化された
アラーム情報の中から該当するアラーム情報だけを検索
し、分類して各単位毎に発生時刻順に表示する。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に
説明する。図1は、本考案を適用した分散形制御システ
ムの一例を示す構成概念図である。図において、1はプ
ロセスに設置した各種センサからの信号を入力し、フィ
ードバック制御やシーケンス制御,バッチ制御などの制
御演算等を行い、バルブなどの操作端に制御信号を送出
するフィールドコントロール・ステーションで、アラー
ム状態を監視する機能を有している。2はオペレータと
の情報交換を行うためのマンマシン・インターフェイス
として機能するオペレータ・ステーションで、CRT表
示手段21やキーボード22を備えていて、通信回線3
を経てフィールドコントロール・ステーション1とつな
がっている。
【0009】図2は、本考案の対象となっている警報表
示装置の構成ブロック図である。図において、1はフィ
ールドコントロール・ステーションで、制御対象である
プラントの規模に応じて複数個のフィールドコントロー
ル・ステーションが通信回線(通信バス)3に接続され
る。このフィールドコントロール・ステーション1にお
いて、11は複数の内部計器を総括的に示しており、シ
ーケンス制御やフィードバック制御機能を有したものな
ど複数個用意されていて、それらを適宜結合することに
より希望する制御が実現できるようになっている。12
はアラーム監視手段を総括的に示したもので、これはプ
ラントの制御運転の中で、例えば、あるプロセスでの温
度が規定値より大きくなったあるいは小さくなったか等
を監視する機能で、各内部計器にその様な機能が一般的
に設けられている。
【0010】オペレータ・ステーション2において、2
3は各フィールドコントロールステーション1側からア
ラーム情報を収集するアラーム情報収集手段で、通信回
線3を介して、定期的にあるいはランダムにアラーム情
報を収集する。24はアラーム情報収集手段23で収集
したアラーム情報を時系列的に把握できるように表示画
面21に表示するアラームサマリー表示手段である。図
2での表示画面21には、このアラームサマリー表示手
段24によって表示されるアラームサマリーパネルを示
しており、図示するようにアラームの発生月日,時分
秒,プロセス名(タグナンバー)アラーム状態等のアラ
ーム情報が時系列的に表示されている。また、画面の左
側には、次に展開する画面を指定するためのソフトキー
31,32,33…が用意されている。これらのキーに
は、この例では、第1〜第3のアラーム表示を指定する
機能キーが割り付けてある。ソフトキーの指定は、タッ
チパネルによってもよいし、キーボードやマウスなどに
よって指定してもよい。
【0011】25は例えばアラームサマリーパネルが表
示されている状態で、ソフトキー31の指定により、ア
ラーム情報収集手段23で収集されたアラーム情報の中
から、プラントの制御を行う装置単位のアラームを検索
し、それらのアラーム情報を装置単位で発生時刻順に表
示する第1のアラーム表示手段、26はアラームサマリ
ーパネルが表示されている状態で、ソフトキー32の指
定により、アラーム情報収集手段23で収集されたアラ
ーム情報の中から、プロセスの操作単位のアラームを検
索し、それらのアラーム情報を操作単位で発生時刻順に
表示する第2のアラーム表示手段、27はアラームサマ
リーパネルにおいてソフトキー33の指定により、アラ
ーム情報収集手段23で収集されたアラーム情報の中か
ら、プロセスのバッチ制御単位のアラームを検索し、そ
れらのアラーム情報をバッチ制御単位で発生時刻順に表
示する第3のアラーム表示手段である。
【0012】このように構成した装置の動作を説明すれ
ば、以下の通りである。図3は、動作の概要を示す動作
概念図である。オペレータは、プロセスでのアラーム状
態を知りたい場合、はじめにプロセス単位のアラームサ
マリパネルが表示する。このアラームサマリパネルによ
れば、最新のアラーム情報が画面の上から発生時刻順に
表示されており、そのプロセスの全体でのアラーム発生
状況を把握することができる。ここに表示されるアラー
ムの数は、例えば一画面当たり20個で、画面展開によ
り例えば100個程度まで表示が可能となっている。そ
して、100アラームを越えると古い順に消去される。
また、最新アラームの例えば10個に関しては、ソフト
キーなどの指定により、該当アラームを含む制御ループ
パネルあるいは該当アラームのチューニングパネル(1
タグ分の計器図、調整パラメータ,チューニングトレン
ドなどを表示する画面)に展開できるようにしてあり、
アラーム発生に対する必要な処置や操作ができるように
してある。
【0013】このようなアラームサマリパネルが表示さ
れている状態で、ソフトキー31には、装置単位のアラ
ームサマリパネルが割り付けてある。このキーを指定す
ると、第1のアラーム表示手段25が起動され、装置単
位のアラームサマリパネルに展開される。この画面に
は、データベースとして構築されている例えば100ア
ラームの中から、装置単位に分類できるアラーム情報だ
けを抽出してそのアラーム情報が発生時刻順に表示され
る。また、アラームサマリパネルが表示されている状態
で、ソフトキー32には、操作単位のアラームサマリパ
ネルが割り付けてある。このキーが指定されると、第2
のアラーム表示手段26が起動され、操作単位のアラー
ムサマリパネルに展開される。この画面には、データベ
ースとして構築されている例えば100アラームの中か
ら、操作単位に分類できるアラームだけを抽出してその
アラーム情報が発生時刻順に表示される。同様に、アラ
ームサマリパネルが表示されている状態で、ソフトキー
33には、バッチ単位のアラームサマリパネルが割り付
けてある。このキーが指定されると、第3のアラーム表
示手段27が起動され、バッチ単位のアラームサマリパ
ネルに展開される。この画面には、データベースとして
構築されている例えば100アラームの中から、バッチ
単位に分類できるアラームだけを抽出してそのアラーム
情報が発生時刻順に表示される。
【0014】なお、この実施例では、アラームサマリパ
ネルに、装置単位,操作単位,バッチ単位のアラームサ
マリパネルに画面展開するためのソフトキー31〜33
を割り付けるようにしたが、これらのパネルーの画面展
開の指定は、例えばバッチ処理の一覧を示すバッチ一覧
画面や、各装置(ユニット)の運転画面からそのユニッ
トに付随しているユニットを指定して、バッチ単位ある
いは装置単位のアラームサマリ画面に展開するようにし
てもよい。
【0015】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、従来装置
では、アラーム情報を一画面に表示するような構成であ
ったので、異なるバッチ,異なる操作単位等でのアラー
ム情報が混在していた。本考案によれば、アラーム情報
を運転形態に応じて関係のあるアラーム情報だけを分類
表示するもので、アラーム発生時の円滑な情報の把握が
可能となる。また、例えば一部装置のアラーム発生/復
帰の繰返による他のアラーム発生表示への影響を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した分散形制御システムの一例を
示す構成概念図である。
【図2】本考案の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】動作の概要を示す動作概念図である。
【図4】従来装置による警報表示画面の一例を示す概念
図である。
【符号の説明】
1 フィールドコントロール・ステーション 2 オペレータ・ステーション 21 CRT表示手段 22 キーボード 23 アラーム情報収集手段 24 アラームサマリ表示手段 25 第1アラーム表示手段 26 第2アラーム表示手段 27 第2アラーム表示手段表 31,32… ソフトキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G05B 23/02 301 0360−3H G05B 23/02 301W

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントのアラーム情報を収集するアラ
    ーム情報収集手段と、このアラーム情報収集手段で収集
    したアラーム情報を時系列的に把握できるように表示す
    るアラームサマリー表示手段とを備えた警報表示装置で
    あって、 指定により、アラーム情報収集手段で収集されたアラー
    ム情報の中から前記プラントの制御を行う装置単位のア
    ラームを検索し、当該アラーム情報を装置単位で発生時
    刻順に表示する第1のアラーム表示手段と、 指定により、前記アラーム情報収集手段で収集されたア
    ラーム情報の中から前記プロセスの操作単位のアラーム
    を検索し、当該アラーム情報を操作単位で発生時刻順に
    表示する第2のアラーム表示手段と、 指定により、前記アラーム情報収集手段で収集されたア
    ラーム情報の中から前記プロセスのバッチ制御単位のア
    ラームを検索し、当該アラーム情報をバッチ制御単位で
    発生時刻順に表示する第3のアラーム表示手段とを設け
    たことを特徴とする警報表示装置。
JP7144191U 1991-09-05 1991-09-05 警報表示装置 Expired - Lifetime JP2539870Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7144191U JP2539870Y2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 警報表示装置

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JP7144191U JP2539870Y2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 警報表示装置

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JPH0523050U JPH0523050U (ja) 1993-03-26
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JP7144191U Expired - Lifetime JP2539870Y2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 警報表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4626823B2 (ja) * 2006-07-11 2011-02-09 横河電機株式会社 アラーム情報表示装置およびアラーム情報表示方法

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JPH0523050U (ja) 1993-03-26

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