JP2001142895A - 分散型制御システム - Google Patents

分散型制御システム

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JP2001142895A
JP2001142895A JP32356599A JP32356599A JP2001142895A JP 2001142895 A JP2001142895 A JP 2001142895A JP 32356599 A JP32356599 A JP 32356599A JP 32356599 A JP32356599 A JP 32356599A JP 2001142895 A JP2001142895 A JP 2001142895A
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JP
Japan
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JP32356599A
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English (en)
Inventor
Yoshinao Onoe
義尚 尾上
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現場の各人が共通端末であっても、誤入力す
ることなく、設定が簡単で所要とする履歴情報を容易に
得ることができる。 【解決手段】 表示メニュー画面を用いて表示する履歴
情報の絞り込みのため、各人が表示項目、アラームレベ
ル、プラント/端末番号、アラームグループ等の複数の
条件を設定しておき、呼出/保存ボタンを用いて保存し
ておく。履歴情報の絞り込み表示を行う際は、表示メニ
ューで呼出/保存ボタンを押すと、呼出/保存/削除の
ウィンドゥが出るので、各人の設定条件に対応するリス
トの中から自己の条件に相当するもの、例えば給水・復
水設備関係を選択し、実行ボタンを押すと、給水・復水
設備関係で設定した条件にかなう履歴情報が絞り込み表
示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CRT等の二次
元表示手段を有するオペレータコンソールを介してプラ
ントを制御する分散型制御システム、特にアラーム発生
/消滅、オペレータ操作などの履歴を管理する機能を有
する分散型制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラント等を監視・制御するシ
ステムには、二次元表示手段を有する少なくとも1台以
上のオペレータコンソールと、このオペレータコンソー
ルと制御ラインにより接続される複数台の制御装置とを
備え、前記オペレータコンソールでプラントを監視・制
御し、アラーム情報、操作履歴の履歴情報を保存し、か
つ保存した履歴情報を呼び出して表示可能な分散型制御
システムが知られている。
【0003】従来のこの種の分散型制御システムでは、
アラーム(プラントのプロセス量の異常に関するものや
システムの各種ステータスなど)の発生/消滅の履歴、
及びオペレータ(操作作業者)が行った画面操作や制御
操作などの履歴をオペレータコンソール内に一定量ある
いは一定期間格納(保存)していた。また、オペレータ
が都度条件設定を行うことにより、多数の履歴データの
中から必要とするデータの絞り込み表示及び検索を行う
ことができるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】システムによっては、
複数のプラントを共通の端末で運転監視及び運転管理す
る場合がある。この場合、日常の運転監視を行うオペレ
ータ、各プラント毎の運転管理エンジニアは、それぞれ
違う観点でシステムの履歴表示画面を用いることにな
る。例えば、オペレータは自分が運転監視していた期間
のデータに着目するであろうし、ボイラ管理担当エンジ
ニアは受電・発電に関する履歴を、システム管理担当者
はコンピュータシステムの状態の履歴を必要とする。し
かし、共通の端末を使うという制限から履歴データの絞
り込み表示あるいは検索を行う場合、各人がその都度、
条件を設定し直さなければならず、条件設定の操作が面
倒である上、都度、各人が条件設定を行うと、その分、
誤設定が生じるという問題があった。 この発明は上記
問題点に着目してなされたものであって、現場の各人が
共通端末であっても、誤入力することなく、設定が簡単
で所要とする履歴情報を容易に得ることのできる分散型
制御システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の分散型制御シ
ステムは、二次元表示手段を有する少なくとも1台以上
のオペレータコンソールと、このオペレータコンソール
と制御ラインにより接続される複数台の制御装置とを備
え、前記オペレータコンソールでプラントを監視・制御
し、アラーム情報、操作履歴の履歴情報を保存し、かつ
保存した履歴情報を呼び出して表示可能なシステムにお
いて、全履歴情報の中から所定の履歴情報に絞り込みを
行う条件を設定する絞り込み条件設定手段と、この絞り
込み条件設定手段で設定される異なる複数の絞り込み条
件を個別に保存する条件保存手段とを備え、前記条件保
存手段に保存された複数の絞り込み条件の中から1つの
絞り込み条件を選択呼び出しし、この呼び出した絞り込
み条件に応じた履歴情報のみを表示するようにしてい
る。
【0006】この分散型制御システムでは、条件保存手
段に保存されている複数の条件より自己の設定条件を選
択呼び出しすると、その条件に合致した履歴情報のみが
表示され、あるいは検索により、条件に合致するものの
みが特別の態様、例えば色を変えて表示される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明が実施さ
れる分散型制御システム構成を示すブロック図である。
この分散型制御システムは、CRTディスプレイを有す
るオペレータコンソール1と、このオペレータコンソー
ル1に制御ライン3により接続される複数台の制御装置
-1、2-2、……、2-nとから構成されている。
【0008】オペレータコンソール1はここでは1台示
しているが、もちろん複数台であってもよい。オペレー
タコンソール1は、制御ライン3、制御装置2-1
-2、……、2-nを介してプラントを監視・制御する。
制御装置2-1、2-2、……、2-nは、それぞれプラント
に制御信号を出力し、またプラントからの入力信号を受
け、各プラントを制御するためのデータ及び指令をオペ
レータコンソール1の間で授受する。
【0009】オペレータコンソール1はアラームの発生
/消滅の履歴、オペレータが行った画面操作や制御操作
の履歴などの履歴データを格納、保存する機能、さらに
その保存履歴データを呼び出して表示する機能を有す
る。この機能の実行による画面表示例を図2に示してい
る。オペレータコンソール1は、さらに履歴表示画面
(図2に示す)に、「表示選択」及び「検索」のボタン
を備え、必要な項目だけに限定して絞り込み表示及び検
索を行えるように、いくつかの項目につき、条件設定で
きる機能を備えている。ここでは、項目として表示項
目、アラームレベル、端末番号/プラント、アラームグ
ループ、タグナンバー、時刻、ソート順であり、それぞ
れの項目について条件設定ができる。
【0010】表示項目は、アラーム、ガイド、システ
ム、オペレーション(操作履歴)の中から1ないし複数
個選択できる。アラームレベルは、重故障、中故障、軽
故障、指定なし、から選択できる。複数個選択される場
合、前三者はいずれか1つで条件充足となる。端末番号
/プラントは、1号炉、2号炉、給水設備、コンソール
01、コンソール02、コンソール03、指定なし、等
の別で選択できる。アラームグループはアラーム発生箇
所が1号炉の箇所1x、1号炉の箇所1y、1号炉の箇
所1z、2号炉の箇所2x、2号炉の箇所2y、2号炉
の2z、……、指定なし、等の別で選択できる。タグナ
ンバーは、システムとして最も細かいレベルでの別であ
る。例えば、図2の画面でのNo10、11、12の1
号炉のストカー設備のアラームが、それぞれ101ドラ
ムレベルL、102ドラムレベルL、101ドラムレベ
ルLのタグナンバーがLIC−101L、LIC−10
2L、LIC−101Lである。
【0011】時刻は絞り込む期間の時間を指定できる。
ソート順は昇順、降順等の別である。図3に表示選択メ
ニュー画面が示されており、表示選択の条件設定操作例
が示されている。この例では、表示項目としてアラー
ム、システムエラー、オペレーションが選択されてお
り、表示項目ではこれらのいずれかであれば、表示項目
としての条件を充足することになる。
【0012】上記のように、複数項目の指定が可能で、
個々の項目のAND条件、つまり条件の全てを満足する
履歴データの表示選択、及び検索を行えるようにしてお
く。図3に示す条件設定を行うウィンドゥに呼出/保存
のボタンを設けており、別のウィンドゥを呼び出し得る
ようにしている。呼び出したウィンドゥを図4に示す。
このウィンドゥは過去に保存した条件の一覧を表示して
いる。図4では、1焼却施設関係(1号炉)から7シス
テム管理用まで、7種の条件が保存されている。これら
の条件から所望の1つをその条件に合わせ、カーソル位
置を合わせ、「カーソル位置の条件を呼出」のボタンを
タッチすることにより、呼び出すことができる。また、
「現在の条件を追加保存」のボタンをタッチすることに
より、現在の設定条件を新たに追加保存できる。図4で
は、第8番目の条件が保存されることになる。さらに、
カーソル位置を合わせ「カーソル位置の条件を削除」の
ボタンにタッチすることにより、不要な設定条件を削除
することができる。
【0013】条件設定後、図3の「実行」ボタンをタッ
チすることで、該当するデータの絞り込み表示及び検索
を行うことができる。なお、上記実施形態では保存した
条件の個数が多すぎて一覧から選択しづらくなる可能性
があるので、他の実施形態として、その使用者別に条件
を保存しておくようにしてもよい。この場合、操作とし
ては条件を呼び出す際、使用者の識別番号(ユーザID
など)を入力させることで、そのユーザが保存した条件
だけを一覧表示するようにしておく。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、複数の条件を予め設
定保存できるので、各人が自分の設定した条件を選択す
ることで、細かな条件設定などの煩雑な操作を、その都
度行うことなく、必要な履歴データの絞り込み表示、あ
るいは検索を行うことができる。また、毎回同じ条件を
呼び出せるようになり、ユーザによる条件設定の誤入力
がなくなり、履歴データの解析を的確に行えるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である分散型制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態分散型制御システムの履歴表示画面
の表示例を示す図である。
【図3】同実施形態分散型制御システムの表示選択の条
件設定操作例の表示例を示す図である。
【図4】同実施形態分散型制御システムの表示選択の条
件設定操作例の条件設定内容の呼出/保存/削除を説明
する表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 オペレータコンソール 2-1、2-2、……、2-n 制御装置 3 制御ライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次元表示手段を有する少なくとも1台以
    上のオペレータコンソールと、このオペレータコンソー
    ルと制御ラインにより接続される複数台の制御装置とを
    備え、前記オペレータコンソールでプラントを監視・制
    御し、アラーム情報、操作履歴の履歴情報を保存し、か
    つ保存した履歴情報を呼び出して表示可能な分散型制御
    システムにおいて、 全履歴情報の中から所定の履歴情報に絞り込みを行う条
    件を設定する絞り込み条件設定手段と、この絞り込み条
    件設定手段で設定される異なる複数の絞り込み条件を個
    別に保存する条件保存手段とを備え、前記条件保存手段
    に保存された複数の絞り込み条件の中から1つの絞り込
    み条件を選択呼び出しし、この呼び出した絞り込み条件
    に応じた履歴情報のみを表示するようにしたことを特徴
    とする分散型制御システム。
JP32356599A 1999-11-15 1999-11-15 分散型制御システム Pending JP2001142895A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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