JP2539725B2 - 転子安定装置 - Google Patents

転子安定装置

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JP2539725B2
JP2539725B2 JP4157394A JP15739492A JP2539725B2 JP 2539725 B2 JP2539725 B2 JP 2539725B2 JP 4157394 A JP4157394 A JP 4157394A JP 15739492 A JP15739492 A JP 15739492A JP 2539725 B2 JP2539725 B2 JP 2539725B2
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    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/74—Devices for the head or neck or trochanter of the femur
    • A61B17/742—Devices for the head or neck or trochanter of the femur having one or more longitudinal elements oriented along or parallel to the axis of the neck
    • A61B17/746—Devices for the head or neck or trochanter of the femur having one or more longitudinal elements oriented along or parallel to the axis of the neck the longitudinal elements coupled to a plate opposite the femoral head

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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項１の類概念に記
載した装置、すなわちスリーブ付接合板と、該接合板と
着脱自在に結合可能な転子安定板とからなり、関節領域
で折れた骨を結合するための転子安定装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】かかる装置は特に大腿骨の付加的転子骨
折を伴う大腿骨頸部骨折の処置に利用される。かかる装
置は欧州特許出願公開明細書( EP-A2 0 347 974 ) によ
り知られており、これはやはり通常のスリーブ付接合板
(Hulsenlasche)と、着脱自在にそれと結合可能な転子安
定板とを含んでいる。しかしこの周知の２部分構成の装
置では、欠点として、その入り組んだ構造の故に転子安
定板を骨に直接固着し、骨に当接した転子安定板上にス
リーブ付接合板を取り付けざるをえない。両要素のこの
必然的な取付順序のために外科医は転子安定板を利用す
るか否かを最初に決定しなければならない。転子安定板
を、骨折をスリーブ付接合板で処置した後に後から取り
付けることは、スリーブ付接合板を再び完全に取り除く
ことなくしてはもはや不可能である。臨床上、転子安定
板を付加的に使用する旨の決定をできるだけ遅く下すこ
とができることが望ましい。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この点で本発明は救済
策を提供せんとするものである。本発明の目的は、容易
に取り付けることができ、その都度の必要性に応じて全
般的に適用することができ、製造技術的に簡単な、特に
大腿骨頸部領域で折れた骨を結合する装置を提供するこ
とである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を本発明は、請
求項１の特徴を有する装置、そして請求項１０の特徴を
有する転子安定板で達成する。
【０００５】すなわち、本発明の転子安定装置は、骨
（１）と結合可能な、骨（１）の長手軸（３）と平行に
延び、取付孔（１１）を備えた骨固定接合板（１２）、
および骨固定接合板（１２）に対して或る角度を成し、
骨（１）の関節領域に挿入する取付要素（１４）を受容
するスリーブ（１３）を有するスリーブ付接合板（１
０）と：骨固定接合板（１２）と平行に延び、相対応し
た取付孔（２１）を有しており、尾部側に向けられる、
少なくとも一部の範囲で横に曲げた縁（２３，２４）を
有する縦長軸部（２２）、および軸部（２２）に接続し
ていて、頭部側に向けられる転子支え部（２５）を有す
る、スリーブ付接合板（１０）と着脱自在に結合可能な
転子安定板（２０）と；からなる、関節領域（２）で折
れた骨（１）を結合する装置であって：転子安定板（２
０）の縦長軸部（２２）が横に曲げた両縁（２３，２
４）を有しており、スリーブ付接合板（１０）の骨に当
接する骨固定接合板（１２）に対応する外側のレールと
して形成してあり、かつ転子安定板（２０）とスリーブ
付接合板（１０）とが、相対応した取付孔（１１，２
１）内に挿入可能な取付手段（３０）により一緒に骨
（１）と結合可能であることを特徴とする、前記装置で
ある。
【０００６】また、本発明の転子安定板は、骨固定接合
板（１２）と平行に延び、相対応した取付孔（２１）を
有しており、尾部側に向けられる、少なくとも一部の範
囲で横に曲げた縁（２３，２４）を有する縦長軸部（２
２）と、軸部（２２）に接続していて、頭部側に向けら
れる転子支え部（２５）とを有する、請求項１〜９のい
ずれか１項記載の装置用の転子安定板（２０）である。
【０００７】本発明により達成される利点は実質的に、
本発明装置により、既に組み込んだスリーブ付接合板上
に転子安定板の追加取付が可能となることにある。既に
取り付けたスリーブ付接合板の強固な嵌合を再び緩めな
くてすむようにするために、その中に挿入される取付要
素、主に骨固着ねじが完全に通り抜けできる取付孔(Bef
estigungsperforation) が少なくとも一つ転子安定板の
軸部に設けてある。この取付孔としては有利には転子内
に挿入する骨固着ねじに二番目に近いねじ穴が選定さ
れ、あるいは残りのねじ穴の一つを選定することもでき
る。転子安定板を追加取付する場合に、骨固着ねじの頭
部をねじ穴に通すためにスリーブ付接合板を緩める必要
はない。
【０００８】内側や外側(medio-lateral) の平面に曲が
らないよう転子安定板を補強するため、並びにそれと同
時にスリーブ付接合板に対して転子安定板が回動しない
ようにするため、縦長軸部の縁は少なくとも一部の範囲
で横に曲げてあり、こうしてスリーブ付接合板の骨に当
接した骨固定接合板に押圧しまたはスナップ嵌めするこ
とができるレール(Schiene) が得られる。こうして強固
な（確実な）嵌合を達成することにより、かかる複合装
置の場合に現れることのあるフレッチング腐食を防止す
ることができる。
【０００９】本発明の好ましい１実施態様では、転子安
定板の縦長軸部並びにスリーブ付接合板の骨固定接合板
を、ほぼ円筒形の管状骨の解剖学的構造に対してできる
だけ良好な適合を達成するため中空円筒の断片形状に形
成してある。しかも転子安定板および骨固定接合板をこ
の中空円筒状に構成することによってこれらの要素の曲
げ剛性が向上する。
【００１０】スリーブ付接合板の骨固定接合板に対応す
る外側のレールとして形成する転子安定板は有利には弾
性クリップとして構成してあり、これはその縁の末端で
のみスリーブ付接合板の骨固定接合板を弾力的に把持す
る。この弾力的把持によって、互いに密接に関連する両
部品の本来は危険な（外れ易い）嵌合があまり危険なも
のではなく（外れにくく）なる。
【００１１】更に、転子安定板の縦長軸部の縁は接合板
の縁に対し１°〜５°、好ましくは２°〜４°の角度α
だけ曲げてあり、こうすることによって、スリーブ付接
合板の対応する側の接合板縁よりも半径を大きくするこ
とが可能となる。このことは材料および加工技術上の利
点を有する。というのもこれにより転子安定板用に用い
る強度の強い板はより大きな半径で、したがってそれだ
け小さな伸び率で曲げてもよいからである。そして設計
上の利点も得られ、特に嵌合が狭くて許容差の点で厳し
い状況の場合、縁を曲げても側面接触点は同じ部位に留
まり、このことで曲げの最大応力中心距離(Aufbiege-He
belarm) が、従って最小の曲げ力(Aufbiegekraft) が可
能となる。従って縁を曲げることによって本発明装置の
寸法許容差は改善される。
【００１２】本発明の別の好ましい実施態様では骨固定
接合板の相対応した取付孔が皿穴を備え、これに対応し
た転子安定板の軸部取付孔は皿穴内に係合する適宜な凹
部を備えている。上記の両板のこの形状嵌合式係合によ
って両板相互の軸方向変位が防止される。この効果は相
対応した取付孔に挿入する取付手段によってなお強ま
る。両板を絶対に動かないように結合することはフレッ
チング腐食を防止するうえで極めて重要である。しかも
このことにより製造技術的には全高が小さくなる。ねじ
頭部も、複合した本発明装置から例えば板の厚さ分程度
突出するだけである。前記皿穴と凹部を十分に密着させ
ると動的圧縮の可能性が得られる。
【００１３】転子支え部の範囲に主に長手方向に、軸部
の範囲内にまで達してもよい補強ビードを延設すると転
子安定板の剛性が更に強まる。転子安定板の全長にわた
って均一な剛性を達成するために、上記ビードと前記曲
折縁を（一部）重複させるべきであろう。骨固着ねじの
すぐ上に挿入する回転防止ねじ用の（場合によっては溝
孔の形の）曲折穴または皿穴はやはり付加的補強効果を
有し、この効果は選択的にまたはビードを補足して作用
することができる。
【００１４】従来の技術水準による類概念に係わる同様
の装置ではスリーブ付接合板と転子安定板との間で相互
接触面を重なり合うように調整しておかねばならない
が、このような装置とは対照的に本発明装置では前述の
範囲内で、使用するスリーブ付接合板の対応する部分の
長さには拘りなく例えば４個の取付孔を有する転子安定
板の統一的長さで間に合う。転子支え部に関しても、特
にこれが適合可能に形成してあるなら、１つの長さと１
つの形状で間に合い、単一の標準化した転子安定板を全
ての用途に利用することが可能となる。
【００１５】板から製造する可能性と合わせてこれらの
利点は個数が多い場合きわめて安価な製造を可能とす
る。転子安定板の湾曲部、曲折縁および主にそのビード
によって転子安定板の剛性が達成されることによって、
製造時に比較的薄い板を使用することができる。そうす
ることによって更に、転子との嵌合性を向上するために
外科医が転子支え部を手術中に適切に曲げることができ
るようになる。
【００１６】
【実施例】本発明の１実施例を図面に示し、機能原理も
同時に説明しつつ以下詳しく説明する。
【００１７】図１は本発明装置の斜視図である。
【００１８】図２は図１に示す転子安定板を前方から見
た図である。
【００１９】図３は図１に示す転子安定板を横から見た
図である。
【００２０】図４は図１に示す転子安定板を後方から見
た図である。
【００２１】図５はレールとして働く転子安定板と組立
てたスリーブ付接合板の側面図である。
【００２２】図６は組立てて大腿骨に取り付けた図５に
示す装置の縦断面図である。
【００２３】図７は図５に示す装置のVII −VII 線に沿
った横断面図である。
【００２４】図８は図５に示す装置のVIII−VIII線に沿
った横断面図である。
【００２５】図９は図４に示す転子安定板のIX−IX線に
沿った横断面図である。
【００２６】図１〜図５に示すように本発明装置は実質
的に、転子安定板２０と、大腿骨の大腿頸部骨折の処置
に使用するような通常のスリーブ付接合板１０とからな
る。
【００２７】スリーブ付接合板１０を埋め込む通常の手
術技術においては、好適な照準器を利用して転子５の下
方で外側から内側への(latero-medial) 方向に大腿骨頸
部２の中心に穿孔し、この孔にスリーブ付接合板１０の
スリーブ(Hulse) １３を挿入することができる。最終的
にスリーブ付接合板１０はその接合板１２でもって大腿
骨軸部４にねじ止めされる（この状況が図６に示してあ
る）。
【００２８】この目的のためスリーブ付接合板１０は、
大腿骨軸部４と結合可能な、そして大腿骨軸部４の長手
軸３と平行に延び、若干数の取付孔１１を備えた骨固定
接合板１２と、これに対してある角度を成したスリーブ
１３とからなり、該スリーブが穴１７を有しており、こ
の穴に骨ねじ１４または機能の点でそれに相応した骨釘
を挿通することができる。取付孔１１は好ましくはずら
して配置してあり、図８に示すように皿穴１６を備えて
いる。骨固定接合板１２の固定には通常の取付ねじ３０
が使用される。湾曲した骨表面への解剖学的適合性を向
上するため、スリーブ付接合板１０の骨固定接合板１２
はそれに適合した中空円筒の断片(Hohlzylindersektor)
として形成してある（図７、図８）。
【００２９】スリーブ付接合板１０と着脱自在に結合可
能な本発明装置の第二の要素は転子安定板２０からな
り、これは実質的に縦長軸部２２とこれに接続した転子
支え部２５とで構成してある。
【００３０】スリーブ付接合板１０の骨固定接合板１２
と平行に延びた縦長軸部２２は若干数の取付孔２１を備
えており、これは骨固定接合板１２の取付孔１１と整列
している。転子安定板２０とスリーブ付接合板１０との
安定した結合を達成するため、軸部２２の取付孔２１は
取付孔１１の皿穴１６内に係合する適宜な凹部２６を備
えている。
【００３１】軸部２２は外面と、骨の方すなわち骨に取
り付けたスリーブ付接合板の方に向けられる内面とを有
しており、スリーブ付接合板１０の骨固定接合板１２と
同様に中空円筒の断片として形成してある（図７、図
８）。軸部２２の側縁２３および２４は内面の方向に曲
げてあり、こうしてスリーブ付接合板１０の骨に当接す
る骨固定接合板１２に対応する外側のレール(Schiene)
が得られる。縁２３および２４は軸部２２に対して図７
に示すように（対称面３１を基準に）例えば３°の角度
αを成し、こうしてスリーブ付接合板１０の骨固定接合
板１２を弾力的に受容する弾性クリップが得られる。
【００３２】尾部側に配置される軸部２２には頭部側に
向けられる転子支え部２５が接続しており、転子支え部
２５は小籠状に成形してあり、直径約４ｍｍの取付孔２
８を若干数備えている。取付孔２８に加えて縁に沿って
直径約３ｍｍの小孔３２が幾つか設けてあり、小孔３２
は締結ワイヤ(Cerclagedraht) の選択的または補足的使
用に利用される。大きい方の取付孔２８はかかる用途に
は適していない。なぜなら取付孔２８はこの目的にとっ
て位置が不都合であり、また皿穴により必然的に縁が鋭
く、締結ワイヤを切断することがあろうからである。
【００３３】図９に示すように、軸部２２と転子支え部
２５との間の移行部を補強するために２本の縦長ビード
（条溝）２７が設けてあり、これらは軸部２２の範囲内
にまで延びている。
【００３４】かくして骨固定接合板１２はその外側レー
ルとして形成した転子安定板２０の軸部２２内に挿入し
て相対応した取付孔１１および２１を重ね合わせること
ができ、取付手段として役立つ固定ねじ３０により本発
明装置の両要素は一緒に骨１と結合可能である。転子支
え部は変形可能に形成してあり、手術中に転子の形状寸
法に適合することができ、また取付孔２８に挿入した好
適なねじ（図示省略した）を利用して転子５に固定する
ことができる。
【００３５】軸部２２の取付孔の一つ２９はその中に挿
入する取付手段３０を完全に挿通するように形成してあ
り、すなわち残りの取付孔２１より大きくしてあり、そ
れによって転子安定板２０はすでに骨に固定したスリー
ブ付接合板１０に後からでも、これを再び緩める必要も
なく取り付けることができる。
【００３６】転子安定板２０は剛性が得られる構造とな
っているのでかなり薄い（金属）板、好ましくは１．２
５〜１．８５ｍｍ、より好ましくは１．３５〜１．７ｍ
ｍ薄い板から作製することができる。材料として主にス
テンレス鋼が適している。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明装置の斜視図である。
【図２】 図１に示す転子安定板を前方から見た図であ
る。
【図３】 図１に示す転子安定板を横から見た図であ
る。
【図４】 図１に示す転子安定板を後方から見た図であ
る。
【図５】 レールとして働く転子安定板と組立てたスリ
ーブ付接合板の側面図である。
【図６】 組立てて大腿骨に取り付けた図５に示す装置
の縦断面図である。
【図７】 図５に示す装置のVII −VII 線に沿った横断
面図である。
【図８】 図５に示す装置のVIII−VIII線に沿った横断
面図である。
【図９】 図４に示す転子安定板のIX−IX線に沿った横
断面図である。
【符号の説明】
１：骨、２：関節領域、３：長手軸、１０：スリーブ付
接合板、１１，２１：取付孔、１２：骨固定接合板、１
３：スリーブ、１４：取付要素、２０：転子安定板、２
２：軸部、２３，２４：曲げられた縁、２５：転子支え
部、２７：補強ビード、３０：取付手段。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 骨（１）と結合可能な、骨（１）の長手
    軸（３）と平行に延び、取付孔（１１）を備えた骨固定
    接合板（１２）、および骨固定接合板（１２）に対して
    或る角度を成し、骨（１）の関節領域に挿入する取付要
    素（１４）を受容するスリーブ（１３）を有するスリー
    ブ付接合板（１０）と；骨固定接合板（１２）と平行に
    延び、相対応した取付孔（２１）を有しており、尾部側
    に向けられる、少なくとも一部の範囲で横に曲げた縁
    （２３，２４）を有する縦長軸部（２２）、および軸部
    （２２）に接続していて、頭部側に向けられる転子支え
    部（２５）を有する、スリーブ付接合板（１０）と着脱
    自在に結合可能な転子安定板（２０）と；からなる、関
    節領域（２）で折れた骨（１）を結合する装置であっ
    て：転子安定板（２０）の縦長軸部（２２）が横に曲げ
    た両縁（２３，２４）を有しており、スリーブ付接合板
    （１０）の骨に当接する骨固定接合板（１２）に対応す
    る外側のレールとして形成してあり、かつ転子安定板
    （２０）とスリーブ付接合板（１０）とが、相対応した
    取付孔（１１，２１）内に挿入可能な取付手段（３０）
    により一緒に骨（１）と結合可能であることを特徴とす
    る、前記装置。
  2. 【請求項２】 転子安定板（２０）の縦長軸部（２２）
    とスリーブ付接合板（１０）の骨固定接合板（１２）と
    が中空円筒の断片形状に形成してあることを特徴とする
    請求項１記載の装置。
  3. 【請求項３】 スリーブ付接合板（１０）の骨固定接合
    板（１２）に対応する外側のレールとして形成した転子
    安定板（２０）が弾性クリップとして構成してあり、そ
    の縁（２３，２４）の末端でもってスリーブ付接合板
    （１０）の骨固定接合板（１２）を弾力的に把持するこ
    とを特徴とする請求項１または２記載の装置。
  4. 【請求項４】 転子安定板（２０）の縦長軸部（２２）
    の縁（２３，２４）が、転子安定板（２０）の対称面
    （３１）に対して１°〜５°、好ましくは２°〜４°の
    角度αを成すことを特徴とする請求項３記載の装置。
  5. 【請求項５】 骨固定接合板（１２）の相対応した取付
    孔（１１）が皿穴（１６）を備えており、かつこれに対
    応した軸部（２２）の取付孔（２１）が皿穴（１６）内
    に係合する適宜な凹部（２６）を備えていることを特徴
    とする請求項１〜４のいずれか１項記載の装置。
  6. 【請求項６】 転子支え部（２５）が主に長手方向に延
    びた補強ビード（２７）を備えており、補強ビード（２
    ７）が好ましくは軸部（２２）の範囲内にまで延びてい
    ることを特徴とする請求項１〜５のいずれか１項記載の
    装置。
  7. 【請求項７】 軸部（２２）の取付孔（２１）の少なく
    とも一つが、その中に挿入する取付手段（３０）を完全
    に挿通するよう形成してあることを特徴とする請求項１
    〜６のいずれか１項記載の装置。
  8. 【請求項８】 転子安定板（２０）が取付孔（２８）を
    備えていることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１
    項記載の装置。
  9. 【請求項９】 転子安定板（２０）が１．２５〜１．８
    ５ｍｍ、好ましくは１．３５〜１．７ｍｍの薄い板から
    作製してあることを特徴とする請求項１〜８のいずれか
    １項記載の装置。
  10. 【請求項１０】 骨固定接合板（１２）と平行に延び、
    相対応した取付孔（２１）を有しており、尾部側に向け
    られる、少なくとも一部の範囲で横に曲げた縁（２３，
    ２４）を有する縦長軸部（２２）と、 軸部（２２）に接続していて、頭部側に向けられる転子
    支え部（２５）とを有する、請求項１〜９のいずれか１
    項記載の装置用の転子安定板（２０）。
JP4157394A 1991-05-30 1992-05-26 転子安定装置 Expired - Lifetime JP2539725B2 (ja)

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CH01602/91-3 1991-05-30
CH160291A CH686222A5 (de) 1991-05-30 1991-05-30 Trochanterstabilisierungsvorrichtung.

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JPH05184594A JPH05184594A (ja) 1993-07-27
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EP (1) EP0515828B1 (ja)
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AT (1) ATE138255T1 (ja)
AU (1) AU645195B2 (ja)
CA (1) CA2069660C (ja)
CH (1) CH686222A5 (ja)
DE (1) DE59206339D1 (ja)
HK (1) HK151496A (ja)

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