JP2539710B2 - 工作物反転搬送装置 - Google Patents
工作物反転搬送装置Info
- Publication number
- JP2539710B2 JP2539710B2 JP16916491A JP16916491A JP2539710B2 JP 2539710 B2 JP2539710 B2 JP 2539710B2 JP 16916491 A JP16916491 A JP 16916491A JP 16916491 A JP16916491 A JP 16916491A JP 2539710 B2 JP2539710 B2 JP 2539710B2
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- JP
- Japan
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- horizontal
- arm member
- rod
- work
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】各種加工機械を複数並設した工場
等において、両面加工の必要な工作物を製造する際に、
片面の加工が終了した工作物を加工機械から取り外し、
同工作物を反転させて該加工機械又は他の加工機械へ取
り付ける作業工程を自動的に行う工作物反転搬送装置の
改良に関する。
等において、両面加工の必要な工作物を製造する際に、
片面の加工が終了した工作物を加工機械から取り外し、
同工作物を反転させて該加工機械又は他の加工機械へ取
り付ける作業工程を自動的に行う工作物反転搬送装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面加工の必要な工作物を製造す
る際に使用されていた工作物反転搬送装置は、加工機の
側方の他の加工機との間に床上設置された工作物反転装
置を利用する構成であった。従って、同装置本体の故障
時、或いは加工機械のメンテナンス時等に都合が悪かっ
ただけでなく、該工作物反転装置の設置場所を確保する
ために加工機械の設置間隔を必要以上にとらねばなら
ず、工場の敷地を有効に利用できないという問題があっ
た。その上、加工機械の間隔が広い場合、工作物の搬送
にも時間がかかり、工場の生産能率を低下させる要因に
もなっていた。
る際に使用されていた工作物反転搬送装置は、加工機の
側方の他の加工機との間に床上設置された工作物反転装
置を利用する構成であった。従って、同装置本体の故障
時、或いは加工機械のメンテナンス時等に都合が悪かっ
ただけでなく、該工作物反転装置の設置場所を確保する
ために加工機械の設置間隔を必要以上にとらねばなら
ず、工場の敷地を有効に利用できないという問題があっ
た。その上、加工機械の間隔が広い場合、工作物の搬送
にも時間がかかり、工場の生産能率を低下させる要因に
もなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、加工
機械の配置に拘りなく取り付け可能で、構造も大変シン
プルな、工作物反転搬送装置を提供することにある。
機械の配置に拘りなく取り付け可能で、構造も大変シン
プルな、工作物反転搬送装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、 1) 1又は複数台の加工機械の上方に水平なレールを
配し、同レールに沿って走行自在な走行体を取り付け、
同走行体に昇降杆を昇降自在に垂設し、同昇降杆の下部
に工作物保持部を水平と垂直の姿勢をとりうるように回
動自在に取り付け、又、上記レールの所定位置で垂下し
た吊下杆の一端に工作物仮置台を昇降自在に設け、同吊
下杆に水平軸まわりに180°回転して両端で水平な状
態を保持しているアーム部材を設け、同アーム部材の先
端に工作物を水平に把持する工作物保持手段を水平軸ま
わり90°回転自在に設け、しかもアーム部材を回転し
て一方の水平な状態としたときにアーム部材の先端の工
作物保持手段が上記工作物仮置台の上方に位置するよう
にした工作物反転搬送装置 2) 1又は複数台の加工機械の上方に水平なレールを
配し、同レールに沿って走行自在な走行体を取り付け、
同走行体に昇降杆を昇降自在に垂設し、同昇降杆の下部
も工作物保持部を水平と垂直の姿勢をとりうるように回
動自在に取り付け、又、上記レールの所定位置で垂下し
た吊下杆の一端に工作物仮置台を昇降自在に設け、同吊
下杆に水平軸まわりに180°回転して両端で水平な状
態を保持し ているアーム部材を設け、同アーム部材の先
端に工作物を垂直に把持する工作物保持手段を水平軸ま
わり90°回転自在に設け、しかもアーム部材を回転し
て一方の水平な状態としたときにアーム部材の先端の工
作物保持手段が上記工作物仮置台の上方に位置するよう
にした工作物反転搬送装置にある。
発明の要旨は、 1) 1又は複数台の加工機械の上方に水平なレールを
配し、同レールに沿って走行自在な走行体を取り付け、
同走行体に昇降杆を昇降自在に垂設し、同昇降杆の下部
に工作物保持部を水平と垂直の姿勢をとりうるように回
動自在に取り付け、又、上記レールの所定位置で垂下し
た吊下杆の一端に工作物仮置台を昇降自在に設け、同吊
下杆に水平軸まわりに180°回転して両端で水平な状
態を保持しているアーム部材を設け、同アーム部材の先
端に工作物を水平に把持する工作物保持手段を水平軸ま
わり90°回転自在に設け、しかもアーム部材を回転し
て一方の水平な状態としたときにアーム部材の先端の工
作物保持手段が上記工作物仮置台の上方に位置するよう
にした工作物反転搬送装置 2) 1又は複数台の加工機械の上方に水平なレールを
配し、同レールに沿って走行自在な走行体を取り付け、
同走行体に昇降杆を昇降自在に垂設し、同昇降杆の下部
も工作物保持部を水平と垂直の姿勢をとりうるように回
動自在に取り付け、又、上記レールの所定位置で垂下し
た吊下杆の一端に工作物仮置台を昇降自在に設け、同吊
下杆に水平軸まわりに180°回転して両端で水平な状
態を保持し ているアーム部材を設け、同アーム部材の先
端に工作物を垂直に把持する工作物保持手段を水平軸ま
わり90°回転自在に設け、しかもアーム部材を回転し
て一方の水平な状態としたときにアーム部材の先端の工
作物保持手段が上記工作物仮置台の上方に位置するよう
にした工作物反転搬送装置にある。
【0005】
【作用】本発明の工作物反転搬送装置は、1又は複数台
の加工機械の上方に水平のレールを配し、同レールに沿
って走行自在な走行体を取り付け、同走行体に昇降杆を
昇降自在に重複し、同昇降杆に水平と垂直の姿勢をとり
うるように回動が可能な工作物保持部を取り付け、該レ
ールの所定位置に垂下した吊下杆の一端に昇降自在な工
作物仮置台を設け、同工作物仮置台の側方には先端に工
作物保持手段を有するアーム部材を180°回動自在に
取り付け、更にその先端に90°回転自在な工作物保持
手段を設けたものである。該工作物反転搬送装置を各加
工機械の上方に配す。 これによって、第1加工機械にお
いて、片面の加工の終了した工作物を昇降杆の高さを調
整して工作物保持部を用いて該加工機械から取り外し、
該工作物保持部工作物を加工の終了した側をもって保持
する。工作物を保持した状態で、昇降杆を上昇させて第
1加工機械の上方で同工作物保持部をレールに沿って吊
下杆の方へ移動させ、同吊下杆に取り付けられた水平の
アーム部材先端の工作物保持手段に受け渡す。そうする
と、同工作物保持手段は同工作物をその非加工側をもっ
て保持し、アーム部材を180°回動させて工作物仮置
台上方に同工作物を送る。この位置で工作物保持手段を
90°回転させ、同工作物を非加工側を上方に向けた状
態として工作物方仮置台を上昇させて工作物を受けと
る。しかる後に別の水平の姿勢の工作物保持部を用いて
該工作物を保持し、90°回転させ、又適切な高さに昇
降杆を移動し、第2の加工機械に取り付ければ、非加工
側を外方に向けた状態になり、同工作物の非加工側を加
工することができる。請求項2の発明では、第1加工機
械で工作物を保持すると工作物保持部が90°回転して
水平の状態で工作物を下方に吊すように保持して、吊下
杆の方向に移動させる。吊下杆の下端の工作物保持手段
に工作物を垂直の状態で受け渡す。そ の後アーム部材を
180°反転して、工作物保持手段の工作物を工作物仮
置台上に置く。後の動作は請求項1の発明と同様にして
第2加工機械へロードする。
の加工機械の上方に水平のレールを配し、同レールに沿
って走行自在な走行体を取り付け、同走行体に昇降杆を
昇降自在に重複し、同昇降杆に水平と垂直の姿勢をとり
うるように回動が可能な工作物保持部を取り付け、該レ
ールの所定位置に垂下した吊下杆の一端に昇降自在な工
作物仮置台を設け、同工作物仮置台の側方には先端に工
作物保持手段を有するアーム部材を180°回動自在に
取り付け、更にその先端に90°回転自在な工作物保持
手段を設けたものである。該工作物反転搬送装置を各加
工機械の上方に配す。 これによって、第1加工機械にお
いて、片面の加工の終了した工作物を昇降杆の高さを調
整して工作物保持部を用いて該加工機械から取り外し、
該工作物保持部工作物を加工の終了した側をもって保持
する。工作物を保持した状態で、昇降杆を上昇させて第
1加工機械の上方で同工作物保持部をレールに沿って吊
下杆の方へ移動させ、同吊下杆に取り付けられた水平の
アーム部材先端の工作物保持手段に受け渡す。そうする
と、同工作物保持手段は同工作物をその非加工側をもっ
て保持し、アーム部材を180°回動させて工作物仮置
台上方に同工作物を送る。この位置で工作物保持手段を
90°回転させ、同工作物を非加工側を上方に向けた状
態として工作物方仮置台を上昇させて工作物を受けと
る。しかる後に別の水平の姿勢の工作物保持部を用いて
該工作物を保持し、90°回転させ、又適切な高さに昇
降杆を移動し、第2の加工機械に取り付ければ、非加工
側を外方に向けた状態になり、同工作物の非加工側を加
工することができる。請求項2の発明では、第1加工機
械で工作物を保持すると工作物保持部が90°回転して
水平の状態で工作物を下方に吊すように保持して、吊下
杆の方向に移動させる。吊下杆の下端の工作物保持手段
に工作物を垂直の状態で受け渡す。そ の後アーム部材を
180°反転して、工作物保持手段の工作物を工作物仮
置台上に置く。後の動作は請求項1の発明と同様にして
第2加工機械へロードする。
【0006】
【実施例】実施例については、図面に基づいて説明す
る。図1は本実施例を示す概略正面図、図2は本実施例
の要部正面図、図3は図2の底面図である。
る。図1は本実施例を示す概略正面図、図2は本実施例
の要部正面図、図3は図2の底面図である。
【0007】本実施例では、図1に示す如く、各加工機
械毎に工作物反転搬送装置1,11を取り付けた構成と
なっている。第1加工機械2の上方に配した水平のレー
ル3と、第2加工機械12の上方に配した水平のレール
13とが近接するよう各レールの長さは工場内の加工機
械の配置に従って決定してある。以下、工作物反転搬送
装置1について説明する。レール3に沿って横行自在な
走行体4には、昇降杆5cが昇降自在に取付けられ、同
昇降杆の下端に工作物保持5が垂直と水平の両姿勢を保
持しえるように回転に取付けられている。本実施例の工
作物保持部5は、加工機械へ工作物を取り付けるローダ
ー5bと、加工機械から工作物を取り外すアンローダー
5aとを備えている。又、同工作物保持部5は上方へ9
0°の回動が可能であり、加工機械の工作物取り付け方
向の水平・垂直を問わず、工作物の取り付け・取り外し
が行えるだけでなく、台上への工作物の載置や台上等か
らの把持も容易である。一方、レール3の端部には、吊
下杆6をもってアーム部材7と工作物仮置台8とが懸吊
されている。
械毎に工作物反転搬送装置1,11を取り付けた構成と
なっている。第1加工機械2の上方に配した水平のレー
ル3と、第2加工機械12の上方に配した水平のレール
13とが近接するよう各レールの長さは工場内の加工機
械の配置に従って決定してある。以下、工作物反転搬送
装置1について説明する。レール3に沿って横行自在な
走行体4には、昇降杆5cが昇降自在に取付けられ、同
昇降杆の下端に工作物保持5が垂直と水平の両姿勢を保
持しえるように回転に取付けられている。本実施例の工
作物保持部5は、加工機械へ工作物を取り付けるローダ
ー5bと、加工機械から工作物を取り外すアンローダー
5aとを備えている。又、同工作物保持部5は上方へ9
0°の回動が可能であり、加工機械の工作物取り付け方
向の水平・垂直を問わず、工作物の取り付け・取り外し
が行えるだけでなく、台上への工作物の載置や台上等か
らの把持も容易である。一方、レール3の端部には、吊
下杆6をもってアーム部材7と工作物仮置台8とが懸吊
されている。
【0008】図2,図3に示す如く、同アーム部材7は
アクチュエータ19を備え、垂直面内の回動自在に取り
付けられているが、水平状態よりも下方へ回動すること
のないよう、ストッパー9と対応する位置に突出部10
が設けてある。又、同アーム部材7の先端には、アクチ
ュエータ14を備えた回動自在なチャック15が取り付
けてある。一方、工作物仮置台8はシリンダ16を備
え、前記チャック15の回動軌跡上に昇降自在に配され
ている。シリンダ16によって昇降自在とすることで、
工作物の外形寸法に応じてその位置を変えられるよう構
成してある。
アクチュエータ19を備え、垂直面内の回動自在に取り
付けられているが、水平状態よりも下方へ回動すること
のないよう、ストッパー9と対応する位置に突出部10
が設けてある。又、同アーム部材7の先端には、アクチ
ュエータ14を備えた回動自在なチャック15が取り付
けてある。一方、工作物仮置台8はシリンダ16を備
え、前記チャック15の回動軌跡上に昇降自在に配され
ている。シリンダ16によって昇降自在とすることで、
工作物の外形寸法に応じてその位置を変えられるよう構
成してある。
【0009】以上の如く構成された工作物反転搬送装置
1及び同一構成の11を用いて、第1加工機械2にて片
面の加工の終了した工作物17を第2加工機械12へ取
り付ければ両面加工を完了させることができる。まず、
第1加工機械2において、昇降杆5cで高さ調整し、又
工作物保持部5を垂直にしてローダ5b,アンローダ5
aを水平方向に向けて、第1加工機械2に対向される。
次に片面17aの加工の終了した工作物17を前記アン
ローダー5aを用いて取り外し、昇降杆5cを上昇させ
て上方へ移動して後にレール3に沿って横行し、吊下杆
6の位置の前で停止し、昇降杆5cを下降させ、前記ア
ーム部材7の先端の水平状態で待機中のチャック15に
受渡す。同チャック15が工作物17を保持した後、ア
ーム部材7を上方へ180°回動させると同時に同チャ
ック15も同方向へ90°回動させることによって、同
チャック15は下向きとなり該工作物17をその非加工
面17bを上方に向けた状態で工作物仮置台8上に載置
できる。しかる後に、第2加工機械12上方の工作物反
転搬送装置11の走行体の走行と昇降杆の昇降で工作物
保持部18を上方へ90°回動させた水平状態で降下さ
せ、ローダー18aでもって工作物仮置台8上の工作物
17を保持し、走行体の走行と昇降杆の昇降で第2下降
機械12に対向させ、ローダ18aによって第2加工機
械12へ取り付ければ非加工面17bを外方に向けた状
態となり、両面加工を完了することができる。もちろ
ん、再び工作物保持部5を用いて第1加工機械2に取り
付け、両面加工を完了させることもできる。
1及び同一構成の11を用いて、第1加工機械2にて片
面の加工の終了した工作物17を第2加工機械12へ取
り付ければ両面加工を完了させることができる。まず、
第1加工機械2において、昇降杆5cで高さ調整し、又
工作物保持部5を垂直にしてローダ5b,アンローダ5
aを水平方向に向けて、第1加工機械2に対向される。
次に片面17aの加工の終了した工作物17を前記アン
ローダー5aを用いて取り外し、昇降杆5cを上昇させ
て上方へ移動して後にレール3に沿って横行し、吊下杆
6の位置の前で停止し、昇降杆5cを下降させ、前記ア
ーム部材7の先端の水平状態で待機中のチャック15に
受渡す。同チャック15が工作物17を保持した後、ア
ーム部材7を上方へ180°回動させると同時に同チャ
ック15も同方向へ90°回動させることによって、同
チャック15は下向きとなり該工作物17をその非加工
面17bを上方に向けた状態で工作物仮置台8上に載置
できる。しかる後に、第2加工機械12上方の工作物反
転搬送装置11の走行体の走行と昇降杆の昇降で工作物
保持部18を上方へ90°回動させた水平状態で降下さ
せ、ローダー18aでもって工作物仮置台8上の工作物
17を保持し、走行体の走行と昇降杆の昇降で第2下降
機械12に対向させ、ローダ18aによって第2加工機
械12へ取り付ければ非加工面17bを外方に向けた状
態となり、両面加工を完了することができる。もちろ
ん、再び工作物保持部5を用いて第1加工機械2に取り
付け、両面加工を完了させることもできる。
【0010】以上説明した実施例では、チャックを回動
させることによって、水平状態で受け取った工作物を工
作物仮置台上に載置する構成としたが、図4に示すよう
にアーム部材の先端の工作物17を垂直の状態でするこ
とができる。図4の例ではチャック15は90°回転す
る必要はなく固定でよい。この図4の構造のものでは、
作物保持部5を回動させ、工作物を垂直状態にしてチャ
ック15に受渡せば、アーム部材7を回動させるだけで
工作物仮置台8上に載置できるので、チャック15をア
ーム部材7に対して回動自在に取り付けなくとも直角に
固着しておくだけでよく、一層シンプルな構造とするこ
とができる。又、本実施例では、工作物保持部をローダ
ーとアンローダーを備えた構成としたが、もちろん取り
付け・取り外し兼用の構成にすることもできる。
させることによって、水平状態で受け取った工作物を工
作物仮置台上に載置する構成としたが、図4に示すよう
にアーム部材の先端の工作物17を垂直の状態でするこ
とができる。図4の例ではチャック15は90°回転す
る必要はなく固定でよい。この図4の構造のものでは、
作物保持部5を回動させ、工作物を垂直状態にしてチャ
ック15に受渡せば、アーム部材7を回動させるだけで
工作物仮置台8上に載置できるので、チャック15をア
ーム部材7に対して回動自在に取り付けなくとも直角に
固着しておくだけでよく、一層シンプルな構造とするこ
とができる。又、本実施例では、工作物保持部をローダ
ーとアンローダーを備えた構成としたが、もちろん取り
付け・取り外し兼用の構成にすることもできる。
【0011】又、本実施例では、各加工機械毎に所定長
さの直線レールを有する工作物反転搬送装置を備えた構
成としたが、もちろん、一本の共用レールを上方に配し
てもよいし、加工機械の配置に合わせて曲折させること
もできる。さらに、工作物保持部やアーム部材及び工作
物仮置台も共用とすることもできる。
さの直線レールを有する工作物反転搬送装置を備えた構
成としたが、もちろん、一本の共用レールを上方に配し
てもよいし、加工機械の配置に合わせて曲折させること
もできる。さらに、工作物保持部やアーム部材及び工作
物仮置台も共用とすることもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、工場敷地内の加工機械の配置に拘りなく取
り付け可能であり、工場の敷地を有効に活用した機械配
置ができると同時に、その機械間の搬送時間を短縮で
き、工場の生産能率を高めることができる。又、本発明
は大変シンプルな構造であるので、その製作及びメンテ
ナンスも容易である。
ているので、工場敷地内の加工機械の配置に拘りなく取
り付け可能であり、工場の敷地を有効に活用した機械配
置ができると同時に、その機械間の搬送時間を短縮で
き、工場の生産能率を高めることができる。又、本発明
は大変シンプルな構造であるので、その製作及びメンテ
ナンスも容易である。
【図1】実施例を示す概略正面図である。
【図2】実施例の要部正面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】アーム部材の構成の他の例を示す要部正面図で
ある。
ある。
1 工作物反転搬送装置 2 第1加工機械 3 レール 4 走行体 5 工作物保持部 5a アンローダ 5b ローダ 5c 昇降杆 6 吊下杆 7 アーム部材 8 工作物仮置台 9 ストッパー 10 突出部 11 工作物反転搬送装置 12 第2加工機械 13 レール 14 アクチュエータ 15 チャック 16 シリンダ 17 工作物 18 工作物保持部 18a アンローダ 18b ローダ 19 アクチュエータ
Claims (2)
- 【請求項1】 1又は複数台の加工機械の上方に水平な
レールを配し、同レールに沿って走行自在な走行体を取
り付け、同走行体に昇降杆を昇降自在に垂設し、同昇降
杆の下部に工作物保持部を水平と垂直の姿勢をとりうる
ように回動自在に取り付け、又、上記レールの所定位置
で垂下した吊下杆の一端に工作物仮置台を昇降自在に設
け、同吊下杆に水平軸まわりに180°回転して両端で
水平な状態を保持しているアーム部材を設け、同アーム
部材の先端に工作物を水平に把持する工作物保持手段を
水平軸まわり90°回転自在に設け、しかもアーム部材
を回転して一方の水平な状態としたときにアーム部材の
先端の工作物保持手段が上記工作物仮置台の上方に位置
するようにした工作物反転搬送装置。 - 【請求項2】 1又は複数台の加工機械の上方に水平な
レールを配し、同レールに沿って走行自在な走行体を取
り付け、同走行体に昇降杆を昇降自在に垂設し、同昇降
杆の下部も工作物保持部を水平と垂直の姿勢をとりうる
ように回動自在に取り付け、又、上記レールの所定位置
で垂下した吊下杆の一端に工作物仮置台を昇降自在に設
け、同吊下杆に水平軸まわりに180°回転して両端で
水平な状態を保持しているアーム部材を設け、同アーム
部材の先端に工作物を垂直に把持する工作物保持手段を
水平軸まわり90°回転自在に設け、しかもアーム部材
を回転して一方の水平な状態としたときにアーム部材の
先端の工作物保持手段が上記工作物仮置台の上方に位置
するようにした工作物反転搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16916491A JP2539710B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 工作物反転搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16916491A JP2539710B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 工作物反転搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365534A JPH04365534A (ja) | 1992-12-17 |
JP2539710B2 true JP2539710B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=15881457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16916491A Expired - Lifetime JP2539710B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 工作物反転搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539710B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5073340B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2012-11-14 | シチズンホールディングス株式会社 | ワーク加工システム |
JP5597360B2 (ja) * | 2009-05-18 | 2014-10-01 | 株式会社Ihi | 門型クレーン |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP16916491A patent/JP2539710B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04365534A (ja) | 1992-12-17 |
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