JP2539311Y2 - 釣竿のリール脚固定装置における緊締筒 - Google Patents

釣竿のリール脚固定装置における緊締筒

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JP2539311Y2
JP2539311Y2 JP1991101867U JP10186791U JP2539311Y2 JP 2539311 Y2 JP2539311 Y2 JP 2539311Y2 JP 1991101867 U JP1991101867 U JP 1991101867U JP 10186791 U JP10186791 U JP 10186791U JP 2539311 Y2 JP2539311 Y2 JP 2539311Y2
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山本  茂
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ダイワ精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案に釣竿のリール固定装置に
おける遊動フードを緊締固定する緊締筒の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の遊動フードを緊締固定する緊締筒
は、通常金属、硬質合成樹脂等硬質材で形成されている
のが現状であるが、操作及び握持し易いようにその外側
に軟質合成樹脂、合成ゴム等の柔軟弾性部材からなる支
持筒を嵌着することが実公昭53ー31267号公報で
知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら前記柔軟
弾性部材からなる支持筒は、緊締筒の緊締操作時や握持
した時の力が緊締筒の前後端の外周端縁に集中しその部
分の柔軟弾性部材が局部的に伸縮して破断するために柔
軟弾性部材を肉薄に形成することができず、肉厚が厚く
なり、折角の握持機能を充分に発揮できない問題点があ
る。
【0004】これらの現状に鑑み、本考案は前記欠陥を
改善して柔軟弾性部材の肉厚が薄く握持機能の良い緊締
筒を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するために、遊動フードを係合しかつ筒状本体に螺合す
る緊締筒の外周面に薄肉厚の柔軟弾性部材を被着すると
共に前記緊締筒の両端部には前記柔軟弾性部材の両端縁
を保護係止する環状係合体を設けると共に前記遊動フー
ドと反対側の環状係合体を外端に向け小径になるように
截頭円錐状に形成したものである。前記環状係合体は緊
締筒と別個に形成しても良いが緊締筒と一体に形成する
ことができる。
【0006】また柔軟弾性部材としては、塩化ビニー
ル、ウレタン等の軟質合成樹脂、天然又は合成ゴム等を
使用し、その肉厚は3.0mm以下0.5〜1.5mmが好
ましく、更にその表面に軸方向に滑り止め突条を形成す
るのが好適である。
【0007】
【作用】緊締筒の外周面に被着された肉薄の柔軟弾性部
材の両端縁は、緊締筒に設けられた環状係合体によって
保護補強され、緊締筒の回動又は握持時に作用する力に
よる柔軟弾性部材端縁の破損を阻止すると共に薄肉厚の
柔軟弾性部材の被着は緊締筒の回動及び握持操作を容易
にする。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図面について説明すると、
釣竿に嵌着固定される筒状本体1の一端部には固定フー
ド2を有する握り部3が一体に固着されると共に他端部
における筒状本体1には公知のように遊動フード4と該
遊動フード4に係合しかつ筒状本体1の雄螺子部に螺合
する緊締筒5とが設けられ、固定フード2と遊動フード
4間の筒状本体1にリール脚を装着固定するように構成
されている。
【0009】前記緊締筒5は金属、ナイロン、ポリアセ
タール等の硬質合成樹脂等の硬質材で形成すると共にそ
の外周面には軸方向の凹溝6を介して塩化ビニール、ウ
レタン等の軟質合成樹脂、天然又は合成ゴム等の薄肉厚
の柔軟弾性部材7が嵌合被着されており、更に該柔軟弾
性部材7の表面にも軸方向に滑り止め突条8が一体に形
成されている。
【0010】また前記柔軟弾性部材7の両端縁における
緊締筒5には夫々環状及び截頭円錐状の環状係合体9
一体又は別体に設けられ、柔軟弾性部材7の端縁を保護
係止しており、特に遊動フード4と反対側の環状係合体
9は外端に向け小径になるように形成されている。なお
前記実施例はリール脚を筒状本体1に装着する方式を例
示したが、筒状本体に釣竿の竿管を兼用せしめ、緊締筒
を竿管に直接形成した雄螺子部に螺合させる方式にも適
用することができる。
【0011】本考案の実施例は上記のように構成されて
いるので、薄肉厚の柔軟弾性部材7が被着された握り易
い緊締筒5を回動してリール脚を固定フード2と遊動フ
ード4間に緊締固定したり、柔軟弾性部材7の被着され
た緊締筒5を握持したりして釣竿操作を行うものであ
り、これらの回動及び握持操作で薄肉厚の柔軟弾性部材
7の端縁が破損するのを環状係合体9で保護防止する。
【0012】
【考案の効果】本考案は緊締筒に薄肉厚の柔軟弾性部材
で被着して緊締筒を必要以上に太くしないでその握持操
作及び回動操作を違和感なく容易に行うことができると
同時にこれらの操作による柔軟弾性部材の両端縁に作用
する局部的伸縮力は環状係合体によって緩和阻止されて
この部分の強度を補強しその破損を確実に防止して長期
に亘り緊締筒を握り易い状態で円滑容易に操作すること
ができ、また遊動フードと反対側の截頭円錐状の環状係
合体は緊締筒の握持範囲を長くしてその握持及び魚釣り
操作をし易くすると共に柔軟弾性部材の外端部に作用す
る負荷を一層確実に防止でき強度を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案要部の一部切欠正面図。
【図2】同縦断正面図。
【図3】本考案の正面図。
【符号の説明】
1 筒状本体 4 遊動フード 5 緊締筒 7 柔軟弾性部材 9 環状係合体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊動フードを係合しかつ筒状本体に螺合
    する緊締筒の外周面に薄肉厚の柔軟弾性部材を被着する
    と共に前記緊締筒の両端部には前記柔軟弾性部材の両端
    縁を保護係止する環状係合体を設けると共に前記遊動フ
    ードと反対側の環状係合体を外端に向け小径になるよう
    に截頭円錐状に形成した釣竿のリール脚固定装置におけ
    る緊締筒。
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