JP2539212B2 - 雪上車の気化器結氷防止装置 - Google Patents
雪上車の気化器結氷防止装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、雪上車の気化器結氷防止装置に関するもの
である。
である。
実開昭56−23131号公報等に記載されるように、従来
の雪上車の車体カバーは、車体前部の上下両面を共に覆
い、その内側にエンジンを収納するようになっている。
の雪上車の車体カバーは、車体前部の上下両面を共に覆
い、その内側にエンジンを収納するようになっている。
一方、このような雪上車をもっと廉価にして大衆化す
るため、エンジンとしてスクター等に使用されているよ
うな小型のものを使用し、かつ車体前部の下面側カバー
を設けずに開放型にするようにしたものが提案されてい
る。
るため、エンジンとしてスクター等に使用されているよ
うな小型のものを使用し、かつ車体前部の下面側カバー
を設けずに開放型にするようにしたものが提案されてい
る。
しかし、このように車体前部の下面側を開放したもの
は、雪がエンジンルーム内に入り込むため、これがエン
ジン外壁との接触によって蒸発し、エンジンルーム内を
湿度の高い状態にする。そのため、この蒸発した水分が
比較的温度の低い気化器の外周面に結露し、これが停車
後のエンジン停止中に結氷し、次のエンジンスタートを
不円滑にするという問題があった。
は、雪がエンジンルーム内に入り込むため、これがエン
ジン外壁との接触によって蒸発し、エンジンルーム内を
湿度の高い状態にする。そのため、この蒸発した水分が
比較的温度の低い気化器の外周面に結露し、これが停車
後のエンジン停止中に結氷し、次のエンジンスタートを
不円滑にするという問題があった。
本発明の目的は、上述のように車体前部下面側を開放
した雪上車において、エンジンに付設されているベルト
変速機を活用した簡単な機構により、気化器の結氷が起
こらないようにした装置を提供することにある。
した雪上車において、エンジンに付設されているベルト
変速機を活用した簡単な機構により、気化器の結氷が起
こらないようにした装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、車体前部の上面
側をカバーで覆うとともに下面側を開放し、前記カバー
の内側に気化器とこの気化器を吸気側に接続したエンジ
ンとを配置する一方、前記気化器の吸気側に空気清浄器
を設け、前記エンジンに、その動力をトラックに伝達す
るベルト変速機を接続するとともに、該ベルト変速機を
ベルトを冷却するファンを内設したケーシング内に設け
た雪上車において、前記気化器の外周を囲むようにカバ
ーケースを設け、前記空気清浄器からダクトを分岐させ
て前記ベルト変速機のケーシングに空気を導入するよう
に接続し、該ケーシングに内部の空気を排気するダクト
を設け、このダクトの出口を前記カバーケースに接続し
て前記気化器の外周部にケーシング内部の空気を導き、
かつ前記気化器を前記ベルト変速機のケーシングよりも
上方に設け、該ケーシング内部の空気を排気するダクト
の出口を前記ベルト変速機のケーシングよりも上方に配
置したことを特徴とするものである。
側をカバーで覆うとともに下面側を開放し、前記カバー
の内側に気化器とこの気化器を吸気側に接続したエンジ
ンとを配置する一方、前記気化器の吸気側に空気清浄器
を設け、前記エンジンに、その動力をトラックに伝達す
るベルト変速機を接続するとともに、該ベルト変速機を
ベルトを冷却するファンを内設したケーシング内に設け
た雪上車において、前記気化器の外周を囲むようにカバ
ーケースを設け、前記空気清浄器からダクトを分岐させ
て前記ベルト変速機のケーシングに空気を導入するよう
に接続し、該ケーシングに内部の空気を排気するダクト
を設け、このダクトの出口を前記カバーケースに接続し
て前記気化器の外周部にケーシング内部の空気を導き、
かつ前記気化器を前記ベルト変速機のケーシングよりも
上方に設け、該ケーシング内部の空気を排気するダクト
の出口を前記ベルト変速機のケーシングよりも上方に配
置したことを特徴とするものである。
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
図において、1は車体フレームであり、その前部にエ
ンジン2が搭載され、さらに下方に操舵用のそり15は一
対設けられている。また、後部にはゴム製の帯状体から
なる走行用のトラック3が設けられている。また、車体
前部の上面には、上記エンジン2等を覆うようにカバー
4が取り付けられているが、エンジン2の下方側は開放
された状態になっている。カバー4の後方にはシート5
が設けられている。
ンジン2が搭載され、さらに下方に操舵用のそり15は一
対設けられている。また、後部にはゴム製の帯状体から
なる走行用のトラック3が設けられている。また、車体
前部の上面には、上記エンジン2等を覆うようにカバー
4が取り付けられているが、エンジン2の下方側は開放
された状態になっている。カバー4の後方にはシート5
が設けられている。
エンジン2は、吸気側に気化器7とスポンジ等からな
るフィルタ8aを設けた空気清浄器8を取り付けており、
また排気側には排気管9を設けている。このエンジン2
の出力側には、ケーシング6に囲まれた公知のVベルト
変速機(図示せず)が接続され、さらにこのVベルト変
速機の出力側に上記駆動用のトラック3が接続されてい
る。また、ケーシング6には、Vベルト変速機に巻回さ
れたベルトを冷却する図示せぬファンが内設されてい
る。
るフィルタ8aを設けた空気清浄器8を取り付けており、
また排気側には排気管9を設けている。このエンジン2
の出力側には、ケーシング6に囲まれた公知のVベルト
変速機(図示せず)が接続され、さらにこのVベルト変
速機の出力側に上記駆動用のトラック3が接続されてい
る。また、ケーシング6には、Vベルト変速機に巻回さ
れたベルトを冷却する図示せぬファンが内設されてい
る。
上記空気清浄器8は、雪を除いた空気を気化器7へ送
るようにする吸気通路10を有するが、これとは別に上記
Vベルト変速機のケーシング6内に一部を分流するダク
ト11を有している。このダクト11はケーシング6の前端
に接続され、さらにこのケーシング6の後端に接続され
た別のダクト12が前方の気化器7に向けて延長し、その
気化器7の外周を囲むように設けたカバーケース13に出
口端を接続している。気化器7はベルト変速機のケーシ
ング6よりも上方に設けられ、ダクト12の出口はケーシ
ング6よりも上方に配置するようになっている。さら
に、カバーケース13の上部には外気に連通する開口14が
設けられている。
るようにする吸気通路10を有するが、これとは別に上記
Vベルト変速機のケーシング6内に一部を分流するダク
ト11を有している。このダクト11はケーシング6の前端
に接続され、さらにこのケーシング6の後端に接続され
た別のダクト12が前方の気化器7に向けて延長し、その
気化器7の外周を囲むように設けたカバーケース13に出
口端を接続している。気化器7はベルト変速機のケーシ
ング6よりも上方に設けられ、ダクト12の出口はケーシ
ング6よりも上方に配置するようになっている。さら
に、カバーケース13の上部には外気に連通する開口14が
設けられている。
さて、上記雪上車において、エンジン2を運転する
と、Vベルト変速機はベルトとプーリとの摩擦によって
摩擦熱を発生し、ケーシング6内の雰囲気の温度を上昇
させる。一方、空気清浄器8には負圧が作用し、フィル
タ8aで雪を除去した空気を外気から吸引し、それを気化
器7へ送って燃料との混合気を生成するが、同時に空気
の一部をダクト11に分流させる。ダクト11へ分流した空
気はケーシング6に送り込まれ、ここで高温の雰囲気と
熱交換を行って加熱され、次いでダクト12を経てカバー
ケース13に入って気化器7の外周に吹きかけられる。し
たがって、エンジン2の運転中において、気化器7の外
壁は常に乾燥した加熱空気によって加温されるため、そ
の外壁に水分を結露することはない。したがって、エン
ジン停止後の結氷を生ずることはなく、再発進時のエン
ジンスタートを円滑にすることができる。
と、Vベルト変速機はベルトとプーリとの摩擦によって
摩擦熱を発生し、ケーシング6内の雰囲気の温度を上昇
させる。一方、空気清浄器8には負圧が作用し、フィル
タ8aで雪を除去した空気を外気から吸引し、それを気化
器7へ送って燃料との混合気を生成するが、同時に空気
の一部をダクト11に分流させる。ダクト11へ分流した空
気はケーシング6に送り込まれ、ここで高温の雰囲気と
熱交換を行って加熱され、次いでダクト12を経てカバー
ケース13に入って気化器7の外周に吹きかけられる。し
たがって、エンジン2の運転中において、気化器7の外
壁は常に乾燥した加熱空気によって加温されるため、そ
の外壁に水分を結露することはない。したがって、エン
ジン停止後の結氷を生ずることはなく、再発進時のエン
ジンスタートを円滑にすることができる。
上述のように上記雪上車では、気化器の結氷防止用熱
風の熱源として、Vベルト変速機が発生する摩擦熱を活
用するため、特別の機構を設ける必要がなく、機構を簡
単にすることができる。
風の熱源として、Vベルト変速機が発生する摩擦熱を活
用するため、特別の機構を設ける必要がなく、機構を簡
単にすることができる。
また、カバーケース13を気化器7外周に囲むように設
けるので、下から吹き上げられた雪が気化器7の外壁に
付着するのを低減し、結氷防止を一層効率よく行うこと
ができる。
けるので、下から吹き上げられた雪が気化器7の外壁に
付着するのを低減し、結氷防止を一層効率よく行うこと
ができる。
また、空気清浄器8からダクト11を分岐させてケーシ
ング6に接続し、ケーシング6に供給する空気を一般に
雪が吸入され難く構成されている空気清浄器8を介して
導くため、雪を吸入し難くするような特別な部材を別個
に配置する必要がない。
ング6に接続し、ケーシング6に供給する空気を一般に
雪が吸入され難く構成されている空気清浄器8を介して
導くため、雪を吸入し難くするような特別な部材を別個
に配置する必要がない。
また更に、通常密閉状態になっているVベルト変速機
のケーシング6内の空間を用いて、暖気を得るようにし
たので、特別なカバー材等を設けたシール構造の空間を
熱交換用として形成することが不要であり、更に、もと
もとVベルト変速機のベルトを冷却するファンが設けら
れているケーシング6内で熱交換を行うようにしたの
で、熱交換効率も高く、既設の部材や装置を有効利用し
ながら、気化器7を加温する暖気を安価にしてかつ容易
に得ることが可能になる。
のケーシング6内の空間を用いて、暖気を得るようにし
たので、特別なカバー材等を設けたシール構造の空間を
熱交換用として形成することが不要であり、更に、もと
もとVベルト変速機のベルトを冷却するファンが設けら
れているケーシング6内で熱交換を行うようにしたの
で、熱交換効率も高く、既設の部材や装置を有効利用し
ながら、気化器7を加温する暖気を安価にしてかつ容易
に得ることが可能になる。
しかも、気化器7をケーシング6よりも上方側に配置
し、ケーシング内部の空気を排気するダクト12の出口を
ケーシング6よりも上方に位置させているため、温度差
による対流現象により、ケーシング6内の暖気を気化器
7の方に導き易くすることができる。
し、ケーシング内部の空気を排気するダクト12の出口を
ケーシング6よりも上方に位置させているため、温度差
による対流現象により、ケーシング6内の暖気を気化器
7の方に導き易くすることができる。
上述したように、本発明の気化器結氷防止装置は、ベ
ルト変速機のケーシングに排気用のダクトを設け、この
ダクトを気化器の外周部に導くように構成したので、ベ
ルト変速機で発生する摩擦熱で加熱された乾いた空気を
気化器の外壁に常時供給することができ、その外壁に結
露を生ずることはない。したがって、車体前部の下面側
にカバーを設けない開放した雪上車であっても、気化器
に結氷を起こらないようにし、円滑なエンジンスタート
を可能にする。
ルト変速機のケーシングに排気用のダクトを設け、この
ダクトを気化器の外周部に導くように構成したので、ベ
ルト変速機で発生する摩擦熱で加熱された乾いた空気を
気化器の外壁に常時供給することができ、その外壁に結
露を生ずることはない。したがって、車体前部の下面側
にカバーを設けない開放した雪上車であっても、気化器
に結氷を起こらないようにし、円滑なエンジンスタート
を可能にする。
また、気化器の外周を囲むようにカバーケースを設け
るため、下から吹き上げられた雪が気化器外壁に付着す
るのを少なくし、一層効率的な結氷防止を行うことがで
きる。
るため、下から吹き上げられた雪が気化器外壁に付着す
るのを少なくし、一層効率的な結氷防止を行うことがで
きる。
また、空気清浄器からダクトを分岐させてベルト変速
機のケーシングに接続し、ケーシング内に供給する空気
を一般に雪が吸入され難く構成されている空気清浄器を
介して導入するようにしたので、雪が吸入され難くなる
ような特別な部材を別個に設けることなく、外部の空気
をケーシング内に吸入することができる。
機のケーシングに接続し、ケーシング内に供給する空気
を一般に雪が吸入され難く構成されている空気清浄器を
介して導入するようにしたので、雪が吸入され難くなる
ような特別な部材を別個に設けることなく、外部の空気
をケーシング内に吸入することができる。
また、通常密閉状態に構成されるベルト変速機のケー
シング内の空間を利用して、気化器を加温する暖気を得
るようにしたので、特別なカバー材等を設けたシール構
造の空間を熱交換用として設ける必要がなく、更に、も
ともとベルトを冷却するファンが内設されているベルト
変速機のケーシング内で熱交換を行うようにしているた
め、熱交換効率も高く、既設の部材や装置の有効利用を
図りながら、気化器を加温する暖気を安価にしてかつ容
易に得ることができる。
シング内の空間を利用して、気化器を加温する暖気を得
るようにしたので、特別なカバー材等を設けたシール構
造の空間を熱交換用として設ける必要がなく、更に、も
ともとベルトを冷却するファンが内設されているベルト
変速機のケーシング内で熱交換を行うようにしているた
め、熱交換効率も高く、既設の部材や装置の有効利用を
図りながら、気化器を加温する暖気を安価にしてかつ容
易に得ることができる。
その上、気化器をベルト変速機のケーシングよりも上
方に設け、該ケーシング内部の空気を排気するダクトの
出口をそのケーシングよりも上方に配置したので、温度
差による対流現象によって、より暖気を気化器側に導き
易くすることができ、それによって、気化器の加温を一
層効率よく行うことができる。
方に設け、該ケーシング内部の空気を排気するダクトの
出口をそのケーシングよりも上方に配置したので、温度
差による対流現象によって、より暖気を気化器側に導き
易くすることができ、それによって、気化器の加温を一
層効率よく行うことができる。
第1図は本発明の実施例からなる気化器結氷防止装置を
設けた雪上車の側面図、第2図は同雪上車の要部を示す
側面図、第3図は同じく同雪上車の要部を示す平面図で
ある。 2……エンジン、3……トラック、4……カバー、6…
…(Vベルト変速機の)ケーシング、7……気化器、8
……空気清浄器、11,12……ダクト、13……カバーケー
ス。
設けた雪上車の側面図、第2図は同雪上車の要部を示す
側面図、第3図は同じく同雪上車の要部を示す平面図で
ある。 2……エンジン、3……トラック、4……カバー、6…
…(Vベルト変速機の)ケーシング、7……気化器、8
……空気清浄器、11,12……ダクト、13……カバーケー
ス。
Claims (1)
- 【請求項1】車体前部の上面側でカバーで覆うとともに
下面側を開放し、前記カバーの内側に気化器とこの気化
器を吸気側に接続したエンジンとを配置する一方、前記
気化器の吸気側に空気清浄器を設け、前記エンジンに、
その動力をトラックに伝達するベルト変速機を接続する
とともに、該ベルト変速機をベルトを冷却するファンを
内設したケーシング内に設けた雪上車において、 前記気化器の外周を囲むようにカバーケースを設け、前
記空気清浄器からダクトを分岐させて前記ベルト変速機
のケーシングに空気を導入するように接続し、該ケーシ
ングに内部の空気を排気するダクトを設け、このダクト
の出口を前記カバーケースに接続して前記気化器の外周
部にケーシング内部の空気を導き、かつ前記気化器を前
記ベルト変速機のケーシングよりも上方に設け、該ケー
シング内部の空気を排気するダクトの出口を前記ベルト
変速機のケーシングよりも上方に配置したことを特徴と
する雪上車の気化器結氷防止装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62035777A JP2539212B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 雪上車の気化器結氷防止装置 |
US07/158,216 US4848294A (en) | 1987-02-20 | 1988-02-19 | Carburetor heating device for small snowmobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62035777A JP2539212B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 雪上車の気化器結氷防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63203495A JPS63203495A (ja) | 1988-08-23 |
JP2539212B2 true JP2539212B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=12451323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62035777A Expired - Fee Related JP2539212B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 雪上車の気化器結氷防止装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4848294A (ja) |
JP (1) | JP2539212B2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2001193567A (ja) | 2000-01-07 | 2001-07-17 | Sanshin Ind Co Ltd | 内燃エンジンの吸気構造 |
DE10048674B4 (de) * | 2000-09-30 | 2006-06-14 | Mark Iv Industries Gmbh | Anzeigecomputer und Verfahren zum Betreiben eines Anzeigecomputers |
JP2003054470A (ja) | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Yamaha Motor Co Ltd | 小型車両の冷却風導入構造 |
JP4010127B2 (ja) * | 2001-09-14 | 2007-11-21 | スズキ株式会社 | 変速機構の冷却構造 |
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CA3217821A1 (en) | 2016-04-28 | 2017-11-02 | Bombardier Recreational Products Inc. | Air intake system for an off-road vehicle |
CA3021945A1 (en) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | Bombardier Recreational Products Inc. | Cooling system for a turbocharger and nearby components |
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