JP2538987Y2 - 多焦点式レンズ切替えカメラ - Google Patents
多焦点式レンズ切替えカメラInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、1台のカメラに対し
て複数種のレンズを切替え操作により選択可能にした多
焦点式レンズ切替えカメラに関する。
て複数種のレンズを切替え操作により選択可能にした多
焦点式レンズ切替えカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種カメラとしては、複数枚の
レンズの組合せよりなり、これらを進退させることによ
り焦点距離を連続的に可変させるズーム式カメラ、焦点
距離の異なる2つのレンズを備え、これらのレンズに対
する撮影光路の切替えによりレンズの選択を行う2焦点
式カメラ、複数枚のレンズの組合せよりなり、これらを
進退させることにより焦点距離を2段階に切り換えるリ
アーコンバーター式2焦点式カメラが公知であった。
レンズの組合せよりなり、これらを進退させることによ
り焦点距離を連続的に可変させるズーム式カメラ、焦点
距離の異なる2つのレンズを備え、これらのレンズに対
する撮影光路の切替えによりレンズの選択を行う2焦点
式カメラ、複数枚のレンズの組合せよりなり、これらを
進退させることにより焦点距離を2段階に切り換えるリ
アーコンバーター式2焦点式カメラが公知であった。
【0003】又、光学機器一般において公知であるとこ
ろの、複数種のレンズを鏡筒を介して回転板の等半径位
置に配し、この回転板の回転により光路上にこれらのレ
ンズを択一的に出現させる所謂ターレット機構をこの種
カメラに応用することも当業者にとって想到容易な事項
に属する。
ろの、複数種のレンズを鏡筒を介して回転板の等半径位
置に配し、この回転板の回転により光路上にこれらのレ
ンズを択一的に出現させる所謂ターレット機構をこの種
カメラに応用することも当業者にとって想到容易な事項
に属する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記の内、ズーム式カ
メラは焦点距離を無段階に選択することが可能な長所を
有するが、その反面複数枚のレンズを要することや、焦
点距離を可変したり像位置を補正するためのズーム機構
が複雑であることより製作コストが嵩み、又機構も大型
化し高級なカメラにしか使用できない問題点があった。
メラは焦点距離を無段階に選択することが可能な長所を
有するが、その反面複数枚のレンズを要することや、焦
点距離を可変したり像位置を補正するためのズーム機構
が複雑であることより製作コストが嵩み、又機構も大型
化し高級なカメラにしか使用できない問題点があった。
【0005】一方、2焦点式カメラはそれぞれのレンズ
については単玉構成で済む反面、撮影光路の切替えにミ
ラーを使用することより(例えば、特公昭58−387
78等)、ミラーの駆動機構及びそのブレ防止のための
支持機構に要するコストが嵩み、しかもそのための収容
スペースも必要となりカメラが大型化する問題点があっ
た。更に、このカメラの場合は撮影光路の切替えに要す
るミラー機構がいたずらに複雑化してしまうので、備え
ることができるレンズは事実上2種が限界であるという
問題点もあった。又、リアーコンバーター式2焦点カメ
ラについてはズーム式カメラと同様の問題点があった。
については単玉構成で済む反面、撮影光路の切替えにミ
ラーを使用することより(例えば、特公昭58−387
78等)、ミラーの駆動機構及びそのブレ防止のための
支持機構に要するコストが嵩み、しかもそのための収容
スペースも必要となりカメラが大型化する問題点があっ
た。更に、このカメラの場合は撮影光路の切替えに要す
るミラー機構がいたずらに複雑化してしまうので、備え
ることができるレンズは事実上2種が限界であるという
問題点もあった。又、リアーコンバーター式2焦点カメ
ラについてはズーム式カメラと同様の問題点があった。
【0006】又、仮にターレット機構をこの種カメラに
応用した場合には、回転板にそれぞれのレンズのバック
フォーカスに応じた長さの鏡筒を備えなくてはならず、
製作コストが嵩み、しかもカメラの厚みが一番長い鏡筒
により決定されてしまうことより、その小型化を阻害す
る問題点が予想される。
応用した場合には、回転板にそれぞれのレンズのバック
フォーカスに応じた長さの鏡筒を備えなくてはならず、
製作コストが嵩み、しかもカメラの厚みが一番長い鏡筒
により決定されてしまうことより、その小型化を阻害す
る問題点が予想される。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は以上のような
従来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、直接
的な先行技術は上記のターレット機構に求められるが、
独自の構成によりそこから予想される問題点を払拭し、
後記するようにそれとは別の全く新たな効果を奏するに
至っている。
従来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、直接
的な先行技術は上記のターレット機構に求められるが、
独自の構成によりそこから予想される問題点を払拭し、
後記するようにそれとは別の全く新たな効果を奏するに
至っている。
【0008】即ち、この考案のカメラは複数種のレンズ
42M、42W、42Tを回転板40の等半径位置に配
し、この回転板40の回転によりカメラの撮影光路X上
にこれらのレンズを択一的に出現させており、この点に
おいては従来のターレット機構の応用といえる。しかし
ながら、この考案においては上記回転板40の外周に歯
車41を設けると共に、この回転板40をカメラ本体に
対し進退自在に設けられるレンズベース20上に軸止
し、このレンズベース20には回転板40の歯車41が
内接すべき内歯車32を設けた鏡筒30を回転自在に支
持し、この鏡筒30にはその回転により鏡筒を進退させ
るためのカム機構(図中符号12、33、34、51を
総合したもの)を設け、各レンズが撮影光路X上に出現
する際の鏡筒30の回転角により当該レンズのバックフ
ォーカス長に応じた鏡筒の進退量を得られるよう、カム
の形状を設定している。
42M、42W、42Tを回転板40の等半径位置に配
し、この回転板40の回転によりカメラの撮影光路X上
にこれらのレンズを択一的に出現させており、この点に
おいては従来のターレット機構の応用といえる。しかし
ながら、この考案においては上記回転板40の外周に歯
車41を設けると共に、この回転板40をカメラ本体に
対し進退自在に設けられるレンズベース20上に軸止
し、このレンズベース20には回転板40の歯車41が
内接すべき内歯車32を設けた鏡筒30を回転自在に支
持し、この鏡筒30にはその回転により鏡筒を進退させ
るためのカム機構(図中符号12、33、34、51を
総合したもの)を設け、各レンズが撮影光路X上に出現
する際の鏡筒30の回転角により当該レンズのバックフ
ォーカス長に応じた鏡筒の進退量を得られるよう、カム
の形状を設定している。
【0009】
【作用】よって、この考案によれば鏡筒30を回転させ
ることによりその内歯車32に内接された歯車41を有
する回転板40も回転するので、使用者において鏡筒3
0を回転させることによりレンズ42M、42W、42
Tの内所望のものを撮影光路X上に出現させる作用が生
じる。そして、この場合鏡筒30にはその回転を進退方
向への運動に変換するカム機構が設けられているので、
鏡筒30の軸方向に対しレンズベース20を介して固定
されている回転板40は回転と同時に進退し、撮影光路
X上に出現すべきレンズはそのバックフォーカス長に応
じた進退作用も同時に得ることとなる。
ることによりその内歯車32に内接された歯車41を有
する回転板40も回転するので、使用者において鏡筒3
0を回転させることによりレンズ42M、42W、42
Tの内所望のものを撮影光路X上に出現させる作用が生
じる。そして、この場合鏡筒30にはその回転を進退方
向への運動に変換するカム機構が設けられているので、
鏡筒30の軸方向に対しレンズベース20を介して固定
されている回転板40は回転と同時に進退し、撮影光路
X上に出現すべきレンズはそのバックフォーカス長に応
じた進退作用も同時に得ることとなる。
【0010】これを言い換えれば、従来技術のターレッ
ト機構と異なり、異なるバックフォーカス長を有する数
種のレンズを同一平面上に配置することが可能となる作
用が生じることとなる。
ト機構と異なり、異なるバックフォーカス長を有する数
種のレンズを同一平面上に配置することが可能となる作
用が生じることとなる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の具体的実施例を添付図面に
基づいて説明する。図1はこの考案のカメラの実施例の
レンズ及び鏡筒部分の分解斜視図、図2は同上組立状態
の断面図である。
基づいて説明する。図1はこの考案のカメラの実施例の
レンズ及び鏡筒部分の分解斜視図、図2は同上組立状態
の断面図である。
【0012】図中符号20はレンズベースを指す。この
レンズベース20は円盤状の本体の下方に2本の鞘状の
脚21、21を垂設した構成よりなり、カメラ本体(図
示せず、但しフィルムFのみ図示。)に植設されたガイ
ド軸22、22にこれらの脚21、21を摺嵌すること
によりカメラ本体に対し進退自在に支持される。尚、図
中符号24はレンズベース20に穿設される撮影光路用
の窓である。
レンズベース20は円盤状の本体の下方に2本の鞘状の
脚21、21を垂設した構成よりなり、カメラ本体(図
示せず、但しフィルムFのみ図示。)に植設されたガイ
ド軸22、22にこれらの脚21、21を摺嵌すること
によりカメラ本体に対し進退自在に支持される。尚、図
中符号24はレンズベース20に穿設される撮影光路用
の窓である。
【0013】図中符号30は上記レンズベース20に外
挿される鏡筒を指す。この鏡筒30の上方内周には表面
を内歯車32に形成した環状張り出し31が突設され、
この環状張り出しにより外挿された鏡筒30が受け止め
られる。そして、レンズベース20には、その表面に植
設された複数本のスペーサ23を介して上蓋26がボル
ト27により被蓋される。従って、これらの隙間に鏡筒
30の環状張り出し31が遊嵌され、鏡筒30はレンズ
ベース20に対し回転自在に支持されることとなる。
尚、図中符号28は上蓋26に穿設される撮影光路用の
窓である。
挿される鏡筒を指す。この鏡筒30の上方内周には表面
を内歯車32に形成した環状張り出し31が突設され、
この環状張り出しにより外挿された鏡筒30が受け止め
られる。そして、レンズベース20には、その表面に植
設された複数本のスペーサ23を介して上蓋26がボル
ト27により被蓋される。従って、これらの隙間に鏡筒
30の環状張り出し31が遊嵌され、鏡筒30はレンズ
ベース20に対し回転自在に支持されることとなる。
尚、図中符号28は上蓋26に穿設される撮影光路用の
窓である。
【0014】図中符号40は等半径位置に複数のレンズ
が設けられるべき回転板を指す。この実施例ではレンズ
としてクローズアップレンズ42M、広角レンズ42
W、望遠レンズ42Tの3種を設定し、これらのレンズ
を外周の歯車41と共にプラスチック素材により回転板
40と一体成形している。この回転板40は中心上下に
突設された軸43をレンズベース20及び上蓋26の軸
受孔25及び29間に支承することにより、鏡筒30の
内歯車32に内接した状態でレンズベース20上に配さ
れる。尚、この場合この実施例の図面のように撮影光路
Xをレンズベース20の中心を貫通するよう設定し、そ
の位置にレンズが位置するように回転板40の径を設定
すると、レンズ径に対し鏡筒30の直径を可及的に小さ
くすることができスペースを有効に活用することができ
る。又、この実施例では鏡筒の内歯車32と回転板の歯
車41の回転比率を1:1.5に設定している。
が設けられるべき回転板を指す。この実施例ではレンズ
としてクローズアップレンズ42M、広角レンズ42
W、望遠レンズ42Tの3種を設定し、これらのレンズ
を外周の歯車41と共にプラスチック素材により回転板
40と一体成形している。この回転板40は中心上下に
突設された軸43をレンズベース20及び上蓋26の軸
受孔25及び29間に支承することにより、鏡筒30の
内歯車32に内接した状態でレンズベース20上に配さ
れる。尚、この場合この実施例の図面のように撮影光路
Xをレンズベース20の中心を貫通するよう設定し、そ
の位置にレンズが位置するように回転板40の径を設定
すると、レンズ径に対し鏡筒30の直径を可及的に小さ
くすることができスペースを有効に活用することができ
る。又、この実施例では鏡筒の内歯車32と回転板の歯
車41の回転比率を1:1.5に設定している。
【0015】図中符号44は絞りを指す。この実施例に
おいては回転板40とレンズ42M、42W、42Tと
は一体成形されているので、この絞り44は回転板を覆
う大きさにして対応するレンズ位置に絞り孔を穿設した
形状に構成され、回転板裏面に貼着することにより使用
される。尚、この実施例の図面においてはシャッターの
図示は省略している。
おいては回転板40とレンズ42M、42W、42Tと
は一体成形されているので、この絞り44は回転板を覆
う大きさにして対応するレンズ位置に絞り孔を穿設した
形状に構成され、回転板裏面に貼着することにより使用
される。尚、この実施例の図面においてはシャッターの
図示は省略している。
【0016】次に、以上のレンズベース20及び鏡筒3
0を進退させるためのカム機構について説明する。この
実施例においては、鏡筒30の内外にカメラ本体に固定
されるべき内筒及び外筒を配し、これらについてそれぞ
れ鏡筒の進出用及び退出用のカムを設けることによりカ
ム機構としている。
0を進退させるためのカム機構について説明する。この
実施例においては、鏡筒30の内外にカメラ本体に固定
されるべき内筒及び外筒を配し、これらについてそれぞ
れ鏡筒の進出用及び退出用のカムを設けることによりカ
ム機構としている。
【0017】図中符号10は内筒を指す。この内筒10
はカメラ本体(図示せず)に固定されるべき座13上に
筒部11を立設した構成よりなり、この筒部11の外周
には逆時計回り方向に上向き傾斜する一対のカム凸部1
2、12が設けられる。一方、前記鏡筒30の内周には
このカム凸部12、12に対応するよう、逆時計回り方
向に上向き傾斜する一対の従節凹部33、33が設けら
れる。よって、内筒10の筒部11に外挿される鏡筒3
0は、その従節凹部33、33が筒部11のカム凸部1
2、12に摺嵌し、それを逆時計回り方向に回転するこ
とによりカムの形状に応じた進出運動が得られることと
なる(図3参照)。尚、図中符号14は内筒10に穿設
される撮影光路用の窓である。
はカメラ本体(図示せず)に固定されるべき座13上に
筒部11を立設した構成よりなり、この筒部11の外周
には逆時計回り方向に上向き傾斜する一対のカム凸部1
2、12が設けられる。一方、前記鏡筒30の内周には
このカム凸部12、12に対応するよう、逆時計回り方
向に上向き傾斜する一対の従節凹部33、33が設けら
れる。よって、内筒10の筒部11に外挿される鏡筒3
0は、その従節凹部33、33が筒部11のカム凸部1
2、12に摺嵌し、それを逆時計回り方向に回転するこ
とによりカムの形状に応じた進出運動が得られることと
なる(図3参照)。尚、図中符号14は内筒10に穿設
される撮影光路用の窓である。
【0018】図中符号50は外筒を指す。この外筒50
は上記内筒10の座にボルト52により固定されるもの
であり、その内周には時計回り方向に上向き傾斜する一
対のカム凹部51、51が設けられる。一方、前記鏡筒
30の下端外周にはこのカム凹部51、51に対応する
よう、一対の従節ピン34、34が突設される。よっ
て、内筒10の筒部11に外挿される鏡筒30は、その
従節ピン34、34が外筒50のカム凹部51、51に
摺嵌し、それを時計回り方向に回転することによりカム
の形状に応じた退出運動が得られることとなる(図4参
照)。
は上記内筒10の座にボルト52により固定されるもの
であり、その内周には時計回り方向に上向き傾斜する一
対のカム凹部51、51が設けられる。一方、前記鏡筒
30の下端外周にはこのカム凹部51、51に対応する
よう、一対の従節ピン34、34が突設される。よっ
て、内筒10の筒部11に外挿される鏡筒30は、その
従節ピン34、34が外筒50のカム凹部51、51に
摺嵌し、それを時計回り方向に回転することによりカム
の形状に応じた退出運動が得られることとなる(図4参
照)。
【0019】尚、この実施例においては鏡筒の進出用と
退出用の2つのカムを用いているが、公知の円筒カムの
ように例えば外筒50のカム凹部51をカム溝とすれば
1つのカムにより鏡筒の進退を行えることはいうまでも
ない。又、回転運動を直線運動に変換する他の手段、例
えばネジ機構をカム機構に代えて採用しても同等の作用
を達成できることはいうまでもない。
退出用の2つのカムを用いているが、公知の円筒カムの
ように例えば外筒50のカム凹部51をカム溝とすれば
1つのカムにより鏡筒の進退を行えることはいうまでも
ない。又、回転運動を直線運動に変換する他の手段、例
えばネジ機構をカム機構に代えて採用しても同等の作用
を達成できることはいうまでもない。
【0020】以上説明したように、この考案のカメラは
鏡筒30を回転させることにより回転板40が回転し、
それと同時にレンズのバックフォーカス長に応じた進退
作用が生じるが、この作用をカム線図と共に図5に模式
的に表す。ここでは便宜上カム凹部51の図をもってカ
ム線図としている。そして従節ピン34のカムの各位置
における回転板40の回転状況及び鏡筒30の進退状況
を紙面上の垂直位置に図示している。
鏡筒30を回転させることにより回転板40が回転し、
それと同時にレンズのバックフォーカス長に応じた進退
作用が生じるが、この作用をカム線図と共に図5に模式
的に表す。ここでは便宜上カム凹部51の図をもってカ
ム線図としている。そして従節ピン34のカムの各位置
における回転板40の回転状況及び鏡筒30の進退状況
を紙面上の垂直位置に図示している。
【0021】先ず、従節ピン34がカムの図中Aの位置
に存する場合は、レンズとしては望遠レンズ42Tが撮
影光路上に位置し、鏡筒30は最進出状態となってい
る。次いで、鏡筒30を時計回りに60°回転させる
と、回転板40は90°回転し広角レンズ42Wが撮影
光路上に位置する。そして、従節ピン34がカムの図中
Bの位置迄斜め下方向に移動することより、鏡筒30は
上記望遠レンズ42Tと広角レンズ42Wのバックフォ
ーカス長の差に等しい分だけ退出する。更に、鏡筒30
を時計回りに60°回転させると、回転板40は90°
回転しクローズアップレンズ42Mが撮影光路上に位置
する。この場合、この実施例ではクローズアップレンズ
42Mと広角レンズ42Wとはバックフォーカス長が近
似値にあるので、従節ピン34はカムの図中Cの位置に
水平に移動し鏡筒30の進退量に変化は生じない。
に存する場合は、レンズとしては望遠レンズ42Tが撮
影光路上に位置し、鏡筒30は最進出状態となってい
る。次いで、鏡筒30を時計回りに60°回転させる
と、回転板40は90°回転し広角レンズ42Wが撮影
光路上に位置する。そして、従節ピン34がカムの図中
Bの位置迄斜め下方向に移動することより、鏡筒30は
上記望遠レンズ42Tと広角レンズ42Wのバックフォ
ーカス長の差に等しい分だけ退出する。更に、鏡筒30
を時計回りに60°回転させると、回転板40は90°
回転しクローズアップレンズ42Mが撮影光路上に位置
する。この場合、この実施例ではクローズアップレンズ
42Mと広角レンズ42Wとはバックフォーカス長が近
似値にあるので、従節ピン34はカムの図中Cの位置に
水平に移動し鏡筒30の進退量に変化は生じない。
【0022】尚、いうまでもないことだが、この考案の
カメラで使用できるレンズの数、種類はこの実施例のも
のに限らず、4個或いはスペースが許せばそれ以上のも
のも可能である。その─例を図6に模式図として示す。
この実施例においてはレンズを広角レンズ42W、標準
レンズ42N、望遠レンズ42Tとして設定したもので
あり、その他に各レンズと等半径位置にレンズカバー4
2Cも設けており、その作用は次の通りとなる。
カメラで使用できるレンズの数、種類はこの実施例のも
のに限らず、4個或いはスペースが許せばそれ以上のも
のも可能である。その─例を図6に模式図として示す。
この実施例においてはレンズを広角レンズ42W、標準
レンズ42N、望遠レンズ42Tとして設定したもので
あり、その他に各レンズと等半径位置にレンズカバー4
2Cも設けており、その作用は次の通りとなる。
【0023】先ず、従節ピン34がカムの図中Aの位置
に存する場合は、レンズとしては望遠レンズ42Tが撮
影光路上に位置し、鏡筒30は最進出状態となってい
る。次いで、鏡筒30を時計回りに60°回転させる
と、回転板40は90°回転し標準レンズ42Nが撮影
光路上に位置する。そして、従節ピン34がカムの図中
Bの位置迄斜め下方向に移動することより、鏡筒30は
上記望遠レンズ42Tと標準レンズ42Nのバックフォ
ーカス長の差に等しい分だけ退出する。更に、鏡筒30
を時計回りに60°回転させると、回転板40は90°
回転し広角レンズ42Wが撮影光路上に位置する。そし
て、従節ピン34がカムの図中Cの位置迄斜め下方向に
移動することより、鏡筒30は上記標準レンズ42Nと
広角レンズ42Wのバックフォーカス長の差に等しい分
だけ退出する。最後に、鏡筒30を時計回りに60°回
転させると、回転板40は90°回転しレンズカバー4
2Tが撮影光路上に位置し、光路を遮断する。そして従
節ピン34はカムの図中Dの位置に水平に移動する。
に存する場合は、レンズとしては望遠レンズ42Tが撮
影光路上に位置し、鏡筒30は最進出状態となってい
る。次いで、鏡筒30を時計回りに60°回転させる
と、回転板40は90°回転し標準レンズ42Nが撮影
光路上に位置する。そして、従節ピン34がカムの図中
Bの位置迄斜め下方向に移動することより、鏡筒30は
上記望遠レンズ42Tと標準レンズ42Nのバックフォ
ーカス長の差に等しい分だけ退出する。更に、鏡筒30
を時計回りに60°回転させると、回転板40は90°
回転し広角レンズ42Wが撮影光路上に位置する。そし
て、従節ピン34がカムの図中Cの位置迄斜め下方向に
移動することより、鏡筒30は上記標準レンズ42Nと
広角レンズ42Wのバックフォーカス長の差に等しい分
だけ退出する。最後に、鏡筒30を時計回りに60°回
転させると、回転板40は90°回転しレンズカバー4
2Tが撮影光路上に位置し、光路を遮断する。そして従
節ピン34はカムの図中Dの位置に水平に移動する。
【0024】尚、この実施例においてはカムのAの位置
及びBの位置に若干の水平部分を設けている。従って、
レンズの撮影光路への位置決めとその進退方向への位置
決め間の精度が仮に甘い場合でも、レンズが所要位置に
進退した際に鏡筒30に回転方向の遊びが生じるので、
バックフォーカス長が狂うことが防止される。
及びBの位置に若干の水平部分を設けている。従って、
レンズの撮影光路への位置決めとその進退方向への位置
決め間の精度が仮に甘い場合でも、レンズが所要位置に
進退した際に鏡筒30に回転方向の遊びが生じるので、
バックフォーカス長が狂うことが防止される。
【0025】
【考案の効果】以上の構成よりなるこの考案は次の特有
の効果を奏する。
の効果を奏する。
【0026】1台のカメラに対し複数種のレンズを選択
切替え使用できるので、1台のカメラが望遠、広角、接
写等多用途に使用できる。
切替え使用できるので、1台のカメラが望遠、広角、接
写等多用途に使用できる。
【0027】レンズの切替えは鏡筒を回転するだけで行
え、しかもこの回転運動はカム機構により鏡筒の進退方
向の運動に変換され、同時にレンズのバックフォーカス
長も補正される。よって、機構に無駄がなく、しかも使
用者にとってはワンタッチで切替え操作が実現される。
え、しかもこの回転運動はカム機構により鏡筒の進退方
向の運動に変換され、同時にレンズのバックフォーカス
長も補正される。よって、機構に無駄がなく、しかも使
用者にとってはワンタッチで切替え操作が実現される。
【0028】上記の場合、各レンズ毎に長さの異なる鏡
筒を有する構造でなく、レンズ自体がその選択のための
回転に伴って進退する構造なので、焦点距離の異なる複
数種のレンズを同一平面に配置することができ、複数種
のレンズを単一部品として一体成形することが可能とな
る。よって、従来技術の2焦点式カメラに比しレンズの
製造コスト、マウンティングのためのコストが大幅に軽
減される。
筒を有する構造でなく、レンズ自体がその選択のための
回転に伴って進退する構造なので、焦点距離の異なる複
数種のレンズを同一平面に配置することができ、複数種
のレンズを単一部品として一体成形することが可能とな
る。よって、従来技術の2焦点式カメラに比しレンズの
製造コスト、マウンティングのためのコストが大幅に軽
減される。
【0029】同様の理由より、鏡筒を最も退出させた状
態でカメラを携帯することができるので、レンズのバッ
クフォーカス長によりカメラの厚みが決定されることが
なく、その小型化を図れる。
態でカメラを携帯することができるので、レンズのバッ
クフォーカス長によりカメラの厚みが決定されることが
なく、その小型化を図れる。
【0030】回転板のスペースが許す限りレンズの数を
増やすことができ、しかもこれらはその数にかかわらず
回転板と共に単一部品として一体成形できるので、レン
ズの数が増えてもコストがいたずらに嵩むことはない。
増やすことができ、しかもこれらはその数にかかわらず
回転板と共に単一部品として一体成形できるので、レン
ズの数が増えてもコストがいたずらに嵩むことはない。
【0031】レンズの切替えは回転板の回転により行わ
れるので、レンズベースの上蓋を透明にすれば今選択し
ているレンズが容易に判明し、従来技術の2焦点式カメ
ラのように切替え時の特別な表示機構を設けなくても済
む。
れるので、レンズベースの上蓋を透明にすれば今選択し
ているレンズが容易に判明し、従来技術の2焦点式カメ
ラのように切替え時の特別な表示機構を設けなくても済
む。
【0032】レンズの切替えは回転板の回転により行わ
れるので、レンズに混じってレンズカバーを設ければレ
ンズカバーを附属部品として添付する必要も、或いはレ
ンズカバーの開閉機構を別途設ける必要もなくなり、コ
ストの低減ばかりでなく、使い勝手の向上も図れる。
れるので、レンズに混じってレンズカバーを設ければレ
ンズカバーを附属部品として添付する必要も、或いはレ
ンズカバーの開閉機構を別途設ける必要もなくなり、コ
ストの低減ばかりでなく、使い勝手の向上も図れる。
【0033】従来技術の2焦点式カメラのように撮影光
路を切替える構造でなく、単一の撮影光路に複数種のレ
ンズを切替え式に出現させる構造なので、複数の撮影光
路のための余分なスペースや切替えのためのミラーの収
納スペースが不要となりカメラ全体を小型化することが
できる。
路を切替える構造でなく、単一の撮影光路に複数種のレ
ンズを切替え式に出現させる構造なので、複数の撮影光
路のための余分なスペースや切替えのためのミラーの収
納スペースが不要となりカメラ全体を小型化することが
できる。
【0034】従来技術のズーム式カメラやリアーコンバ
ーター式2焦点式カメラのように複雑なレンズ構成が必
要なく、単玉構成で済むので光学系の構造が簡単であ
り、コストが軽減される。
ーター式2焦点式カメラのように複雑なレンズ構成が必
要なく、単玉構成で済むので光学系の構造が簡単であ
り、コストが軽減される。
【0035】レンズの切替えに要する可動部分は、鏡筒
及び回転板の回転機構と鏡筒及びレンズベースの直線動
機構のみで、従来技術の2焦点式カメラにおける撮影光
路切替えのような揺動機構は一切使用していないので、
加工及び組立精度がとりやすく、金属部品を一切使用せ
ず全体をプラスチックのような樹脂部品で構成すること
も充分可能となる。
及び回転板の回転機構と鏡筒及びレンズベースの直線動
機構のみで、従来技術の2焦点式カメラにおける撮影光
路切替えのような揺動機構は一切使用していないので、
加工及び組立精度がとりやすく、金属部品を一切使用せ
ず全体をプラスチックのような樹脂部品で構成すること
も充分可能となる。
【0036】同様の理由より可動部分は鏡筒、レンズベ
ース及び回転板だけなので、前記のように複数種のレン
ズを単一部品として回転板と一体成形できることも相ま
って、全体の部品点数及び組立の手間がカメラ自体の機
能に比較して極めて少なく済む。
ース及び回転板だけなので、前記のように複数種のレン
ズを単一部品として回転板と一体成形できることも相ま
って、全体の部品点数及び組立の手間がカメラ自体の機
能に比較して極めて少なく済む。
【0037】以上の効果より、従来寸法及びコスト面よ
り複数種のレンズの装着が不可能と思われていた、ケー
ス入りフィルムにレンズを装着した簡易カメラである所
謂「使い捨てカメラ」にもこの考案は充分実施可能であ
る。よって、この考案の出現によりこの種カメラの用途
及び市場が大幅に拡大する効果が得られる。
り複数種のレンズの装着が不可能と思われていた、ケー
ス入りフィルムにレンズを装着した簡易カメラである所
謂「使い捨てカメラ」にもこの考案は充分実施可能であ
る。よって、この考案の出現によりこの種カメラの用途
及び市場が大幅に拡大する効果が得られる。
【図1】この考案のカメラのレンズ及び鏡筒部分の分解
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図2】同上、組立状態の断面図である。
【図3】同上、組立状態で上蓋を外し、鏡筒を退出させ
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図4】同上、組立状態で上蓋を外し、鏡筒を進出させ
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図5】この考案のカメラのカム機構の作用を示す模式
図である。
図である。
【図6】この考案のカメラの異なる実施例のカム機構の
作用を示す模式図である。
作用を示す模式図である。
10 内筒 12 カム凸部 20 レンズベース 30 鏡筒 32 内歯車 34 従節ピン 40 回転板 41 歯車 42M クローズアップレンズ 42W 広角レンズ 42T 望遠レンズ 50 外筒 51 カム凹部
Claims (7)
- 【請求項1】 複数種のレンズを回転板の等半径位置に
配し、この回転板の回転によりカメラの撮影光路上にこ
れらのレンズを択一的に出現させるカメラにおいて、回
転板の外周に歯車を設けると共に、この回転板をカメラ
本体に対し進退自在に設けられるレンズベース上に軸止
し、このレンズベースには回転板の歯車が内接すべき内
歯車を設けた鏡筒を回転自在に支持し、この鏡筒にはそ
の回転により鏡筒を進退させるためのカム機構を設け、
各レンズが撮影光路上に出現する際の鏡筒の回転角によ
り当該レンズのバックフォーカス長に応じた鏡筒の進退
量を得られるよう、カムの形状を設定したことを特徴と
する多焦点式レンズ切替えカメラ。 - 【請求項2】 回転板、その外周の歯車及びレンズをプ
ラスチックにより一体成形した請求項1記載の多焦点式
レンズ切替えカメラ。 - 【請求項3】 撮影光路をレンズベースの中心を貫通す
る位置に設定した請求項1又は2記載の多焦点式レンズ
切替えカメラ。 - 【請求項4】 回転板の等半径位置にレンズカバーを配
した請求項1から3の何れかに記載の多焦点式レンズ切
替えカメラ。 - 【請求項5】 鏡筒の内側及び外側にそれぞれカメラ本
体に固定される内筒及び外筒を配し、内筒の外周に形成
されたカム凸部と鏡筒の内周に形成された従節凹部の嵌
合により鏡筒の進出方向へのカム機構とし、外筒の内周
に形成されたカム凹部と鏡筒の外周に形成された従節ピ
ンの嵌合により鏡筒の退出方向へのカム機構とした請求
項1から4の何れかに記載の多焦点式レンズ切替えカメ
ラ。 - 【請求項6】 鏡筒の外側にカメラ本体に固定される外
筒を配し、外筒の内周に形成されたカム溝と鏡筒の外周
に形成された従節ピンの嵌合により鏡筒の進退方向への
カム機構とした請求項1から4の何れかに記載の多焦点
式レンズ切替えカメラ。 - 【請求項7】 複数種のレンズを回転板の等半径位置に
配し、この回転板の回転によりカメラの撮影光路上にこ
れらのレンズを択一的に出現させるカメラにおいて、回
転板の外周に歯車を設けると共に、この回転板をカメラ
本体に対し進退自在に設けられるレンズベース上に軸止
し、このレンズベースには回転板の歯車に内接すべき内
歯車を設けた鏡筒を回転自在に支持し、この鏡筒にはそ
の回転により鏡筒を進退させるためのネジ機構を設け、
各レンズが撮影光路上に出現する際の鏡筒の回転角によ
り当該レンズのバックフォーカス長に応じた鏡筒の進退
量を得られるよう、ネジ量を設定したことを特徴とする
多焦点式レンズ切替えカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3381791U JP2538987Y2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 多焦点式レンズ切替えカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3381791U JP2538987Y2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 多焦点式レンズ切替えカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120948U JPH04120948U (ja) | 1992-10-29 |
JP2538987Y2 true JP2538987Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=31916384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3381791U Expired - Fee Related JP2538987Y2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 多焦点式レンズ切替えカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538987Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003219241A (ja) * | 2002-01-17 | 2003-07-31 | Casio Comput Co Ltd | カメラ用アダプタ、及びカメラ |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1708726A (zh) * | 2002-10-31 | 2005-12-14 | 安捷伦科技有限公司 | 用于移动设备的带变焦的摄像组件 |
JP4661364B2 (ja) * | 2005-05-26 | 2011-03-30 | 株式会社デンソー | 光センサ |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP3381791U patent/JP2538987Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003219241A (ja) * | 2002-01-17 | 2003-07-31 | Casio Comput Co Ltd | カメラ用アダプタ、及びカメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04120948U (ja) | 1992-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |