JPH04120948U - 多焦点式レンズ切替えカメラ - Google Patents

多焦点式レンズ切替えカメラ

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JPH04120948U
JPH04120948U JP3381791U JP3381791U JPH04120948U JP H04120948 U JPH04120948 U JP H04120948U JP 3381791 U JP3381791 U JP 3381791U JP 3381791 U JP3381791 U JP 3381791U JP H04120948 U JPH04120948 U JP H04120948U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台のカメラに対して複数種のレンズを切替
え操作により選択可能にし、同時にバックフォーカス長
の調整も自動的に行う。 【構成】 外周に歯車41を設けた回転板40の等半径
位置に複数種のレンズ42M、42W、42Tを配し、
この回転により撮影光路上に各レンズを択一的に出現さ
せる。この回転板40はカメラ本体に対し進退自在に設
けられるレンズベース20上に軸止され、このレンズベ
ースには内歯車32を設けた鏡筒30が回転自在に支持
され、この内歯車に回転板の歯車41が内接する。この
鏡筒30にはその回転運動を進退運動に変換するカム機
構12、33、34、51を設け、各レンズが撮影光路
上に出現する際の鏡筒の回転角により当該レンズのバッ
クフォーカス長に応じた鏡筒の進退量を得られるようカ
ムの形状が設定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、1台のカメラに対して複数種のレンズを切替え操作により選択可 能にした多焦点式レンズ切替えカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種カメラとしては、複数枚のレンズの組合せよりなり、これらを進 退させることにより焦点距離を連続的に可変させるズーム式カメラ、焦点距離の 異なる2つのレンズを備え、これらのレンズに対する撮影光路の切替えによりレ ンズの選択を行う2焦点式カメラ、複数枚のレンズの組合せよりなり、これらを 進退させることにより焦点距離を2段階に切り換えるリアーコンバーター式2焦 点式カメラが公知であった。
【0003】 又、光学機器一般において公知であるところの、複数種のレンズを鏡筒を介し て回転板の等半径位置に配し、この回転板の回転により光路上にこれらのレンズ を択一的に出現させる所謂ターレット機構をこの種カメラに応用することも当業 者にとって想到容易な事項に属する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記の内、ズーム式カメラは焦点距離を無段階に選択することが可能な長所を 有するが、その反面複数枚のレンズを要することや、焦点距離を可変したり像位 置を補正するためのズーム機構が複雑であることより製作コストが嵩み、又機構 も大型化し高級なカメラにしか使用できない問題点があった。
【0005】 一方、2焦点式カメラはそれぞれのレンズについては単玉構成で済む反面、撮 影光路の切替えにミラーを使用することより(例えば、特公昭58−38778 等)、ミラーの駆動機構及びそのブレ防止のための支持機構に要するコストが嵩 み、しかもそのための収容スペースも必要となりカメラが大型化する問題点があ った。 更に、このカメラの場合は撮影光路の切替えに要するミラー機構がいたずらに 複雑化してしまうので、備えることができるレンズは事実上2種が限界であると いう問題点もあった。 又、リアーコンバーター式2焦点カメラについてはズーム式カメラと同様の問 題点があった。
【0006】 又、仮にターレット機構をこの種カメラに応用した場合には、回転板にそれぞ れのレンズのバックフォーカスに応じた長さの鏡筒を備えなくてはならず、製作 コストが嵩み、しかもカメラの厚みが一番長い鏡筒により決定されてしまうこと より、その小型化を阻害する問題点が予想される。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は以上のような従来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、直 接的な先行技術は上記のターレット機構に求められるが、独自の構成によりそこ から予想される問題点を払拭し、後記するようにそれとは別の全く新たな効果を 奏するに至っている。
【0008】 即ち、この考案のカメラは複数種のレンズ42M、42W、42Tを回転板4 0の等半径位置に配し、この回転板40の回転によりカメラの撮影光路X上にこ れらのレンズを択一的に出現させており、この点においては従来のターレット機 構の応用といえる。 しかしながら、この考案においては上記回転板40の外周に歯車41を設ける と共に、この回転板40をカメラ本体に対し進退自在に設けられるレンズベース 20上に軸止し、このレンズベース20には回転板40の歯車41が内接すべき 内歯車32を設けた鏡筒30を回転自在に支持し、この鏡筒30にはその回転に より鏡筒を進退させるためのカム機構(図中符号12、33、34、51を総合 したもの)を設け、各レンズが撮影光路X上に出現する際の鏡筒30の回転角に より当該レンズのバックフォーカス長に応じた鏡筒の進退量を得られるよう、カ ムの形状を設定している。
【0009】
【作用】
よって、この考案によれば鏡筒30を回転させることによりその内歯車32に 内接された歯車41を有する回転板40も回転するので、使用者において鏡筒3 0を回転させることによりレンズ42M、42W、42Tの内所望のものを撮影 光路X上に出現させる作用が生じる。 そして、この場合鏡筒30にはその回転を進退方向への運動に変換するカム機 構が設けられているので、鏡筒30の軸方向に対しレンズベース20を介して固 定されている回転板40は回転と同時に進退し、撮影光路X上に出現すべきレン ズはそのバックフォーカス長に応じた進退作用も同時に得ることとなる。
【0010】 これを言い換えれば、従来技術のターレット機構と異なり、異なるバックフォ ーカス長を有する数種のレンズを同一平面上に配置することが可能となる作用が 生じることとなる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1はこの考案のカメラの実施例のレンズ及び鏡筒部分の分解斜視図、図2は 同上組立状態の断面図である。
【0012】 図中符号20はレンズベースを指す。このレンズベース20は円盤状の本体の 下方に2本の鞘状の脚21、21を垂設した構成よりなり、カメラ本体(図示せ ず、但しフィルムFのみ図示。)に植設されたガイド軸22、22にこれらの脚 21、21を摺嵌することによりカメラ本体に対し進退自在に支持される。 尚、図中符号24はレンズベース20に穿設される撮影光路用の窓である。
【0013】 図中符号30は上記レンズベース20に外挿される鏡筒を指す。この鏡筒30 の上方内周には表面を内歯車32に形成した環状張り出し31が突設され、この 環状張り出しにより外挿された鏡筒30が受け止められる。 そして、レンズベース20には、その表面に植設された複数本のスペーサ23 を介して上蓋26がボルト27により被蓋される。従って、これらの隙間に鏡筒 30の環状張り出し31が遊嵌され、鏡筒30はレンズベース20に対し回転自 在に支持されることとなる。 尚、図中符号28は上蓋26に穿設される撮影光路用の窓である。
【0014】 図中符号40は等半径位置に複数のレンズが設けられるべき回転板を指す。 この実施例ではレンズとしてクローズアップレンズ42M、広角レンズ42W 、望遠レンズ42Tの3種を設定し、これらのレンズを外周の歯車41と共にプ ラスチック素材により回転板40と一体成形している。 この回転板40は中心上下に突設された軸43をレンズベース20及び上蓋2 6の軸受孔25及び29間に支承することにより、鏡筒30の内歯車32に内接 した状態でレンズベース20上に配される。 尚、この場合この実施例の図面のように撮影光路Xをレンズベース20の中心 を貫通するよう設定し、その位置にレンズが位置するように回転板40の径を設 定すると、レンズ径に対し鏡筒30の直径を可及的に小さくすることができスペ ースを有効に活用することができる。 又、この実施例では鏡筒の内歯車32と回転板の歯車41の回転比率を1:1 .5に設定している。
【0015】 図中符号44は絞りを指す。この実施例においては回転板40とレンズ42M 、42W、42Tとは一体成形されているので、この絞り44は回転板を覆う大 きさにして対応するレンズ位置に絞り孔を穿設した形状に構成され、回転板裏面 に貼着することにより使用される。 尚、この実施例の図面においてはシャッターの図示は省略している。
【0016】 次に、以上のレンズベース20及び鏡筒30を進退させるためのカム機構につ いて説明する。 この実施例においては、鏡筒30の内外にカメラ本体に固定されるべき内筒及 び外筒を配し、これらについてそれぞれ鏡筒の進出用及び退出用のカムを設ける ことによりカム機構としている。
【0017】 図中符号10は内筒を指す。この内筒10はカメラ本体(図示せず)に固定さ れるべき座13上に筒部11を立設した構成よりなり、この筒部11の外周には 逆時計回り方向に上向き傾斜する一対のカム凸部12、12が設けられる。 一方、前記鏡筒30の内周にはこのカム凸部12、12に対応するよう、逆時 計回り方向に上向き傾斜する一対の従節凹部33、33が設けられる。 よって、内筒10の筒部11に外挿される鏡筒30は、その従節凹部33、3 3が筒部11のカム凸部12、12に摺嵌し、それを逆時計回り方向に回転する ことによりカムの形状に応じた進出運動が得られることとなる(図3参照)。 尚、図中符号14は内筒10に穿設される撮影光路用の窓である。
【0018】 図中符号50は外筒を指す。この外筒50は上記内筒10の座にボルト52に より固定されるものであり、その内周には時計回り方向に上向き傾斜する一対の カム凹部51、51が設けられる。 一方、前記鏡筒30の下端外周にはこのカム凹部51、51に対応するよう、 一対の従節ピン34、34が突設される。 よって、内筒10の筒部11に外挿される鏡筒30は、その従節ピン34、3 4が外筒50のカム凹部51、51に摺嵌し、それを時計回り方向に回転するこ とによりカムの形状に応じた退出運動が得られることとなる(図4参照)。
【0019】 尚、この実施例においては鏡筒の進出用と退出用の2つのカムを用いているが 、公知の円筒カムのように例えば外筒50のカム凹部51をカム溝とすれば1つ のカムにより鏡筒の進退を行えることはいうまでもない。 又、回転運動を直線運動に変換する他の手段、例えばネジ機構をカム機構に代 えて採用しても同等の作用を達成できることはいうまでもない。
【0020】 以上説明したように、この考案のカメラは鏡筒30を回転させることにより回 転板40が回転し、それと同時にレンズのバックフォーカス長に応じた進退作用 が生じるが、この作用をカム線図と共に図5に模式的に表す。 ここでは便宜上カム凹部51の図をもってカム線図としている。そして従節ピ ン34のカムの各位置における回転板40の回転状況及び鏡筒30の進退状況を 紙面上の垂直位置に図示している。
【0021】 先ず、従節ピン34がカムの図中Aの位置に存する場合は、レンズとしては望 遠レンズ42Tが撮影光路上に位置し、鏡筒30は最進出状態となっている。 次いで、鏡筒30を時計回りに60°回転させると、回転板40は90°回転 し広角レンズ42Wが撮影光路上に位置する。そして、従節ピン34がカムの図 中Bの位置迄斜め下方向に移動することより、鏡筒30は上記望遠レンズ42T と広角レンズ42Wのバックフォーカス長の差に等しい分だけ退出する。 更に、鏡筒30を時計回りに60°回転させると、回転板40は90°回転し クローズアップレンズ42Mが撮影光路上に位置する。この場合、この実施例で はクローズアップレンズ42Mと広角レンズ42Wとはバックフォーカス長が近 似値にあるので、従節ピン34はカムの図中Cの位置に水平に移動し鏡筒30の 進退量に変化は生じない。
【0022】 尚、いうまでもないことだが、この考案のカメラで使用できるレンズの数、種 類はこの実施例のものに限らず、4個或いはスペースが許せばそれ以上のものも 可能である。その─例を図6に模式図として示す。 この実施例においてはレンズを広角レンズ42W、標準レンズ42N、望遠レ ンズ42Tとして設定したものであり、その他に各レンズと等半径位置にレンズ カバー42Cも設けており、その作用は次の通りとなる。
【0023】 先ず、従節ピン34がカムの図中Aの位置に存する場合は、レンズとしては望 遠レンズ42Tが撮影光路上に位置し、鏡筒30は最進出状態となっている。 次いで、鏡筒30を時計回りに60°回転させると、回転板40は90°回転 し標準レンズ42Nが撮影光路上に位置する。そして、従節ピン34がカムの図 中Bの位置迄斜め下方向に移動することより、鏡筒30は上記望遠レンズ42T と標準レンズ42Nのバックフォーカス長の差に等しい分だけ退出する。 更に、鏡筒30を時計回りに60°回転させると、回転板40は90°回転し 広角レンズ42Wが撮影光路上に位置する。そして、従節ピン34がカムの図中 Cの位置迄斜め下方向に移動することより、鏡筒30は上記標準レンズ42Nと 広角レンズ42Wのバックフォーカス長の差に等しい分だけ退出する。 最後に、鏡筒30を時計回りに60°回転させると、回転板40は90°回転 しレンズカバー42Tが撮影光路上に位置し、光路を遮断する。そして従節ピン 34はカムの図中Dの位置に水平に移動する。
【0024】 尚、この実施例においてはカムのAの位置及びBの位置に若干の水平部分を設 けている。 従って、レンズの撮影光路への位置決めとその進退方向への位置決め間の精度 が仮に甘い場合でも、レンズが所要位置に進退した際に鏡筒30に回転方向の遊 びが生じるので、バックフォーカス長が狂うことが防止される。
【0025】
【考案の効果】
以上の構成よりなるこの考案は次の特有の効果を奏する。
【0026】 1台のカメラに対し複数種のレンズを選択切替え使用できるので、1台のカメ ラが望遠、広角、接写等多用途に使用できる。
【0027】 レンズの切替えは鏡筒を回転するだけで行え、しかもこの回転運動はカム機構 により鏡筒の進退方向の運動に変換され、同時にレンズのバックフォーカス長も 補正される。よって、機構に無駄がなく、しかも使用者にとってはワンタッチで 切替え操作が実現される。
【0028】 上記の場合、各レンズ毎に長さの異なる鏡筒を有する構造でなく、レンズ自体 がその選択のための回転に伴って進退する構造なので、焦点距離の異なる複数種 のレンズを同一平面に配置することができ、複数種のレンズを単一部品として一 体成形することが可能となる。よって、従来技術の2焦点式カメラに比しレンズ の製造コスト、マウンティングのためのコストが大幅に軽減される。
【0029】 同様の理由より、鏡筒を最も退出させた状態でカメラを携帯することができる ので、レンズのバックフォーカス長によりカメラの厚みが決定されることがなく 、その小型化を図れる。
【0030】 回転板のスペースが許す限りレンズの数を増やすことができ、しかもこれらは その数にかかわらず回転板と共に単一部品として一体成形できるので、レンズの 数が増えてもコストがいたずらに嵩むことはない。
【0031】 レンズの切替えは回転板の回転により行われるので、レンズベースの上蓋を透 明にすれば今選択しているレンズが容易に判明し、従来技術の2焦点式カメラの ように切替え時の特別な表示機構を設けなくても済む。
【0032】 レンズの切替えは回転板の回転により行われるので、レンズに混じってレンズ カバーを設ければレンズカバーを附属部品として添付する必要も、或いはレンズ カバーの開閉機構を別途設ける必要もなくなり、コストの低減ばかりでなく、使 い勝手の向上も図れる。
【0033】 従来技術の2焦点式カメラのように撮影光路を切替える構造でなく、単一の撮 影光路に複数種のレンズを切替え式に出現させる構造なので、複数の撮影光路の ための余分なスペースや切替えのためのミラーの収納スペースが不要となりカメ ラ全体を小型化することができる。
【0034】 従来技術のズーム式カメラやリアーコンバーター式2焦点式カメラのように複 雑なレンズ構成が必要なく、単玉構成で済むので光学系の構造が簡単であり、コ ストが軽減される。
【0035】 レンズの切替えに要する可動部分は、鏡筒及び回転板の回転機構と鏡筒及びレ ンズベースの直線動機構のみで、従来技術の2焦点式カメラにおける撮影光路切 替えのような揺動機構は一切使用していないので、加工及び組立精度がとりやす く、金属部品を一切使用せず全体をプラスチックのような樹脂部品で構成するこ とも充分可能となる。
【0036】 同様の理由より可動部分は鏡筒、レンズベース及び回転板だけなので、前記の ように複数種のレンズを単一部品として回転板と一体成形できることも相まって 、全体の部品点数及び組立の手間がカメラ自体の機能に比較して極めて少なく済 む。
【0037】 以上の効果より、従来寸法及びコスト面より複数種のレンズの装着が不可能と 思われていた、ケース入りフィルムにレンズを装着した簡易カメラである所謂「 使い捨てカメラ」にもこの考案は充分実施可能である。よって、この考案の出現 によりこの種カメラの用途及び市場が大幅に拡大する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のカメラのレンズ及び鏡筒部分の分解
状態の斜視図である。
【図2】同上、組立状態の断面図である。
【図3】同上、組立状態で上蓋を外し、鏡筒を退出させ
た状態の斜視図である。
【図4】同上、組立状態で上蓋を外し、鏡筒を進出させ
た状態の斜視図である。
【図5】この考案のカメラのカム機構の作用を示す模式
図である。
【図6】この考案のカメラの異なる実施例のカム機構の
作用を示す模式図である。
【符号の説明】
10 内筒 12 カム凸部 20 レンズベース 30 鏡筒 32 内歯車 34 従節ピン 40 回転板 41 歯車 42M クローズアップレンズ 42W 広角レンズ 42T 望遠レンズ 50 外筒 51 カム凹部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種のレンズを回転板の等半径位置に
    配し、この回転板の回転によりカメラの撮影光路上にこ
    れらのレンズを択一的に出現させるカメラにおいて、回
    転板の外周に歯車を設けると共に、この回転板をカメラ
    本体に対し進退自在に設けられるレンズベース上に軸止
    し、このレンズベースには回転板の歯車が内接すべき内
    歯車を設けた鏡筒を回転自在に支持し、この鏡筒にはそ
    の回転により鏡筒を進退させるためのカム機構を設け、
    各レンズが撮影光路上に出現する際の鏡筒の回転角によ
    り当該レンズのバックフォーカス長に応じた鏡筒の進退
    量を得られるよう、カムの形状を設定したことを特徴と
    する多焦点式レンズ切替えカメラ。
  2. 【請求項2】 回転板、その外周の歯車及びレンズをプ
    ラスチックにより一体成形した請求項1記載の多焦点式
    レンズ切替えカメラ。
  3. 【請求項3】 撮影光路をレンズベースの中心を貫通す
    る位置に設定した請求項1又は2記載の多焦点式レンズ
    切替えカメラ。
  4. 【請求項4】 回転板の等半径位置にレンズカバーを配
    した請求項1から3の何れかに記載の多焦点式レンズ切
    替えカメラ。
  5. 【請求項5】 鏡筒の内側及び外側にそれぞれカメラ本
    体に固定される内筒及び外筒を配し、内筒の外周に形成
    されたカム凸部と鏡筒の内周に形成された従節凹部の嵌
    合により鏡筒の進出方向へのカム機構とし、外筒の内周
    に形成されたカム凹部と鏡筒の外周に形成された従節ピ
    ンの嵌合により鏡筒の退出方向へのカム機構とした請求
    項1から4の何れかに記載の多焦点式レンズ切替えカメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 鏡筒の外側にカメラ本体に固定される外
    筒を配し、外筒の内周に形成されたカム溝と鏡筒の外周
    に形成された従節ピンの嵌合により鏡筒の進退方向への
    カム機構とした請求項1から4の何れかに記載の多焦点
    式レンズ切替えカメラ。
  7. 【請求項7】 複数種のレンズを回転板の等半径位置に
    配し、この回転板の回転によりカメラの撮影光路上にこ
    れらのレンズを択一的に出現させるカメラにおいて、回
    転板の外周に歯車を設けると共に、この回転板をカメラ
    本体に対し進退自在に設けられるレンズベース上に軸止
    し、このレンズベースには回転板の歯車に内接すべき内
    歯車を設けた鏡筒を回転自在に支持し、この鏡筒にはそ
    の回転により鏡筒を進退させるためのネジ機構を設け、
    各レンズが撮影光路上に出現する際の鏡筒の回転角によ
    り当該レンズのバックフォーカス長に応じた鏡筒の進退
    量を得られるよう、ネジ量を設定したことを特徴とする
    多焦点式レンズ切替えカメラ。
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