JP2538816Y2 - 車庫用扉の電動モータの取付け構造 - Google Patents

車庫用扉の電動モータの取付け構造

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JP2538816Y2
JP2538816Y2 JP6383392U JP6383392U JP2538816Y2 JP 2538816 Y2 JP2538816 Y2 JP 2538816Y2 JP 6383392 U JP6383392 U JP 6383392U JP 6383392 U JP6383392 U JP 6383392U JP 2538816 Y2 JP2538816 Y2 JP 2538816Y2
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electric motor
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motor
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眞 西川
昌司 山田
隆宏 中村
勝之 奥村
彰良 東山
憲司 野田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、扉体を跳上げて車庫を
開放し、そして扉体を下降回動させて閉じる車庫用扉の
電動モータの取付け構造に関し、詳しくは電動モータの
取付け及び取外しを容易になそうとする技術に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、アーム1の先端に扉体2が取付け
られ、アーム1の基端部に一体化したピン3が支柱4に
回動自在に枢着され、ピン3に駆動力を伝達して扉体2
を開閉回動させる車庫用扉の電動モータの取付け構造に
おいては、図9、図10に示すように、電動モータ9か
らの駆動力を傘歯車a,bを介してピン3を駆動回転さ
せ、アーム1を揺動回動させ、扉体2を開閉回動させる
ものであり、そして、電動モータ9は中空の支柱4の内
部に挿入されて取付けられているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このように
電動モータ9が支柱4の内部に挿入されて取付けられて
いるので、電動モータ9の組み込み及びその取外しが面
倒になり、特に、メンテナンスにおいて作業性が悪いと
いう問題があった。本考案はこのような問題に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、取付け強
度を充分なものになしながら、電動モータの取付け及び
特に取外しが容易におこなえ、メンテナンスなどに有利
な車庫用扉の電動モータの取付け構造を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、アーム1の先
端に扉体2が取付けられ、アーム1の基端部に一体化し
たピン3が支柱4に回動自在に枢着され、ピン3に一体
化されたギヤ5に電動モータ9からの駆動力を伝達して
扉体2を開閉回動させる車庫用扉の電動モータの取付け
構造であって、中空の支柱4に電動モータ9の外形より
も大きいモータ取付け開口22が形成され、モータ取付
け開口22に対向してこのモータ取付け開口22よりも
充分に大きい取付けプレート21が支柱4に挿通されて
取付けられ、取付けプレート21にはモータ取付け開口
22よりも小さい範囲において取付部21aが複数個形
成され、これら取付部21aにおいて電動モータ9がボ
ルトのような取付具24にて着脱自在に取付けられて成
ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】支柱4に形成されたモータ取付け開口22より
も充分に大きい取付けプレート21に電動モータ9を取
付けて、電動モータ9の取付け強度を充分に高める。電
動モータ9は取付け開口8から取付けプレート21に取
付ける。しかして、電動モータ9の取付け性を高めると
ともに電動モータ9を支柱4の内部にその長さ方向に通
さずにおこなえ、メンテナンスなどにおいて有利にな
る。
【0006】
【実施例】車庫用扉は、図1及び図2に示すように、左
右の支柱4の上端部に取付けられるアーム1としての第
1アーム1aが支柱4の上端部にピン3にて回動自在に
枢着されている。そして支柱4の上端部にリンク11が
ピン12にて回動自在に枢支されている。第1アーム1
aに略平行な第2アーム1bがリンク11の先端部にピ
ンにて回動自在に枢支されている。第1アーム1a及び
第2アーム1bの先端には扉体2がピン13にて回動自
在に枢支されている。しかして、ピン3を正方向に回動
させることで、第1アーム1a及び第2アーム1bを持
ち上げ回動させて扉体2を回動開放し、そして、ピン3
を逆方向に回動させることで、第1アーム1a及び第2
アーム1bを下降回動させて扉体2を回動閉成すること
ができるようにしてある。
【0007】アルミニウムの押出成形品製の支柱4の内
部には、図4及び図5に示すように、アルミニウムの押
出成形品製の昇降体6が後述するガイド7によって上下
に昇降自在に収納されている。昇降体6は第1部材14
と第2部材15がビス16にて接続されて構成されてい
る。第1部材14及び第2部材15には凹溝17が形成
され、このような凹溝17において、一対のL形の主プ
レート18の一部が挿入されてリベット19にて固定さ
れている。L形の主プレート18は連結プレート20に
て被動ピン8を介して連結され、しかして、被動ピン8
が凹溝17内において適宜間隔を隔てて配設されてい
る。
【0008】図6乃至図8は電動モータ9の取付け構成
を示している。中空の支柱4に電動モータ9の外形より
も大きいモータ取付け開口22が形成されている。モー
タ取付け開口22に対向してこのモータ取付け開口22
よりも充分に大きい取付けプレート21が支柱4に挿通
されてリベット止めにて取付けられている。取付けプレ
ート21にはモータ取付け開口22よりも小さい範囲に
おいて取付部21aが複数個形成されている。これら取
付部21aにおいて電動モータ9がボルトのような取付
具24にて着脱自在に取付けられている。取付けプレー
ト21は略L形に形成されている。しかして、支柱4に
形成されたモータ取付け開口22よりも充分に大きい取
付けプレート21に電動モータ9を取付けて、電動モー
タ9の取付け強度を充分に高めるのである。そして、電
動モータ9は取付け開口8から取付けプレート21に取
付けて、電動モータ9の取付け性を高めるとともに電動
モータ9を支柱4をその長さ方向に通さずにおこなえ、
メンテナンスなどにおいて有利になるのである。そし
て、電動モータ9の水平断面形状は支柱4の水平断面形
状よりも大きくて、その取付け状態においては電動モー
タ9は支柱4よりもはみ出していて、電動モータ9の大
きさにかかわらずに支柱4の太さが決められ、つまり、
支柱4は細く形成でき、意匠性を高めている。
【0009】そして、電動モータ9の出力軸25にはス
プロケット10が取付けられていて、このスプロケット
10が上記昇降体6に取付けた被動ピン8・・をラック
ギヤとして噛合している。しかして、電動モータ9の正
転にてスプロケット10と被動ピン8・・とが噛合して
昇降体6を上昇駆動させることができるようにしてあ
る。
【0010】ピン3は図4に示すように、六角軸状に形
成され、このピン3にギア5としての部分ギアのような
略扇形のアーム状ギア5aが挿通されて固定されてい
る。このようなアーム状ギア5aは昇降体6の第2部材
15に取付けられている被動ピン8・・に噛合してい
る。しかして、昇降体6の上昇にてアーム状ギア5aを
上方に回動させ、ピン3を上方に回動させて扉体2を開
成回動させることができ、そして、昇降体6の下降にて
アーム状ギア5aを下方に回動させ、ピン3を下方に回
動させて扉体2を閉成回動させることができるようにし
てある。
【0011】このように、位置決めされている電動モー
タ9のスプロケット10と、位置決めされているアーム
状ギア5aとは昇降体6に対して互いに略直交する方向
からその被動ピン8・・に噛合していて、このような噛
合において逆に昇降体6の位置決めをおこなうのであ
る。ところで、昇降体6の上下端部には、ガイドローラ
26がガイド7としてのピン3の軸芯Xと略平行な軸芯
に回転自在に保持されて取付けられ、しかして、これら
上下のガイドローラ26が支柱4の内壁面に当接するこ
とで、軸芯Xとは直交する方向の位置決めを充分にし
て、昇降体6の上下動を良好におこなえるようにしてあ
る。更に、昇降体6の上下端部には、ガイドローラ27
がスプロケット10の軸芯Yと略平行な軸芯に回転自在
に保持されて取付けられ、しかして、これら上下のガイ
ドローラ27がガイド7としての支柱4の内壁面に当接
することで、軸芯Yと略直交する方向の位置決めを充分
にして、昇降体6の上下動を良好におこなえるようにし
てある。このようなガイド7の構成は種々設計変更可能
である。
【0012】このように、支柱4の内部に昇降体6をガ
イド7を介して昇降自在に設け、昇降体6に被動ピン8
が適宜間隔を隔てて取付けられ、電動モータ9にて駆動
回転されるスプロケット10が上記被動ピン8・・に噛
合され、ピン3に一体化された上記ギア5がピン3から
延出されるアーム状ギア5aに形成され、このアーム状
ギア5aが被動ピン8・・に噛合されることによって、
昇降体6に適宜間隔を隔てて取付けられた被動ピン8・
・群がラックギヤとなるのであり、このような被動ピン
8・・をラックギヤとして電動モータ9側のスプロケッ
ト10に噛合し、また、被動ピン8・・をラックギヤと
して扉体2側のピン3から延出されたアーム状ギア5a
に噛合するのである。しかして、電動モータ9からの伝
動力をラックギヤとなる被動ピン8・・に、そして被動
ピン8・・からアーム状ギア5aに確実に伝達するので
ある。そして、傘歯車の使用を回避して、傘歯車を使用
する場合の製作精度、組立精度を高めるのを回避するの
である。
【0013】図1及び図4に示すように、支柱4側の固
定部29と昇降体6の上端とにわたってガススプリング
28が介装されている。かかるガススプリング28は扉
体2を下降している閉成状態において圧縮状態にあり、
アンテナ30への操作信号の入力にて電動モータ9を正
転させて扉体2を上昇駆動する場合に、ガススプリング
28によるスプリング力にて電動モータ9の小出力にて
開成駆動でき、そして、扉体2を閉成回動する場合の最
終時に扉体2が激しく地面に衝突するのを回避するよう
にしてある。
【0014】
【考案の効果】本考案は上述のように、中空の支柱に電
動モータの外形よりも大きいモータ取付け開口が形成さ
れ、モータ取付け開口に対向してこのモータ取付け開口
よりも充分に大きい取付けプレートが支柱に挿通されて
取付けられ、取付けプレートにはモータ取付け開口より
も小さい範囲において取付部が複数個形成され、これら
取付部において電動モータがボルトのような取付具にて
着脱自在に取付けられているから、支柱に形成されたモ
ータ取付け開口よりも充分に大きい取付けプレートに電
動モータが取付けられ、電動モータの取付け強度を充分
に高めながら、電動モータは取付け開口から取付けプレ
ートに取付けることができ、電動モータの取付け性を高
めるとともに電動モータを支柱をその長さ方向に通さず
におこなえ、メンテナンスなどにおいて有利になるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の閉塞状態の一部破断した概
略側断面図である。
【図2】同上の部分背面図である。
【図3】同上の部分平断面図である。
【図4】同上の伝動系を示し、(a)は概略側面図、
(b)は概略平面図である。
【図5】同上の部分平断面図である。
【図6】同上の電動モータの取付け状態を示し、(a)
は側面図、(b)は平面図である。
【図7】同上の電動モータの取付け状態を示す背面図で
ある。
【図8】同上の電動モータの取付け状態を示し、(a)
は側面図、(b)は平面図、(c)は背面図である。
【図9】従来例の部分側面図である。
【図10】従来例の部分正面図である。
【図11】従来例の一部省略した正面図である。
【符号の説明】
1 アーム 2 扉体 3 ピン 4 支柱 5 ギア 9 電動モータ 21 取付けプレート 21a 取付部 22 モータ取付け開口 24 取付具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 奥村 勝之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)考案者 東山 彰良 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)考案者 野田 憲司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームの先端に扉体が取付けられ、アー
    ムの基端部に一体化したピンが支柱に回動自在に枢着さ
    れ、ピンに一体化されたギヤに電動モータからの駆動力
    を伝達して扉体を開閉回動させる車庫用扉の電動モータ
    の取付け構造であって、中空の支柱に電動モータの外形
    よりも大きいモータ取付け開口が形成され、モータ取付
    け開口に対向してこのモータ取付け開口よりも充分に大
    きい取付けプレートが支柱に挿通されて取付けられ、取
    付けプレートにはモータ取付け開口よりも小さい範囲に
    おいて取付部が複数個形成され、これら取付部において
    電動モータがボルトのような取付具にて着脱自在に取付
    けられて成る車庫用扉の電動モータの取付け構造。
JP6383392U 1992-09-14 1992-09-14 車庫用扉の電動モータの取付け構造 Expired - Lifetime JP2538816Y2 (ja)

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JPH0628197U JPH0628197U (ja) 1994-04-15
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