JPH0628197U - 車庫用扉の電動モータの取付け構造 - Google Patents

車庫用扉の電動モータの取付け構造

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JPH0628197U
JPH0628197U JP6383392U JP6383392U JPH0628197U JP H0628197 U JPH0628197 U JP H0628197U JP 6383392 U JP6383392 U JP 6383392U JP 6383392 U JP6383392 U JP 6383392U JP H0628197 U JPH0628197 U JP H0628197U
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眞 西川
昌司 山田
隆宏 中村
勝之 奥村
彰良 東山
憲司 野田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電動モータの取付け強度を充分に高めながら、
電動モータ9の取付け性を高め、かつ取外しも容易で、
メンテナンスなどにおいて有利にする。 【構成】アーム1の先端に扉体2を取付ける。アーム1
の基端部に一体化したピン3を支柱4に回動自在に枢着
する。ピン3に一体化されたギヤ5に電動モータ9から
の駆動力を伝達して扉体2を開閉回動させる車庫用扉の
電動モータの取付け構造である。中空の支柱4に電動モ
ータ9の外形よりも大きいモータ取付け開口22を形成
する。モータ取付け開口22に対向してこのモータ取付
け開口22よりも充分に大きい取付けプレート21を支
柱4に挿通させて取付ける。取付けプレート21にはモ
ータ取付け開口22よりも小さい範囲において取付部2
1aを複数個形成する。これら取付部21aにおいて電
動モータ9がボルトのような取付具24にて着脱自在に
取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、扉体を跳上げて車庫を開放し、そして扉体を下降回動させて閉じる 車庫用扉の電動モータの取付け構造に関し、詳しくは電動モータの取付け及び取 外しを容易になそうとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、アーム1の先端に扉体2が取付けられ、アーム1の基端部に一体化した ピン3が支柱4に回動自在に枢着され、ピン3に駆動力を伝達して扉体2を開閉 回動させる車庫用扉の電動モータの取付け構造においては、図9、図10に示す ように、電動モータ9からの駆動力を傘歯車a,bを介してピン3を駆動回転さ せ、アーム1を揺動回動させ、扉体2を開閉回動させるものであり、そして、電 動モータ9は中空の支柱4の内部に挿入されて取付けられているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このように電動モータ9が支柱4の内部に挿入されて取付けられて いるので、電動モータ9の組み込み及びその取外しが面倒になり、特に、メンテ ナンスにおいて作業性が悪いという問題があった。 本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、取付け強度を充分なものになしながら、電動モータの取付け及び特に取外し が容易におこなえ、メンテナンスなどに有利な車庫用扉の電動モータの取付け構 造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、アーム1の先端に扉体2が取付けられ、アーム1の基端部に一体化 したピン3が支柱4に回動自在に枢着され、ピン3に一体化されたギヤ5に電動 モータ9からの駆動力を伝達して扉体2を開閉回動させる車庫用扉の電動モータ の取付け構造であって、中空の支柱4に電動モータ9の外形よりも大きいモータ 取付け開口22が形成され、モータ取付け開口22に対向してこのモータ取付け 開口22よりも充分に大きい取付けプレート21が支柱4に挿通されて取付けら れ、取付けプレート21にはモータ取付け開口22よりも小さい範囲において取 付部21aが複数個形成され、これら取付部21aにおいて電動モータ9がボル トのような取付具24にて着脱自在に取付けられて成ることを特徴とするもので ある。
【0005】
【作用】
支柱4に形成されたモータ取付け開口22よりも充分に大きい取付けプレート 21に電動モータ9を取付けて、電動モータ9の取付け強度を充分に高める。電 動モータ9は取付け開口8から取付けプレート21に取付ける。しかして、電動 モータ9の取付け性を高めるとともに電動モータ9を支柱4の内部にその長さ方 向に通さずにおこなえ、メンテナンスなどにおいて有利になる。
【0006】
【実施例】
車庫用扉は、図1及び図2に示すように、左右の支柱4の上端部に取付けられ るアーム1としての第1アーム1aが支柱4の上端部にピン3にて回動自在に枢 着されている。そして支柱4の上端部にリンク11がピン12にて回動自在に枢 支されている。第1アーム1aに略平行な第2アーム1bがリンク11の先端部 にピンにて回動自在に枢支されている。第1アーム1a及び第2アーム1bの先 端には扉体2がピン13にて回動自在に枢支されている。しかして、ピン3を正 方向に回動させることで、第1アーム1a及び第2アーム1bを持ち上げ回動さ せて扉体2を回動開放し、そして、ピン3を逆方向に回動させることで、第1ア ーム1a及び第2アーム1bを下降回動させて扉体2を回動閉成することができ るようにしてある。
【0007】 アルミニウムの押出成形品製の支柱4の内部には、図4及び図5に示すように 、アルミニウムの押出成形品製の昇降体6が後述するガイド7によって上下に昇 降自在に収納されている。昇降体6は第1部材14と第2部材15がビス16に て接続されて構成されている。第1部材14及び第2部材15には凹溝17が形 成され、このような凹溝17において、一対のL形の主プレート18の一部が挿 入されてリベット19にて固定されている。L形の主プレート18は連結プレー ト20にて被動ピン8を介して連結され、しかして、被動ピン8が凹溝17内に おいて適宜間隔を隔てて配設されている。
【0008】 図6乃至図8は電動モータ9の取付け構成を示している。中空の支柱4に電動 モータ9の外形よりも大きいモータ取付け開口22が形成されている。モータ取 付け開口22に対向してこのモータ取付け開口22よりも充分に大きい取付けプ レート21が支柱4に挿通されてリベット止めにて取付けられている。取付けプ レート21にはモータ取付け開口22よりも小さい範囲において取付部21aが 複数個形成されている。これら取付部21aにおいて電動モータ9がボルトのよ うな取付具24にて着脱自在に取付けられている。取付けプレート21は略L形 に形成されている。しかして、支柱4に形成されたモータ取付け開口22よりも 充分に大きい取付けプレート21に電動モータ9を取付けて、電動モータ9の取 付け強度を充分に高めるのである。そして、電動モータ9は取付け開口8から取 付けプレート21に取付けて、電動モータ9の取付け性を高めるとともに電動モ ータ9を支柱4をその長さ方向に通さずにおこなえ、メンテナンスなどにおいて 有利になるのである。そして、電動モータ9の水平断面形状は支柱4の水平断面 形状よりも大きくて、その取付け状態においては電動モータ9は支柱4よりもは み出していて、電動モータ9の大きさにかかわらずに支柱4の太さが決められ、 つまり、支柱4は細く形成でき、意匠性を高めている。
【0009】 そして、電動モータ9の出力軸25にはスプロケット10が取付けられていて 、このスプロケット10が上記昇降体6に取付けた被動ピン8・・をラックギヤ として噛合している。しかして、電動モータ9の正転にてスプロケット10と被 動ピン8・・とが噛合して昇降体6を上昇駆動させることができるようにしてあ る。
【0010】 ピン3は図4に示すように、六角軸状に形成され、このピン3にギア5として の部分ギアのような略扇形のアーム状ギア5aが挿通されて固定されている。こ のようなアーム状ギア5aは昇降体6の第2部材15に取付けられている被動ピ ン8・・に噛合している。しかして、昇降体6の上昇にてアーム状ギア5aを上 方に回動させ、ピン3を上方に回動させて扉体2を開成回動させることができ、 そして、昇降体6の下降にてアーム状ギア5aを下方に回動させ、ピン3を下方 に回動させて扉体2を閉成回動させることができるようにしてある。
【0011】 このように、位置決めされている電動モータ9のスプロケット10と、位置決 めされているアーム状ギア5aとは昇降体6に対して互いに略直交する方向から その被動ピン8・・に噛合していて、このような噛合において逆に昇降体6の位 置決めをおこなうのである。ところで、昇降体6の上下端部には、ガイドローラ 26がガイド7としてのピン3の軸芯Xと略平行な軸芯に回転自在に保持されて 取付けられ、しかして、これら上下のガイドローラ26が支柱4の内壁面に当接 することで、軸芯Xとは直交する方向の位置決めを充分にして、昇降体6の上下 動を良好におこなえるようにしてある。更に、昇降体6の上下端部には、ガイド ローラ27がスプロケット10の軸芯Yと略平行な軸芯に回転自在に保持されて 取付けられ、しかして、これら上下のガイドローラ27がガイド7としての支柱 4の内壁面に当接することで、軸芯Yと略直交する方向の位置決めを充分にして 、昇降体6の上下動を良好におこなえるようにしてある。このようなガイド7の 構成は種々設計変更可能である。
【0012】 このように、支柱4の内部に昇降体6をガイド7を介して昇降自在に設け、昇 降体6に被動ピン8が適宜間隔を隔てて取付けられ、電動モータ9にて駆動回転 されるスプロケット10が上記被動ピン8・・に噛合され、ピン3に一体化され た上記ギア5がピン3から延出されるアーム状ギア5aに形成され、このアーム 状ギア5aが被動ピン8・・に噛合されることによって、昇降体6に適宜間隔を 隔てて取付けられた被動ピン8・・群がラックギヤとなるのであり、このような 被動ピン8・・をラックギヤとして電動モータ9側のスプロケット10に噛合し 、また、被動ピン8・・をラックギヤとして扉体2側のピン3から延出されたア ーム状ギア5aに噛合するのである。しかして、電動モータ9からの伝動力をラ ックギヤとなる被動ピン8・・に、そして被動ピン8・・からアーム状ギア5a に確実に伝達するのである。そして、傘歯車の使用を回避して、傘歯車を使用す る場合の製作精度、組立精度を高めるのを回避するのである。
【0013】 図1及び図4に示すように、支柱4側の固定部29と昇降体6の上端とにわた ってガススプリング28が介装されている。かかるガススプリング28は扉体2 を下降している閉成状態において圧縮状態にあり、アンテナ30への操作信号の 入力にて電動モータ9を正転させて扉体2を上昇駆動する場合に、ガススプリン グ28によるスプリング力にて電動モータ9の小出力にて開成駆動でき、そして 、扉体2を閉成回動する場合の最終時に扉体2が激しく地面に衝突するのを回避 するようにしてある。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述のように、中空の支柱に電動モータの外形よりも大きいモータ取 付け開口が形成され、モータ取付け開口に対向してこのモータ取付け開口よりも 充分に大きい取付けプレートが支柱に挿通されて取付けられ、取付けプレートに はモータ取付け開口よりも小さい範囲において取付部が複数個形成され、これら 取付部において電動モータがボルトのような取付具にて着脱自在に取付けられて いるから、支柱に形成されたモータ取付け開口よりも充分に大きい取付けプレー トに電動モータが取付けられ、電動モータの取付け強度を充分に高めながら、電 動モータは取付け開口から取付けプレートに取付けることができ、電動モータの 取付け性を高めるとともに電動モータを支柱をその長さ方向に通さずにおこなえ 、メンテナンスなどにおいて有利になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の閉塞状態の一部破断した概
略側断面図である。
【図2】同上の部分背面図である。
【図3】同上の部分平断面図である。
【図4】同上の伝動系を示し、(a)は概略側面図、
(b)は概略平面図である。
【図5】同上の部分平断面図である。
【図6】同上の電動モータの取付け状態を示し、(a)
は側面図、(b)は平面図である。
【図7】同上の電動モータの取付け状態を示す背面図で
ある。
【図8】同上の電動モータの取付け状態を示し、(a)
は側面図、(b)は平面図、(c)は背面図である。
【図9】従来例の部分側面図である。
【図10】従来例の部分正面図である。
【図11】従来例の一部省略した正面図である。
【符号の説明】
1 アーム 2 扉体 3 ピン 4 支柱 5 ギア 9 電動モータ 21 取付けプレート 21a 取付部 22 モータ取付け開口 24 取付具
フロントページの続き (72)考案者 奥村 勝之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)考案者 東山 彰良 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)考案者 野田 憲司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームの先端に扉体が取付けられ、アー
    ムの基端部に一体化したピンが支柱に回動自在に枢着さ
    れ、ピンに一体化されたギヤに電動モータからの駆動力
    を伝達して扉体を開閉回動させる車庫用扉の電動モータ
    の取付け構造であって、中空の支柱に電動モータの外形
    よりも大きいモータ取付け開口が形成され、モータ取付
    け開口に対向してこのモータ取付け開口よりも充分に大
    きい取付けプレートが支柱に挿通されて取付けられ、取
    付けプレートにはモータ取付け開口よりも小さい範囲に
    おいて取付部が複数個形成され、これら取付部において
    電動モータがボルトのような取付具にて着脱自在に取付
    けられて成る車庫用扉の電動モータの取付け構造。
JP6383392U 1992-09-14 1992-09-14 車庫用扉の電動モータの取付け構造 Expired - Lifetime JP2538816Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005068685A (ja) * 2003-08-20 2005-03-17 Matsushita Electric Works Ltd 車庫扉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005068685A (ja) * 2003-08-20 2005-03-17 Matsushita Electric Works Ltd 車庫扉

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