JP2538792B2 - 新規なカンプトテシン誘導体 - Google Patents

新規なカンプトテシン誘導体

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JP2538792B2
JP2538792B2 JP63154631A JP15463188A JP2538792B2 JP 2538792 B2 JP2538792 B2 JP 2538792B2 JP 63154631 A JP63154631 A JP 63154631A JP 15463188 A JP15463188 A JP 15463188A JP 2538792 B2 JP2538792 B2 JP 2538792B2
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久子 永井
隆 八重樫
賢一 手塚
貞 宮坂
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗腫瘍剤もしくはその中間体として有用な新
規なカンプトテシン誘導体に関する。
〔背景技術〕
カンプトテシンは落葉喬木喜樹(Camptothecaacumina
ta Nyssaceae)等から抽出・単離されるアルカロイド
で、強力な核酸合成阻害作用を有し、その作用は迅速か
つ可逆性を示すことが特徴で、既存の制癌剤と交差耐性
を示さないという独特な作用機作をもつ抗腫瘍性物質で
あり、マウス白血病L1210、ラツトウオーカー256肉腫な
ど実験移植癌に対して、強力な制癌効果を示すことが認
められているが、毒性作用を有するために、医薬品とし
ての有用性がおのずから、制限されている現状にある。
本発明者らは、これまでに、天然のカンプトテシンに
化学的修飾を施すことにより、その薬理的活性及び毒性
が改善された新しいカンプトテシン誘導体を得ようとす
る多数の試みを行ってきた。これまでに得られたカンプ
トテシン誘導体のうち、特に、10位にヒドロキシル基を
有する化合物群については、より優れた抗腫瘍活性を保
ちながら、かつ毒性が軽減するという興味ある結果が得
られているが、これらは水に難溶性であるため、これを
医薬として使用する上に難点がある。
従来、カンプトテシン誘導体を水溶性のものとする方
法の一つとして、その構造中のE環(ラクトン環)を開
環し、カルボキシル基を生成させ、そのカルボン酸のナ
トリウム塩とする方法が知られているが、このものは、
薬理活性において、それが、原の化合物の数分の一にま
で減弱してしまうという欠点を有する。
従来の報告によれば、カンプトテシンのE環ラクトン
部分を水酸化ナトリウム水溶液で処理して得られる水溶
性誘導体(II)(以下カンプトテシンナトリウム塩とい
う)は、骨髄抑制や出血性膀胱炎などの毒性作用が投与
量制限因子 (dose limiting factor)となって、その抗癌剤として
の有用性は認められなかったが(Cancer Chemother.Re
p.,54,461,1970)、その後、ワニらはカンプトテシンナ
トリウム塩がラクトン体に比べ活性が数分の一に減弱す
ると報告した(M.C.Wani et al.,J.Med.Chem.,23,554,1
980)。それ以来、カンプトテシンの20位の水酸基を含
むE環ラクトン部分は、カンプトテシンの抗癌活性発現
に必須な部分構造であると考えられてきた。これまで、
このE環ラクトン部分の化学的修飾による誘導体は、そ
の報告例こそ少ないものの、いずれも抗癌活性が著しく
減弱または消失したものであった。例えばE環ラクトン
をメチルアミドとして開環した誘導体(下記式(III)
参照)あるいはイソプロピルアミド誘導体(下記式(I
V)参照)などは活性が極めて弱いかまたは消失してい
ると報告されている(The Alkaloids,ed.by A.Brossi,A
cademic Press,N.Y.,1983およびJ.Med.Chem.,22,310,19
79)。
(RはH、アセチル基又はプロピオニル基である) 〔発明の目的〕 本発明者らは、カンプトテシンおよびその類縁化合物
の水溶性プロドラツグ型誘導体の製造に関する研究の一
つとして、E環ラクトン部分に着目し、そのプロドラツ
グ化について検討した。すなわち、カンプトテシンの17
位の水酸基は、遊離の状態では、中性条件下において、
自然的に閉環してラクトンとなるので、本発明者らは、
E環ラクトン部分が開環したカンプトテシンにおいて、
17位の水酸基を、生体内酵素により加水分解を受けるよ
うな保護基によってマスクするとともに、一方のカルボ
キシル基を水溶性のカルボキサミド基とすることにより
水溶化の問題と投与後の生体内でのE環ラクトン部分の
復元の問題とを同時に解決することにつき検討した。
したがって本発明は、毒性が低く、生体内で抗腫瘍活
性を発揮するプロドラツグ型の新規なカンプトテシン誘
導体を提供することを目的とするものである。
〔発明の開示〕
上述の目的を達成するために、本発明者らは、まず最
初にN,N−ジメチルエチレンジアミンまたはN,N−ジエチ
ルエチレンジアミンを用いて、7−エチルカンプトテシ
ンのE環のカルボキサミドへの開環を試み、開環体を得
ることに成功した。これを詳細に説明すると次のとおり
である。
7−エチルカンプトテシンを過剰量のN,N−ジメチル
エチレンジアミンまたはN,N−ジエチルエチレンジアミ
ン中に溶解し、窒素雰囲気下、50℃で1時間、加熱攪拌
する。反応後、過剰のアミンを減圧下留去し、残留物を
塩化メチレンに溶解し、数倍量のヘキサン中に加える。
析出した結晶を取すると、下記式(V)で表わされる
7−エチルカンプトテシンの開環体である7−エチル−
17−ヒドロキシカンプトテシン−21−(2−ジアルキル
アミノ)エチルアミドを定量的に得ることが出来る。な
お、この開環体(V)は、 (式中、Xは前記と同一の意義を有する) 溶液中で放置すると、あるいはシリカゲルカラムクロ
マトグラフイーに付すると、出発物質7−エチルカンプ
トテシンに変換する。
上記の7−エチルカンプトテシンの開環体(V)の17
位の水酸基を適当な方法でアシル化することによりE環
アシル開環体を得ることができる。
例えば、開環体(V)を塩化メチレンに溶解し、触媒
量の4−N,N−ジメチルアミノピリジンの存在下、対応
量のカルボン酸の塩化物あるいはカルボン酸の無水物を
氷冷下加え、室温で(もしくは氷冷下)反応が終了する
まで攪拌する。反応混合液に水を加え、1N水酸化ナトリ
ウムで弱アルカリ性とし、塩化メチレンで抽出し、飽和
食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下に乾固する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー等で精製することにより、前記式(V)の化合物
の17−ヒドロキシ基がアシル化されたE環アシル開環体
(I)を中程度の収率で得ることができる。
また、例えば、対応するカルボン酸の誘導体を一旦ジ
シクロヘキシルカルボジイミド(DCC)等の縮合剤で処
理した後、N,N−ジメチルアミノピリジンの存在下、開
環体(V)と反応させ、同様に精製処理することにより
得ることもできる。
このとき、対応するカルボン酸の誘導体として、脂肪
族飽和カルボン酸、脂肪族不飽和カルボン酸、環状基を
有する脂肪族カルボン酸、あるいはハロゲン基、アルキ
ルチオ基、アミノ基、アシルアミノ基、ヒドロキシル
基、アルコキシル基、アリールオキシ基、アルコキシカ
ルボニル基等の各種官能基を有する脂肪族カルボン酸、
芳香族カルボン酸、複素環芳香族カルボン酸、アミノ酸
等を用いることにより、対応する化合物を製造すること
ができる。
かくして、本発明は、一般式(I) (式中、Xは低級アルキル基、例えばメチル基またはエ
チル基であり、Rは水素原子または−COYで示される基
であり、Yは非置換アルキル基であるか、あるいは、置
換基として低級アルキル基、ハロゲン原子、低級アルキ
ルチオ基、アミノ基、アシルアミノ基、ヒドロキシル
基、低級アルコキシ基、アリールオキシ基、若しくは低
級アルコキシカルボニル基を有する低級アルキル基であ
り、あるいはYはアルケニル基、アルキニル基、シクロ
アルキル基、置換基としてアシルアミノ低級アルキル基
を有するシクロアルキル基、N−アシルピロリジル基、
フエニル基であるか、あるいは、置換基としてハロゲン
原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、アミノ基、低
級アルコキシカルボニル基、低級アルキル基、フエニル
基、若しくは低級アルコキシ基を有するフエニル基であ
るか、あるいはシンナミル基、ベンジル基、ナフチル
基、ピリジル基、フラノ基、またはチオフエノ基を表
す) で表わされる新規なカンプトテシン誘導体およびそのア
ミノ基における酸付加塩を提供するものである。
本発明に係る式(I)で表わされる化合物は、前述の
とおり式(V)の化合物より、種々のアシル化法によ
り、製造することができ、また、必要に応じ、式(I)
で表わされる化合物に適当な無機酸、(例えば、塩酸等
あるいは有機酸)を対応するモル量で加え、乾固又は凍
結乾燥することにより、そのアミノ基における酸付加塩
を得ることができる。
かくして得られる新規なカンプトテシン誘導体または
そのアミノ基における酸付加塩は、医薬又はその中間体
として、有用な用途を有する。
以下に、上記の一般式(I)で表わされるカンプトテ
シン誘導体の製造例ならびに得られた化合物の具体例を
実施例として掲げる。
実施例 1 7−エチル−17−ヒドロキシカンプトテシン−21−(2
−ジメチルアミノ)エチルアミド 7−エチルカンプトテシン(1g、2.66mmol)をN,N−
ジメチルエチレンジアミン(20ml)に溶かし、窒素雰囲
気下、50℃で1時間反応させる。反応終了後、減圧下に
乾固し、残留物を塩化メチレンに溶解しヘキサン(300m
l)中に加え、析出した結晶を吸引取すると標記の化
合物が黄色結晶(0.87g、70.7%)として得られた。
m.p.195〜215℃ 実施例 2 7−エチル−17−アセトキシカンプトテシン−21−(2
−ジエチルアミノ)エチルアミド (a)7−エチルカンプトテシン(1g、2.66mmol)をN,
N−ジエチルエチレンジアミン(20ml)に溶かし、実施
例1と同様に操作すると、7−エチル−17−ヒドロキシ
カンプトテシン−21−(2−ジエチルアミノ)エチルア
ミドが得られた。
(b)上記(a)で得られた7−エチル−17−ヒドロキ
シカンプトテシン−21−(2−ジエチルアミノ)エチル
アミドを塩化メチレン(20ml)に溶解し、4−ジメチル
アミノピリジン(100mg、0.82mmol)を加え、氷冷下に
アセチルクロライド(173μ、2.44mmol)を加え、さ
らに、氷冷下で1時間攪拌する。反応混合物に水を加
え、1N水酸化ナトリウムで、弱アルカリ性とし、洗浄し
た後、さらに飽和食塩水で洗浄する。硫酸マグネシウム
で乾燥し過した後、減圧下に乾固し、残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(クロロホルム−メタノ
ール)で、精製した後、n−ヘキサンより、結晶化する
と標記の化合物が淡黄色結晶として得られた。
m.p.177〜181℃ 実施例 3 7−エチル−17−ベンゾイルオキシカンプトテシン−21
−(2−ジエチルアミノ)エチルアミド 実施例2(b)においてカルボン酸塩化物としてのア
セチルクロライドに替えて、ベンゾイルクロライド(31
1μ、2.44mmol)を用い、他は実施例2(b)と同様
に操作を行った。後処理を行うと、標記の化合物が黄色
結晶として得られた。
m.p.151〜164℃ 実施例 4 7−エチル−17−ピロピオニルオキシカンプトテシン−
21−(2−ジエチルアミノ)エチルアミド 実施例2(b)においてカルボン酸塩化物としてのア
セチルクロライドに替えてプロピオニルクロライド(21
2μ、2.44mmol)を用い、他は実施例2(b)と同様
に操作を行い、後処理を行うと、標記の化合物が淡黄色
白色結晶として得られた。
m.p.208〜209.5℃ 実施例 5 7−エチル−17−ブチリルオキシカンプトテシン−21−
(2−ジエチルアミノ)エチルアミド 実施例2(b)においてアセチルクロライドに替えて
カルボン酸塩化物としてブチリルクロライド(253μ
、2.44mmol)を用い、他は実施例2(b)と同様に操
作を行い、後処理を行うと、標記の化合物が淡黄色白色
結晶として得られた。
m.p.150〜154℃ 実施例 6 7−エチル−17−ブチリルオキシカンプトテシン−21−
(2−ジメチルアミノ)エチルアミド 実施例2(b)において、21−(2−ジエチルアミ
ノ)エチルアミド化合物に替えて実施例1で得られた21
−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド化合物を用い、
アセチルクロライドに替えてカルボン酸塩化物として、
ブチリルクロライド(269μ、2.59mmol)を用いて、
他は、実施例2(b)と同様に操作し、後処理を行う
と、標記の化合物が淡黄色白色結晶として得られた。
m.p.164.5〜166.5℃ 実施例 7 7−エチル−17−ベンゾイルオキシカンプトテシン−21
−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド 実施例6と同様にして、カルボン酸塩化物として、ベ
ンゾイルクロライド(331μ、2.59mmol)を用いて操
作を行うと標記の化合物が淡黄色結晶として得られた
(142mg、11.6%)。
m.p.172〜176℃ NMR(in CDCl3)δppm;1.09(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
)、1.35(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2C )、2.18(6
H,s−N(C )、2.34〜2.41(3H,m,−CH2C 2N
および20−CH′CH3)、2.44〜2.51(1H,m,20−CH
′CH3)、3.08〜3.14(2H,m,7−C 2CH3)、3.19〜
3.25(1H,m,−NHCH′CH2N)、3.32〜3.39(1H,m,
−NHCH′CH2N)、5.15(2H,dd,J=18.7Hz,5−
)、5,76および5.87(two1H′s,d,J=11.7Hz,17−
)、7.35〜7.39 7.50 7.55(1H,t,J=7.3Hz,10−H)、7.63(1H,s,14−
H)、7.73(1H,t,J=7.0Hz,11−)、7.93(1H,d,J=
8.4Hz,9−)、 8.13(1H,d,J=8.4Hz,12−H) 実施例 8 7−エチル−17−(4−メトキシベンゾイルオキシ)カ
ンプトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミ
ド 実施例6と同様にして、カルボン酸塩化物として4−
メトキシベンゾイルクロライド(363μ、2.59mmol)
を用いて同様の操作を行うと標記の化合物が淡黄白色結
晶として得られた(224mg、17.4%)。
m.p.176〜177.5℃ NMR(in CDCl3)δppm;1.08(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
)、1.36(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2C )、2.24(6
H,s,−N(C )、2.36〜2.49(4H,m,−CH2CH2N
および20−C 2CH3)、3.12(2H,q,7−C 2CH3)、
3.21〜3.27および3.37〜3.42(two 1H′s,m,−NHC 2CH
2N)、3.82(3H,s,−OC )、5.17(2H,dd,5−
)、5.70および5.85(two 1H′s,d,J=11.7Hz,17−
7.57(1H,t,10−)、7.64(1H,s,14−H)、7.74(1
H,t,11−)、 8.15(1H,d,12−H) 実施例 9 7−エチル−17−(4−フルオロベンゾイルオキシ)カ
ンプトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミ
ド 実施例6と同様にしてカルボン酸塩化物として4−フ
ルオロベンゾイルクロライド(305μ、2.59mmol)を
用いて同様の操作を行うと標記の化合物が淡黄色結晶と
して得られた(613mg、48.5%)。
m.p.167.2〜169.5℃ NMR(in CDCl3)δppm;1.14(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
)、1.27(3H,t,J=7.3Hz,7−CH2C )、2.17(6
H,s,−N(CH3)、2.32〜2.44(3H,m,−CH2C 2N
および20−CH′CH3)、2.57〜2.64(1H,m,20−CH
′CH3)、2.89〜3.01(2H,m,7−C 2CH3)、3.07〜
3.15および3.33〜3.41(two 1H′s,m,−NHC 2CH2N
)、4.97(2H,dd,J=18.3Hz,5− )、5.80(2H,d
d,J=11.7Hz,17− )、 7.35(1H,t,J=7.3Hz,10−)、7.59(1H,s,14−
)、7.61(1H,d,9−)、7.70(1H,t,11−)、7.9
4(1H,d,J=8.1Hz,12)、 実施例 10 7−エチル−17−(4−ブロモベンゾイルオキシ)カン
プトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド 実施例6と同様にして、カルボン酸塩化物として4−
ブロモベンゾイルクロライド(568mg、2.59mmol)を用
いて、同様の操作を行うと、標記の化合物が淡黄白色結
晶として得られた(926mg、66.4%)。
m.p.176〜179.5℃ NMR(in CDCl3)δppm;0.95(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
)、1.30(3H,t,J=7.3Hz,7−CH2C )、2.39〜
2.48(2H,m,20−C 2CH3)、2.77(6H,s,−N(C
)、2.99〜3.22(4H,m,−CH2C 2Nおよび7
−C 2CH3)、3.36〜3.44および3.88〜3.93(two 1H′
s,m,−NHC 2CH2N)、5.09(2H,dd,J=19.1Hz,5−
)、5.76(2H,dd,J=11.7Hz,17− )、 7.54(1H,t,10−H)、7.75〜7.79(2H,m,14−および
11−)、7.92(1H,d,9−)、8.05(1H,d,12−
)、8.20(1H,br,−N−) 実施例 11 7−エチル−17−(2−ブロモベンゾイルオキシ)カン
プトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド 実施例6と同様にして、カルボン酸塩化物として、2
−ブロモベンゾイルクロライド(568mg、2.59mmol)を
用いて、同様の操作を行うと、標記の化合物が淡黄白色
結晶として得られた(324mg、24.5%)。
m.p.180〜183.5℃ NMR(in CDCl3)δppm;1.14(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
)、1.31(3H,t,J=7.3Hz,7−CH2C )、2.16(6
H,s,−N(CH3)、2.29〜2.41(3H,m,−CH2C 2N
および20−CH′CH3)、2.54〜2.63(1H,m,20−CH
′CH3)、2.94〜3.19(3H,m,7−C 2CH3および−NHC
H′CH2N)、3.32〜3.38(1H,m,−NHCH′CH2N
)、5.05(2H,dd,J=19.1Hz,5− )、5.80(2H,s,
17− )、7.41(1H,t,10−)、 7.58(1H,s,14−)、7.54(1H,t,−NH−)、7.65(1
H,t,11−)、7.71(1H,d,9−)、 8.00(1H,d,J=7.3Hz,12−H) 実施例 12 7−エチル−17−プロピオニルオキシカンプトテシン−
21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド 実施例6と同様にして、カルボン酸塩化物として、プ
ロピオニルクロライド(225μ、2.59mmol)を用いて
同様に操作を行うと標記の化合物が淡黄色結晶として得
られた(535mg、47.7%)。
m.p.137〜154℃ NMR(in CDCl3)δppm;1.12(6H,q,J=7.3Hz,17−O
(C=O)CH2C および20−CH2C )、1.30(3H,
t,J=7.3Hz,7−CH2CH3)、2.26(6H,s,−N(C
H3)、2.28〜2.37(3H,m,20−CH′CH3および−
CH2C 2N)、2.42〜2.56(3H,m,20−CH′CH3および
17−O(C=O)C 2CH3)、2.91〜3.06(2H,m,7−C
2CH3)、3.25〜3.33および3.43〜3.51(two 1H′s,m,
−NHC 2CH2N)、4.99(2H,dd,J=18.3Hz,5−
)、5.49(2H,dd,J=11.7Hz,17− )、7.41(1
H,t,10−)、7.53(1H,s,14−)、7.65(1H,t,11−
)、7.71(1H,d,9−)、7.99(1H,d,12−) 実施例 13 7−エチル−17−(4−クロロベンゾイルオキシ)カン
プトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド 実施例6と同様にして、カルボン酸塩化物として4−
クロロベンゾイルクロライド(329μ、2.59mmol)を
用いて同様の操作を行うと標記の化合物が淡黄白色結晶
として得られた(613mg、47.2%)。
m.p.167〜188℃ 実施例 14 7−エチル−17−(4−ニトロベンゾイルオキシ)カン
プトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド
およびそのメタンスルホン酸塩 7−エチル−17−ヒドロキシカンプトテシン−21−
(2−ジメチルアミノ)エチルアミド(1.00g,2.15mmo
l)を塩化メチレン(20ml)に溶解し、4−N,N−ジメチ
ルアミノピリジン(100mg,0.82mmol)を加え、氷冷下に
p−ニトロベンゾイルロライド(1.20g,6.45mmol)を加
え、さらに氷冷下で1時間撹拌する。反応混合物を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄す
る。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し濾過した
後、減圧化に乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイー(クロロホルム−メタノール)で、精製し
た後、クロロホルム−n−ヘキサンより、結晶化すると
標記の化合物が淡黄色粉末(633mg,47.9%)として得ら
れた。
m.p.153〜158℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3380,2960,2940,1717,1650,1580,152
5,1270. NMR(CDCl3)δppm;1.13(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
H3 ),1.35(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2CH3 ),2.16(6H,s,−
N(CH32,2.27〜2.61(4H,m,−CH2 CH 2N=および20−
H2 CH3),3.00〜3.39(4H,m,7−CH 2CH3およびNHCH 2CH2
N=),5.13(2H,dd,J=19.1Hz,5−H2),5.36(1H,br,20
−OH),5.85(2H,dd,J=11.7Hz,17−H2),7.39(1H,br
−t,J=5.1Hz,−NHCH2CH2N=),7.51(1H,t,10−H),
7.59(1H,s,14−H),7.71(1H,t,11−H),7.86(1H,
d,9−H),8.09(1H,d,12−H),8.15〜8.25(4H,m,−C
6H4−p−NO2). メタンスルホンサン塩 遊離体(200mg,0.33mmol)のクロロホルム溶液に氷冷
下メタンスルホン酸の0.1M THF溶液(5.0ml)を加え、
つぎにn−ヘキサン(20ml)を加え、析出した結晶を濾
取・乾燥することにより、メタンスルホン酸塩の黄色結
晶を定量的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3380,2685,1715,1650,1605,1520,127
0,1200. NMR(DMSO−d3)δppm;0.92(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.18〜2.29
(2H,m,20−CH 2CH3),2.31(3H,s,CH 3SO3 -),2.74およ
び2.75(two 3H′s,s,NH+(CH3),3.01〜3.50(6H,
m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH −NH+=),5.36(2H,s,5−
H2),5.70(2H,dd,J=11.0Hz,17−H2),6.35〜6.49(1
H,br,20−OH),7.53(1H,s,14−H),7.75(1H,t,10−
H),7.87(1H,t,11−H),8.14および8.36(two 2H′
s,d,−C6H4−p−NO2),8.20(1H,d,9−H),8.33(1H,
d,12−H),8.47(1H,t,J=5.9Hz,−NHCH2CH2NH+=),
9.14〜9.34(1,br,−NH+=). 実施例 15 7−エチル−17−(4−トリフルオロメチルベンゾイル
オキシ)カンプトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)
エチルアミド、そのメタンスルホンサン塩、およびその
塩酸塩 酸塩化物として4−トリフルオロメチルベンゾイルク
ロライド(1.35g,6.45mmol)を用い、実施例14と同様に
行うことにより、標記化合物の淡黄色固体(916mg,66.9
%)を得る。
m.p.144〜148℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3360,2960,2930,1715,1650,1595,151
0,1325,1275,1165,1125,1100. メタンスルホン酸塩 遊離体(200mg)のクロロホルム溶液に氷冷下メタン
スルホン酸の0.1M THF溶液(4.7ml)を加えつぎにn−
ヘキサン(20ml)を加え、析出した結晶の濾取・乾燥す
ることにより、メタンスルホン酸塩の黄色結晶を定量的
に得る。
IRν(KBr)cm-1;3380,2670,1715,1650,1610,1325,127
5,1195,1120,1055. NMR(DMSO−d6)δppm;0.91(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.24(2H,q,2
0−CH 2CH3),2.34(3H,s,CH 3SO3 -),2.74および2.75(t
wo 3H′s,s,NH+(CH3),3.04〜3.49(6H,m,7−CH 2C
H3およびNHCH2CH 2NH+=),5.35(2H,s,5−H2),5.69(2
H,dd,J=11.0Hz,17−H2),6.22〜6.60(1H,br,20−O
H),7.54(1H,s,14−H),7.75(1H,t,10−H),7.87
(1H,t,11−H),7.91および8.11(two 2H′s,d,−C6H4
−p−CF3),8.20(1H,d,9−H),8.31(1H,d,12−
H),8.47(1H,t,Jp5.9Hz,−NHCH2CH2NH+=),9.17〜
9.37(1H,br,−NH+=). 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(5ml)に溶解し、これに0.
1N HCl(3.8ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶液
を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量的
に得る。
IRν(KBr)cm-1;3360,2670,1715,1650,1595,1510,132
5,1275,1120,1100. NMR(DMSO−d6)δppm;0.89(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.32(3H,t,J=7Hz,7−CH2 CH ),2.26(2H,q,20
CH 2CH3),2.72および2.73(two 3H′s,s,NH+=(C
H3),3.00〜3.56(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH 2N
H+=),5.34(2H,s,5−H2),5.71(2H,dd,J=11.0Hz,17
−H2),6.35〜6.70(1H,br,20−OH),7.57(1H,s,14−
H),7.75(1H,t,10−H),7.87(1H,t,11−H),7.91
および8.10(two 2H′s,d,−C6H4−p−CF3),8.20(1
H,d,9−H),8.30(1H,d,12−H),8.48(1H,t,J=5.9H
z,−NHC 2CH2NH+=),9.90〜10.10(1H,br,−NH+=). 実施例 16 7−エチル−17−(4−ヨードベンゾイルオキシ)カン
プトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド
およびそのメタンスルホン酸塩 酸塩化物として4−ヨードベンゾイルクロライド(1.
00g,3.75mmol)を用い、実施例14と同様に行うことによ
り、標記化合物の淡黄色固体(648mg,43.2%)を得る。
m.p.146〜150℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3370,2960,2930,1710,1650,1585,151
0,1270,1100. メタンスルホンサン塩 遊離体(200mg)のクロロホルム溶液に氷冷下メタン
スルホン酸の0.1M THF溶液(4.2ml)を加え、つぎにn
−ヘキサン(20ml)を加え、析出した結晶を濾取・乾燥
することにより、メタンスルホン酸塩の黄色結晶を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3360,2670,1710,1650,1610,1585,127
0,1195,1055. NMR(DMSO−d6)δppm;0.90(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.23(2H,m,2
0−CH 2CH3),2.33(3H,s,CH 3SO3 -),2.74および2.75(t
wo 3H′s,s,NH+(CH32,3.02〜3.48(6H,m,7−CH 2CH3
およびNHCH2CH 2NH+=),5.35(2H,s,5−H2),5.61(2H,
dd,J=11.0Hz,17−H2),6.24〜6.55(1H,br,20−OH),
7.52(1H,s,14−H),7.66および7.91(two 2H′s,d,−
C6 H4 −p−I),7.75(1H,t,10−H),7.87(1H,t,11−
H),8.19(1H,d,9−H),8.30(1H,d,12−H),8.45
(1H,t,J=5.5Hz,NHCH2CH2NH+=),9.19〜9.35(1H,br,
−NH+=). 実施例 17 7−エチル−17−(ナフトイルオキシ)カンプトテシン
−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその
塩酸塩 酸塩化物として1−ナフトイルクロライド(615mg,3.
23mmol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標
記化合物の黄色結晶(371mg,27.9%)を得る。
m.p.144〜147℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3380,2960,2925,1705,1650,1595,151
0,1275,1240,1195,1135. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.9ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末(193m
g,91.0%)を得る。
IRν(KBr)cm-1;3380,1700,1650,1590,1510,1275,124
0,1195,1135. NMR(DMSO−d6)δppm;0.90(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.29(2H,q,2
0−CH 2CH3),2.70および2.71(two 3H′s,s,NH+=(C
H3),3.04〜3.57(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH 2N
H+=),5.35(2H,s,5−H2),5.74(2H,dd,J=11.0Hz,17
−H2),6.40〜6.60(1H,br,20−OH),7.51〜7.71(4H,
m,14−HおよびNapht),7.73(1H,t,10−H),7.86(1
H,t,11−H),7.97〜8.09(2H,m,Napht),8.12〜8.23
(2H,m,9−HおよびNapht),8.29(1H,d,12−H),8.48
(1H,t,J=5.5Hz,NHCH2CH2NH+=),8.83(1H,d,J=8.4H
z,Napht),9.98〜10.12(1H,br,NH+=). 実施例 18 7−エチル−17−(2−ナフトイルオキシ)カンプトテ
シン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよび
その塩酸塩 酸塩化物として2−ナフトイルクロライド(615mg,3.
23mmol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標
記化合物の淡黄色結晶(538mg,40.4%)を得る。
m.p.179〜183℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3370,2970,2930,1700,1650,1590,151
0,1455,1275,1220,1195. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.9ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3380,1705,1650,1595,1280,1225,119
5. NMR(DMSO−d6)δppm;0.92(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.32(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.18〜240(2
H,q,20−CH 2CH3),2.70および2.71(two 3H′s,s,NH
+(CH3),3.02〜3.57(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2
CH2 NH+=),5.34(2H,s,5−H2),5.74(2H,dd,J=11.0H
z,17−H2),6.25〜6.80(1H,br,20−OH),7.55〜7.70
(3H,m,14−HおよびNapht),7.74(1H,t,10−H),7.8
7(1H,t,11−H),7.92〜8.13(4H,m,Napht),8.21(1
H,d,9−H),8.29(1H,d,12−H),8.50(1H,t,J=5.5H
z,NHCH2CH2NH+=),8.56(1H,s,Napht),10,16〜10.34
(1H,br,NH+=). 実施例 19 7−エチル−17−(2−フリルオキシ)カンプトテシン
−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその
塩酸塩 酸塩化物として2−フリルクロライド(422mg,3.23mm
ol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標記化
合物の黄色結晶(662mg,55.1%)を得る。
m.p. 〜151℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3380,1710,1650,1595,1295,1175,111
5. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(4.3ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3300,2950,1710,1650,1600,1510,147
0,1295,1175,1110. NMR(DMSO−d6)δppm;0.87(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.32(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.10〜2.35
(2H,m,20−CH 2CH3),2.72および2.73(two 3H′s,s,NH
+(CH3),3.04〜3.64(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2
CH 2NH+=),5.31(2H,s,5−H2),5.64(2H,dd,J=11.0H
z,17−H2),6.28〜6.66(1H,br,20−OH),6.66(1H,dd,
J=1.8および3.3Hz,Furano),7.20(1H,d,Furano),7.5
7(1H,s,14−H),7.73(1H,t,10−H),7.86(1H,t,11
−H),7.94(1H,d,Furano),8.19(1H,d,9−H),8.28
(1H,d,12−H),8.45(1H,t,J=5.5Hz,NHCH2NH+=),1
0.22〜10.42(1H,br,NH+=). 実施例 20 7−エチル−17−(2−テノイルオキシ)カンプトテシ
ン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびそ
の塩酸塩 酸塩化物として2−テノイルクロライド(474mg,3.23
mmol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標記
化合物の黄色結晶(480mg,38.8%)を得る。
m.p.149〜155℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3370,2970,2960,1695,1645,1595,151
5,1260,1090. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(4.2ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3370,2670,1695,1645,1590,1520,126
0,1090. NMR(DMSO−d6)δppm;0.88(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.32(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.13〜2.38
(2H,m,20−CH 2CH3),2.72および2.74(two 3H′s,s,NH
+=(CH3),3.04〜3.67(6H,m,7−CH −CH3および
NHCH2CH 2NH+=),5.32(2H,s,5−H2),5.66(2H,s,17−
H2),6.20〜6.74(1H,br,20−OH),7.68〜7.79(1H,m,T
hiopheno),7.59(1H,s,14−H),7.67〜7.80(2H,m,10
−HおよびThiopheno),7.86(1H,t,11−H),7.91(1
H,d,J=5.1Hz,Thiopheno),8.19(1H,d,9−H),8.29
(1H,d,12−H),8.46(1H,t,J=5.5Hz,−HNH−),10.
16〜10,35(1H,br,NH+=). 実施例 21 7−エチル−17−シクロプロパンカルボニルオキシカン
プトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド
およびその塩酸塩 酸塩化物としてシクロプロパンカルボニルクロライド
(338mg,3.23mmol)を用い、実施例14と同様に行うこと
により、標記化合物の黄色結晶(216mg,18.8%)を得
る。
m.p.147〜150℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3375,2965,2930,1715,1645,1595,151
5,1455,1395,1175. 塩酸塩 遊離体(150mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.4ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3370,2670,1710,1645,1595,1515,139
5,1175. NMR(DMSO−d6)δppm;0.74〜0.97(7H,m,20−CH2 CH
およびcyclo−Pr),1.33(3H,t,J=7.3Hz,7−CH2CH3 ,1.
52〜1.62(1H,m,cyclo−Pr),2.10〜2.31(2H,m,20−CH
2CH3),2.76および2.77(two 3H′s,s,NH+(CH3),
3.05〜3.35(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH 2NH+=),5.
32(2H,s,5−H2),5.37(2H,d,J=11.0Hz,17−H2),6.2
8〜6.58(1H,br,20−OH),7.54(1H,s,14−H),7.74
(1H,t,10−H),7.86(1H,t,11−H),8.19(1H,d,9−
H),8.30(1H,d,12−H),8.40(1H,t,J=5.1Hz,NHCH2
CH2NH+=),10.08〜10.28(1H,br,NH+=). 実施例 22 7−エチル−17−(3−フルオロベンゾイルオキシ)カ
ンプトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミ
ドおよびその塩酸塩 酸塩化物として3−フルオロベンゾイルクロライド
(512mg,3.23mmol)を用い、実施例14と同様に行うこと
により、標記化合物の淡黄色結晶(348mg,27.6%)を得
る。
m.p.132〜138℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3370,2970,1930,1715,1650,1590,151
0,1445,1275,1200. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(4.1ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3380,2670,1710,1650,1590,1510,144
5,1275,1200. NMR(DMSO−d6)δppm;0.89(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.32(3H,t,J=7.3Hz,7−CH2 CH ),2.26(2H,q,2
0−CH 2CH3),2.72および2.74(two 3H′s,s,NH+(CH3
),3.05〜3.31(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH2 NH
+=),5.34(2H,s,5−H2),5.68(2H,dd,J=11.0Hz,17
−H2),6.38〜6.60(1H,br,20−OH),7.46〜7.69(4H,
m,14−HおよびArom),7.70〜7.80(2H,10−HおよびAr
om),7.87(1H,t,11−H),8.20(1H,d,9−H),8.30
(1H,d,12−H),8.48(1H,t,J=5.5Hz,−NH−),10.01
〜10.21(1H,−NH+=). 実施例 23 7−エチル−17−(2−フルオロベンゾイルオキシ)カ
ンプトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミ
ドおよびその塩酸塩 酸塩化物として2−フルオロベンゾイルクロライド
(512mg,3.23mmol)を用い、実施例14と同様に行うこと
により、標記化合物の淡黄色結晶(445mg,35.2%)を得
る。
m.p.154〜160℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3360,2960,2930,1715,1650,1610,151
0,1450,1295,1250. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(4.1ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3360,2670,1710,1650,1610,1515,145
0,1295,1250,1220,1120,1080. NMR(DMSO−d6)δppm;0.87(3H,t,J=7.0Hz,20−CH2 CH
),1.32(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.18〜2.33
(2H,m,20−CH 2CH3,2.73および2.74(two 3H′s,s,NH+
(CH3),3.05〜3.60(6H,m,7−CH 2CH3およびdd,J=
11.0Hz,17−H2),6.36〜6.60(1H,br,20−OH),7.23〜
7.38(2H,m,Arom),7.57(1H,s,14−H),7.60〜7.69
(1H,m,Arom),7.74(1H,t,10−H),7.78〜7.92(2H,
m,11−HおよびArom),8.19(1H,d,9−H),8.29(1H,
d,12−H),8.46(1H,t,J=5.5Hz,−NH−),10.04〜10.
26(1H,−NH+=). 実施例 24 7−エチル−17−(トランス−4−ベンジルオキシカル
ボニルアミノメチルシクロヘキサンカルボニルオキシ)
カンプトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルア
ミドおよびその塩酸塩 酸塩化物としてトランス−4−ベンジルオキシカルボ
ニルアミノメチルシクロヘキサンカルボニルクロライド
(2.00g,6.46mmol)を用い、実施例14と同様に行うこと
により、標記化合物の淡黄色結晶(1.00g,31.6%)を得
る。
m.p. 〜112℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3310,2925,1715,1650,1595,1510,145
0,1250,1170,1140. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(2.9ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3280,2920,2590,1710,1650,1600,151
0,1450,1235,1170,1140. NMR(DMSO−d6)δppm;0.74〜0.98(5H,m,20−CH2 CH
およびcyclo−Hex),1.18〜1.43(6H,m,7−CH2 CH およ
びcyclo−Hex),1.61〜1.78(2H,m,cyclo−Hex),1.81
〜1.98(2H,m,cyclo−Hex),2.08〜2.28(3H,m,20−CH 2
CH3およびcyclo−Hex),2.75および2.76(two 3H′s,s,
NH+(CH3),2.83(2H,t,like,cyclo−Hex−CH 2NHCO
2CH2Ph),3.05〜3.63(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH2
−NH+=),4.98(2H,s,CO2 CH 2Ph),5.30(2H,s,5−
H2),5.34(2H,dd,J=11.0Hz,17−H2),6.37(1H,s,20
−OH),7.23(1H,t,cyclo−Hex−CH2NHCO2CH2Ph),7.25
〜7.40(5H,m,Ph),7.55(1H,s,14−H),7.73(1H,t,1
0−H),7.85(1H,t,11−H),8.17(1H,d,9−H),8.2
8(1H,d,12−H),8.37(1H,t,J=5Hz,−NH−),9.98〜
10.14(1H,br,−NH+=). 実施例 25 7−エチル−17−クロトノイルオキシカンプトテシン−
21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその塩
酸塩 酸塩化物としてクロトノイルクロライド(337mg,3.23
mmol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標記
化合物の淡黄色結晶(230mg,20.1%)を得る。
m.p.147〜148℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3355,2970,2960,1710,1650,1595,.151
0,1180. 塩酸塩 遊離体(160mg)の水溶液(10ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.6ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3380,2670,1705,1650,1595,1515,118
0. NMR(DMSO−d6)δppm;0.86(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),1.85(3H,d,J
=7.0Hz,CH=CHCH ),2.21(2H,q,20−CH 2CH3),2.75
および2.76(two 3H′s,s,NH+(CH3),3.03〜3.60
(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH2 −NH+=),5.30(2H,
s,5−H2),5.42(2H,dd,J=11.0Hz,17−H2),5.85(1H,
d,J=15.4Hz,CH=CHCH3),6.25〜6.58(1H,br,20−O
H),6.87(1H,dq,CH=CHCH3),7.54(1H,s,14−H),7.
73(1H,t,10−H),7.85(1H,t,11−H),8.18(1H,d,9
−H),8.28(1H,d,12−H),8.39(1H,t,J=5.5Hz,−N
H−),10.13〜10.31(1H,br,−NH+=). 実施例 26 7−エチル−17−カプロイルオキシカンプトテシン−21
−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその塩酸
塩 酸塩化物としてカンプトテシンクロライド(435mg,3.
23mmol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標
記化合物の淡黄色結晶(226mg,18.7%)を得る。
m.p.134〜137℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3360,2925,1725,1645,1590,1510,145
5,1170. 塩酸塩 遊離体(160mg)の水溶液(10ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.4ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3370,2950,2670,1720,1650,1595,151
0,1455,1170. NMR(DMSO−d6)δppm;0.72〜0.98(6H,m,20−CH2 CH
およびCH2(CH2 CH ),1.17〜1.61(9H,m,7−CH2CH
3 およびCH2(CH2 3CH3),2.10〜2.33(4H,m,20−CH 2C
H3およびCH (CH23CH3),2.75および2.76(two 3H′
s,s,NH+(CH3),3.05〜3.65(6H,m,7−CH 2CH3およ
びNHCH2CH2 −NH+=),5.29(2H,s,5−H2),5.38(2H,d
d,J=11.0Hz,17−H2),6.30〜6.50(1H,br,20−OH),7.
56(1H,s,14−H),7.73(1H,t,10−H),7.85(1H,t,1
1−H),8.17(1H,d,9−H),8.28(1H,d,12−H),8.3
8(1H,t,J=5.5Hz,−NH−),10.15〜10.32(1H,br,−NH
+=). 実施例 27 7−エチル−17−シンナモイルオキシカンプトテシン−
21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその塩
酸塩 酸塩化物としてシンナモイルクロライド(538mg,3.23
mmol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標記
化合物の黄色結晶(447mg,34.9%)を得る。
m.p.140〜143℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3360,2960,2930,1705,1645,1595,151
0,1165. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.7ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末(204m
g,96.2%)を得る。
IRν(KBr)cm-1;3340,2670,1700,1650,1595,1510,116
5. NMR(DMSO−d6)δppm;0.89(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.24(2H,q,2
0−CH2 CH3),2.73および2.74(two 3H′s,s,NH+=(CH
3),3.03〜3.60(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH2 NH
+=),5.32(2H,s,5−H2),5.54(2H,dd,J=11.0Hz,17
−H2),6.32〜6.58(1H,br,20−OH),6.62(1H,d,J=1
6.1Hz,CH=CHPh),7.34〜7.48(3H,m,Ph),7.56(1H,s,
14−H),7.64(1H,d,J=16.1Hz,CH=CH−Ph),7.64〜
7.80(3H,m,10−HおよびPh),7.87(1H,t,11−H),8.
20(1H,d,9−H),8.30(1H,d,12−H),8.44(1H,t,J
=5.5Hz,−NH−),10.15〜10.38(1H,br,−NH+=). 実施例 28 7−エチル−17−フェニルアセトキシカンプトテシン−
21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその塩
酸塩 酸塩化物としてフェニルアセチルクロライド(499mg,
3.23mmol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、
標記化合物の黄色結晶(233mg,18.6%)を得る。
m.p.108〜114℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3370,2960,2930,1725,1645,1590,151
0,1450,1140. 塩酸塩 遊離体(160mg)の水溶液(10ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.0ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3300,2670,1720,1650,1595,1510,114
0. NMR(DMSO−d6)δppm;0.81(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.17(2H,q,2
0−CH2 CH3),2.74および2.75(two 3H′s,s,NH+=(CH
3),3.02〜3.63(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH2 NH
+=),3.64(2H,s,CH 2Ph),5.30(2H,s,5−H2),5.44
(2H,dd,J=11.0Hz,17−H2),6.32〜6.50(1H,br,20−O
H),7.20〜7.41(5H,m,Ph),7.56(1H,s,14−H),7.73
(1H,t,10−H),7.85(1H,t,11−H),8.17(1H,d,9−
H),8.28(1H,d,12−H),8.38(1H,t,J=5.5Hz,−NH
−),10.15〜10.33(1H,br,−NH+=). 実施例 29 7−エチル−17−(4−フェニルベンゾイルオキシカン
プトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド
およびその塩酸塩 酸塩化物として4−フェニルベンゾイルクロライド
(700mg,3.23mmol)を用い、実施例14と同様に行うこと
により、標記化合物の淡黄色結晶(214mg,15.4%)を得
る。
m.p.197〜201℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3380,3310,2960,2930,1700,1655,159
5,1510,1270,1100. 塩酸塩 遊離体(160mg)の水溶液(10ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(2.7ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3360,2675,1700,1645,1595,1510,127
0,1100. NMR(DMSO−d6)δppm;0.91(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.17〜2.34
(2H,m,20−CH2 CH3),2.72および2.73(two 3H′s,s,N
H+=(CH3),3.03〜3.58(6H,m,7−CH −CH3およ
びNHCH2CH2 NH+=),5.35(2H,s,5−H2),5.67(2H,dd,J
=11.6Hz,17−H2),6.41〜6.53(1H,br,20−OH),7.36
〜7.56(3H,m,Arom),7.58(1H,s,14−H),7.65〜7.80
(3H,m,10−HおよびArom),7.81(2H,d,J=8.1Hz,Aro
m),7.87(1H,t,11−H),7.99(2H,d,Arom),8.20(1
H,d,9−H),8.30(1H,d,12−H),8.47(1H,t,J=5.5H
z,−NH−),9.92〜10.09(1H,br,−NH+=). 実施例 30 7−エチル−17−シクロヘキサンカルボニルオキシカン
プトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド
およびその塩酸塩 酸塩化物としてシクロヘキサンカルボニルクロライド
(474mg,3.23mmol)を用い、実施例14と同様に行うこと
により、標記化合物の淡黄色結晶(378mg,30.6%)を得
る。
m.p.119〜123℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3360,2930,2850,1720,1650,1595,151
0,1450,1245,1165. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.8ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3350,2930,2675,1715,1645,1595,151
0,1450,1170. NMR(DMSO−d6)δppm;0.85(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.10〜1.46(8H,m,7−CH2CH3 およびcyclo−Hex),
1.50〜1.90(5H,m,cyclo−Hex),2.10〜2.35(3H,m,20
−CH2 CH3およびcyclo−Hex),2.75(6H,s,NH+(CH3
),3.05〜3.65(6H,m,7−CH −CH3およびNHCH2CH2 NH
+=),5.29(2H,s,5−H2),5.36(2H,dd,J=11.0Hz,17
−H2),6.41(1H,s,20−OH),7.56(1Hs,14−H),7.72
(1H,t,10−H),7.85(1H,t,11−H),8.17(1H,d,9−
H),8.27(1H,d,12−H),8.38(1H,t,J=5.5Hz,−NH
−),10.20〜10.43(1H,br,−NH+=). 実施例 31 7−エチル−17−ステアロイルオキシカンプトテシン−
21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその塩
酸塩 酸塩化物としてステアロイルクロライド(978mg,3.23
mmol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標記
化合物の黄色シロップ(221mg,14.0%)を得る。
IRν(CHCl3)cm-1;3400,2920,2850,1725,1650,1595,15
10,1455. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(20ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.0ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3340,2915,2845,2680,1720,1645,159
0,1510,1460,1165. NMR(DMSO−d6)δppm;0.85(6H,t,20−CH2 CH およびC
H2(CH215 CH ),1.08〜1.59(33H,m,7−CH2 CH およ
びCH2CH 15CH3),2.12〜2.30(4H,m,20−CH2 CH3
およびCH (CH215CH3),2.76(6H,s,NH+(C
H3),3.03〜3.63(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH2 N
H+=),5.28(2Hs,5−H2),5.37(2H,dd,J=11.0Hz,17
−H2),6.37(1H,s,20−OH),7.55(1H,s,14−H),7.7
2(1H,t,10−H),7.85(1H,t,11−H),8.17(1H,d,9
−H),8.28(1H,d,12−H),8.37(1H,t,J=5.7Hz,−N
H−),10.07〜10.22(1H,br,−NH+=). 実施例 32 7−エチル−17−オレオイルオキシカンプトテシン−21
−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその塩酸
塩 酸塩化物としてオレオイルクロライド(972mg,3.23mm
ol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標記化
合物の黄色シロップ(202mg,12.9%)を得る。
IRν(CHCl3)cm-1;3400,2920,2850,1725,1650,1595,15
10,1455. 塩酸塩 遊離体(163mg)の水溶液(20ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(2.5ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の淡黄色粉末を定
量的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3340,2920,2835,2685,1720,1645,159
5,1510,1455. NMR(DMSO−d6)δppm;0.74〜0.97(6H,m,20−CH2CH3
よび−(CH27CH=CH(CH27CH3 ),1.11〜2.05(29H,
m,7−CH2 CH および−CH2(CH2 6CH=CH−(CH2 7CH
3),2.11〜2.30(4H,m,20−CH2 CH3および−COCH2 −),
2.75(6H,s,NH+(CH3),3.03〜3.62(6H,m,7−CH 2C
H3およびNHCH2CH2 NH+=),5.20〜5.50(6H,m,5−H2,17
−H2および−CH=CH−),6.38(1H,s,20−OH),7.55(1
H,s,14−H),7.73(1H,t,10−H),7.85(1H,t,11−
H),8.17(1H,d,9−H),8.28(1H,d,12−H),8.36
(1H,t,J=5.5Hz,−NH−),10.03〜10.21(1H,br,−NH+
=). 実施例 33 7−エチル−17−(4−メトキシカルボニルベンゾイル
オキシ)カンプトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)
エチルアミドおよびその塩酸塩 酸塩化物として4−メトキシカルボニルベンゾイルク
ロライド(542mg,2.73mmol)を用い、実施例14と同様に
行うことにより、標記化合物の淡黄色結晶(279mg,24.5
%)を得る。
m.p.192〜194℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3360,2960,2930,1720,1650,1590,151
5,1270,1110,1100. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(20ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.8ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することより、塩酸塩の黄色粉末(208mg,
98.1%)を得る。
IRν(KBr)cm-1;3360,2675,1710,1650,1595,1510,127
0,1115,1100. NMR(DMSO−d6)δppm;0.89(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.17〜2.34
(2H,m,20−CH2 CH3),2.72および2.73(two 3H′s,s,N
H+=(CH3),3.03〜3.61(6H,m,7−CH −CH3およ
びNHCH2CH2 NH+=),3.88(3H,s,CO2CH3),5.33(2H,s,5
−H2),5.70(2H,dd,J=11.0Hz,17−H2),6.32〜6.64
(1H,br,20−OH),7.58(1H,s,14−H),7.74(1H,t,10
−H),7.86(1H,t,11−H),8.03および8.07(two 2
H′s,s,−C 6H 4CO2CH3),8.19(1H,d,9−H),8.29(1
H,d,12−H),8.48(1H,t,J=5.5Hz,−NH−),10.09〜1
0.25(1H,br,−NH+=). 実施例 34 7−エチル−17−エチルサクシニルオキシカンプトテシ
ン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびそ
の塩酸塩 酸塩化物としてエチルサクシニルクロライド(449mg,
2.73mmol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、
標記化合物の黄色結晶(253mg,23.5%)を得る。
m.p.120〜121℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3370,2970,2930,1730,1645,1590,115
5. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(20ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(4.1ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液の凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末(200m
g,94.3%)を得る。
IRν(KBr)cm-1;3370,2670,2930,2680,1725,1645,159
5,1515,1155. NMR(DMSO−d6)δppm;0.86(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.19(3H,t,J=7.3Hz,−CO2CH2 CH ),1.33(3H,
t,J=7.3Hz,7−CH2CH3 ),2.21(2H,q,20−CH2 CH3),2.
54(4H,br,CH2CH2 CO2Et),2.75および2.77(two 3H′s,
s,NH+(CH3),3.05〜3.72(6H,m,7−CH −CH3およ
びNHCH2CH2 NH+=),4.07(2H,q,CO2CH2 −CH3),5.29(2
H,s,5−H2),5.42(2H,dd,J=10.6Hz,17−H2),6.22〜
6.62(1H,br,20−OH),7.55(1H,s,14−H),7.72(1H,
t,10−H),7.85(1H,t,11−H),8.18(1H,d,9−H),
8.27(1H,d,12−H),8.38(1H,t,J=5.5Hz,−NH−),1
0.26〜10.47(1H,br,−NH+=). 実施例 35 7−エチル−17−リノレイルオキシカンプトテシン−21
−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその塩酸
塩 酸塩化物としてリノレイルクロライド(816mg,2.73mm
ol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標記化
合物の黄色シロップ(280mg,21.2%)を得る。
IRν(CHCl3)cm-1;3400,2920,2850,1725,1650,1595,15
10,1455. 塩酸塩 遊離体(250mg)の水溶液(25ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(4.1ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3280,2920,2850,2680,1720,1650,160
0,1510,1455,1170. NMR(DMSO−d6)δppm;0.73〜0.95(6H,m,20−CH2CH3
よび(CH27CH=CHCH2CH=CH(CH24CH3 ),1.06〜1.6
2(23H,m,7−CH2 CH および−CH2(CH2 −CH=CHCH
2CH=CH(CH2 4CH3),1.92〜2.06(2H,m,=CH−CH2 CH
=CH=),2.11〜2.30(4H,m,20−CH2 CH3およびCOCH
2 −),2.75(6H,s,NH+(CH3),3.00〜3.63(6H,m,7
CH 2CH3およびNHCH2CH2 NH+=),5.18〜5.50(8H,m,5−
H2,17−H2および−CH=CH−x2),6.38(1H,s,20−OH),
7.55(1H,s,14−H),7.73(1H,t,10−H),7.85(1H,
t,11−H),8.17(1H,d,9−H),8.28(1H,d,12−H),
8.35(1H,t,J=5.8Hz,−NH−),9.95〜10.50(1H,br,−
NH+=). 実施例 36 7−エチル−17−(4−クロルブチリルオキシ)カンプ
トテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドお
よびその塩酸塩 酸塩化物として4−クロルブチリルクロライド(385m
g,2.73mmol)を用い、実施例14と同様に行うことによ
り、標記化合物の黄色結晶(227mg,22.0%)を得る。
m.p. 〜199℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3370,2960,2930,1725,1645,1590,151
0,1455,1210,1185,1140. NMR(CDCl3)δppm;1.09(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
H3 ),1.35(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2CH3 ),2.03〜2.15(2
H,m,CH2CH2 CH2Cl),2.22(6H,s,−N(CH3),2.25
〜2.57(6H,m,−CH2 CH 2N=,CH2 CH2CH2Clおよび20−CH2
CH3),3.01〜3.48(4H,m,7−CH 2CH3およびNHCH 2CH2N
=),3.61(2H,t,J=6.6Hz,CH2CH2CH 2Cl),5.11(2H,
dd,J=18.7Hz,5−H2),5.13(1H,s,20−OH),5.53(2H,
dd,J=11.7Hz,17−H2),7.35(1H,t,NHCH2CH2N=),7.5
2〜7.58(2H,m,10−Hおよび14−H),7.73(1H,m,11−
H),7.93(1H,d,9−H),8.12(1H,d,12−H). 塩酸塩 遊離体(150mg)の水溶液(10ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(3.2ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3280,2970,2930,2675,1720,1645,159
5,1510,1450. NMR(DMSO−d6)δppm;0.86(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,7−CH2 CH ),1.93〜2.05(2H,m,CH2C
H2 CH2Cl),2.21(2H,q,20−CH 2CH3),2.43(2H,t,J=7.
3Hz,CH 2CH2CH2Cl),2.75および2.76(two 3H′s,s,NH+
(CH3),3.04〜3.62(6H,m,7−CH −CH3およびNHC
H2CH2 NH+=),3.68(2H,t,J=6.6Hz,CH2CH2 CH 2Cl),5.3
0(2H,s,5−H2),5.41(2H,dd,J=10.6Hz,17−H2),6.2
8〜6.53(1H,br,20−OH),7.54(1H,s,14−H),7.73
(1H,t,10−H),7.85(1H,t,11−H),8.17(1H,d,9−
H),8.28(1H,d,12−H),8.39(1H,t,J=5.5Hz,−NH
−),10.11〜10.27(1H,br,−NH+=). 実施例 37 7−エチル−17−((S)−(−)−N−(トリフルオ
ロアセチル)プロリルオキシ)カンプトテシン−21−
(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその塩酸塩 酸塩化物として(S)−(−)−N−(トリフルオロ
アセチル)プロリルクロライド(0.1M塩化メチレン溶
液、18.2ml)を用い、実施例14と同様に行うことによ
り、標記化合物の黄色結晶(200mg,16.8%)を得る。
m.p. 〜152℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3370,2960,2930,1740,1690,1650,159
5,1510,1450,1235,1200,1140. NMR(CDCl3)δppm;1.06(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
H3 ),1.38(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2CH3 ),1.94〜2.53(1
4H,m,−N(CH32,−CH2CH2 N=,Prolineおよび20−C
H2 CH3),3.17(2H,q,7−CH2 CH3),3.25〜3.50(2H,m,N
HCH 2CH2N=),3.65〜3.95(2H,m,Proline),4.37(1H,b
r,20−OH),4.42〜4.53(1H,m,Proline),5.19(2H,dd,
J=18.7Hz,5−H2),5.68(1H,dd,J=11.0Hz,17−H2),
7.46(1H,t,J=5.0Hz,NHCH2CH2N=),7.64(1H,t,10−
H),7.74(1H,s,14−H),7.78(1H,t,11−H),8.08
(1H,d,9−H),8.21(1H,d,12−H). 塩酸塩 遊離体(150mg)の水溶液(10ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(2.7ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3370,2965,2675,1735,1685,1650,159
5,1510,1455,1230,1205,1145. NMR(DMSO−d6)δppm;0.84(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2CH
3 ),1.33(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2CH3 ),1.80〜2.38(6
H,m,Prolineおよび20−CH2 CH3),2.75および2.76(two
3H′s,s,NH+(CH3),3.01〜3.82(8H,m,7−CH 2C
H3,NHCH2CH 2N=およびProline),4.43〜4.62(1H,m,Pro
line),5.29(2H,s,5−H2),5.45(2H,dd,J=11.0Hz,17
−H2),6.30〜6.70(1H,br,20−OH),7.58(1H,s,14−
H),7.73(1H,t,10−H),7.85(1H,t,11−H),8.18
(1H,d,9−H),8.28(1H,d,12−H),8.40(1H,t,J=
5.5Hz,−NH−,10.20〜10.44(1H,br,−NH+=). 実施例 38 7−エチル−17−(4−エチルベンゾイルオキシ)カン
プトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド
およびその塩酸塩 酸塩化物として4−エチルベンゾイルクロライド(46
0mg,2.73mmol)を用い、実施例14と同様に行うことによ
り、標記化合物の黄色結晶(763mg,70.4%)を得る。
m.p.140〜144℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3380,2960,2930,1710,1650,1605,151
0,1455,1270,1105. 塩酸塩 遊離体(300mg)の水溶液(20ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(5.5ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末(295m
g,92.6%)を得る。
IRν(KBr)cm-1;3360,2670,1700,1645,1595,1510,127
5,1105. NMR(DMSO−d6)δppm;0.88(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.18(3H,t,J=7Hz,C6H4−CH2CH3 ),1.32(3H,t,J
=7.7Hz,7−CH2CH3 ),2.16〜2.35(2H,m,20−CH 2CH3),
2.66(2H,q,C6H4CH2 CH3),2.70および2.72(two 3H′s,
s,NH+(CH3),3.00〜3.59(6H,m,7−CH 2CH3およびN
HCH2CH 2NH+=),5.33(2H,s,5−H2),5.62(2H,dd,J=1
1.0Hz,17−H2),6.36〜6.57(1H,br,20−OH),7.33(2
H,d,J=8.1Hz,Arom),7.58(1H,s,14−H),7.73(1H,
t,10−H),7.82(2H,d,Arom),7.88(1H,t,11−H),
8.19(1H,d,9−H),8.29(1H,d,12−H),8.44(1H,t,
J=5.5Hz,−NH−),10.02〜10.22(1H,br,−NH
+=). 実施例 39 7−エチル−17−(3−メチルチオプロピオニルオキ
シ)カンプトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチ
ルアミドおよびその塩酸塩 酸塩化物として3−メチルチオプロピオニルクロライ
ド(378mg,2.75mmol)を用い、実施例14と同様に行うこ
とにより、標記化合物の黄色結晶(766mg,74,4%)を得
る。
m.p.96〜103℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3350,2960,2930,1730,1645,1590,151
0,1455,1250,1215,1185,1140. 塩酸塩 遊離体(300mg)の水溶液(20ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(5.8ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
得を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末(314m
g,98.4%)を得る。
IRν(KBr)cm-1;3355,2675,1725,1645,1595,1515. NMR(DMSO−d6)δppm;0.86(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.33(3H,t,7−CH2 CH ),2.07(3H,s,SCH3),2.2
2(2H,q,J=7.0Hz,20−CH2 CH3),2.57および2.69(two
3H′s,t,COCH2CH 2SCH3),2.75および2.76(two 3H′s,
s,NH+(CH3),3.03〜3.68(6H,m,7−CH 2CH3およびN
HCH2CH2 NH+=),5.29(2H,s,5−H2),5.42(2H,dd,J=1
1.0Hz,17−H2),6.25〜6.58(1H,br,20−OH),7.55(1
H,s,14−H),7.72(1H,t,10−H),7.85(1H,t,11−
H),8.17(1H,d,9−H),8.27(1H,d,12−H),8.39
(1H,t,J=5.5Hz,−NH−),10.18〜10.44(1H,br,−NH+
=). 実施例 40 7−エチル−17−ピバロイルオキシカンプトテシン−21
−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよびその塩酸
塩 酸塩化物としてピバロイルクロライド(329mg,2.75mm
ol)を用い、実施例14と同様に行うことにより、標記化
合物の黄色結晶(362mg,36.3%)を得る。
m.p.202〜204℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3400,3250,2960,1715,1670,1645,158
5,1515,1455,1280,1160. 塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(20ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(4.0ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末(200m
g,93.9%)を得る。
IRν(KBr)cm-1;3360,2960,1685,1710,1645,1595,151
0,1280,1155. NMR(DMSO−d6)δppm;0.85(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.14(9H,s,C(CH3 ),1.33(3H,t,7−CH2C
H3 ),2.10(2H,m,20−CH2 CH3),2.75および2.76(two
3H′s,s,NH+(CH3),3.05〜3.67(6H,m,7−CH 2CH3
およびNHCH2CH 2NH+=),5.29(2H,dd,J=18.7Hz,5−
H2),5.35(2H,dd,J=11.0Hz,17−H2),6.27〜6.56(1
H,br,20−OH),7.60(1H,s,14−H),7.72(1H,t,10−
H),7.84(1H,t,11−H),8.17(1H,d,9−H),8.27
(1H,d,12−H),8.39(1H,t,J=5.5Hz,NH),10.18〜1
0.40(1H,br,−NH+=). 実施例 41 7−エチル−17−フェノキシアセトキシカンプトテシン
−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド 酸塩化物としてフェノキシアセチルクロライド(551m
g,3.23mmol)を用い、実施例14と同様に行うことによ
り、標記化合物の黄色シロップ(161mg)を得る。これ
をクロロホルム−n−ヘキサンで結晶化し黄色結晶(62
mg,4.8%)を得る。
m.p.112〜117℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3360,2960,2920,1750,1650,1595. NMR(CDCl3)δppm;1.07(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
H3 ),1.35(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2CH3 ),2.19(6H,s,N
(CH3),2.22〜2.57(4H,m,−CH2 CH 2N=および20−
CH 2CH3),3.10(2H,q,7−CH 2CH3),3.24〜3.46(2H,m,N
HCH 2CH2N=),4.64(2H,s,COCH 2OPh),4.93〜5.28(1H,
br,20−OH),5.09(2H,dd,J=18.7Hz,5−H2),5.65(1
H,dd,J=11.4Hz,17−H2),6.82〜7.03(3H,m,OPh),7.2
1〜7.31(2H,m,OPh),7.36(1H,t,J=5.5Hz,NHCH2CH2N
=),7.52(1H,t,10−H),7.55(1H,s,14−H),7.72
(1H,t,11−H),7.88(1H,d,9−H),8.09(1H,d,12−
H). 実施例 42 7−エチル−17−(3−エトキシプロピオニルオキシ)
カンプトテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルア
ミド 3−エトキシプロピオン酸(323mg,2.73mmol)を塩化
メチレン(10ml)に溶解し、氷冷下にジシクロヘキシル
カルボジイミド(DCC,846mg,4.10mmol)を加え、0.5時
間撹拌する。次に、7−エチル−17−ヒドロキシカンプ
トテシン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド
(1.00g,2.15mmol)の塩化メチレン(10ml)溶液と4−
N,N−ジメチルアミノピリジン(100mg,0.82mmol)を加
え、氷冷下で1時間、さらに室温で1時間撹拌する。反
応混合物を減圧化に乾固し、残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール)で精
製した後、クロロホルム−n−ヘキサンより、結晶化す
ると標記の化合物が黄色結晶(50mg,4.9%)として得ら
れた。
m.p.119〜123℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3370,2960,2930,2860,1730,1645,159
0,1515,1455,1180. NMR(CDCl3)δppm;1.07(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
H3 ),1.17(3H,t,J=7.0Hz,OCH2 CH ),1.36(3H,t,J=
7.7Hz,7−CH2CH3 ),2.23(6H,s,−N(CH3),2.24
〜2.53(4H,m,−CH2 CH 2N=および20−CH2 CH3),2.61
(2H,t,J=6.2Hz,−COCH 2CH2O),3.02〜3.58(6H,m,7−
CH 2CH3,−NHCH 2CH2N=およびOCH2 −CH3),3.62〜3.80
(2H,m,−COCH2 CH 2O),4.80〜5.10(1H,br,20−OH),5.
13(2H,dd,J=18.7Hz,5−H2),5.55(2H,dd,J=11.4Hz,
17−H2),7.38(1H,t,J=5.5Hz,−NHCH2CH2N=),7.56
(1H,t,10−H),7.60(1H,s,14−H),7.74(1H,t,11
−H),7.96(1H,d,9−H),8.14(1H,d,12−H). 実施例 43 7−エチル−17−(N−tert−ブトキシカルボニル−L
−アラニルオキシ)カンプトテシン−21−(2−ジメチ
ルアミノ)エチルアミド N−tert−ブトキシカルボニル−L−アラニン(517m
g,2.73mmol)のTHF溶液(15ml)に氷塩浴下、トリエチ
ルアミン(0.38ml,2.73mmol)とクロル炭酸イソブチル
(373mg,2.73mmol)を加え、5分間撹拌する。次に、7
−エチル−17−ヒドロキシカンプトテシン−21−(2−
ジメチルアミノ)エチルアミド(1.00g,2.15mmol)とTH
F(15ml)溶液と4−N,N−ジメチルアミノピリジン(10
0mg,0.82mmol)を加え、氷冷下で1時間、さらに室温で
3時間撹拌する。反応混合物を減圧化に乾固し、残留物
をクロロフルムに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液
及び飽和食塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥・濾過し、減圧下に乾固し、残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノー
ル)で精製した後、クロロホルム−n−ヘキサンより、
結晶化すると標記の化合物が淡黄色結晶(91mg,7.9%)
として得られた。
m.p. 〜130℃(分解) IRν(KBr)cm-1;33450,2970,2930,1735,1705,1650,159
5,1510,1450,1160. NMR(CDCl3)δppm;1.07(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
H3 ),1.28〜1.48(15H,m,7−CH2 CH 3,−CH(CH )−お
よび−C(CH3),2.20〜2.53(4H,m,CH2 CH 2N=およ
び20−CH2 CH3),2.25(6H,s,−N(CH3),3.15(2
H,q,7−CH 2CH3),3.27〜3.50(2H,m,−NHCH2 CH2N=),
4.13〜4.30(1H,m,COCH(CH3)NHCO,4.63〜5.04(1H,b
r,20−OH),5.17(2H,dd,J=18.7Hz,5−H2),5.28(1H,
d,J=6.6Hz,COCH(CH3)NHCO),5.62(2H,dd,J=11.0
Hz,17−H2),7.46(1H,br−t,NHCH2CH2N=),7.61(1H,
t,10−H),7.68(1H,s,14−H),7.76(1H,t,11−
H),8.04(1H,d,9−H),8.18(1H,d,12−H). 実施例 44 7−エチル−17−ニコチノイルオキシカンプトテシン−
21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよび二塩酸
塩 7−エチル−17−ヒドロキシカンプトテシン−21−
(2−ジメチルアミノ)エチルアミド(1.00g,2.15mmo
l)をDMF(20ml)に溶解し、4−N,N−ジメチルアミノ
ピリジン(100mg,0.82mmol)を加え、氷冷下にニコチノ
イルクロライド塩酸塩(575mg,3.23mmol)を加え、氷冷
下で1時間、さらに室温で0.5時間撹拌する。反応混合
物を減圧下に乾固し、残留物をクロロホルムに溶解し、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで飽和食塩水で洗
浄する。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥・濾過し、
減圧下に乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(クロロホルム−メタノール)で精製した後、
クロロホルム−n−ヘキサンより、結晶化すると標記の
化合物が黄色結晶(157mg,12.8%)として得られた。
m.p. 〜162℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3360,2970,2930,1715,1645,1590,151
0,1275,1110. 二塩酸塩 遊離体(120mg)の水溶液(20ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(4.6ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末(126m
g,93.9%)を得る。
IRν(KBr)cm-1;3375,2680,1730,1645,1590,1520,146
0,1290,1130. NMR(DMSO−d6)δppm;0.89(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.32(3H,t,J=7.7Hz,7−CH2 CH ),2.13〜2.38
(2H,m,20−CH2 CH3),2.72および2.73(two 3H′s,s,N
H+(CH32,3.02〜3.64(6H,m,7−CH 2CH3およびNHCH2CH
2 NH+=),5.32(2H,s,5−H2),5.73(2H,dd,J=11.0Hz,
17−H2),6.30〜6.75(1H,br,20−OH),7.58(1H,s,14
−H),7.60〜7.78(2H,m,10−HおよびPy),7.86(1H,
t,11−H),8.20(1H,d,9−H),8.24〜8.37(2H,m,12
−HおよびPy),8.49(1H,t,J=5.5Hz,−NH−),8.84
(1H,dd,J=1.8,5.1Hz,Py),9.06(1H,d,J=1.5Hz,P
y),10.22〜10.42(1H,br,−NH+=). 実施例 45 7−エチル−17−イソニコチノイルオキシカンプトテシ
ン−21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミドおよび二
塩酸塩 酸塩化物としてイソニコチノイルクロライド塩酸塩
(575mg,3.23mmol)を用い、実施例44と同様に行うこと
により、標記化合物の黄色結晶(445mg,36.3%)を得
る。
m.p.168〜171℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3350,2960,2930,1720,1645,1595,151
0,1275,1120. 二塩酸塩 遊離体(200mg)の水溶液(15ml)に溶解し、これに
0.1N HCl(7.7ml)を加え、不溶物を濾過して除き、溶
液を凍結乾燥することにより、塩酸塩の黄色粉末を定量
的に得る。
IRν(KBr)cm-1;3360,2675,1725,1645,1590,1510,128
0,1120. NMR(DMSO−d6)δppm;0.89(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2 CH
),1.32(3H,t,J=7.3Hz,7−CH2 CH ),2.14〜2.38
(2H,m,20−CH2 CH3),2.72および2.73(two 3H′s,s,N
H+(CH3),3.02〜3.63(6H,m,7−CH 2CH3NHCH2CH2 NH
+=),5.33(2H,s,5−H2),5.77(2H,dd,J=11.0Hz,17
−H2),6.26〜6.80(1H,br,20−OH),7.58(1H,s,14−
H),7.74(1H,t,10−H),7.87(1H,t,11−H),7.91
(2H,d,J=5.1Hz,Py),8.21(1H,d,9−H),8.30(2H,
d,12−H),8.51(1H,t,J=5.5Hz,−NH−),8.87(2H,
d,Py),10.29〜10.47(1H,br,−NH+=). 実施例 46 7−エチル−17−ピコリノイルオキシカンプトテシン−
21−(2−ジメチルアミノ)エチルアミド 酸塩化物としてピコリノイルクロライド塩酸塩(575m
g,3.23mmol)を用い、実施例44と同様に行うことによ
り、標記化合物の黄色結晶(23mg,1.9%)を得る。
m.p. 〜154℃(分解) IRν(KBr)cm-1;3370,2960,2930,1715,1650,1595,151
0,1455,1305,1285,1245,1130. NMR(CDCl3)δppm;1.06(3H,t,J=7.3Hz,20−CH2C
H3 ),1.38(3H,t,J=7.3Hz,7−CH2CH3 ),2.15〜2.55(4
H,m,20−CH2 CH3およびNHCH 2CH2 NH+=),2.23(3H,s,NH
(CH32,3.16(2H,q,7−CH 2CH3),3.26〜3.50(2H,m,N
HCH 2CH2NH+=),5.07〜5.53(1H,br,20−OH),5.19(2
H,s,5−H2),5.87(2H,dd,J=11.4Hz,17−H2),7.50(1
H,br,−NH−),7.62(1H,t,10−H),7.65(1H,s,14−
H),7.74〜7.85(2H,m,11−HおよびPy),8.06(1H,d,
9−H),8.13〜8.23(2H,m,12HおよびPy),8.65〜8.70
(1H,m,Py).
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 久子 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式 会社ヤクルト本社内 (72)発明者 八重樫 隆 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式 会社ヤクルト本社内 (72)発明者 手塚 賢一 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式 会社ヤクルト本社内 (72)発明者 宮坂 貞 神奈川県横浜市緑区青葉台1―27―11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) (式中、Xはメチル基またはエチル基の如き低級アルキ
    ル基であり、Rは水素原子または−COYで示される基で
    あり、Yは、非置換アルキル基であるか、あるいは置換
    基として低級アルキル基、ハロゲン原子、低級アルキル
    チオ基、アミノ基、アシルアミノ基、ヒドロキシル基、
    低級アルコキシ基、アリールオキシ基、若しくは低級ア
    ルコキシカルボニル基を有する低級アルキル基であり、
    あるいはYはアルケニル基、アルキニル基、シクロアル
    キル基、置換基としてアシルアミノ低級アルキル基を有
    するシクロアルキル基、N−アシルピロリジル基、フエ
    ニル基であるか、あるいは、置換基としてハロゲン原
    子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、アミノ基、低級
    アルコキシカルボニル基、低級アルキル基、フエニル
    基、若しくは低級アルコキシ基を有するフエニル基であ
    るか、あるいはシンナミル基、ベンジル基、ナフチル
    基、ピリジル基、フラノ基、またはチオフエノ基を表
    す) で表わされるカンプトテシン誘導体またはそのアミノ基
    における酸付加塩。
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