JP5602731B2 - アーテミシニンの二量体誘導体および抗ガン療法における用途 - Google Patents
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Description
- aおよびbは互いに独立して1または2を表すが、同時に1を表すことはできず、
- Aは、ヘテロ原子または飽和複素環を表し、
○ 前記ヘテロ原子は、窒素、酸素、および硫黄の原子から選択されるヘテロ原子であって、前記窒素原子は、R1基により所望により置換されており、R1基は、水素原子および以下の基:(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C8)シクロアルキル、アリール−(C1−C6)アルキル、ヘテロアリール−(C1−C6)アルキル、複素環−(C1−C6)アルキル、所望により置換されたアリール、所望により置換されたヘテロアリール、−COR2、−CO2R2、−C(O)NR2R2a、−SO2R2、−CH2C(O)OR2、および−CH2C(O)NR2R2aから選択され(ここで、R2は、水素原子または以下の基:(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルケニル、(C1−C6)アルキニル、所望により置換されたポリアミン、(C3−C8)シクロアルキル、アリール−(C1−C6)アルキル、ヘテロアリール−(C1−C6)アルキル、所望により置換されたアリール、または所望により置換されたヘテロアリールの1つを表し、R2aは水素原または(C1−C6)アルキル基を表す)、
○ 前記飽和複素環は、酸素、硫黄、および窒素の原子から選択される1つ以上のヘテロ原子を含んでなり、そのうちの少なくとも1つの窒素原子が炭素10に結合しており、
- −は、Aが酸素もしくは硫黄原子または複素環を表す場合には単結合を表し、Aが窒素原子を表す場合には単結合または二重結合を表し、前記窒素原子は、−が単結合を表す場合に先に定義されたR1基により置換されており、
- Bは、−CH2−Y−、−C(=O)−Y−、または−CH(OR3)−基を表し(Yは、O、S、N−R1、または複素環を表し、R1は先に定義された通りであり、R3は、水素原子、または(C1−C6)アルキルまたはアリール基を表す)、
○ −が二重結合を表す場合、
=C(X1)−(O−X2)c−基(X1およびX2は、互いに独立して、(C1−C6)アルキルまたは(C2−C6)アルケニル基を表し、cは0または1を表す)を表し、
○ −が単結合を表す場合、
・以下の基の1つ:1つ以上のOH基により所望により置換された(C1−C6)アルキル;(C2−C6)アルケニル;(C2−C6)アルキニル;[(C1−C6)アルキル]n−(C3−C8)シクロアルキル−[(C1−C6)アルキル]p;[(C1−C6)アルキル]n−複素環[(C1−C6)アルキル]p;[(C1−C6)アルキル]n−アリール−[(C1−C6)アルキル]p;[(C1−C6)アルキル]n−ヘテロアリール−[(C1−C6)アルキル]p(nおよびpは互いに独立して0または1を表す)、
・−CO−(CH2)q−もしくは−CO−(CH2)q−CO−基(qは1、2、3、または4の整数を表す)、または
・−COr−(CH2)s−Z−(CH2)t−COu−基(rおよびuは互いに独立して0または1の整数を表し、sおよびtは互いに独立して0、1、2、3、または4の整数を表し、Zは、−S−、−S−S−、−SO−、−SO2−、−Se−Se−、−O−P(O)(OR3)−O−、−NR1−、(C3−C8)−シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリール基を表し、R1およびR3は先に定義された通りである)
を表す)。
(1)水和物および溶媒和物、
(2)塩化水素、臭化水素、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸により形成される酸付加塩;または酢酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、カンファースルホン酸、クエン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、グルコヘプトン酸、グルコン酸、グルタミン酸、グリコール酸、ヒドロキシナフトエ酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、ムコン酸、2−ナフタレンスルホン酸、プロピオン酸、サリチル酸、コハク酸、ジベンゾイル−L−酒石酸、酒石酸、p−トルエンスルホン酸、トリメチル酢酸、トリフルオロ酢酸などの有機酸により形成される酸付加塩;および
(3)親化合物に存在する酸性プロトンが、金属イオン、例えばアルカリ金属イオン(例えば、Na+、K+、もしくはLi+など)、アルカリ土類金属イオン(Ca2+もしくはMg2+など)、またはアルミニウムイオンにより置換された場合に形成される塩;または有機もしくは無機の塩基との配位物。許容できる有機塩基には、ジエタノールアミン、エタノールアミン、N−メチルグルカミン、トリエタノールアミン、トロメタミンなどがある。許容できる無機塩基には、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、および水酸化ナトリウムがある。
−[(CH2)a−NH]d−[(CH2)b−NH−(CH2)c−NH]e−H
(上記式中、a、b、およびcは、互いに独立して1から5の整数を表し、dおよびeはそれぞれ0または1を表す)。
−[(CH2)a−NA1]d−[(CH2)b−NA2−(CH2)c−NA3]e−H、
(上記式中、a、b、c、d、およびeは先に定義された通りであり、A1、A2、およびA3は異なるか好ましくは同一であり、水素原子またはN保護基、例えば、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、−CO−(C1−C6)アルキル、−CO−(C2−C6)アルケニル、−CO2−(C1−C6)アルキル、もしくは−CO2−(C2−C6)アルケニルを表す)。
-(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、[(C1−C6)アルキル]n−(C3−C8)シクロアルキル−[(C1−C6)アルキル]p、[(C1−C6)アルキル]n−複素環[(C1−C6)アルキル]p、[(C1−C6)アルキル]n−アリール−[(C1−C6)アルキル]p、または[(C1−C6)アルキル]n−ヘテロアリール−[(C1−C6)アルキル]p基(nおよびpは互いに独立して0または1を表す)、
- −CO−(CH2)q−もしくは−CO−(CH2)q−CO−基(qは1、2、3、または4の整数を表す)、または
- −COr(CH2)s−Z−(CH2)t−COu−基(rおよびuは互いに独立して0または1の整数を表し、sおよびtは互いに独立して0、1、2、3、または4の整数を表し、Zは、−S−、−S−S−、−SO−、−SO2−、−SeSe−、−O−P(O)(OR3)−O−、−NR1−、(C3−C8)−シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリール基を表し、R1およびR3は先に定義の通りである)
を表すことがある。
- 1つ以上のOH基により所望により置換された(C1−C6)アルキル基;(C2−C6)アルケニル;(C2−C6)アルキニル;[(C1−C6)アルキル]n−(C3−C8)シクロアルキル−[(C1−C6)アルキル]p;[(C1−C6)アルキル]n−複素環−[(C1−C6)アルキル]p;[(C1−C6)アルキル]n−アリール−[(C1−C6)アルキル]p;[(C1−C6)アルキル]n−ヘテロアリール−[(C1−C6)アルキル]p(nおよびpは、互いに独立して、0または1を表す)、または
- −CO−(CH2)q−もしくは−CO−(CH2)q−CO−基(qは、1、2、3、または4の整数を表す)、または任意に
- −(CH2)qNR1−基(qは、1、2、3、または4の整数を表し、R1は先に定義の通りであり、有利にはメチルなどの−(C1−C6)アルキル基を表す)
を表す。
−a、b、および−が先に定義された通りであり、
−Aが酸素または窒素原子から選択されるヘテロ原子を表し、前記窒素原子は−が単結合を表す場合水素により置換されており、
−Bが−CH2−Y−、−C(=O)−NH−、または−CH(OH)−基を表し(YはO、N−R1、または複素環を表し、R1は水素原子、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、−CH2C(O)OR2、および−CH2C(O)NHR2基から選択され、R2は水素原子または所望により置換されたポリアミン基を表す)、
−Xが、
○ −が二重結合を表す場合、
=C(X1)−(O−X2)c−基を表し(X1およびX2は、互いに独立して、(C1−C6)アルキルまたは(C2−C6)アルケニル基を表し、cは0または1を表す)、
○ −が単結合を表す場合、
・ 1つ以上のOH基により所望により置換された(C1−C6)アルキル基;(C2−C6)アルケニル;(C2−C6)アルキニル;[(C1−C6)アルキル]n−複素環−[(C1−C6)アルキル]p;[(C1−C6)アルキル]n−ヘテロアリール−[(C1−C6)アルキル]p(nおよびpは互いに独立して0または1を表す)、
・−CO−(CH2)q−基(qは1、2、3、または4の整数を表す)、または
・−(CH2)q−NR4基(qは1、2、3、または4の整数を表し、R4は水素原子または(C1−C6)アルキルを表す)
を表す式(I)の化合物に相当する。
- aおよびbが先に定義された通りであり、
- −が単結合を表し、
- Aが酸素原子を表し、
- Bが−CH2−Y−基を表し(YはO、N−R1、または複素環を表し、R1は先に定義された通りであり、有利には水素原子、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、−CH2C(O)OR2、または−CH2C(O)NRR2a基を表し、R2は先に定義された通りであり、有利には水素原子または所望により置換されたポリアミン基を表し、R2aは先に定義された通りであり、有利には水素原子を表す)、
- Xが、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、[(C1−C6)アルキル]n−複素環−[(C1−C6)アルキル]p、または[(C1−C6)アルキル]n−ヘテロアリール−[(C1−C6)アルキル]p基(nおよびpは互いに独立して0または1を表す)
を表す式(I)の化合物に相当する。
(ii)特にガン治療に使用される、少なくとも1つの他の活性成分
を含んでなる、別々の使用、または連続使用するための組み合わせ物としての
医薬組成物にも関する。
(i)少なくとも1つの先に定義された式(I)の化合物および
(ii)特にガン治療に使用される、少なくとも1つの他の活性成分
を含んでなる、同時使用、別々の使用、または連続使用するための組み合わせ物としての医薬組成物の、ガン治療用薬剤を製造するための使用にも関する。
間の、1回以上の工程により実施できるカップリングにより得られる。
中間体A、アーテミシニンブロモトリフルオロメチル、およびヒドロキシル化誘導体Bの合成は、J. Med. Chem., 47, 1423-33, (2004)および国際公開第03/035651号に記載されている。プロトコルは以下の反応機構に示されている。
N−メチル−モルホリンオキシド(NMO)(1.08g、8.0mmol、4当量)を、A(0.83g、2.0mmol)をアセトニトリル(20ml)に溶かした溶液に加える。反応混合物を室温で1時間攪拌し、次いで減圧下で濃縮する。残渣をジクロロメタンに溶かし、水で洗浄する。次いで、有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下で留去する。このように得られたアルデヒド中間体C(白色パウダー、0.68g、98%)を、追加の精製工程無しで以下の反応に直接使用する。
2−メチル−2−ブチレン(3.2ml、30.1mmol、5当量)、リン酸ナトリウム一水和物(2.50g、18.1mmol、3当量)、および亜塩素酸ナトリウム(1.64g、18.1mmol、3当量)を、中間体C(2.10g、6.0mmol)をアセトン/水混合物(1.5/1.75ml)に溶かした溶液に加える。反応混合物を室温で18時間攪拌し、次いで減圧下で濃縮する。酢酸エチルで希釈した後、有機相を水で洗浄し、ついで飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。濾過後、溶媒を減圧下で留去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製する(80:20 シクロヘキサン/酢酸エチル);中間体Dを収率54%で単離する(白色パウダー、1.2g)。
アジ化ナトリウム(0.14g、2.25mmol、1.5当量)を、中間体A(0.63g、2.5mmol)をジメチルスルホキシド(DMSO)(10ml)に溶かした溶液に加える。反応混合物を室温で1.5時間攪拌する。次いで、水に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧下で留去する。このように得られたアジド中間体E(白色パウダー、0.56g、100%)を、追加の精製工程なしに以下の反応で直接使用する。
中間体A(1.03g、2.5mmol)を、アンモニアのメタノール溶液(7N、10ml)に溶かす。反応混合物を室温で3時間攪拌し、次いで減圧下で留去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製する(95:5、次いで90:10のジクロロメタン/メタノール);中間体Fを収率59%で単離する(薄黄色パウダー、0.52g)。
本発明の化合物の製造に必要な中間体Gの合成は、Org. Lett., 4, 757-759, (2002)に記載されており、そのプロトコルは以下の反応機構に示されている。
中間体A1およびG1は、アーテミシニン核中に還元されたエンドペルオキシドブリッジを有する。
以下の式(III)の化合物:
Z3−X−Z4(IV)
(上記式中、
Xは先に定義された通りであり、
Z3は、臭素または塩素原子などのハロゲン原子、または−OH、−NHR1、−SH、−N3、−C(=O)R4基、または少なくとも1つの環内NH基を含んでなる複素環を表し、R1は先に定義された通りであり、R4は水素原子または(C1−C6)アルキル基を表し、
Z4は、臭素または塩素原子などのハロゲン原子、または−OH、−NHR1、−SH、−N3基、または少なくとも1つの環内NH基を含んでなる複素環を表し、R1は先に定義された通りである)。
Z5−X−Z6(V)
(上記式中、
Xは先に定義された通りであり、
Z5は、臭素または塩素原子などのハロゲン原子、または−OH、−NHR1、−SH、−N3、もしくは−C(=O)R4基、または少なくとも1つの環内NH基を含んでなる複素環を表し、R1およびR4は先に定義された通りであり、Z6は酸性水素原子またはハロゲン原子を表す)。
(i)化合物(V)と化合物(II)との反応による、以下の化合物(VI)の生成:
(ii)前記工程(I)で得られた化合物(VI)からの、以下の有機金属化合物(VII)の形成、
(iii)前記工程(ii)で得られた化合物(VII)とZ2=−CHOである式(III)の化合物との反応による、B=−CH(OH)−である式(I)の化合物の生成、
(iv)前記工程(iii)で得られた式(I)の化合物のヒドロキシル基の任意の置換による、B=−CH(OR3)−でありR3≠Hである式(I)の化合物の生成、および
(iv)工程(iv)または(v)で得られた式(I)の化合物の反応媒体からの分離。
−が二重結合を表し、AがNを表し、B=−CH2O−、−CH2NR1−、または−CH2S−、Xが=C((C1−C6)アルキル)−O−(CH2)y−Z7−(CH2)z−(Z7、y、およびzは先に定義された通りである)である式(I)の化合物は、以下の式(VIII)の化合物と:
以下の式(IX)の化合物との交差メタセシス反応により得ることができる:
化合物1、2、3、4、16、17、18、および19の合成
工程1:ジオール(HO−CH2−Z−CH2OH)(10当量)およびヘキサフルオロイソプロパノール(HFIP)(5当量)を、中間体GまたはG1(1当量)をジクロロメタンに溶かした溶液に連続して加える(c=0.14)。次いで、反応混合物を室温で5時間攪拌してから、ジクロロメタンで希釈する。有機相を炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。濾過の後、溶媒を減圧下で留去する。得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると(シクロヘキサン/酢酸エチル)、中間体Hxを与える。
中間体Jの合成
中間体Mの合成
中間体Oの合成
中間体Pの合成
中間体Qの合成
中間体Sの合成
水素化ナトリウム(油中60%、0.02g、0.51mmol、2当量)を、中間体V(0.1g、0.25mmol)をジメチルホルムアミド(1.2ml)に溶かした0℃の溶液に加える。5分間攪拌した後、中間体A(0.21g、0.51mmol、2当量)およびヨウ化カリウム(0.01g、0.05mmol、0.2当量)を加える。反応混合物を室温で2時間攪拌する。飽和塩化ナトリウム溶液で加水分解した後、反応混合物をジエチルエーテルで抽出し、次いで、有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮する。得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製する(98:2から90:10 石油エーテル/ジエチルエーテル);化合物15を収率40%で単離する(白色パウダー、0.073g)。
中間体Waの合成
中間体Yの合成
Claims (16)
- 式(I)の10−トリフルオロメチル化アーテミシニンの二量体誘導体またはその薬学的に許容可能な塩:
- aおよびbは互いに独立して1または2を表すが、同時に1を表すことはできず、
- Aは、ヘテロ原子または飽和複素環を表し、
○ 前記ヘテロ原子は、窒素、酸素、および硫黄の原子から選択されるヘテロ原子であって、前記窒素原子はR1基により所望により置換されており、R1基は、水素原子および以下の基:(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C8)シクロアルキル、アリール−(C1−C6)アルキル、ヘテロアリール−(C1−C6)アルキル、複素環−(C1−C6)アルキル、所望により置換されたアリール、所望により置換されたヘテロアリール、−COR2、−CO2R2、−C(O)NR2R2a、−SO2R2、−CH2C(O)OR2、および−CH2C(O)NR2R2aから選択され(ここで、R2は、水素原子または以下の基:(C1−C6)アルキル、(C 2 −C6)アルケニル、(C 2 −C6)アルキニル、所望により置換されたポリアミン、(C3−C8)シクロアルキル、アリール−(C1−C6)アルキル、ヘテロアリール−(C1−C6)アルキル、所望により置換されたアリール、または所望により置換されたヘテロアリールのうち1つを表し、R2aは水素原子または(C1−C6)アルキル基を表す)、
○ 前記飽和複素環は、酸素、硫黄、および窒素の原子から選択される1つ以上のヘテロ原子を含んでなり、そのうちの少なくとも1つの窒素原子が炭素10に結合しており、
-
は、Aが酸素もしくは硫黄原子または複素環を表す場合には単結合を表し、Aが窒素原子を表す場合には単結合または二重結合を表し、前記窒素原子は、
が単結合を表す場合に先に定義されたR1基により置換されており、
- Bは、−CH2−Y−、−C(=O)−Y−、または−CH(OR3)−基を表し(Yは、O、S、N−R1、または複素環を表し、R1は先に定義された通りであり、R3は、水素原子、または(C1−C6)アルキルまたはアリール基を表し、ここで、−CH 2 −Y−および−C(=O)−Y−基の炭素原子はアーテミシニン核に結合し、Y基は一般式(I)のX基に結合する)、
- Xは、
○
が二重結合を表す場合、
=C(X1)−(O−X2)c−基(X1およびX2は、互いに独立して、(C1−C6)アルキルまたは(C2−C6)アルケニル基を表し、cは0または1を表す)を表し、
○
が単結合を表す場合、
・以下の基の1つ:1つ以上のOH基により所望により置換された(C1−C6)アルキル;(C2−C6)アルケニル;(C2−C6)アルキニル;[(C1−C6)アルキル]n−(C3−C8)シクロアルキル−[(C1−C6)アルキル]p;[(C1−C6)アルキル]n−複素環[(C1−C6)アルキル]p;[(C1−C6)アルキル]n−アリール−[(C1−C6)アルキル]p;[(C1−C6)アルキル]n−ヘテロアリール−[(C1−C6)アルキル]p;(nおよびpは互いに独立して0または1を表す)、
・−CO−(CH2)q−もしくは−CO−(CH2)q−CO−基(qは1、2、3、または4の整数を表す)、または
・−COr−(CH2)s−Z−(CH2)t−COu−基(rおよびuは互いに独立して0または1の整数を表し、sおよびtは互いに独立して0、1、2、3、または4の整数を表し、Zは、−S−、−S−S−、−SO−、−SO2−、−Se−Se−、−O−P(O)(OR3)−O−、−NR1−、(C3−C8)−シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリール基を表し、R1およびR3は先に定義の通りである)
を表す)。 - Aが酸素または窒素原子を表す、請求項1に記載の二量体誘導体。
- Bが、−CH2O−、−CH2NR1−、−C(=O)NR1−、−CH(OR3)−、または−CH2−(複素環)−基(R1およびR3は請求項1に定義された通り)を表す、請求項1または2に記載の二量体誘導体。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の少なくとも1つの二量体誘導体および少なくとも1つの薬学的に許容可能なキャリアを含んでなる、医薬組成物。
- 少なくとも1つの他の活性成分をさらに含んでなる、請求項6に記載の医薬組成物。
- 前記少なくとも1つの他の活性成分が抗ガン剤から選択される、請求項7に記載の医薬組成物。
- 前記抗ガン剤が、6−メルカプトプリン、フルダラビン、クラドリビン、ペントスタチン、シタラビン、5−フルオロウラシル、ゲムシタビン、メトトレキサート、ラルチトレキセド、イリノテカン、トポテカン、エトポシド、ダウノルビシン、ドキソルビシン、エピルビシン、イダルビシン、ピラルビシン、ミトキサントロン、クロルメチン、シクロホスファミド、イホスファミド、メルファラン、クロラムブシル、ブスルファン、カルムスチン、フォテムスチン、ストレプトゾシン、カルボプラチン、シスプラチン、オキサリプラチン、プロカルバジン、デカルバジン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビン、パクリタキセル、ドセタキセル、L−アスパラギナーゼ、フルタミド、ニルタミド、ビカルタミド、酢酸シプロテロン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ゴセレリン、ブセレリン、ホルメスタン、アミノグルテチミド、アナストロゾール、レトロゾール、タモキシフェン、オクトレオチド、およびランレオチドから選択される、請求項8に記載の医薬組成物。
- (i)請求項1〜5のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化合物、および
(ii)少なくとも1つの他の活性成分
を含んでなる、同時使用、別々の使用、または連続使用するための組み合わせ物としての医薬組成物。 - 前記少なくとも1つの他の活性成分が抗ガン剤から選択される、請求項10に記載の医薬組成物。
- 前記抗ガン剤が、6−メルカプトプリン、フルダラビン、クラドリビン、ペントスタチン、シタラビン、5−フルオロウラシル、ゲムシタビン、メトトレキサート、ラルチトレキセド、イリノテカン、トポテカン、エトポシド、ダウノルビシン、ドキソルビシン、エピルビシン、イダルビシン、ピラルビシン、ミトキサントロン、クロルメチン、シクロホスファミド、イホスファミド、メルファラン、クロラムブシル、ブスルファン、カルムスチン、フォテムスチン、ストレプトゾシン、カルボプラチン、シスプラチン、オキサリプラチン、プロカルバジン、デカルバジン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビン、パクリタキセル、ドセタキセル、L−アスパラギナーゼ、フルタミド、ニルタミド、ビカルタミド、酢酸シプロテロン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ゴセレリン、ブセレリン、ホルメスタン、アミノグルテチミド、アナストロゾール、レトロゾール、タモキシフェン、オクトレオチド、およびランレオチドから選択される、請求項11に記載の医薬組成物。
- ガン治療用薬剤として使用するための、請求項6〜12のいずれか一項に記載の組成物。
- B=−CH2Y−または−C(=O)−Y−(Yは請求項1に定義された通り)である式(I)の化合物が、 化合物(II)と、(III)と、以下の式(IV)の化合物とのカップリングにより製造され、ここで、Z2は−CH 2 OH、−COOH、−CH 2 N 3 、−CH 2 NH 2 、または−CH 2 Hal基を表す、請求項14に記載の方法:
Z3−X−Z4(IV)
(上記式中、
Xは請求項1に定義された通りであり、
Z3は、ハロゲン原子、または−OH、−NHR1、−SH、−N3、もしくは−C(=O)R4基を表し、R1は請求項1に定義された通りであり、R4は水素原子または(C1−C6)アルキル基を表し、
Z4は、ハロゲン原子、または−OH、−NHR1、−SH、もしくは−N3基、または少なくとも1つの環内NH基を含んでなる複素環を表し、R1は請求項1に定義された通りである)。 - B=−CH(OR3)−(R3は請求項1に定義された通り)である式(I)の化合物が、化合物(II)と、(III)(Z2=−CHO)と、以下の式(V)の化合物とのカップリングにより製造される、請求項14に記載の方法:
Z5−X−Z6(V)
(上記式中、
Xは請求項1に定義された通りであり、
Z5は、ハロゲン原子、または−OH、−NHR1、−SH、−N3、もしくは−C(=O)R4基を表し、R1は請求項1に定義された通りであり、R4は水素原子または−(C1−C6)アルキル基を表し、かつ
Z6は酸性水素原子またはハロゲン原子を表す)。
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