JP2538100Y2 - トイレブース - Google Patents

トイレブース

Info

Publication number
JP2538100Y2
JP2538100Y2 JP1990075506U JP7550690U JP2538100Y2 JP 2538100 Y2 JP2538100 Y2 JP 2538100Y2 JP 1990075506 U JP1990075506 U JP 1990075506U JP 7550690 U JP7550690 U JP 7550690U JP 2538100 Y2 JP2538100 Y2 JP 2538100Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
panel
display
operation unit
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990075506U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0434999U (ja
Inventor
公吉 山本
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP1990075506U priority Critical patent/JP2538100Y2/ja
Publication of JPH0434999U publication Critical patent/JPH0434999U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2538100Y2 publication Critical patent/JP2538100Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、尿データの採取や分析、心拍や血圧の測定
を行なう、所謂健康便器に好適するトイレブースに関す
るものである。
[従来の技術] 本出願人は、先に尿データの採取や分析、分析結果の
表示、心拍、血圧の測定を便器を使用しながら行なえる
便器装置を、特開昭64-53160号、同特開昭64-53162号他
で提案した。
この種の便器は、便器に尿採取装置を付設し、又、尿
中に浸浸した検査用紙の変色等を光学的に分析する分析
装置を付設し、更に、分析結果を表示する表示装置を備
える。そして、上記以外に、心拍、血圧を測定し、且
つ、これの測定結果を表示する表示装置をも備え、更
に、上記各装置の操作部、便器自体の操作部も備える。
これらは、操作の都合上、又、測定結果の視認性向上
のため、当然のこと乍ら便器に近接して設けられる。
[考案が解決しようとする課題] 従来のこの種健康便器は、便器の座面の側部に、水平
な面を有するボックス状パネル部を延設し、この部分に
操作部を設け、一方、表示部は便器に隣接する壁面等に
設けている。
従って操作部や測定部が幅を要する場合には、便器側
部のボックス状パネル部が幅広となって操作しにくくな
り、又幅が大きく採りにくいことから操作部や測定部が
前後に配設せざるを得ないレイアウトとなる場合もあ
り、操作性が悪くなる。又、操作部や測定部を増加させ
たり、機能性を向上せしめるべく、内装する機器が大き
くなった場合には、上記パネル部分は更に幅広となり、
又前後に配設することとなったりして使い勝手がわるく
なる。
そして、上記した便器側部のパネルは、幅の関係上、
操作部、測定部をこれに配置するのが使い勝手を考慮し
た場合限度であって、従って表示部は便器側に設けず、
別途壁面等に設けざるを得ず、表示パネルの視認性が劣
り、見にくく、不便である。又、操作部、データ検出
部、測定部が便器側であるのに対し、表示部が壁面に設
けられるので配線の取り回し、壁面での配線の隠蔽処理
等の問題も発生し、構造上、設置上複雑化し、更に、便
器、これの付属機器と表示部とは施工上別途に工事する
ので施工上も不利である。
本考案は、以上の課題を解決すべくなされたもので、
その目的とする処は、便器側部のスペースを利用して操
作部、データ検出部、測定部を一括して集中的に配設
し、且つ、これ等の結果を表示する表示部をも同じスペ
ースに設置することができ、スペース利用上有利であ
り、操作、測定がし易く、且つ、表示が手元にあって視
認性に優れ、更に設置、施工が容易であるトイレブース
を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記した課題を解決するための手段は、便器の両側部
に、便座を除いて便器上面から連続して上方に起立し、
且つ外方に傾斜したパネルを設け、このパネルの何れか
一方に操作部、表示部等を設けた。またパネルの傾斜面
に手摺を設けた。更に左右のパネルの少なくとも何れか
一方に、尿採取装置、尿データの分析装置の操作部や分
析結果の表示部、心拍、血圧測定装置、この心拍、血圧
測定装置の操作部、測定結果を表示する表示部、便器の
機能操作部等を設けた。
[上記手段による作用] 上記手段によれば、便器の両側部に、便器の上面から
連続して上方に起立し、外方に傾斜するパネルを設けた
ので、外方、且つ上方への傾斜した面が利用でき、従っ
て高さ、外方への奥行寸法が確保でき、操作部やデータ
検出部、表示部を設置するに充分なスペースが確保で
き、又、便器の両側のパネルの斜の面にこれ等が設置さ
れるので、着座した姿勢で操作することができて操作し
易く、視認し易く、使い勝手の良い、操作性、視認性に
優れた健康便器を得ることができ、そして、各傾斜した
左右のパネルを利用することにより、便器、便器自体の
付属機器の操作部も便器廻りのパネルに無理なく、使い
やすく、機能的に、合理的に配設することができる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を添付した図面に従って詳述す
る。
第1図は本考案に係るトイレブースの斜視図、第2図
は同透視説明斜視図、第3図は同要部の拡大斜視図、第
4図はトイレブースを用いたトイレルームの一例を示す
要部破断斜視図、第5図は同横断平面図である。
第1図において1はトイレブースで、内部に第2図で
示すように便器2が内装され、便器2は洋風の腰掛け便
器である。便器2は床上に固定される本体3、便座4、
後部から起立するロータンク5等を備える。便器2は、
特開昭64-53160号、同64-53161号等で開示される尿採取
装置、尿データ検出装置等を備え、又、知られている温
水洗浄装置や便座暖房装置を備える所謂健康便器であ
る。
かかる便器2は、ロータンク5を含んでその外周を、
トイレブースを構成するカバー10で覆われている。カバ
ー10は、便器2の本体3の前面を覆う高さの低い前面板
11、便器2の上を覆う上面板12、上面板12に後上方に開
閉自在に設けられ、便座4上に臨み、この部分を開閉す
る蓋板13、本体3の両側部から夫々所定間隔離間して起
立し、ロータンク5よりも高い左右の外側板14,15、ロ
ータンク5の背面に起立する背面板16を備える。
そして、本体3の両側から離間して起設された左右の
外側板14,15の上端縁と、上記した本体2の上を覆う上
面板12の両側端部との間を、この間を覆うサイドパネル
17,18で連結する。サイドパネル17,18は下端部が上面板
12の両端部に臨み、上端部は夫々斜め外上方に臨み、外
上方に傾斜した利用面17-1,18-1が形成されることとな
る。サイドパネル17,18と左右の外側板14,15との間には
下半部が立方体状で、上半部が前後に長さを有する三角
状の空間が形成されることとなり、サイドパネル17,18
は本体2の前後方向よりも長く、便座部からロータンク
5よりも高い傾斜した広い利用面が形成される。そし
て、左右の外側板14,15、サイドパネル17,18、前面板11
の両側端間の前面への開口は前側板19,20で覆う。一
方、ロータンク5の前面には、背面板16の上端部と上記
した上面板12の後端部を斜に繋ぐバックパネル21で覆わ
れる。
以上により、便器本体2、ロータンク4の廻りを覆う
トイレブース1を構成する。
かかるトイレブース1で囲橈される便器2は上記した
ように健康便器であり、従って、尿検査装置の内装尿機
構は、その機能上便器2内に設けられている。一方、採
尿データの検査機構は便器2の外側に設けられ、例えば
第2図の右側のサイドパネル17の下方の空間で、便器2
の右側の空間内に収納設置される。かかる設置に際し、
この側には、右側の側板14と便器2の右側の側部との間
で、充分な空間が確保され、従って検査機構は機能を増
やして大型化したとしても余裕をもって収納設置するこ
とができる。
このようにサイドパネル17の下方で、便器2の側部に
検査機構、これの付属機器等を収納設置し、これ等はサ
イドパネル14、側板14、前側板19で覆われ、トイレブー
ス1内に収納されることとなる。
サイドパネル17の利用面17-1には表示部22を設置す
る。表示部22は尿データの検査結果を表示するものと
し、表示部22は、尿から検出可能な情報、例えば、特開
昭64-53162号で開示したような尿中の糖分、蛋白等のデ
ータを表示し、又、かかるデータをプリントアウトする
プリンタ等も付設する。そして、利用者個人のデータを
比較し、又蓄積するためのICカードを利用するためのコ
ンピュータ内蔵のカードリーダ等もパネル内側に内装す
る。更に上記した検尿装置を作動させるための操作部を
も表示部22の一部を利用して設置し、従って、表示部22
の操作部を操作して、尿採取、採取データの検査等を実
行させ、結果を表示部22で目視し得るように表示し、且
つ、データをプリントアウトすることができるように構
成できる。かかる機構や機器の配設、配線等は上記の如
く余裕をもって行なえ、又、サイドパネル17は上方、且
つ外方に傾斜しているので水平面、垂直面に比し極めて
大きく採れ、従って、データの各種表示要素の占有スペ
ース、カードリーダの占有スペース、操作部の占有スペ
ースが無理なく大きく採れる。このため従来のようにこ
れ等をトイレルームの壁面に設ける必要がなく、便器2
に極めて接近して配設することができる。
そして、表示部22の一部、実施例では前側の一部には
血圧測定用の表示部22-1を設け、これの前側に離間して
実施例では三角形の凹部23を形成し、この中に血圧測定
用、心拍測定用のカフ24を設置する。かかる測定装置の
設置は、本考案が、サイドパネル17の奥に充分の空間部
を確保するように構成したので可能となり、又、外観性
を阻害することなく収納タイプとして設置可能となっ
た。
以上の他、左右のサイドパネル17,18の利用面17−1,1
8−1の前部には、これの斜面に沿って手すり25,25を設
ける。そして、図では表わさなかったが、他側のサイド
パネル18には便器2の操作部、即ち、フラッシュバルブ
の操作部、温水洗浄器の操作部、便座ヒータの操作部等
の便器の機能操作部を振分けて配設する。
第4図は本考案に係るトイレブース1を設置したトイ
レルームの一例を示す。
トイレルーム30は、トイレブース1の左右、背面を囲
む壁板31,32,33を備え、トイレブース30の背面の壁板32
は、実施例では第5図で明らかなように平面視三角形を
なし、壁板33に連続する壁板34は外方に三角形に突出
し、これの室内側に洗面台37と化粧用鏡38を設置する。
壁板34の折曲した延長壁板35は三角形に膨出させ、これ
のコーナ部に小便器39を設置し、壁板31と35の端部間に
はドア36を開閉自在に設置する。
かくすることにより、狭いスペースで健康トイレを内
装したトイレブースを有し、その他の付属設備を有する
トイレルームを形成することができる。
[考案の効果] 以上で明らかなように本考案によれば、先ず、便器を
囲橈してこれの両側部に便器上面から連続して上方に起
立し、且つ、外側方に傾斜するパネルを設けたので、健
康便器における、尿データの分析、検出機器、採尿機構
の付属機構等の装置を、外側、上方に傾斜したパネルの
下側に余裕をもって収納でき、トイレブース内にこれ等
を収容して、外部にこれ等を露出せしめることなく設置
でき、外観性の点で良好である。そして、上記に付随す
る表示装置、即ち、分析された尿データの結果の表示、
例えば、糖、蛋白等の表示等表示要素が複数あっても、
パネルが傾斜して設けられているので充分の面積が確保
でき、これ等の多数の情報を余裕を持って表示すること
が可能となり、従来の如くトイレルームの壁面を利用す
ることなく、便器に極めて接近して配設することがで
き、着座姿勢で容易に操作することができる。
又、表示は上方、且つ外方に傾斜したパネル面になさ
れるので、水平面に表示部を設けたように下を向いた
り、壁面のように遠方を視認する必要がなく、横を向い
た状態で直ちに情報が読取れ、見やすく、視認性に優れ
る表示が可能となる。更に、パネルは上方、且つ、外方
に傾斜しているので、大きなスペースが無理なく採れ、
従って、上記表示の他、上記機器の操作部、更には血圧
測定機器、これのデータ表示装置等も設置でき、表示結
果のプリンタ機構等もスペースがあるので設置可能で、
トータルとして周囲の壁面等を利用することなく、便器
を含むトイレブース単体で完結した健康便器を得ること
ができる。従って、従来の如く、表示装置を壁面に設
け、これと便器間の配線や、壁面への取り付け等の工事
が不要となり、施工が容易化しコスト上有利となり、こ
の点でも健康便器の普及上有利である。
更に、上記したパネルを左右両面に設けることによ
り、一面を上記の如く利用し、他面を利用して便器本来
の操作系、表示系を設置することができ、便器の機能性
を高めることができる他、両パネルに表示系、操作系を
振分けることにより外観性の点でも優れたものが得られ
る。
更にパネルの傾斜面に手摺を設けたので、利用者が座
る時や立上がる時に身体を支えることができ、使い勝手
が良い。特に利用者が脚腰が弱っている高齢者や身体障
害者の場合、安心して利用することができる。
更にまた左右のパネルの少なくとも何れか一方に、尿
採取装置、尿データの分析装置の操作部や分析結果の表
示部、心拍、血圧測定装置、この心拍、血圧測定装置の
操作部、測定結果を表示する表示部、便器の機能操作部
等を設けたので、利用者が用便時にこれらの測定をし
て、医者に行くことなく日常生活の中で自分の健康を自
分でチェックすることができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
に係るトイレブースの斜視図、第2図は同透視説明斜視
図、第3図は同要部の拡大斜視図、第4図はトイレブー
スを用いたトイレルームの一例を示す要部破断斜視図、
第5図は同横断平面図である。 尚図面中1はトイレブース、2は便器、17,18はパネ
ル、22は表示部である。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器の両側部に、便座を除いて便器上面か
    ら連続して上方に起立し、且つ外方に傾斜したパネルを
    設け、このパネルの何れか一方に操作部、表示部等を設
    けたトイレブース。
  2. 【請求項2】前記パネルの傾斜面に手摺を設けた請求項
    1記載のトイレブース。
  3. 【請求項3】前記左右のパネルの少なくとも何れか一方
    に、尿採取装置、尿データの分析装置の操作部や分析結
    果の表示部、心拍、血圧測定装置、この心拍、血圧測定
    装置の操作部、測定結果を表示する表示部、便器の機能
    操作部等を設けた請求項1記載のトイレブース。
JP1990075506U 1990-07-16 1990-07-16 トイレブース Expired - Lifetime JP2538100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990075506U JP2538100Y2 (ja) 1990-07-16 1990-07-16 トイレブース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990075506U JP2538100Y2 (ja) 1990-07-16 1990-07-16 トイレブース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0434999U JPH0434999U (ja) 1992-03-24
JP2538100Y2 true JP2538100Y2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=31616142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990075506U Expired - Lifetime JP2538100Y2 (ja) 1990-07-16 1990-07-16 トイレブース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2538100Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2574829Y2 (ja) * 1992-04-30 1998-06-18 東陶機器株式会社 トイレブース
JP2005188105A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Toto Ltd 大便器ユニット

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6445222U (ja) * 1987-09-14 1989-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0434999U (ja) 1992-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2538100Y2 (ja) トイレブース
JPH07102610A (ja) トイレ装置
JP3849504B2 (ja) トイレ装置
JP2574829Y2 (ja) トイレブース
JPH04367638A (ja) 体重測定機能を備えた便器
WO2018021627A1 (ko) 사용자의 질병 및 건강정보를 자동으로 제공하는 헬스케어 비데
JP3451615B2 (ja) 便座装置
JPH0629741Y2 (ja) 健康データ測定便器
JP4660242B2 (ja) 手洗い器
JP2538875Y2 (ja) ユニットルーム
JP2006017560A (ja) 健康管理システム
CN215959846U (zh) 一种患肝癌风险等级快速预测装置
JPS5941540A (ja) 便所
KR890005384Y1 (ko) 양변기
JP3057158B1 (ja) 浴槽及びこれを用いた浴室ユニット
JPH08280582A (ja) 体重測定装置付き便器
JPH0750455Y2 (ja) 衛生装置の操作装置
KR200248335Y1 (ko) 이동 검진차
CN212129368U (zh) 带有可折叠扶手的马桶
KR200333063Y1 (ko) 신체 신호 측정기를 구비한 비데 장치
JP2001353093A (ja) トイレユニット
JPH083358Y2 (ja) 周段部付便器
JPH04112699U (ja) 腰掛便器
JPS63184058A (ja) ユニツトトイレ
JPH0313269Y2 (ja)