JP2537907Y2 - クリーム状物注出容器 - Google Patents

クリーム状物注出容器

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JP2537907Y2
JP2537907Y2 JP1990113177U JP11317790U JP2537907Y2 JP 2537907 Y2 JP2537907 Y2 JP 2537907Y2 JP 1990113177 U JP1990113177 U JP 1990113177U JP 11317790 U JP11317790 U JP 11317790U JP 2537907 Y2 JP2537907 Y2 JP 2537907Y2
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JP
Japan
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container
inner peripheral
peripheral wall
cream
sliding portion
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岸  隆生
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はクリーム状物注出容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 筒状胴部より口頸部を起立した容器体と、上記口頸部
外周に嵌合させた装着筒により容器体に装着した縦型ポ
ンプとからなり、縦型ポンプの押下げヘッドを上下動す
ることにより容器体内のクリーム状物をポンプ下端に嵌
着した吸上げパイプより吸い上げるとともに、押下げヘ
ッドのノズル孔より注出する如く構成してなるクリーム
状物注出容器が知られている。これらの容器は、収納す
るクリーム状物が高粘度の為、クリーム状物上面に当接
して上面を閉塞する押さえ板を、上下動可能に装着して
いる(例えば実願昭59-2620号)。即ち、クリーム状物
は高粘度の為押さえ板がないと、充填したクリーム状物
内に吸上げパイプ下端よりクリーム状物上面に至る空孔
が出来てしまい、内容物の注出が著しく阻害される。従
って、内容物の注出に伴って押さえ板が下降し、上記し
た空孔の発生を阻止する様構成したものである。
しかしながら、上記従来の容器では、吸上げ筒に短筒
状移動子を上下動可能に嵌合し、この移動子に容器体内
径とほぼ同形で且つ容器体内を下降可能な押さえ板を一
体に嵌着固定しているため、容器体内周に成型時の歪み
等が有る場合に、押さえ板外周と容器体内周間に隙間が
生じ、この隙間から内容物が押さえ板上方へ浸入して注
出されない内容物になるという虞がある。
本考案は、上記した従来技術の欠点を解消したクリー
ム状物注出容器を提供することを目的とするものであ
る。
「課題を解決するための手段」 筒状胴部6より口頸部8を起立した容器体2と、上記
口頸部8に嵌合させた装着筒13により容器体2に装着し
た縦型ポンプ3と、上記容器体内に充填されたクリーム
状物上面を閉塞するとともに、クリーム状物の減少に伴
って下降する可動蓋5とからなり、上記ポンプ3の押下
げヘッド15を上下動することにより容器体内のクリーム
状物をポンプ下端に装着した吸上げパイプ4より吸い上
げるとともに、押下げヘッドのノズル孔16より注出する
如く構成したクリーム状物注出容器において、上記容器
体2の胴部6を、内周面が上から下まで同径の内周壁6a
及び該内周壁6a外方の外周壁6bを備えた二重筒状に構成
し、上記可動蓋5を、上記吸上げパイプ4外周面に摺動
可能に当接する内側摺動部18と、上記内周壁6a内周面に
摺動可能に当接する外側摺動部19と、各摺動部間を連結
するとともに、クリーム状物上面を閉塞する閉塞板21と
から構成し、上記内側摺動部18は、上下両端を内方へテ
ーパー状に傾斜させた円筒状をなすとともに、上記外側
摺動部19は上下両端を外方へテーパー状に傾斜させた円
筒状をなし、各摺動部の上下端を各々摺動可能に当接さ
せてなること。
「作用」 可動蓋5を、吸上げパイプ4外周面に摺動可能に当接
する内側摺動部18と、容器体胴部6内周面に摺動可能に
当接する外側摺動部19と、各摺動部間を連結するととも
に、クリーム状物上面を閉塞する閉塞板21とから構成
し、内側摺動物18は上下両端を内方へテーパー状に傾斜
させた円筒状を、外側摺動部19は上下両端を外方へテー
パー状に傾斜させた円筒状を各々なし、各摺動部の上下
端を各々摺動可能に当接させてシールしているため、各
摺動部の上下両端でのシールが行え、シール性が良く、
従って、可動蓋5上方にクリーム状物が漏出する虞はな
い。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図
面は本考案の一実施例を示し、図中1はクリーム状物注
出容器を示す、該容器1は、容器体2と、縦型ポンプ3
と、吸上げ筒4と、可動蓋5とから構成している。
容器体2は、円筒状の胴部6より肩部7を介して口頚
部8を起立して構成しており、また、その胴部6を、内
周面が上から下まで同径の内周壁6a及び該内周壁6a外方
の外周壁6bを備えた二重筒状に構成している。本実施例
における容器体2は、上部構成部材2aと下部構成部材2b
とで構成している。又、下部構成部材2bは、内底壁9a外
周縁より、内周面が上から下まで同径の胴部内周壁6aを
立設するとともに、該内周壁6a上端より延設した外向き
フランジ10外周縁より二重筒状に胴部外周壁6bを垂下さ
せ、この外周壁6b下端に外底壁9bを嵌着させ、更に、上
記外向きフランジ10上面より上部構成部材2aと嵌合させ
る嵌合筒部11を立設して構成している。この様に胴部を
二重筒状に構成することにより、外力により内周壁が変
形する等を防止でき、常時内周壁内面を上から下まで同
径に保ことができる如く構成している。又、上部構成部
材2aは、上記嵌合筒部11外周に着脱自在に嵌合する嵌合
筒部12上端より若干内上方へ傾斜した肩部7を介して口
頸部8を起立して構成している。
縦型ポンプ3は、上記容器体口頚部8外周に嵌合させ
た装着筒13により、内部に公知のポンプ機構を有するシ
リンダー14を容器体内に垂下させ、上端の押下げヘッド
15を口頸部8上方に上下動可能に突設させて構成してお
り、押下げヘッド15を上下動させることにより、シリン
ダー14下端より容器体内のクリーム状物を吸上げ、ヘッ
ド15のノズル孔16より注出する如く構成した公知のもの
である。
又、吸上げパイプ4は、上記シリンダー14の下端外周
に上端内周を嵌着させるとともに、下端を容器体内底壁
9a上面中央に当接させており、下端に筒内外を連通する
連通孔17を複数穿設している。この吸上げパイプ4の外
周面は上から下まで同径をなし、可動蓋5の摺動下降を
容易に構成している。
可動蓋5は、上記吸上げパイプ4外周面に摺動可能に
当接する内側摺動部18と、上記容器体胴部内周壁6a内面
に摺動可能に当接する外側摺動部19と、各摺動部間を連
結するとともに、クリーム状物20上面を閉塞する閉塞板
21とから構成しており、又、上記内側摺動部18は、上記
両端を各々内方へテーパー状に傾斜させた円筒状をなす
とともに、上記外側摺動部19は上下両端を各々外方へテ
ーパー状に傾斜させた円筒状をなし、各摺動部の上下端
の傾斜部先端を各々摺動可能に当接させている。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案クリーム状物注出容器は、既
述構成としたことにより、特に、可動蓋5を、吸上げパ
イプ4外周面に摺動可能に当接する内側摺動部18と、胴
部内周壁6a内周面に摺動可能に当接する外側摺動部19
と、各摺動部間を連結するとともに、クリーム状物上面
を閉塞する閉塞板21とから構成し、上記内側摺動部18
は、上下両端を内方へテーパー状に傾斜させた円筒状を
なすとともに、上記外側摺動部19は上下両端を外方へテ
ーパー状に傾斜させた円筒状をなし、各摺動部の上下端
を各々摺動可能に当接させたので、容器体内に充填され
たクリーム状物が可動蓋上方に漏出するという不都合を
生じる虞はない。
また、容器体の胴部6を、内周面が上から下まで同径
の内周壁6a及び該内周壁6a外方の外周壁6aを備えた二重
筒状に構成しているため、不都合な外力が胴部外面に掛
かっても、その外力を外周壁6bが吸収して内周壁6aには
外力が及ばず、常時内周壁内面を上から下まで同径に保
ことが出来、その結果、可動蓋5の円滑な作動を常時行
えるものである。また、二重筒状のため、胴部を形成す
る樹脂を比較的軟らかいものとしても上記した内周壁へ
の外力の影響が極めて少なく、従って、樹脂選択の自由
度にも富んだものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示す要部縦断面図である。 2……容器体 3……縦型ポンプ 4……吸上げパイプ 5……可動蓋

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状胴部6より口頚部8を起立した容器体
    2と、上記口頚部8に嵌合させた装着筒13により容器体
    2に装着した縦型ポンプ3と、上記容器体内に充填され
    たクリーム状物上面を閉塞するとともに、クリーム状物
    の減少に伴って下降する可動蓋5とからなり、上記ポン
    プ3の押下げヘッド15を上下動することにより容器体内
    のクリーム状物をポンプ下端に装着した吸上げパイプ4
    より吸い上げるとともに、押下げヘッドのノズル孔16よ
    り注出する如く構成したクリーム状物注出容器におい
    て、上記容器体2の胴部6を、内周面が上から下まで同
    径の内周壁6a及び該内周壁6a外方の外周壁6bを備えた二
    重筒状に構成し、上記可動蓋5を、上記吸上げパイプ4
    外周面に摺動可能に当接する内側摺動部18と、上記内周
    壁6a内周面に摺動可能に当接する外側摺動部19と、各摺
    動部間を連結するとともに、クリーム状物上面を閉塞す
    る閉塞板21とから構成し、上記内側摺動部18は、上下両
    端を内方へテーパー状に傾斜させた円筒状をなすととも
    に、上記外側摺動部19は上下両端を外方へテーパー状に
    傾斜させた円筒状をなし、各摺動部の上下端を各々摺動
    可能に当接させてなることを特徴とするクリーム状物注
    出容器。
JP1990113177U 1990-10-29 1990-10-29 クリーム状物注出容器 Expired - Lifetime JP2537907Y2 (ja)

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