JP2537742Y2 - 油圧ショベルの爪状掴み具 - Google Patents

油圧ショベルの爪状掴み具

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JP2537742Y2
JP2537742Y2 JP7711490U JP7711490U JP2537742Y2 JP 2537742 Y2 JP2537742 Y2 JP 2537742Y2 JP 7711490 U JP7711490 U JP 7711490U JP 7711490 U JP7711490 U JP 7711490U JP 2537742 Y2 JP2537742 Y2 JP 2537742Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 I)…産業上の利用分野 本考案は、土木工事用の各種油圧ショベルにアタッチ
メントとして取付けて、主として建造物の解体、木材等
の積み替え、或はスクラップ自動車、鋼材等の積み替え
などの作業に使用する、爪状掴み具に係るものである。
II)…先願技術と本考案の特徴 出願人は先に実願59−136982号(昭和59年9月10日出
願、実開昭61−52686号)、考案の名称「油圧式排土掘
削機の爪状掴み具」をもって、 特に、上爪、下爪を開閉作動するための構成を、部品
点数を最小限にすると共に、各部とも現場作業に充分に
耐久し得る強固なものに構成した、爪状掴み具を開発提
供したが、本考案はその改良に係り、例えば、オペレー
ターの操作技術の優劣や、使用目的、現場の状況などに
対応して、上、下爪の開閉速度を遅速調節し得るように
したことを特徴とするものである。
即ち、例えば、オペレーターが操作に未熟な場合は爪
の開閉速度が速すぎると、かえって扱い難くて不能率と
なるので、調節して遅くし、逆に、熟練したオペレータ
ーの場合は、通常のものより爪の開閉速度を高速化する
ことによって、操作能力をフルに発揮し得て作業能率を
格段にアップし得るようにしたことを特徴とするもので
ある。
III)…本考案の構成 (1)…本考案は、油圧ショベルのアーム1先端にメイ
ンブラケット2を軸3、4をもって着脱自在に取付け、
該メインブラケット2前端部に上爪A、下爪Bを軸5、
6をもって回動自在に枢着し、メインブラケット2に回
動ブラケット7の下端部を軸8をもって回動自在に枢着
すると共に、上端部に油圧ショベルの油圧シリンダ9の
ピストンロッド10先端を軸11をもって連結し、上爪Aに
固設したブラケット12と回動ブラケット7の略中央部の
間にリンク13を軸14、15をもって連結し、回動ブラケッ
ト7に固定した軸8にアーム16を定角度で固定すると共
に、下爪Bに固定した軸6にアーム17を定角度で固定し
て、該アーム16及び17の先端間にリンク18を軸19及び20
をもって連結してなる、油圧ショベルの爪状掴み具にお
いて、 上記回動ブラケット7の、ピストンロッド10先端を軸
11で連結する連結部7aを、着脱交換自在に設けた油圧シ
ョベルの爪状掴み具Cである。
(2)…上記の構成において、連結部7aは、回動ブラケ
ット7の上端部にボルト、ナット21で着脱自在に装着し
た状態で、軸8と軸11間の寸法lが異なる複数個の連結
部7a1、7a2、7a3……を備え、該連結部7a1、7a2、7a3
…の交換によって、軸8、軸11間の寸法lを長短調節
(l1、l2、l3……)するように設けたものである。
IV…作用 (1)…まず、第1図、第2図示の、回動ブラケット7
に標準的な連結部7a2を装着した状態(軸8、11間の寸
法はl2)、即ち、上、下爪A、Bの開閉速度を標準速度
に設定した場合につき説明すると、 (i)、第1図示の上爪A、下爪Bを閉じた状態におい
て、油圧シリンダ9のピストンロッド10を後退すると、
回動ブラケット7が軸8を中心として回動し、それによ
りリンク13が引っ張られてブラケット12を固定した上爪
Aが軸5を中心として上方へ回動して開き、 同時に、上記回動ブラケット7の軸8を中心とした回
動によって、該軸8に定角度で固定されたアーム16が回
動して、リンク18を引っ張り、該リンク18に引かれて軸
6に定角度で固定したアーム17が回動し、よって、軸6
に一体的の下爪Bが下方へ回動して開く。
(第2図) (ii)、また、上記と逆に、後退していたピストンロッ
ド10を前進すると、回動ブラケット7が復帰回動し、リ
ンク13を経て上爪Aを復帰回動して閉じ、同時に、アー
ム16が回動しリンク18を経てアーム17を回動して下爪B
を復帰回動して閉じる。
(iii)、即ち、油圧シリンダ9のピストンロッド10を
後退すると、閉じていた上、下爪A、Bが同時に開き、
ピストンロッド10を前進すると、開いていた上、下爪
A、Bが同時に閉じるものである。
(2)…上、下爪A、Bの開閉速度を標準より遅くする
ときは、上記標準速度用の連結部7a2を取り外して、連
結部7a3を装着する。
これによって、軸8と軸11間の寸法はl3となって、標
準の寸法l2よりも長くなる。
従って、操作時における回動ブラケット7の軸8を中
心とした軸11の回動寸法が長くなると共に、シリンダロ
ッド10の伸縮寸法も大となって、上、下爪A、Bの開閉
速度は遅くなる。
(第3図参照) (3)…また、上、下爪A、Bの開閉速度を標準より速
くするときは、連結部7a2または7a3を取り外して、連結
部7a1を装着する。
これによって、軸8、11間の寸法はl1となり、標準の
寸法l2よりも短くなる。
従って、操作時における回動ブラケット7の軸8を中
心とした軸11の回動寸法が短くなると共に、シリンダロ
ッド10の伸縮寸法も小となって、上、下爪A、Bの開閉
速度は速くなる。
(第3図参照) (4)…上記のように、回動ブラケット装着時に軸8、
11間の寸法が長、短異なる複数個の連結部7a(7a1、7
a2、7a……7an)を用意することによって、上、下爪
A、Bの開閉速度を遅速自在に調節するものである。
(第3図、第4図参照) V)…効果 (1)…従来の爪状掴み具は、上、下爪の開閉速度が常
に一定であって、調節できないものであったため、例え
ば、オペレーターが未熟なため爪の開閉速度が速すぎて
操作しにくく、かえって非能率的な場合や、緻密丁寧な
解体を行うため、爪の開閉を遅くゆっくりとしたい場
合、また、逆に、オペレーターが熟練者で従来の爪開閉
速度ではまだるっこく感じ、もっと速い方がより以上に
作業スピードをアップできるような場合や、作業スケジ
ュール上、1分でも速く処理したい場合などに、対応し
得なかったが、 その点、本考案は、回転ブラケットの連結部を着脱交
換自在とし、また複数個の連結部を用意することによっ
て、例えば、連結部7a1を装着して軸8、11間の寸法l
を短く(l1)することによって上、下爪の開閉速度を速
くし、また連結部7a3を装着して軸8、11間の寸法lを
長く(l3)して上、下爪の開閉速度を遅くするなど、爪
開閉速度を自在に調節して上記のような要望に対応し得
て、もって、作業効率を格段に向上し得る秀れた効果が
ある。
(2)…また、本考案は、複数個の連結部を用意するだ
けで、現場においても、ボルト、ナットの取付け取外し
だけで極めて簡単に交換装着して、オペレーターの技量
や工事目的等に適合した爪開閉速度に手早くセッテング
し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案爪状掴み具の実施例の構成概略を示す側面
図で、軸8、11間寸法が標準長の連結部7a2を装着した
状態の図、第2図は第1図の作用状態を示す説明図、第
3図は連結部7a1、7a2、7a3を装着した状態の作用説明
図、第4図の(イ)は連結部7a1、(ロ)は連結部7a2
(ハ)は連結部7a3の各側面図である。 付号 C……本案爪状掴み具、A……上爪、B……下爪、l、
l1、l2、l3……軸8、11間の寸法、1……油圧ショベル
のアーム、2……メインブラケット、3、4、5、6、
8、11、14、15、19、20……軸、7……回動ブラケッ
ト、7a、7a1、7a2、7a3……連結部、9……油圧ショベ
ルの油圧シリンダ、10……ピストンロッド、12……ブラ
ケット、13、18……リンク、16、17……アーム、21……
ボルト、ナット。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ショベルのアーム1先端にメインブラ
    ケット2を軸3、4をもって着脱自在に取付け、該メイ
    ンブラケット2前端部に上爪A、下爪Bを軸56をもって
    回動自在に枢着し、メインブラケット2に回動ブラケッ
    ト7の下端部を軸8をもって回動自在に枢着すると共
    に、上端部に油圧ショベルの油圧シリンダ9のピストン
    ロッド10先端を軸11をもって連結し、上爪Aに固設した
    ブラケット12と回動ブラケット7の略中央部の間にリン
    ク13を軸14、15をもって連結し、回動ブラケット7に固
    定した軸8にアーム16を定角度で固定すると共に、下爪
    Bに固定した軸6にアーム17を定角度で固定して、該ア
    ーム16及びアーム17の先端間にリンク18を軸19及び20を
    もって連結してなる、油圧ショベルの爪状掴み具におい
    て、 上記回動ブラケット7のピストンロッド10先端を軸11で
    連結する連結部7aを、着脱交換自在に設けたことを特徴
    とする、 油圧ショベルの爪状掴み具。
  2. 【請求項2】連結部7aは、回動ブラケット7に装着した
    状態で、軸8と軸11間の寸法が異なる複数個の連結部7a
    1、7a2、7a3……を備え、該連結部7a1、7a2、7a3の交換
    によって、軸8、軸11間の寸法を長短調節するように設
    けた、 請求項(1)記載の油圧ショベルの爪状掴み具。
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