JP2537726Y2 - リクライニング装置 - Google Patents
リクライニング装置Info
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- JP2537726Y2 JP2537726Y2 JP2741892U JP2741892U JP2537726Y2 JP 2537726 Y2 JP2537726 Y2 JP 2537726Y2 JP 2741892 U JP2741892 U JP 2741892U JP 2741892 U JP2741892 U JP 2741892U JP 2537726 Y2 JP2537726 Y2 JP 2537726Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- seat back
- seat
- cam
- tooth
- cam member
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- Expired - Lifetime
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- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シートバックをその傾
動角度を調整できるように支持するとともに、該シート
バックを前倒させることができるリクライニング装置に
関する。
動角度を調整できるように支持するとともに、該シート
バックを前倒させることができるリクライニング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のリクライニング装置とし
ては、例えば、図8に示すようなものがある。
ては、例えば、図8に示すようなものがある。
【0003】すなわち、シートクッションの後端部の両
側に一対のベース部材1(片側のみ図示する)が固設さ
れ、シートバックの基端部の両側から下方にアーム部材
2(片側のみ図示する)が延設され、ベース部材1に枢
軸3を中心にしてアーム部材2が傾動可能に枢支されて
いる。アーム部材2の下縁に枢軸3を中心とするセクタ
ギア4が刻設されており、セクタギア4に係脱してアー
ム部材2を傾動不能に拘束かつ拘束解除すべく、ツース
部材5がベース部材1に揺動可能に枢支されている。
側に一対のベース部材1(片側のみ図示する)が固設さ
れ、シートバックの基端部の両側から下方にアーム部材
2(片側のみ図示する)が延設され、ベース部材1に枢
軸3を中心にしてアーム部材2が傾動可能に枢支されて
いる。アーム部材2の下縁に枢軸3を中心とするセクタ
ギア4が刻設されており、セクタギア4に係脱してアー
ム部材2を傾動不能に拘束かつ拘束解除すべく、ツース
部材5がベース部材1に揺動可能に枢支されている。
【0004】また、ベース部材1には、着座者が操作す
るためのフロント操作レバー6が拘束位置と拘束解除位
置とに揺動可能に枢軸6aを介して枢着され、フロント
操作レバー6を拘束解除位置から拘束位置へ揺動する
と、これと一体的に枢軸6aを中心にして回動するカム
部材7がツース部材5をセクタギア4に係合させるよう
になっている。さらに、ベース部材1には、後部座席の
同乗者が乗降する際、シートバックを前倒操作すべく、
リンク部材7を介してフロント操作レバー6を拘束位置
から拘束解除位置へ揺動させることができる足踏み式の
リヤ操作レバー8が枢着されている。なお、座席両側の
一対のアーム部材2の拘束を一の操作レバー6,8によ
り同期して解除すべく、両側のリンク部材7(片側のみ
図示する)はケーブル9で連結されている。
るためのフロント操作レバー6が拘束位置と拘束解除位
置とに揺動可能に枢軸6aを介して枢着され、フロント
操作レバー6を拘束解除位置から拘束位置へ揺動する
と、これと一体的に枢軸6aを中心にして回動するカム
部材7がツース部材5をセクタギア4に係合させるよう
になっている。さらに、ベース部材1には、後部座席の
同乗者が乗降する際、シートバックを前倒操作すべく、
リンク部材7を介してフロント操作レバー6を拘束位置
から拘束解除位置へ揺動させることができる足踏み式の
リヤ操作レバー8が枢着されている。なお、座席両側の
一対のアーム部材2の拘束を一の操作レバー6,8によ
り同期して解除すべく、両側のリンク部材7(片側のみ
図示する)はケーブル9で連結されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のリクライニング装置では、一のリヤ操作レバ
ー8を踏むことにより、その傍らのアーム部材2の拘束
が解除されるのみならず、ケーブル9が引かれて他方側
のアーム部材(図示せず)も同期して拘束が解除され
る。
うな従来のリクライニング装置では、一のリヤ操作レバ
ー8を踏むことにより、その傍らのアーム部材2の拘束
が解除されるのみならず、ケーブル9が引かれて他方側
のアーム部材(図示せず)も同期して拘束が解除され
る。
【0006】それにより、一のリヤ操作レバー8の操作
によりシートバックを傾動不能に支持するリクライニン
グ装置の拘束が解除する為、後部座席の着座者が着座し
ている状態において誤ってリヤ操作レバー8を踏んだり
すると、シートバックが後方に倒れ、該座席の着座者が
予期せず不意に後方へ倒れてしまったり、倒れたシート
バックが後部座席の着座者に衝突するおそれがあり、安
全性について十分な配慮がなされていないという問題点
があった。
によりシートバックを傾動不能に支持するリクライニン
グ装置の拘束が解除する為、後部座席の着座者が着座し
ている状態において誤ってリヤ操作レバー8を踏んだり
すると、シートバックが後方に倒れ、該座席の着座者が
予期せず不意に後方へ倒れてしまったり、倒れたシート
バックが後部座席の着座者に衝突するおそれがあり、安
全性について十分な配慮がなされていないという問題点
があった。
【0007】本考案は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、誤操作よってシートバックが後方
に倒れることがなく、座席の着座者の安全性について十
分な配慮がなされたリクライニング装置を提供すること
を目的としている。
してなされたもので、誤操作よってシートバックが後方
に倒れることがなく、座席の着座者の安全性について十
分な配慮がなされたリクライニング装置を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、シートバックをその傾動角度
を調整できるように支持するとともに、該シートバック
を前倒させることができるリクライニング装置におい
て、前記シートバック基端部の両側にそれぞれ固設した
一対のセクタギア(14,14)と、前記各セクタギア
(14,14a)に係脱してシートバックを傾動不能に
拘束かつ拘束解除すべく、シートクッションの両側にそ
れぞれ揺動可能に配された一対のツース部材(20,2
0a)と、前記各ツース部材(20,20a)にそれぞ
れカム部(31,35)が当接し、前記各ツース部材
(20,20a)を前記各セクタギア(14,14a)
に係合させる拘束位置と、離脱させる拘束解除位置とに
揺動可能に、各ツース部材(20,20a)の傍らにそ
れぞれ配された一対のカム部材(30,30a)と、前
記シートバック基端部の両側から座席後方に延び、前記
シートバックを前倒させるために、座席後方より前記各
カム部材(30,30a)をそれぞれ別個に揺動操作で
きる一対のリヤ操作レバー(50,50a)と、前記シ
ートバック基端部の一方側から座席前方に延び、座席着
座面側より前記一方のカム部材(30,30a)を揺動
操作できる一のフロント操作レバー(40)と、前記フ
ロント操作レバー(40)により前記一方のカム部材
(30)を拘束解除位置に揺動させた際に、シートバッ
ク基端部の他方側にある他方のカム部材(30a)も同
期して拘束解除位置に揺動すべく、前記フロント操作レ
バー(40)と前記他方のカム部材(30)とを連動可
能に連結したケーブル部材(70)とを有することを、
特徴とするリクライニング装置に存する。
めの要旨とするところは、シートバックをその傾動角度
を調整できるように支持するとともに、該シートバック
を前倒させることができるリクライニング装置におい
て、前記シートバック基端部の両側にそれぞれ固設した
一対のセクタギア(14,14)と、前記各セクタギア
(14,14a)に係脱してシートバックを傾動不能に
拘束かつ拘束解除すべく、シートクッションの両側にそ
れぞれ揺動可能に配された一対のツース部材(20,2
0a)と、前記各ツース部材(20,20a)にそれぞ
れカム部(31,35)が当接し、前記各ツース部材
(20,20a)を前記各セクタギア(14,14a)
に係合させる拘束位置と、離脱させる拘束解除位置とに
揺動可能に、各ツース部材(20,20a)の傍らにそ
れぞれ配された一対のカム部材(30,30a)と、前
記シートバック基端部の両側から座席後方に延び、前記
シートバックを前倒させるために、座席後方より前記各
カム部材(30,30a)をそれぞれ別個に揺動操作で
きる一対のリヤ操作レバー(50,50a)と、前記シ
ートバック基端部の一方側から座席前方に延び、座席着
座面側より前記一方のカム部材(30,30a)を揺動
操作できる一のフロント操作レバー(40)と、前記フ
ロント操作レバー(40)により前記一方のカム部材
(30)を拘束解除位置に揺動させた際に、シートバッ
ク基端部の他方側にある他方のカム部材(30a)も同
期して拘束解除位置に揺動すべく、前記フロント操作レ
バー(40)と前記他方のカム部材(30)とを連動可
能に連結したケーブル部材(70)とを有することを、
特徴とするリクライニング装置に存する。
【0009】
【作用】シートクッション両側の各ツース部材(20,
20a)が、シートバック側の各セクタギア(14,1
4a)にそれぞれ係合しているとき、シートバックは傾
動不能に拘束されており、このとき、各ツース部材(2
0,20a)にそれぞれカム部(31,35)が当接す
る各カム部材(30,30a)は、共にツース部材(2
0,20a)をセクタギア(14,14a)に係合させ
る拘束位置にある。
20a)が、シートバック側の各セクタギア(14,1
4a)にそれぞれ係合しているとき、シートバックは傾
動不能に拘束されており、このとき、各ツース部材(2
0,20a)にそれぞれカム部(31,35)が当接す
る各カム部材(30,30a)は、共にツース部材(2
0,20a)をセクタギア(14,14a)に係合させ
る拘束位置にある。
【0010】座席着座者が一のフロント操作レバー(4
0)の操作により一方のカム部材(30)を拘束位置か
ら拘束解除位置に揺動させると、その傍らの一方のツー
ス部材(20)が一方のセクタギア(14)から離脱す
る。また、前記フロント操作レバー(40)の揺動によ
りケーブル部材(70)が引かれて、他方のカム部材
(30a)も拘束位置から拘束解除位置に揺動し、その
傍らの他方のツース部材(20a)も他方のセクタギア
(14a)から離脱する。
0)の操作により一方のカム部材(30)を拘束位置か
ら拘束解除位置に揺動させると、その傍らの一方のツー
ス部材(20)が一方のセクタギア(14)から離脱す
る。また、前記フロント操作レバー(40)の揺動によ
りケーブル部材(70)が引かれて、他方のカム部材
(30a)も拘束位置から拘束解除位置に揺動し、その
傍らの他方のツース部材(20a)も他方のセクタギア
(14a)から離脱する。
【0011】それにより、一のフロント操作レバー(4
0)を操作することにより、シートクッション両側に配
された一対のツース部材(20,20a)をシートバッ
ク側の各セクタギア(14,14a)から同時に離脱さ
せることができ、従って、シートバックの拘束が解除さ
れ、該シートバックの傾動角度を所望の位置に調整する
ことができる。
0)を操作することにより、シートクッション両側に配
された一対のツース部材(20,20a)をシートバッ
ク側の各セクタギア(14,14a)から同時に離脱さ
せることができ、従って、シートバックの拘束が解除さ
れ、該シートバックの傾動角度を所望の位置に調整する
ことができる。
【0012】一方、シートバック基端部の両側から座席
後方に延びる一対のリヤ操作レバー(50,50a)の
一方のみを操作しても、該一方のリヤ操作レバー(5
0)の傍らに位置する一方のカム部材(30)のみを拘
束位置から拘束解除位置に揺動できるのみであり、他方
のカム部材(30a)をも同期して拘束位置から拘束解
除位置に揺動させることはできない。
後方に延びる一対のリヤ操作レバー(50,50a)の
一方のみを操作しても、該一方のリヤ操作レバー(5
0)の傍らに位置する一方のカム部材(30)のみを拘
束位置から拘束解除位置に揺動できるのみであり、他方
のカム部材(30a)をも同期して拘束位置から拘束解
除位置に揺動させることはできない。
【0013】それにより、後部座席の着座者が車から降
りる際には、一対のリヤ操作レバー(50,50a)の
両方を意図的に同時に操作しなければ、シートバックの
拘束が解除しないから、誤操作よってシートバックが後
方に倒れることがない。
りる際には、一対のリヤ操作レバー(50,50a)の
両方を意図的に同時に操作しなければ、シートバックの
拘束が解除しないから、誤操作よってシートバックが後
方に倒れることがない。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。図1から図7は本考案の一実施例を示している。
図1,図5および図7に示すように、車体フロアに一対
のレールユニット19,19を介して座席16が前後移
動可能に据え付けられている。座席16のシートクッシ
ョン18の後端部両側には、リクライニング装置を構成
する一対のベースプレート10,10aが固設され、両
ベースプレート10,10aには、それぞれベース部材
11,11aが配設されている。
する。図1から図7は本考案の一実施例を示している。
図1,図5および図7に示すように、車体フロアに一対
のレールユニット19,19を介して座席16が前後移
動可能に据え付けられている。座席16のシートクッシ
ョン18の後端部両側には、リクライニング装置を構成
する一対のベースプレート10,10aが固設され、両
ベースプレート10,10aには、それぞれベース部材
11,11aが配設されている。
【0015】図1および図5に示すように、リクライニ
ング装置は、シートクッション18の後端部両側に固設
されたベース部材11,11aと、シートバック17の
基端部両側から下方に延設されたアーム部材13,13
aとを備え、各アーム部材13,13aがベース部材1
1,11aにリクライニング軸12で傾動角度を調整で
きるように枢支されている。なお、図1に示すように、
一方のベース部材11等が座席16のアウター側に配さ
れており、図5に示すように、他方のベース部材11a
等が座席16のインナー側に配されている。
ング装置は、シートクッション18の後端部両側に固設
されたベース部材11,11aと、シートバック17の
基端部両側から下方に延設されたアーム部材13,13
aとを備え、各アーム部材13,13aがベース部材1
1,11aにリクライニング軸12で傾動角度を調整で
きるように枢支されている。なお、図1に示すように、
一方のベース部材11等が座席16のアウター側に配さ
れており、図5に示すように、他方のベース部材11a
等が座席16のインナー側に配されている。
【0016】アーム部材13,13aの下端部には、そ
れぞれリクライニング軸12を中心とするセクタ歯を刻
設したセクタギア14,14aが設けられている。セク
タギア14,14aに係脱してアーム部材13,13a
を傾動不能に拘束かつ拘束解除すべく、ツース部材2
0,20aがそれぞれベース部材11,11aに揺動可
能に枢支されている。
れぞれリクライニング軸12を中心とするセクタ歯を刻
設したセクタギア14,14aが設けられている。セク
タギア14,14aに係脱してアーム部材13,13a
を傾動不能に拘束かつ拘束解除すべく、ツース部材2
0,20aがそれぞれベース部材11,11aに揺動可
能に枢支されている。
【0017】各ツース部材20,20aの基端部は、ベ
ース部材11,11aに植設された枢軸21に軸着され
ており、また、各ツース部材20,20aの上端縁側に
はセクタギア14,14aのセクタ歯に噛合する歯部2
2が設けられている。一方、各ツース部材20,20a
の下端縁側には、それぞれカム面23が設けられてお
り、各カム面23は、深く凹設された離脱用カム面23
aと、その前側に配された係合用カム面23bとから成
る。
ース部材11,11aに植設された枢軸21に軸着され
ており、また、各ツース部材20,20aの上端縁側に
はセクタギア14,14aのセクタ歯に噛合する歯部2
2が設けられている。一方、各ツース部材20,20a
の下端縁側には、それぞれカム面23が設けられてお
り、各カム面23は、深く凹設された離脱用カム面23
aと、その前側に配された係合用カム面23bとから成
る。
【0018】図1に示すように、アウター側のベース部
材11には、カム部材30が枢軸32を介して、そのカ
ム部31がツース部材20のカム面23に当接し、ツー
ス部材20の歯部22をセクタギア14のセクタ歯に噛
合させる拘束位置と、離脱させる拘束解除位置とに揺動
可能に枢支されている。すなわち、カム部材30は、拘
束位置にある時にカム部31がツース部材20の係合用
カム面23bに係合する一方、拘束解除位置にある時に
カム部31がツース部材20の離脱用カム面23aに嵌
入するように配されている。なお、カム部材30は、拘
束位置に揺動する方向へばね部材34により付勢されて
いる。
材11には、カム部材30が枢軸32を介して、そのカ
ム部31がツース部材20のカム面23に当接し、ツー
ス部材20の歯部22をセクタギア14のセクタ歯に噛
合させる拘束位置と、離脱させる拘束解除位置とに揺動
可能に枢支されている。すなわち、カム部材30は、拘
束位置にある時にカム部31がツース部材20の係合用
カム面23bに係合する一方、拘束解除位置にある時に
カム部31がツース部材20の離脱用カム面23aに嵌
入するように配されている。なお、カム部材30は、拘
束位置に揺動する方向へばね部材34により付勢されて
いる。
【0019】図5に示すように、インナー側のベース部
材11aにも、カム部材30aが枢軸36を介して、そ
のカム部35がツース部材20aのカム面23に当接
し、ツース部材20aの歯部22をセクタギア14aの
セクタ歯に噛合させる拘束位置と、離脱させる拘束解除
位置とに揺動可能に枢支されている。すなわち、カム部
材30aは、拘束位置にある時にカム部35がツース部
材20の係合用カム面23bに係合する一方、拘束解除
位置にある時にカム部31がツース部材20の離脱用カ
ム面23aに嵌入するように配されている。
材11aにも、カム部材30aが枢軸36を介して、そ
のカム部35がツース部材20aのカム面23に当接
し、ツース部材20aの歯部22をセクタギア14aの
セクタ歯に噛合させる拘束位置と、離脱させる拘束解除
位置とに揺動可能に枢支されている。すなわち、カム部
材30aは、拘束位置にある時にカム部35がツース部
材20の係合用カム面23bに係合する一方、拘束解除
位置にある時にカム部31がツース部材20の離脱用カ
ム面23aに嵌入するように配されている。
【0020】図1に示すように、アウター側のベース部
材11の前端側には、カム部材30を揺動操作できるフ
ロント操作レバー40が、カム部材30を枢支している
枢軸32によって、カム部材30とは別に揺動可能に枢
支されている。フロント操作レバー40はその基端部4
2において、ベース部材11の前端側に枢支されてお
り、その先端部41は、図7に示すように、座席16の
前方に延び、座席16の着座面側より操作できるように
なっている。
材11の前端側には、カム部材30を揺動操作できるフ
ロント操作レバー40が、カム部材30を枢支している
枢軸32によって、カム部材30とは別に揺動可能に枢
支されている。フロント操作レバー40はその基端部4
2において、ベース部材11の前端側に枢支されてお
り、その先端部41は、図7に示すように、座席16の
前方に延び、座席16の着座面側より操作できるように
なっている。
【0021】図1および図2に示すように、フロント操
作レバー40の基端部42の後端縁には、カム部材30
の後端縁側に係合する係合片43が設けられている。こ
の係合片43は、フロント操作レバー40を図1におい
て時計方向に揺動させると、カム部材30の後端縁側に
係合してカム部材30をフロント操作レバー40ととも
に時計方向、すなわち拘束解除方向に揺動させるための
部位である。
作レバー40の基端部42の後端縁には、カム部材30
の後端縁側に係合する係合片43が設けられている。こ
の係合片43は、フロント操作レバー40を図1におい
て時計方向に揺動させると、カム部材30の後端縁側に
係合してカム部材30をフロント操作レバー40ととも
に時計方向、すなわち拘束解除方向に揺動させるための
部位である。
【0022】フロント操作レバー40の略中央部と、イ
ンナー側のカム部材30aの下端部とはケーブル部材7
0により連結されている。ケーブル部材70は、アウタ
ケーシング71と、その内に移動可能に内挿されたイン
ナーケーブル72とから成る。このケーブル部材70
は、フロント操作レバー40を、図1において時計方向
に揺動操作し、アウター側のカム部材30を拘束解除位
置に揺動させた際に、アウタケーシング71中のインナ
ーケーブル72が引かれて、図5に示すように、同期し
てインナー側のカム部材30aを拘束解除位置に揺動さ
せるための部材である。
ンナー側のカム部材30aの下端部とはケーブル部材7
0により連結されている。ケーブル部材70は、アウタ
ケーシング71と、その内に移動可能に内挿されたイン
ナーケーブル72とから成る。このケーブル部材70
は、フロント操作レバー40を、図1において時計方向
に揺動操作し、アウター側のカム部材30を拘束解除位
置に揺動させた際に、アウタケーシング71中のインナ
ーケーブル72が引かれて、図5に示すように、同期し
てインナー側のカム部材30aを拘束解除位置に揺動さ
せるための部材である。
【0023】図1に示すように、アウター側のベース部
材11の後端側には、リンク部材60を介してカム部材
30を拘束位置から拘束解除位置に揺動操作できる足踏
式のリヤ操作レバー50が、枢軸53によって揺動可能
に枢支されている。座席16の後方に延びるリヤ操作レ
バー50の先端には踏板51が固着されており、また、
リヤ操作レバー50の屈曲部54と、カム部材30の下
端部33とはリンク部材60によって、互いに同一方向
に同期して揺動すべく連結されている。
材11の後端側には、リンク部材60を介してカム部材
30を拘束位置から拘束解除位置に揺動操作できる足踏
式のリヤ操作レバー50が、枢軸53によって揺動可能
に枢支されている。座席16の後方に延びるリヤ操作レ
バー50の先端には踏板51が固着されており、また、
リヤ操作レバー50の屈曲部54と、カム部材30の下
端部33とはリンク部材60によって、互いに同一方向
に同期して揺動すべく連結されている。
【0024】また、図5に示すように、インナー側のベ
ース部材11aの後端側にも、リンク部材リンク部材6
0を介してカム部材30aを拘束位置から拘束解除位置
に揺動操作できる足踏式のリヤ操作レバー50aが、枢
軸53によって揺動可能に枢支されている。座席16の
後方に延びるリヤ操作レバー50aの先端にも踏板51
が固着されており、また、リヤ操作レバー50aの屈曲
部54と、カム部材30の下端部37とはリンク部材6
0によって、互いに同一方向に同期して揺動すべく連結
されている。
ース部材11aの後端側にも、リンク部材リンク部材6
0を介してカム部材30aを拘束位置から拘束解除位置
に揺動操作できる足踏式のリヤ操作レバー50aが、枢
軸53によって揺動可能に枢支されている。座席16の
後方に延びるリヤ操作レバー50aの先端にも踏板51
が固着されており、また、リヤ操作レバー50aの屈曲
部54と、カム部材30の下端部37とはリンク部材6
0によって、互いに同一方向に同期して揺動すべく連結
されている。
【0025】アウター側のリヤ操作レバー50と、イン
ナー側のリヤ操作レバー50aとは、それぞれ別々に座
席16の後方より操作可能になっており、リヤ操作レバ
ー50とリヤ操作レバー50aとを同時に踏んだ際に、
はじめて座席16の後方よりシートバック17の前倒操
作、すなわちウォークイン操作ができるように設定され
たものである。
ナー側のリヤ操作レバー50aとは、それぞれ別々に座
席16の後方より操作可能になっており、リヤ操作レバ
ー50とリヤ操作レバー50aとを同時に踏んだ際に、
はじめて座席16の後方よりシートバック17の前倒操
作、すなわちウォークイン操作ができるように設定され
たものである。
【0026】次に作用を説明する。図1および図5に示
すように、座席のアウター側とインナー側の各ツース部
材20,20aの歯部22が、アーム部材13,13a
の各セクタギア14,14aのセクタ歯にそれぞれ噛合
しているとき、シートバックは傾動不能に拘束される。
このとき、座席両側の各カム部材30,30aは、共に
拘束位置にあり、それぞれのカム部31,35が各ツー
ス部材20,20aの係合用カム面23bに係合してお
り、それにより、各ツース部材20,20aは各セクタ
ギア14,14aに噛合するよう押付けられている。
すように、座席のアウター側とインナー側の各ツース部
材20,20aの歯部22が、アーム部材13,13a
の各セクタギア14,14aのセクタ歯にそれぞれ噛合
しているとき、シートバックは傾動不能に拘束される。
このとき、座席両側の各カム部材30,30aは、共に
拘束位置にあり、それぞれのカム部31,35が各ツー
ス部材20,20aの係合用カム面23bに係合してお
り、それにより、各ツース部材20,20aは各セクタ
ギア14,14aに噛合するよう押付けられている。
【0027】図3および図7に示すように、座席16の
着座者がフロント操作レバー40の上方に引くと、フロ
ント操作レバー40の係合片43がアウター側のカム部
材30の後端縁側に係合し、それにより、カム部材30
はばね部材34の付勢力に抗して、フロント操作レバー
40と一体的に枢軸32を中心として時計方向、すなわ
ち拘束解除位置の方向に揺動する。カム部材30が拘束
位置から拘束解除位置に揺動すると、カム部31がツー
ス部材20の離脱用カム面23aに嵌入してアウター側
のツース部材20がセクタギア14から離脱する。
着座者がフロント操作レバー40の上方に引くと、フロ
ント操作レバー40の係合片43がアウター側のカム部
材30の後端縁側に係合し、それにより、カム部材30
はばね部材34の付勢力に抗して、フロント操作レバー
40と一体的に枢軸32を中心として時計方向、すなわ
ち拘束解除位置の方向に揺動する。カム部材30が拘束
位置から拘束解除位置に揺動すると、カム部31がツー
ス部材20の離脱用カム面23aに嵌入してアウター側
のツース部材20がセクタギア14から離脱する。
【0028】また、フロント操作レバー40の揺動によ
りケーブル部材70のアウタケーシング71からインナ
ーケーブル72が引き出され、それにより、図5に示す
ように、インナーケーブル72の他端が連結されている
インナー側のカム部材30aも拘束位置から拘束解除位
置に揺動し、その傍らのインナー側のツース部材20a
がセクタギア14aから離脱する。
りケーブル部材70のアウタケーシング71からインナ
ーケーブル72が引き出され、それにより、図5に示す
ように、インナーケーブル72の他端が連結されている
インナー側のカム部材30aも拘束位置から拘束解除位
置に揺動し、その傍らのインナー側のツース部材20a
がセクタギア14aから離脱する。
【0029】このように、フロント操作レバー40を操
作することにより、シートクッション18の両側に配さ
れた一対のツース部材20,20aをシートバック17
側の各セクタギア14,14aから同時に離脱させるこ
とができ、従って、シートバック17の拘束が解除さ
れ、シートバック17の傾動角度を所望の位置に調整す
ることができる。
作することにより、シートクッション18の両側に配さ
れた一対のツース部材20,20aをシートバック17
側の各セクタギア14,14aから同時に離脱させるこ
とができ、従って、シートバック17の拘束が解除さ
れ、シートバック17の傾動角度を所望の位置に調整す
ることができる。
【0030】図4に示すように、アウター側から座席後
方に延びる一方のリヤ操作レバー50を踏みつけて下方
へ揺動させても、リンク部材60を介してアウター側の
カム部材30のみを拘束位置から拘束解除位置に揺動で
きるのみであり、この場合、フロント操作レバー40は
揺動せずケーブル部材70のインナーケーブル72は引
かれないため、インナー側のカム部材30aが同期して
拘束位置から拘束解除位置に揺動することはない。
方に延びる一方のリヤ操作レバー50を踏みつけて下方
へ揺動させても、リンク部材60を介してアウター側の
カム部材30のみを拘束位置から拘束解除位置に揺動で
きるのみであり、この場合、フロント操作レバー40は
揺動せずケーブル部材70のインナーケーブル72は引
かれないため、インナー側のカム部材30aが同期して
拘束位置から拘束解除位置に揺動することはない。
【0031】一方、図6に示すように、インナー側から
座席後方に延びる他方のリヤ操作レバー50aを踏みつ
けて下方へ揺動させても、リンク部材60を介してイン
ナー側のカム部材30aのみを拘束位置から拘束解除位
置に揺動できるのみであり、この場合、カム部材30a
の下端部37に連結されたケーブル部材70のインナー
ケーブル72はたるんでしまい、アウター側のカム部材
30が同期して拘束位置から拘束解除位置に揺動するこ
とはない。
座席後方に延びる他方のリヤ操作レバー50aを踏みつ
けて下方へ揺動させても、リンク部材60を介してイン
ナー側のカム部材30aのみを拘束位置から拘束解除位
置に揺動できるのみであり、この場合、カム部材30a
の下端部37に連結されたケーブル部材70のインナー
ケーブル72はたるんでしまい、アウター側のカム部材
30が同期して拘束位置から拘束解除位置に揺動するこ
とはない。
【0032】それにより、後部座席の着座者が車から降
りる際にウォークイン動作を行なうためには、一対のリ
ヤ操作レバー50,50aの両方を意図的に同時に踏み
つけて操作しなければ、シートバック17の拘束が解除
しないから、誤操作よってシートバック17が後方に倒
れることがなく、着座者の安全性を向上することができ
る。特に座席16が運転席である場合、安全性を一段と
確保することができる。
りる際にウォークイン動作を行なうためには、一対のリ
ヤ操作レバー50,50aの両方を意図的に同時に踏み
つけて操作しなければ、シートバック17の拘束が解除
しないから、誤操作よってシートバック17が後方に倒
れることがなく、着座者の安全性を向上することができ
る。特に座席16が運転席である場合、安全性を一段と
確保することができる。
【0033】
【考案の効果】本考案にかかるリクライニング装置によ
れば、座席の着座者が一のフロント操作レバーを操作す
ることにより、シートバックの拘束が解除され、該シー
トバックの傾動角度を所望の位置に調整できる一方、後
部座席の着座者が車から降りる際には一対のリヤ操作レ
バーの両方を同時に操作しなければ、シートバックの拘
束が解除しないから、後部座席の着座者の誤操作よって
シートバックが後方に倒れることがなく、着座者の安全
性について十分な配慮がなされ、安全性を向上すること
ができる。
れば、座席の着座者が一のフロント操作レバーを操作す
ることにより、シートバックの拘束が解除され、該シー
トバックの傾動角度を所望の位置に調整できる一方、後
部座席の着座者が車から降りる際には一対のリヤ操作レ
バーの両方を同時に操作しなければ、シートバックの拘
束が解除しないから、後部座席の着座者の誤操作よって
シートバックが後方に倒れることがなく、着座者の安全
性について十分な配慮がなされ、安全性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るリクライニング装置の
アウター側を示す側面図である。
アウター側を示す側面図である。
【図2】図1のII− II 線断面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るリクライニング装置の
アウター側を示す作用説明図である。
アウター側を示す作用説明図である。
【図4】本考案の一実施例に係るリクライニング装置の
アウター側を示す作用説明図である。
アウター側を示す作用説明図である。
【図5】本考案の一実施例に係るリクライニング装置の
インナー側を示す側面図である。
インナー側を示す側面図である。
【図6】本考案の一実施例に係るリクライニング装置の
インナー側を示す作用説明図である。
インナー側を示す作用説明図である。
【図7】本考案の一実施例に係るリクライニング装置を
装着した座席を示す斜視図である。
装着した座席を示す斜視図である。
【図8】従来のリクライニング装置を示す側面図であ
る。
る。
11,11a…ベース部材 13,13a…アーム部材 14,14a…セクタギア 15…リクライニング装置 17…シートバック 18…シートクッション 20,20a…ツース部材 30,30a…カム部材 31,35…カム部 40…フロント操作レバー 50,50a…リヤ操作レバー 70…ケーブル部材
Claims (1)
- 【請求項1】シートバックをその傾動角度を調整できる
ように支持するとともに、該シートバックを前倒させる
ことができるリクライニング装置において、 前記シートバック基端部の両側にそれぞれ固設した一対
のセクタギアと、 前記各セクタギアに係脱してシートバックを傾動不能に
拘束かつ拘束解除すべく、シートクッションの両側にそ
れぞれ揺動可能に配された一対のツース部材と、 前記各ツース部材にそれぞれカム部が当接し、前記各ツ
ース部材を前記各セクタギアに係合させる拘束位置と、
離脱させる拘束解除位置とに揺動可能に、各ツース部材
の傍らにそれぞれ配された一対のカム部材と、 前記シートバック基端部の両側から座席後方に延び、前
記シートバックを前倒させるために、座席後方より前記
各カム部材をそれぞれ別個に揺動操作できる一対のリヤ
操作レバーと、 前記シートバック基端部の一方側から座席前方に延び、
座席着座面側より前記一方のカム部材を揺動操作できる
一のフロント操作レバーと、 前記フロント操作レバーにより前記一方のカム部材を拘
束解除位置に揺動させた際に、シートバック基端部の他
方側にある他方のカム部材も同期して拘束解除位置に揺
動すべく、前記フロント操作レバーと前記他方のカム部
材とを連動可能に連結したケーブル部材とを有すること
を、 特徴とするリクライニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2741892U JP2537726Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | リクライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2741892U JP2537726Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | リクライニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584243U JPH0584243U (ja) | 1993-11-16 |
| JP2537726Y2 true JP2537726Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=12220549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2741892U Expired - Lifetime JP2537726Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | リクライニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537726Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP2741892U patent/JP2537726Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0584243U (ja) | 1993-11-16 |
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