JP2537450B2 - 車輌用リフト装置 - Google Patents

車輌用リフト装置

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JP2537450B2
JP2537450B2 JP4195928A JP19592892A JP2537450B2 JP 2537450 B2 JP2537450 B2 JP 2537450B2 JP 4195928 A JP4195928 A JP 4195928A JP 19592892 A JP19592892 A JP 19592892A JP 2537450 B2 JP2537450 B2 JP 2537450B2
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長谷川政
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Altia Co Ltd
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Nissan Altia Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F7/00Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts
    • B66F7/28Constructional details, e.g. end stops, pivoting supporting members, sliding runners adjustable to load dimensions

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の点検や整備の際
に使用される車輌用リフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌用リフト装置は、その車輌受け台を
基準にすると、一般に車輌のアンダ―ボデ―または床下
フレ―ムの形態に対応し、二種類のタイプに区分するこ
とができる。
【0003】一つは図7で示すようにボ―ドオン型で、
この車輌用リフト装置20は、シリンダ―装置21の作
動杆22の上端部にゴム板23を有する水平のプレ―ト
24が設けられている。
【0004】しかして、ボ―ドオン型は、アンダ―ボデ
―が比較的平な乗用車系統の車輌を支持するために使用
され、車輌が進入するとそのままプレ―トを上昇させる
ことができるので、操作あるいは作業性が良いと言う利
点を有する反面、ワゴン車や小型トラックなど床下フレ
―ムが凹凸であるトラック系統の車輌を上記プレ―トで
は支持することができないという問題点があった。
【0005】他の一つは図8で示すようにうに回動ア―
ム型で、この車輌用リフト装置30は、シリンダ―装置
31の作動杆32の上端部に取付け板33が固定的に設
けられ、この取付け板33に一対の回動ア―ム34が水
平方向に回動可能に枢着されていると共に、回動ア―ム
34には車輌を支持するフレ―ム支持台35がスライド
可能に装着されている。
【0006】しかして、回動ア―ム型は、主としてトラ
ック系統の車輌をフレ―ム支持台35で支持することが
できると言うものの、一対の回動ア―ム34を回動さ
せ、かつ、フレ―ム支持台35を調整したりした後でな
ければ車輌をセッテングすることができず、しかも、シ
リンダ―装置31の作動杆32を収縮させても、回動ア
―ム34やフレ―ム支持台35が床面から突出し、ある
いはこれらの部材を容易に取り外すことができないの
で、点検・整備作業等の邪魔になると言う問題点があっ
た。
【0007】
【発明の目的】本発明は、以上のような従来の欠点の問
題点に鑑み、乗用車およびトラック系統の車輌の両方に
作業性良く使用することができ、また車輌が進入する時
にその障害とはならないと共に点検・整備作業の邪魔に
ならず、さらに、リフトのシリンダ装置に偏荷重が加わ
らない車輌用リフト装置を得ることを目的とする。
【0008】
【目的を解決するための手段】本発明の車輌用リフト装
置は、昇降駆動手段によって昇降動し、かつ、アンダボ
デ―が比較的平な車輌を支持するための支持板が左右に
設けられたボ―ドオン型の車輌用リフト装置に於いて、
前記左右の支持板の前後両端部にそれぞれ係合部材を突
設し、一方、これらの係合部材に係合する係合爪体を両
端部にそれぞれ有する前後一対の横ビ―ムを支持板に脱
着可能に横架し、これら前後の横ビ―ムに床下フレ―ム
が凹凸の車輌を支持するためのフレ―ム支持部材を有す
るスライドビ―ムを架設したことを特徴とする。
【0009】また本発明の車輌用リフト装置は、上記前
段の構成を主要部とし、前記左右の支持板の前後両端部
にそれぞ係合部を形成し、一方、そこれらの係合部を介
して前後一対の横ビ―ムを支持板に脱着可能に横架し、
これら前後の横ビ―ムに床下フレ―ムが凹凸の車輌を支
持するためのフレ―ム支持部材を有するスライドビ―ム
を架設したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
【0011】乗用車系統の車輌をリフトアップする場
合、支持板に横ビ―ムやスライドビ―ムを設けないで、
従来通りボ―ドオン型のリフトとして用いる。
【0012】一方、トラック系統の車輌をリフトアップ
する場合、まず左右の支持板に前後の横ビ―ム5をそれ
ぞれ支持板に対して交差状態に横架する。
【0013】次に前後の横ビ―ムに2本のスライドビ―
ムを車輌の左右タイヤの内幅より狭く架設する。この
後、車輌が乗り込みスライドビームの左右方向の幅を調
整すると共に、各フレーム支持部材の前後方向の位置お
よび受け台を回動してその高さを調整する。しかる後に
フレ―ム支持部材で車輌を支持する。
【0014】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を詳細
に説明する。
【0015】まず、図1ないし図4に示す実施例に於い
て、1はボ―ドオン型の車輌用リフトである。この車輌
用リフト1は、油圧装置、油圧シリンダなどの昇降駆動
手段2を備えている。
【0016】3は昇降駆動手段によって昇降動し、か
つ、アンダボデ―が比較的平な車輌(乗用車系統)を支
持するための左右一対の支持板である。左右の支持板3
は、一般的には床面と略同一平面から油圧シリンダ2に
より直接又は油圧シリンダの動力により開閉するX型の
揺動ア―ムを介して間接的に昇降動する。本実施例で
は、左右の支持板3は油圧シリンダ2のラム2aの上端
部にそれぞれ固設されている。
【0017】4は左右の支持板3の前後両端部にそれぞ
れ突設された係合ピン、係合片などの係合部材である。
これらの係合部材4は、本実施例では頭部を有する係合
ピンが用いられる。そして、前後の係合ピン4は、油圧
シリンダのラム2aと支持板3の取付け部位の中心を通
る中心軸線O上に位置するように設けられている。
【0018】5は係合部材4に係する係合爪体5aを支
持部5bの両端部にそれぞ有する前後一対の横ビ―ム
で、これらの横ビ―ム5は、左右の支持板3に直交状態
でかつ脱着可能に横架される。この横ビ―ム5は水平
状、山型状など任意の形状に形成することができる。ま
た、係合爪体5aの形態は特に問わないが、係合爪体5
aが上述した係合ピン4と係合した時、容易に係合ピン
から外れない形状が望ましい。さらに、支持部5bの長
さは、左右の支持板3の所要空間に入り込むことができ
る寸法にするのが望ましい。
【0019】6は前後の横ビ―ム5に架設されたスライ
ドビ―ムである。本実施例ではスライドビ―ム6は2本
用いられており、これらのスライドビ―ム6には床下フ
レ―ムが凹凸の車輌(トラック系統)を支持するための
フレ―ム支持部材7が複数個位置調整可能に取付けられ
ている。
【0020】しかして、スライドビ―ム6の前後両端部
には横ビ―ム5の支持部5bと掛合あるアングル状の掛
合部6aが一体に設けられている。またフレ―ム支持部
材7は、図4で示すように中心部にメネジを有し、か
つ、スライドビ―ム6と遊嵌合する端面コ型の嵌合片7
aと、この嵌合片7aに螺合するオネジを有する受け台
7bとから成る。
【0021】上記構成に於いては、乗用車系統の車輌を
リフトアップする場合、支持板3に横ビ―ム5やスライ
ドビ―ム6を設けないで、従来通りボ―ドオン型のリフ
トとして用いる。
【0022】したがって、車輌を支持板3にセッテイン
グする時は、支持板3を床面と略同一平面にまで下降さ
せておき、車輌がそこに乗り込み、そして、支持板の上
に車輌を乗せれば良い。
【0023】一方、貨物あるいはトラック系統の車輌を
リフトアップする場合、まず左右の支持板3の係合ピン
4に前後の横ビ―ム5をそれぞれ係合爪本体5aを介し
て横架する。
【0024】次に前後の横ビ―ムに2本のスライドビ―
ム6を車輌の左右タイヤの内幅より狭く架設する。この
後、車輌が乗り込みスライドビーム6の左右方向の幅を
調整すると共に、各フレーム支持部材7の前後方向の位
置および受け台を回動してその高さを調整する。しかる
後にフレ―ム支持部材7で車輌を支持する。
【0025】次に本発明の他の実施例につき説明する。
なお、この実施例を説明するに当たって、前記本発明の
実施例と同一の部分には同様の符号を付し、重複する説
明を省略する。
【0026】図5および図6に示す第2実施例に於い
て、前記第1実施例と主に異なる点は、左右の支持板3
Bおよび横ビ―ム5Bである。
【0027】しかして、左右の支持板3Bは、前後両端
部にそれぞれ凹所の係合部10が形成されている。一
方、これらの係合部にそれぞれ脱着可能に係合する横ビ
―ム5Bは、その両端部に係合爪体が特に別に形成され
ていない。このように構成しても前記本発明の実施例と
同一の作用、効果がある。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に於いては次に列挙するような効果がある。
【0029】(1)ボ―ドオン型の車輌用リフト装置の
支持板に横ビ―ムやスライドビ―ムを脱着可能に架設し
たので、アンダボデ―が比較的平らな乗用車系統の車輌
と床下フレ―ムが凹凸のトラック系統の車輌の両方に使
用することができる。しかも、脱着が簡単なので作業能
率の向上を図ることができる。
【0030】(2)トラック系統の車輌をリフト装置に
セッテイングする場合あらかじめ左右の支持板に横ビ―
ムやスライドビ―ムを架設した後に車輌を進入させるこ
とができるのでセッテイングの作業性が良い。
【0031】(3)左右の支持板の前後両端部に係合部
材を突設し、これらの係合部材に係合爪体を有する横ビ
―ムを横架したので、横ビ―ムの高さを支持板と略同一
の平面にすることができる。したがって、車輌が進入す
る及び退出する時支持板上を走行するが、その障害とは
ならない。
【0032】(4)係合部材が支持板の中心軸線上に設
けられている実施例の場合は、リフトのシリンダ装置に
偏荷重が加わらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視からの説明図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示す要部の分解説明図であ
る。
【図3】本発明の平面から見た概略説明図である。
【図4】本発明の要部拡大断面図である。
【図5】および
【図6】本発明の他の実施例を示す各説明図である。
【図7】および
【図8】従来の実施例を示す各説明図である。
【符号の説明】
1…車輌用リフト装置、 2…昇降駆動手段、 3、3B…支持板、 4…係合部材、 5、5B…横ビ―ム、 6…スライドビ―ム、 7…フレ―ム支持部材。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降駆動手段によって昇降動し、かつ、
    アンダボデ―が比較的平な車輌を支持するための支持板
    が左右に設けられたボ―ドオン型の車輌用リフト装置に
    於いて、前記左右の支持板の前後両端部にそれぞれ係合
    部材を突設し、一方、これらの係合部材に係合する係合
    爪体を両端部にそれぞれ有する前後一対の横ビ―ムを支
    持板に脱着可能に横架し、これら前後の横ビ―ムに床下
    フレ―ムが凹凸の車輌を支持するためのフレ―ム支持部
    材を有するスライドビ―ムを架設したことを特徴とする
    車輌用リフト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、係合部材は係合ピン
    であり、支持板と昇降駆動手段の作動杆の取付け部位を
    通る中心軸線上に設けられていることを特徴とする車輌
    用リフト装置。
  3. 【請求項3】 昇降駆動手段によって昇降動し、かつ、
    アンダボデ―が比較的平な車輌を支持するための支持板
    が左右に設けられたボ―ドオン型の車輌用リフト装置に
    於いて、前記左右の支持板の前後両端部にそれぞれ係合
    部を形成し、一方、これらの係合部を介して前後一対の
    横ビ―ムを支持板に脱着可能に横架し、これら前後の横
    ビ―ムに床下フレ―ムが凹凸の車輌を支持するためのフ
    レ―ム支持部材を有するスライドビ―ムを架設したこと
    を特徴とする車輌用リフト装置。
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JPH0616396A JPH0616396A (ja) 1994-01-25
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DE212020000531U1 (de) * 2020-05-25 2021-10-15 Suzhou Maogang Machinery Accessories Co. Ltd Neuartiges Hebewerkzeug für Konverterventil-Kühlgeräte

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