JP2537111B2 - 管ライニング材への樹脂含浸方法 - Google Patents
管ライニング材への樹脂含浸方法Info
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- B32B27/12—Layered products comprising a layer of synthetic resin next to a fibrous or filamentary layer
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
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- B29B15/08—Pretreatment of the material to be shaped, not covered by groups B29B7/00 - B29B13/00 of reinforcements or fillers
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
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- Y10T428/1352—Polymer or resin containing [i.e., natural or synthetic]
- Y10T428/1362—Textile, fabric, cloth, or pile containing [e.g., web, net, woven, knitted, mesh, nonwoven, matted, etc.]
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管路補修工法に用いら
れる管ライニング材への樹脂含浸方法に関する。
れる管ライニング材への樹脂含浸方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水道管等の管路が老
朽化した場合、該管路を掘出することなくその内周面に
ライニングを施して当該管路を補修する管路補修工法が
既に提案され、実用に供されている(例えば、特開昭6
0−242038号公報参照)。即ち、この管路補修工
法は、その表面を気密性の高いフィルムでコーティング
された可撓性の樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめて
成る管ライニング材を流体圧によって管路内に反転させ
ながら挿入するとともに、これを管路の内周面に押圧
し、その後、管ライニング材を加温等してこれに含浸さ
れた硬化性樹脂を硬化させ、硬化した管ライニング材に
よって管路の内周面にライニングを施す工法である。
朽化した場合、該管路を掘出することなくその内周面に
ライニングを施して当該管路を補修する管路補修工法が
既に提案され、実用に供されている(例えば、特開昭6
0−242038号公報参照)。即ち、この管路補修工
法は、その表面を気密性の高いフィルムでコーティング
された可撓性の樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめて
成る管ライニング材を流体圧によって管路内に反転させ
ながら挿入するとともに、これを管路の内周面に押圧
し、その後、管ライニング材を加温等してこれに含浸さ
れた硬化性樹脂を硬化させ、硬化した管ライニング材に
よって管路の内周面にライニングを施す工法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記管路補
修工法に使用される管ライニング材に硬化性樹脂を含浸
させる方法としては、例えば、管ライニング材の一端か
らバキュームホースを差し込み、他端から硬化性樹脂を
注入し、前記バキュームホースによって樹脂吸収材を真
空引きしながら前記硬化性樹脂を樹脂吸収材に含浸せし
める方法が採用されている。
修工法に使用される管ライニング材に硬化性樹脂を含浸
させる方法としては、例えば、管ライニング材の一端か
らバキュームホースを差し込み、他端から硬化性樹脂を
注入し、前記バキュームホースによって樹脂吸収材を真
空引きしながら前記硬化性樹脂を樹脂吸収材に含浸せし
める方法が採用されている。
【0004】しかしながら、上記方法では、硬化性樹脂
の含浸が進むに従ってバキュームホースを引いてこれの
開口部を移動させながら作業を行なう必要があり、この
ために作業性が悪く、硬化性樹脂の含浸をスムーズに行
なうことができないという問題があった。
の含浸が進むに従ってバキュームホースを引いてこれの
開口部を移動させながら作業を行なう必要があり、この
ために作業性が悪く、硬化性樹脂の含浸をスムーズに行
なうことができないという問題があった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、管ライニング材に樹脂を作業
性良くスムーズに含浸せしめることができる管ライニン
グ材への樹脂含浸方法を提供することにある。
で、その目的とする処は、管ライニング材に樹脂を作業
性良くスムーズに含浸せしめることができる管ライニン
グ材への樹脂含浸方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、管状の樹脂吸収材の外周にフィルムをコ
ーティングして成る管ライニング材の一端からバキュー
ムホースを差し込み、他端から硬化性樹脂を注入し、前
記バキュームホースによって樹脂吸収材を真空引きしな
がら前記硬化性樹脂を樹脂吸収材に含浸せしめる管ライ
ニング材への樹脂含浸方法において、管ライニング材に
はその一端から長さの異なる複数のバキュームホースを
差し込み、これらのバキュームホースの真空源との接続
を切り換えるようにしたことを特徴とする。
め、本発明は、管状の樹脂吸収材の外周にフィルムをコ
ーティングして成る管ライニング材の一端からバキュー
ムホースを差し込み、他端から硬化性樹脂を注入し、前
記バキュームホースによって樹脂吸収材を真空引きしな
がら前記硬化性樹脂を樹脂吸収材に含浸せしめる管ライ
ニング材への樹脂含浸方法において、管ライニング材に
はその一端から長さの異なる複数のバキュームホースを
差し込み、これらのバキュームホースの真空源との接続
を切り換えるようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係る樹脂の含浸方法においては、管ラ
イニング材内にはその長さ方向に所定の間隔でバキュー
ムホースが開口しており、管ライニング材への樹脂の含
浸が進むに従ってバキュームホースの真空源との接続を
バルブによって切り換えれば、管ライニング材はそれぞ
れのバキュームホースによって長さ方向に連続的に真空
引きされるため、該管ライニング材への樹脂の含浸がス
ムーズになされる。そして、この場合、従来のように単
一のバキュームホースを引いてその開口部を移動させる
必要がないため、作業性が一段と高められる。
イニング材内にはその長さ方向に所定の間隔でバキュー
ムホースが開口しており、管ライニング材への樹脂の含
浸が進むに従ってバキュームホースの真空源との接続を
バルブによって切り換えれば、管ライニング材はそれぞ
れのバキュームホースによって長さ方向に連続的に真空
引きされるため、該管ライニング材への樹脂の含浸がス
ムーズになされる。そして、この場合、従来のように単
一のバキュームホースを引いてその開口部を移動させる
必要がないため、作業性が一段と高められる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0009】図1は管ライニング材1の斜視図、図2乃
至図5は管ライニング材1の製造方法をその工程順に示
す説明図である。
至図5は管ライニング材1の製造方法をその工程順に示
す説明図である。
【0010】本実施例に係る管ライニング材1は、図1
に示すように、ポリエステル、アクリル、ナイロン、ポ
リプロピレン等の不織布から成る管状の樹脂吸収材2の
外周面に、ポリエチレン、ナイロン−ポリエチレン共重
合体、EVA、ポリプロピレン等のチューブ状プラスチ
ック3を密着コーティングして構成され、こは次の工程
を経て製造される。
に示すように、ポリエステル、アクリル、ナイロン、ポ
リプロピレン等の不織布から成る管状の樹脂吸収材2の
外周面に、ポリエチレン、ナイロン−ポリエチレン共重
合体、EVA、ポリプロピレン等のチューブ状プラスチ
ック3を密着コーティングして構成され、こは次の工程
を経て製造される。
【0011】即ち、図2に示すように、樹脂吸収材2よ
りも若干大径のチューブ状プラスチックフィルム3内に
樹脂吸収材2を通し、図3に示すように、該樹脂吸収材
2に、真空ポンプ4に接続されたバキュームホース5を
接続し、真空ポンプ4を駆動して樹脂吸収材2を真空引
きする。すると、図示のように、プラスチックフィルム
3は樹脂吸収材2に発生する負圧に引かれて樹脂吸収材
2の外表面に密着する。
りも若干大径のチューブ状プラスチックフィルム3内に
樹脂吸収材2を通し、図3に示すように、該樹脂吸収材
2に、真空ポンプ4に接続されたバキュームホース5を
接続し、真空ポンプ4を駆動して樹脂吸収材2を真空引
きする。すると、図示のように、プラスチックフィルム
3は樹脂吸収材2に発生する負圧に引かれて樹脂吸収材
2の外表面に密着する。
【0012】そして、上記状態を保ったまま、図4に示
すように、密着状態にある樹脂吸収材2とプラスチック
フィルム3の上下に配された複数のヒータ6を図示矢印
方向に移動させてプラスチックフィルム3を端から順次
加熱すれば、該プラスチックフィルム3が樹脂吸収材2
の外周面に溶着一体化し、図1に示す管ライニング材1
が得られる。尚、前記ヒータ6としては、スチーム、電
気等を熱源とするものが採用される。
すように、密着状態にある樹脂吸収材2とプラスチック
フィルム3の上下に配された複数のヒータ6を図示矢印
方向に移動させてプラスチックフィルム3を端から順次
加熱すれば、該プラスチックフィルム3が樹脂吸収材2
の外周面に溶着一体化し、図1に示す管ライニング材1
が得られる。尚、前記ヒータ6としては、スチーム、電
気等を熱源とするものが採用される。
【0013】或いは、図5に示すように、内部に高温の
油、湯等の熱媒7を収容したタンク8を用意し、このタ
ンク8内の熱媒7内に、密着状態にある樹脂吸収材2と
プラスチックフィルム3を複数のローラ9をガイドとし
て通すことによって、プラスチックフィルム3を加熱し
てこれを樹脂吸収材2の外周面に溶着一体化させるよう
にしても良い。
油、湯等の熱媒7を収容したタンク8を用意し、このタ
ンク8内の熱媒7内に、密着状態にある樹脂吸収材2と
プラスチックフィルム3を複数のローラ9をガイドとし
て通すことによって、プラスチックフィルム3を加熱し
てこれを樹脂吸収材2の外周面に溶着一体化させるよう
にしても良い。
【0014】以上のように、本実施例に係る管ライニン
グ材1においては、プラスチックフィルム3が樹脂吸収
材2に溶着一体化されているため、当該管ライニング材
1を不図示の管路内に挿入したときにプラスチックフィ
ルム3と樹脂吸収材2とがズレることがなく、プラスチ
ックフィルム3のみに過大な引張力が作用することによ
って該フィルム3が切れてしまうという問題が発生せ
ず、該管ライニング材1の耐久性が高められる。
グ材1においては、プラスチックフィルム3が樹脂吸収
材2に溶着一体化されているため、当該管ライニング材
1を不図示の管路内に挿入したときにプラスチックフィ
ルム3と樹脂吸収材2とがズレることがなく、プラスチ
ックフィルム3のみに過大な引張力が作用することによ
って該フィルム3が切れてしまうという問題が発生せ
ず、該管ライニング材1の耐久性が高められる。
【0015】次に、管ライニング材1への硬化性樹脂の
含浸方法を図6及び図7に基づいて説明する。尚、図6
は本発明に係る樹脂含浸方法を示す側断面図、図7は同
平面図である。
含浸方法を図6及び図7に基づいて説明する。尚、図6
は本発明に係る樹脂含浸方法を示す側断面図、図7は同
平面図である。
【0016】本実施例においては、管ライニング材1内
には、その一端(図中、右端)から長さの異なる3本の
バキュームホース10,11,12が幅方向に並設され
て差し込まれており、これらはそれぞれバルブV1,V
2,V3を介して真空ポンプ13に接続されている。従
って、管ライニング材1内にはその長さ方向に所定の間
隔ΔS1,ΔS2(=20〜30m)でバキュームホー
ス10,11,12がそれぞれ開口している。
には、その一端(図中、右端)から長さの異なる3本の
バキュームホース10,11,12が幅方向に並設され
て差し込まれており、これらはそれぞれバルブV1,V
2,V3を介して真空ポンプ13に接続されている。従
って、管ライニング材1内にはその長さ方向に所定の間
隔ΔS1,ΔS2(=20〜30m)でバキュームホー
ス10,11,12がそれぞれ開口している。
【0017】一方、管ライニング材1内には、これの他
端側(図中、左端)からホース14にて所要量の硬化性
樹脂15が注入される。
端側(図中、左端)からホース14にて所要量の硬化性
樹脂15が注入される。
【0018】而して、本実施例においては、上記硬化性
樹脂15は管ライニング材1の左端から含浸されてい
く。即ち、バルブV1のみを開いて他のバルブV2,V
3を閉じた状態で前記真空ポンプ13を駆動すれば、一
番長いバキュームホース10によって管ライニング材1
の左側部分が真空引きされ、この部分に発生する負圧に
よって硬化性樹脂15が管ライニング材1の左側部分に
含浸されていく。そして、管ライニング材1の左側部分
への硬化性樹脂15の含浸が終了した時点でバルブV1
を閉め、バルブV2のみを開けると、今度は2番目に長
いバキュームホース11によって管ライニング材1の中
央部分が真空引きされ、前記と同様にこの中央部分に硬
化性樹脂15が含浸されていく。
樹脂15は管ライニング材1の左端から含浸されてい
く。即ち、バルブV1のみを開いて他のバルブV2,V
3を閉じた状態で前記真空ポンプ13を駆動すれば、一
番長いバキュームホース10によって管ライニング材1
の左側部分が真空引きされ、この部分に発生する負圧に
よって硬化性樹脂15が管ライニング材1の左側部分に
含浸されていく。そして、管ライニング材1の左側部分
への硬化性樹脂15の含浸が終了した時点でバルブV1
を閉め、バルブV2のみを開けると、今度は2番目に長
いバキュームホース11によって管ライニング材1の中
央部分が真空引きされ、前記と同様にこの中央部分に硬
化性樹脂15が含浸されていく。
【0019】又、上記管ライニング材1の中央部分への
硬化性樹脂が終了した時点でバルブV2を閉め、バルブ
V3のみを開けると、一番短いバキュームホース12に
よって管ライニング材1の右側部分が真空引きされ、こ
の部分に硬化性樹脂15が含浸され、斯くて管ライニン
グ材1には硬化性樹脂15がその全長に亘って含浸され
る。
硬化性樹脂が終了した時点でバルブV2を閉め、バルブ
V3のみを開けると、一番短いバキュームホース12に
よって管ライニング材1の右側部分が真空引きされ、こ
の部分に硬化性樹脂15が含浸され、斯くて管ライニン
グ材1には硬化性樹脂15がその全長に亘って含浸され
る。
【0020】以上のように、本実施例に係る樹脂含浸方
法では、管ライニング材1内にはその長さ方向に所定の
間隔ΔS1,ΔS2でバキュームホース10,11,1
2が開口しており、管ライニング材1への硬化性樹脂1
5の含浸が進むに従ってバキュームホース10,11,
12の真空ポンプ13との接続がバルブV1,V2,V
3によって切り換えられるため、管ライニング材1はそ
れぞれのバキュームホース10,11,12によって長
さ方向に連続的に真空引きされ、該管ライニング材1へ
の硬化性樹脂15の含浸がスムーズになされる。そし
て、この場合、従来のように単一のバキュームホースを
引いてその開口部を移動させる必要がないため、作業性
が一段と高められる。
法では、管ライニング材1内にはその長さ方向に所定の
間隔ΔS1,ΔS2でバキュームホース10,11,1
2が開口しており、管ライニング材1への硬化性樹脂1
5の含浸が進むに従ってバキュームホース10,11,
12の真空ポンプ13との接続がバルブV1,V2,V
3によって切り換えられるため、管ライニング材1はそ
れぞれのバキュームホース10,11,12によって長
さ方向に連続的に真空引きされ、該管ライニング材1へ
の硬化性樹脂15の含浸がスムーズになされる。そし
て、この場合、従来のように単一のバキュームホースを
引いてその開口部を移動させる必要がないため、作業性
が一段と高められる。
【0021】ところで、実際には、管ライニング材1の
縦断面における四隅部分には硬化性樹脂15が十分に含
浸されにくいことが多いが、斯かる場合には、図8に示
すように、その部分に通気性の高い別部材16を設けれ
ば、この別部材16部分が空気の通り道となって該部分
に高い負圧が発生するため、硬化性樹脂15がその部分
にも十分含浸されることとなって好都合である。
縦断面における四隅部分には硬化性樹脂15が十分に含
浸されにくいことが多いが、斯かる場合には、図8に示
すように、その部分に通気性の高い別部材16を設けれ
ば、この別部材16部分が空気の通り道となって該部分
に高い負圧が発生するため、硬化性樹脂15がその部分
にも十分含浸されることとなって好都合である。
【0022】尚、以上は特に地上での樹脂含浸作業につ
いて説明したが、図9に示すような管路20内に引き込
まれた管ライニング材1への硬化性樹脂15の含浸は、
流体圧によって反転されるオープンライナー17によっ
て管ライニング材1を押し広げながらなされる。
いて説明したが、図9に示すような管路20内に引き込
まれた管ライニング材1への硬化性樹脂15の含浸は、
流体圧によって反転されるオープンライナー17によっ
て管ライニング材1を押し広げながらなされる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る樹脂含浸方法においては、管ライニング材内にはそ
の長さ方向に所定の間隔でバキュームホースが開口して
おり、管ライニング材への樹脂の含浸が進むに従ってバ
キュームホースの真空源との接続をバルブによって切り
換えれば、管ライニング材はそれぞれのバキュームホー
スによって長さ方向に連続的に真空引きされるため、該
管ライニング材への樹脂の含浸が作業性良くスムーズに
なされる。
係る樹脂含浸方法においては、管ライニング材内にはそ
の長さ方向に所定の間隔でバキュームホースが開口して
おり、管ライニング材への樹脂の含浸が進むに従ってバ
キュームホースの真空源との接続をバルブによって切り
換えれば、管ライニング材はそれぞれのバキュームホー
スによって長さ方向に連続的に真空引きされるため、該
管ライニング材への樹脂の含浸が作業性良くスムーズに
なされる。
【図1】管ライニング材の斜視図である。
【図2】管ライニング材の製造方法をその工程順に示す
説明図である。
説明図である。
【図3】管ライニング材の製造方法をその工程順に示す
説明図である。
説明図である。
【図4】管ライニング材の製造方法をその工程順に示す
説明図である。
説明図である。
【図5】管ライニング材の製造方法をその工程順に示す
説明図である。
説明図である。
【図6】本発明に係る樹脂含浸方法を示す側断面図であ
る。
る。
【図7】本発明に係る樹脂含浸方法を示す平面図であ
る。
る。
【図8】別実施例に係る管ライニング材の斜視図であ
る。
る。
【図9】本発明の変更実施例に係る樹脂含浸方法を示す
側断面図である。
側断面図である。
1 管ライニング材 2 樹脂吸収材 3 プラスチックフィルム 6 ヒータ 7 熱媒 10,11,12 バキュームホース 13 真空ポンプ(真空源) 15 硬化性樹脂 V1,V2,V3 バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 啓之 埼玉県所沢市林1丁目194番地の4株式 会社オール内 (56)参考文献 特開 昭59−232821(JP,A) 特開 昭60−242038(JP,A) 特開 平4−59227(JP,A) 特開 昭62−9953(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 管状の樹脂吸収材の外周にフィルムをコ
ーティングして成る管ライニング材の一端からバキュー
ムホースを差し込み、他端から硬化性樹脂を注入し、前
記バキュームホースによって樹脂吸収材を真空引きしな
がら前記硬化性樹脂を樹脂吸収材に含浸せしめる管ライ
ニング材への樹脂含浸方法において、管ライニング材に
はその一端から長さの異なる複数のバキュームホースを
差し込み、これらのバキュームホースの真空源との接続
を切り換えるようにしたことを特徴とする管ライニング
材への樹脂含浸方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348523A JP2537111B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 管ライニング材への樹脂含浸方法 |
US07/987,488 US5354586A (en) | 1991-12-06 | 1992-12-07 | Tubular lining material and a method for impregnating the same with a hardenable resin |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348523A JP2537111B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 管ライニング材への樹脂含浸方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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