JP2536930Y2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2536930Y2
JP2536930Y2 JP1989059577U JP5957789U JP2536930Y2 JP 2536930 Y2 JP2536930 Y2 JP 2536930Y2 JP 1989059577 U JP1989059577 U JP 1989059577U JP 5957789 U JP5957789 U JP 5957789U JP 2536930 Y2 JP2536930 Y2 JP 2536930Y2
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paper
recording paper
recording
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JP1989059577U
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尚省 長田
稜雄 高梨
英史 田中
茂 加藤
敏克 市東
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリンタ,複写機,ファックス等に記録紙
を給紙するための給紙装置に関する。
〔従来の技術〕
給紙装置は記録紙が重ね合わされて収納されているト
レーを含み、このトレーは、従来、プリンタ等の本体の
側壁に設けた装着部に横若しくは斜め方向より外部に突
出した状態で装着されている。しかし、トレーをプリン
タ等の本体に突出させて装着する場合はトレーの突出寸
法分だけ大きな空間を必要としてしまうので、プリンタ
等の本体側の小型化を図ってもこれを設置する空間を有
効に利用することができない。また、この場合、記録紙
が外部に露出した状態でトレーが装着されているため、
記録紙に塵埃が付着して記録不良等が生じ易い。記録紙
の露出を防止すべくトレーをダストカバーにて覆うこと
も行なわれているが、この場合には記録紙の補給作業が
面倒になってしまう上に給紙装置もその分だけ高価にな
ってしまう。
そこで、本出願人は、第6図に示す給紙装置を提案し
た。即ち、この給紙装置はトレー1と、トレー1内に配
されて一端側下面がコイルスプリング2にて支持されて
いる受板3と、本体としてのプリンタ内に配されている
給紙ローラ4とを備え、トレー1には複数の記録紙5が
受板3上で重ね合わされた状態で収納されている。一
方、プリンタはケーシング6内に位置しているプラテン
ローラ7と、その周面に設けられているクランプ爪7a
と、湾曲形状を有して導入路を形成しているガイド板8
A,8Bと、ケーシング6の側壁の開口部6aに回動可能に取
付けられている開閉部材9とを備えている。
給紙装置のトレー1をプリンタに装着する場合には、
開閉部材9を二点鎖線で示す位置まで回動させ、ケーシ
ング6の開口部6aよりトレー1を挿入する。トレー1は
図示しない案内手段にて実線で示す位置まで案内され、
プリンタ内で装着される。トレー1の装着後に開閉部材
9を実線で示す閉位置まで回動すると、その曲面9aがガ
イド板8Bと連続的な曲面を形成する。
給紙時点では給紙ローラ4が下動して最上位の記録紙
5に圧着され、該ローラ4が図示しない駆動モータにて
矢印方向に回動駆動される。従って、最上位の記録紙5
は下方の記録紙より分離されて曲面9a及びガイド板8Bに
沿って案内され、その先端がガイド板8A,8Bにてクラン
プ爪7aに導入される。
よって、クランプ爪7aにて記録紙5をクランプし、プ
ラテンローラ7を回転駆動することにより、記録紙5に
所望の印刷を行なうことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第6図に示す給紙装置では、ガイド板8A,8B
及び開閉部材9を設けるための空間をケーシング6内に
確保する必要があるので、プリンタ等の本体が大型化し
てしまう。従って、例え、トレー1を本体内に装着して
も設置空間を有効に利用することができない。また、こ
のように、曲面9aとガイド板8A,8Bに沿って記録紙5を
案内する場合には、給送距離が大きいので、給送に多大
な時間を要してしまう上に給送不良が生じたり、記録紙
に傷が付されてしまう虞れがある。
本考案はこのような点を解決するためになされたもの
で、プリンタ等の本体を大型化することなくトレーを内
部に装着でき、しかも記録紙を傷を付すことなく短時間
で確実に給送することができる給紙装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の給紙装置は、トレー内に湾曲面を有する受部
材を介して記録紙を重ね合わせて収納すると共に係止部
及び分離爪を有する係止部材を最上位の記録紙の先端と
後端とに係止させて記録紙を湾曲面に沿って湾曲させ、
駆動制御部にて給紙ローラを逆転させて最上位の記録紙
を逆送し、記録紙の先端を係止部材より外した後給送ロ
ーラを正転し、この外れた記録紙の先端を分離部材にて
分離,案内することを特徴とする。
〔作用〕
トレーに重ね合わせて収納した記録紙の最上位の記録
紙の先端及び後端に係止部材を係止させ、全ての記録紙
を受部材の湾曲面に沿って強制的に湾曲させる。
給紙ローラを逆転させて最上位の記録紙を逆送する
と、該記録紙は先端が係止部材より外れることから直線
状になり、記録紙の先端が下方の記録紙より離間する。
その後給紙ローラを正転させると、最上位の記録紙が
その先端を下方の記録紙より離間させた状態で給送さ
れ、分離部材にて所定位置まで分離,案内される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る給紙装置をプリンタと共に示す
断面図、第2図は同装置の斜視図である。
本考案の給紙装置はトレー10を備え、このトレー10内
には板状の受部材11が上下動可能に配されている。受部
材11は記録紙12の給送方向(矢印参照)に沿って所定の
曲率で湾曲され、湾曲面11a上に複数の記録紙12が重ね
合わされている。受部材11の略中心部は竹の子ばね13に
よりトレー10内で弾性的に支持されている。トレー10の
前壁10Cと後壁10Dの各上端には内方に折曲げられている
折曲部から成る係止部材14と、他の係止部材を兼ねてい
る一対の分離爪15,15とがそれぞれ設けられ、係止部材1
4と分離爪15,15には最上位の記録紙12の先端12aと後端1
2bとが係止し、これにより複数の記録紙12が受部材11の
湾曲面11aに沿って強制的に湾曲されている。トレー10
の両側壁10A,10Aには、第2図に示すように、長溝から
成る案内溝10Bが設けられ、これら案内溝10B,10Bにはト
レー10がプリンタ内に挿入された場合プリンタ側の案内
棒16が係入する。従って、トレー10は案内棒16を介して
プリンタの所定位置に案内され装着されることになる。
プリンタ内には給紙ローラ17が配されている。この給
紙ローラ17のシャフト17aは図示しない駆動機構を介し
て給送用のモータ18にて回転駆動される。このモータ18
は駆動回路を含む駆動制御部19にて後述するように制御
される。
プリンタのプラテンローラ20の斜め下方には断面略三
角形の分離部材21が配されている。この分離部材21は記
録紙12の先端12aを他の記録紙12より分離してプラテン
ローラ20周面のクランプ爪20aに案内する。
尚、プラテンローラ20の上方にはサーマルヘッド22が
配されている。
次に、本考案の給紙装置の動作を第3図乃至第5図を
参照して説明する。
先ず、第3図に示すように、トレー10を記録紙12を収
納した状態でプリンタ内に挿入し、案内溝10B及び案内
棒16を介して図示の所定位置に装着する。
この状態において、印刷開始ボタン(図示せず)が押
下されると、第4図に示すように、給紙ローラ17が図示
しない下動手段にて下動され、最上位の記録紙12の中央
よりやや後端12b側に圧接する。
次に、駆動制御部19はモータ18を制御し、給紙ローラ
17を矢印で示すように逆転させる。従って、最上位の記
録紙12は後端12b側が分離爪15,15にて他の記録紙12より
分離されつつ逆方向に給送される。
この最上位の記録紙12の先端12aが係止部材14より外
れ、かつ分離部材21の下方を通過するまで該記録紙12が
逆送されると、給紙ローラ17の逆転が停止する。この状
態においては最上位の記録紙12は、第4図に示すよう
に、それ自身の弾性によって元の直線状態に戻るので、
先端12aが下方の記録紙より離間する。この給紙ローラ1
7の停止は、例えば記録紙の先端を検出するセンサーな
どの検出部の信号によって、駆動制御部19を介したモー
タ18の制御によってなされる。
次いで、駆動制御部19はモータ18を制御し、給紙ロー
ラ17を、第5図に示すように、矢印方向に正転させる。
従って、最上位の記録紙12は先端12aが下方の記録紙よ
り離間したまま所定の給送方向に給送されるので、この
先端12aが分離部材21にて他の記録紙より確実に分離さ
れ、かつ案内されてクランプ爪20aに係入される。
その後は、給紙ローラ17が上動されて給紙動作が終了
し、印刷動作が開始する。即ち、この印刷動作の開始に
より、クランプ爪20aが記録紙12の先端12aをクランプす
ると共に、プラテンローラ20が回転して記録紙12の先端
12aをサーマルヘッド22の下方の印刷開始位置まで案内
する。その後サーマルヘッド22は図示しない圧着機構に
て記録紙12及び図示しない転写紙を介してプラテンロー
ラ20の周面に圧着され、図示しない通電制御部にて所定
の発熱素子に通電される。従って、記録紙12に所望の印
刷が行なわれる。
このように、記録紙12を最小距離だけ給送させる構成
の給紙装置を用いる場合にはプリンタを大型化すること
なくトレー10を内部に装着することができる。また、給
送距離が小さいので、記録紙の給送を短時間で行なうこ
とができる上に記録紙に傷が付されることもなくなる。
上記実施例において、受部材11に代えて弾性を有する
板材を用い、この板材をコイルばねにて支持して強制的
に湾曲させるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、装置本体に装脱着されるべく移動自
在に構成され、その内部に記録紙が重ね合わせて収納さ
れているトレーと、 記録時、前記トレーが前記装置本体内の所定位置に装
着された際、前記トレーの上方に配置されるべく、装置
本体内に設けられたプラテンローラと、前記本体内に配
され前記トレー内の最上位の記録紙に圧着され、その回
転で該記録紙を他の重ね合わされている記録紙から分離
して前記プラテンローラ上に給送する給紙ローラとを備
える給紙装置において、記録紙の給紙方向に沿った湾曲
面を有し、前記トレー内で重ね合わされている記録紙を
弾性的に支持する受け部材と、前記重ね合わされている
記録紙のうちの最上位の記録紙の先端と後端とをそれぞ
れ前記湾曲面に沿った状態に保持する係止部及び分離爪
を有する係止部材と、前記最上位の記録紙の後端を前記
分離爪より分離させると共に該記録紙の後端が前記トレ
ーから突出しつつ、その先端が前記係止部より外れる位
置まで逆送すべく前記給紙ローラを逆転させ、その後該
記録紙を前記プラテンローラ上に給送すべく給紙ローラ
を正転させる駆動制御部材と、装置本体内で、前記プラ
テンローラ近傍に設けられ、給送時、該記録紙の先端を
係止する前記係止部材と前記給紙ローラ間に位置して前
記係止部材より外れた前記記録紙の先端を分離して前記
プラテンローラ上に案内する分離部材とを設けてなる構
成としたので、プリンタ等の本体を大型化することなく
トレーを内部に装着でき、しかも短時間で記録紙を傷つ
けることなく給送することができ、また、分離部材を装
置本体内に設けた構成のため、トレーを移動させ、装置
本体外に出した状態で記録紙を補充するに際し、すこぶ
る便利である等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る給紙装置をプリンタと共に示す断
面図、第2図は同装置の斜視図、第3図乃至第5図は同
装置の動作を説明するための断面図、第6図は先に提案
した給紙装置をプリンタと共に示す断面図である。 10……トレー、11……受部材、11a……湾曲面、12……
記録紙、12a……先端、14,14′……係止部材、15……爪
部材、17……給紙ローラ、18……モータ、19……駆動制
御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 市東 敏克 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 審査官 関谷 一夫 (56)参考文献 実開 昭62−164247(JP,U) 実開 昭52−87250(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に装脱着さるべく移動自在に構成
    され、その内部に記録紙が重ね合わせて収納されている
    トレーと、 記録時、前記トレーが前記装置本体内の所定位置に装着
    された際、前記トレーの上方に配置されるべく、装置本
    体内に設けられたプラテンローラと、 前記本体内に配され前記トレー内の最上位の記録紙に圧
    着され、その回転で該記録紙を他の重ね合わされている
    記録紙から分離して前記プラテンローラ上に給送する給
    紙ローラとを備える給紙装置において、 記録紙の給紙方向に沿った湾曲面を有し、前記トレー内
    で重ね合わされている記録紙を弾性的に支持する受け部
    材と、 前記重ね合わされている記録紙のうちの最上位の記録紙
    の先端と後端とをそれぞれ前記湾曲面に沿った状態に保
    持する係止部及び分離爪を有する係止部材と、 前記最上位の記録紙の後端を前記分離爪より分離させる
    と共に該記録紙の後端が前記トレーから突出しつつ、そ
    の先端が前記係止部より外れる位置まで逆送すべく前記
    給紙ローラを逆転させ、その後該記録紙を前記プラテン
    ローラ上に給送すべく給紙ローラを正転させる駆動制御
    部材と、 装置本体内で、前記プラテンローラ近傍に設けられ、給
    送時、該記録紙の先端を係止する前記係止部材と前記給
    紙ローラ間に位置して前記係止部材より外れた前記記録
    紙の先端を分離して前記プラテンローラ上に案内する分
    離部材とを設けてなる給紙装置。
JP1989059577U 1989-05-23 1989-05-23 給紙装置 Expired - Lifetime JP2536930Y2 (ja)

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JPH02149641U JPH02149641U (ja) 1990-12-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103159050A (zh) * 2011-12-15 2013-06-19 柯尼卡美能达商用科技株式会社 图像形成装置

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JPH0634727B2 (ja) * 1984-08-17 1994-05-11 東レ株式会社 ベクタ−および形質転換体

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CN103159050A (zh) * 2011-12-15 2013-06-19 柯尼卡美能达商用科技株式会社 图像形成装置
CN103159050B (zh) * 2011-12-15 2016-03-30 柯尼卡美能达商用科技株式会社 图像形成装置

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JPH02149641U (ja) 1990-12-20

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