JP2536863Y2 - 表示パネル - Google Patents

表示パネル

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JP2536863Y2
JP2536863Y2 JP12298890U JP12298890U JP2536863Y2 JP 2536863 Y2 JP2536863 Y2 JP 2536863Y2 JP 12298890 U JP12298890 U JP 12298890U JP 12298890 U JP12298890 U JP 12298890U JP 2536863 Y2 JP2536863 Y2 JP 2536863Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電子機器等においてリモートコントロール
用の受光部や発光素子等の前面を覆い、キャビネットに
固定される表示パネルに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の表示パネルは、透光性を有する合成樹
脂板の表面あるいは裏面からキャビネットと同色あるい
は近似色の印刷を施して、第４図に示すように所定位置
にリモートコントロール装置の光線を透過する受光窓5b
や、発光素子の光を透過させる発光窓5cを形成したもの
であり、表面の隅部等目立たない箇所に、上記窓の形状
や位置の違い等を識別するための表示5aを異なる色彩等
で付していた。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述した従来の表示パネルでは、部品の識別記号等の
表示を異なる印刷色で印刷しなくてはならず、印刷工程
数が増大し、作業能率が悪いという問題点を有してお
り、またキャビネットの所定位置に取り付けられた完成
状態で、上記表示が装置の外部に露呈することから目障
りで、商品性を損なうという問題点も有していた。
本考案は、上記従来の問題点を解決しようとするもの
である。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、識別記号等の表示を透光性を有する窓と同
様に透明あるいは略透明状に残して印刷することにより
上記従来の問題点を解決した。
〈作用〉 表示パネルに設けられた透明あるいは略透明状の表示
は、周囲とのコントラストにより、組立時、外部から容
易に識別でき、キャビネットへの取り付け後は、背後の
キャビネット色により殆ど外部から目立たなくなるもの
である。
〈実施例〉 以下図面に示す実施例に基づき本考案を詳細に説明す
る。
第２図は、本考案の表示パネルの簡略正面図であり、
図示したように本考案の表示パネル１は、従来と同様に
透光性を有する合成樹脂板の表面あるいは裏面からキャ
ビネット（図示せず）と同色あるいは近似色の印刷を施
して、所定位置にリモートコントロール装置の光線を透
過する受光窓5bや、発光素子の光を透過させる発光窓5c
等の窓部を形成したものである。ここにおいて、本考案
では、上記表示パネル１の隅部等の目立たない箇所に部
品コード1a等の表示を印刷残として同時に形成してい
る。
上記表示パネル１は、第１図に示すように電子機器等
のキャビネット３の前面に取り付けられ、外部のリモー
トコントロール装置（図示せず）からの信号は、上記受
光窓1cを通して装置内部のホトダイオード等の受光素子
4bに伝達され、発光ダイオード等の発光素子4aの光は、
上記発光窓1bを通して外部から確認できるようになって
いる。
尚、第４図中、符号２は上記表示パネル１の前面を覆
う透明な窓板、４は上記発光素子4aや受光素子4bが取り
付けられたプリント基板を示す。
又、第３図は本考案の他の実施例を示しており、上記
部品コード1aに代えて、取付方向等を示す記号1a′を設
けたものである。
以上のように本考案の表示パネルでは、部品コードや
記号等の表示が印刷残として現出するので、キャビネッ
トへの取付前の状態では、光に透かすと周囲とのコント
ラスト差により、容易に識別でき、異なるパネルを用い
たり、取付方向を間違えるなどという誤りが防止され、
取付後は、背後のキャビネットの色彩により、上記表示
は外部から目立たなくなるものである。
尚、本実施例では、受光窓と発光窓を表示パネルに設
けた例を示したが、窓部は識別記号等の表示と共に、印
刷残として形成されていれば良く、その位置、形状、個
数等は図示しない実施例に限らない事、勿論である。
〈考案の効果〉 以上のように本考案の表示パネルは、印刷により窓部
を形成する際に、同時に部品コード等の表示を印刷残と
して形成するので、従来のものに比し、印刷工程数が少
なく、作業能率が向上する。又、上記表示は、透明ある
いは略透明状に形成されるので、キャビネットへの取付
後は、背後の色彩に紛れて外部から目立たなくなり、組
立時の識別性を損なう事なく、完成品の商品性を向上さ
せることができるという従来には見られない優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第１図は、実施例の取付状態横断斜視図、 第２図は、同上、簡略正面図、 第３図は、他の実施例の簡略正面図、 第４図は、従来例の簡略正面図である。 １……表示パネル、1a……部品コード 1a′……記号、1b……発光窓 1c……受光窓

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】受光あるいは発光用の窓部を除いて、取り
    付けるキャビネットと同色あるいは近似色の印刷を施し
    た透光性を有する合成樹脂板の所定位置に、部品コード
    や取付方向等の表示を透明あるいは略透明状に現出した
    ことを特徴とする表示パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006014762A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Newgin Corp 遊技機用透明板ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006014762A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Newgin Corp 遊技機用透明板ユニット
JP4588374B2 (ja) * 2004-06-30 2010-12-01 株式会社ニューギン 遊技機用透明板ユニット

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