JP2536856B2 - ジヤツキ - Google Patents
ジヤツキInfo
- Publication number
- JP2536856B2 JP2536856B2 JP61503190A JP50319086A JP2536856B2 JP 2536856 B2 JP2536856 B2 JP 2536856B2 JP 61503190 A JP61503190 A JP 61503190A JP 50319086 A JP50319086 A JP 50319086A JP 2536856 B2 JP2536856 B2 JP 2536856B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crank handle
- joint sleeve
- gear
- drive gear
- jack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F3/00—Devices, e.g. jacks, adapted for uninterrupted lifting of loads
- B66F3/08—Devices, e.g. jacks, adapted for uninterrupted lifting of loads screw operated
- B66F3/16—Devices, e.g. jacks, adapted for uninterrupted lifting of loads screw operated actuated through bevel-wheel gearings
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Geology (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、荷重を支持する歯車ケースを高さ調節可
能に担持し、上端に一緒に回転するねじ棒歯車が取付け
られているねじ棒と、ねじ棒歯車とほぼ直角に配置され
ていて、ねじ棒歯車と噛合する駆動歯車と、歯車ケース
の中を延びていて、そこから引抜かれないように設けら
れている端部を有するクランクハンドルとを具えてい
て、クランク端部は継手スリーブ中に回転しないように
嵌入されており、継手スリーブが駆動歯車と連結して回
転可能となっているジャッキに関する。
能に担持し、上端に一緒に回転するねじ棒歯車が取付け
られているねじ棒と、ねじ棒歯車とほぼ直角に配置され
ていて、ねじ棒歯車と噛合する駆動歯車と、歯車ケース
の中を延びていて、そこから引抜かれないように設けら
れている端部を有するクランクハンドルとを具えてい
て、クランク端部は継手スリーブ中に回転しないように
嵌入されており、継手スリーブが駆動歯車と連結して回
転可能となっているジャッキに関する。
この種のジャッキは、西ドイツの実用新案第1929691
号で公知となっており、駆動歯車とクランクハンドルと
の連結は、クランクハンドルに設けられているぎざぎざ
部をプレスばめすることによって遂行される。このぎざ
ぎざ部と歯車ケースのブッシュとの間には、このぎざぎ
ざ部が組込まれた後に、これが2度と引出されないよう
に、クランクハンドルの部分にフランジが設けられてい
る。クランクハンドルとそのフランジのぎざぎざ部は、
組立に当たって軸受を貫通しなければならないので、こ
のぎざぎざ部が軸受の内径を上回わっている外径を有し
ていると、この際プラスチック製の軸受を破壊すること
となるので、これを避けなければならないという問題が
ある。殊に駆動歯車は、クランクハンドルのぎざぎざ部
が嵌合する組付部が十分な長さの接合面を有する太く大
きなものとしなければならないという問題がある。
号で公知となっており、駆動歯車とクランクハンドルと
の連結は、クランクハンドルに設けられているぎざぎざ
部をプレスばめすることによって遂行される。このぎざ
ぎざ部と歯車ケースのブッシュとの間には、このぎざぎ
ざ部が組込まれた後に、これが2度と引出されないよう
に、クランクハンドルの部分にフランジが設けられてい
る。クランクハンドルとそのフランジのぎざぎざ部は、
組立に当たって軸受を貫通しなければならないので、こ
のぎざぎざ部が軸受の内径を上回わっている外径を有し
ていると、この際プラスチック製の軸受を破壊すること
となるので、これを避けなければならないという問題が
ある。殊に駆動歯車は、クランクハンドルのぎざぎざ部
が嵌合する組付部が十分な長さの接合面を有する太く大
きなものとしなければならないという問題がある。
そこでこの発明の目的は、このような問題を解消する
ために、偏平な駆動歯車がねじれ防止付きでクランクハ
ンドルに固定されることができるように、クランクハン
ドルの端部を、ジャッキを組立てるために駆動歯車に差
込む場合に、軸受又は駆動ケースに損傷を及ぼす危険性
のないジャッキを提供するにある。
ために、偏平な駆動歯車がねじれ防止付きでクランクハ
ンドルに固定されることができるように、クランクハン
ドルの端部を、ジャッキを組立てるために駆動歯車に差
込む場合に、軸受又は駆動ケースに損傷を及ぼす危険性
のないジャッキを提供するにある。
この発明の目的は、駆動歯車と連動式に組立てられて
いる、溝を有する継手スリーブに、クランクハンドルの
端部を回転しないように係合させることによって解決さ
れている。
いる、溝を有する継手スリーブに、クランクハンドルの
端部を回転しないように係合させることによって解決さ
れている。
この発明において、クランクハンドルは駆動歯車と直
接には連結されておらず、一方では駆動歯車の噛合及び
荷重条件に適合しており、他方ではクランクハンドルの
端部のそれらの条件に一層良好に適合しているという長
所を有している部品を仲立ちとして連結されていること
が重要である。全部品の組立てについても、一緒に連結
すべき部品が先ずオープン式継手スリーブと共にその組
込み位置へ設置され、しかもどの部品にも変形をひきお
こさせずに設置されるように改良されている。クランク
ハンドルを組込むために間隔をおいて設置されたオープ
ン式継手スリーブの両縁部は、ここで簡単に一緒に折曲
げられ、その結果ジャッキの歯車はすぐそのまま使用可
能になる。
接には連結されておらず、一方では駆動歯車の噛合及び
荷重条件に適合しており、他方ではクランクハンドルの
端部のそれらの条件に一層良好に適合しているという長
所を有している部品を仲立ちとして連結されていること
が重要である。全部品の組立てについても、一緒に連結
すべき部品が先ずオープン式継手スリーブと共にその組
込み位置へ設置され、しかもどの部品にも変形をひきお
こさせずに設置されるように改良されている。クランク
ハンドルを組込むために間隔をおいて設置されたオープ
ン式継手スリーブの両縁部は、ここで簡単に一緒に折曲
げられ、その結果ジャッキの歯車はすぐそのまま使用可
能になる。
このジャッキの実施例において、クランクハンドルの
端部は、継手スリーブの縦穴中へかみ込んでいる突状部
を有している。この突状部も縦穴もクランクハンドル又
は継手スリーブの製造と共に1つの作業工程中に完成さ
れるので、クランクハンドル及び継手スリーブの連結に
要する費用は極く廉価である。
端部は、継手スリーブの縦穴中へかみ込んでいる突状部
を有している。この突状部も縦穴もクランクハンドル又
は継手スリーブの製造と共に1つの作業工程中に完成さ
れるので、クランクハンドル及び継手スリーブの連結に
要する費用は極く廉価である。
継手スリーブは、クランクハンドルと継手スリーブと
の隔たりに相当する距離は、ほぼ等しいかみ合わせ深さ
をとって設置されていることから歯車を組立てる際に
は、この継手スリーブは、クランクハンドルの突状部
が、その差込み側の端に突当ったり、組立てを妨げたり
することなしに、継手スリーブ中へ差込まれるように下
げられることができる。
の隔たりに相当する距離は、ほぼ等しいかみ合わせ深さ
をとって設置されていることから歯車を組立てる際に
は、この継手スリーブは、クランクハンドルの突状部
が、その差込み側の端に突当ったり、組立てを妨げたり
することなしに、継手スリーブ中へ差込まれるように下
げられることができる。
歯車ケース又はクランクハンドルのクランク側の軸受
は、クランクハンドルの輪郭に相当するプロフィールの
貫通用の溝を有している。この貫通溝は、摩擦力を克服
することなく、即ち、歯車ケース又は軸受を破壊する危
険性もなしに、クランクハンドル又は突状部を押込むこ
とができる。
は、クランクハンドルの輪郭に相当するプロフィールの
貫通用の溝を有している。この貫通溝は、摩擦力を克服
することなく、即ち、歯車ケース又は軸受を破壊する危
険性もなしに、クランクハンドル又は突状部を押込むこ
とができる。
クランクハンドルの両側は、必要に応じて潤滑剤用の
穴を備えている歯車ケースのプラスチック製軸受中に据
付けられている。この軸受は、歯車装置の軽快な動きや
すさを保証するものである。そしてこれは互いに摩擦し
合っている部品の動きの重さと損傷を受ける危険性を伴
なっていると思われることから、歯車ケースに接して駆
動歯車と継手スリーブを設けることを阻止している。
穴を備えている歯車ケースのプラスチック製軸受中に据
付けられている。この軸受は、歯車装置の軽快な動きや
すさを保証するものである。そしてこれは互いに摩擦し
合っている部品の動きの重さと損傷を受ける危険性を伴
なっていると思われることから、歯車ケースに接して駆
動歯車と継手スリーブを設けることを阻止している。
この継手スリーブは、駆動歯車の厚みにおおむね相当
する長さを取除かれた端部を有しており、こちら側の端
部はU字形を有しており、駆動歯車のほぼ直角の溝にか
み込んでいる。このためこの部分に関連する構成要素を
示す簡単な実施例では、大きい回転力であっても型崩れ
しないかみ合わせ連結ができていることが明らかとなっ
ている。継手スリーブのこの端部の切落しは、継手スリ
ーブのかみ合わせ部分において駆動歯車中へU字形の脚
が短縮されているため、継手スリーブの立上がっている
両縁部はクランクハンドルの端を差込んだ後に、継手ス
リーブと駆動歯車との連結の強さに影響を及ぼすことな
しに変形されることになる。
する長さを取除かれた端部を有しており、こちら側の端
部はU字形を有しており、駆動歯車のほぼ直角の溝にか
み込んでいる。このためこの部分に関連する構成要素を
示す簡単な実施例では、大きい回転力であっても型崩れ
しないかみ合わせ連結ができていることが明らかとなっ
ている。継手スリーブのこの端部の切落しは、継手スリ
ーブのかみ合わせ部分において駆動歯車中へU字形の脚
が短縮されているため、継手スリーブの立上がっている
両縁部はクランクハンドルの端を差込んだ後に、継手ス
リーブと駆動歯車との連結の強さに影響を及ぼすことな
しに変形されることになる。
継手スリーブのクランクハンドル側の端部は、軸受に
隣接している継手スリーブの斜面及びこれらの両部品の
摩擦を減少させる目的で面取りを施されている。
隣接している継手スリーブの斜面及びこれらの両部品の
摩擦を減少させる目的で面取りを施されている。
ねじ棒歯車及び駆動歯車は打抜加工によって形成され
る。この2個の歯車の歯車ケース中での配置は、この種
の簡単な歯車を完全に隔離することができる。しかしク
ランクハンドルと駆動歯車とのこの発明に従った連結
は、かさ歯車による歯車装置の場合にも用いられること
ができる。
る。この2個の歯車の歯車ケース中での配置は、この種
の簡単な歯車を完全に隔離することができる。しかしク
ランクハンドルと駆動歯車とのこの発明に従った連結
は、かさ歯車による歯車装置の場合にも用いられること
ができる。
駆動歯車はクランクハンドルの端部に変位可能に設け
られており、継手スリーブによって歯車ケース又は軸受
に隣接するように据付けられているので、駆動歯車とク
ランクハンドルの端部との間の連結の強さは、駆動歯車
にかかる力によって影響されることはない。それは密着
により作用されるように連結されているのではなく、継
手スリーブを仲立ちとして連結式接合であるからであ
る。また駆動歯車は、クランクハンドルの自由端に設置
されており、このことから歯車装置の組立ては一層簡単
に行なわれる。
られており、継手スリーブによって歯車ケース又は軸受
に隣接するように据付けられているので、駆動歯車とク
ランクハンドルの端部との間の連結の強さは、駆動歯車
にかかる力によって影響されることはない。それは密着
により作用されるように連結されているのではなく、継
手スリーブを仲立ちとして連結式接合であるからであ
る。また駆動歯車は、クランクハンドルの自由端に設置
されており、このことから歯車装置の組立ては一層簡単
に行なわれる。
この発明は、図面に示されている実施例に基づいて一
層詳細に説明される。第1図は、ジャッキの上部の横断
面図、第2図は、第1図の部分中のA−B線に沿った断
面図、第3図は、駆動小車及び継手スリーブの組立てら
れる以前の拡大図である。
層詳細に説明される。第1図は、ジャッキの上部の横断
面図、第2図は、第1図の部分中のA−B線に沿った断
面図、第3図は、駆動小車及び継手スリーブの組立てら
れる以前の拡大図である。
第1図に示されているジャッキ10の上部には、支脚11
及びねじ棒12が示されており、このねじ棒12は支脚11の
上端上にひっ掛かってねじ棒取付部13によって支持され
ている。ねじ棒12は支脚11の上端と連結されている歯車
ケース16中にある歯車装置15を介してクランクハンドル
14によって駆動される。歯車ケース16は歯車装置15をU
字形に包囲しており、その上部には同じくU字形の90゜
ずらして置かれているカバープレート17があって、これ
は歯車ケース16の外側の縁18を外から包囲しており、そ
こにはスナップ連結具19がつけられている。
及びねじ棒12が示されており、このねじ棒12は支脚11の
上端上にひっ掛かってねじ棒取付部13によって支持され
ている。ねじ棒12は支脚11の上端と連結されている歯車
ケース16中にある歯車装置15を介してクランクハンドル
14によって駆動される。歯車ケース16は歯車装置15をU
字形に包囲しており、その上部には同じくU字形の90゜
ずらして置かれているカバープレート17があって、これ
は歯車ケース16の外側の縁18を外から包囲しており、そ
こにはスナップ連結具19がつけられている。
ジャッキの歯車装置15は、クランクハンドル14によっ
て駆動される駆動歯車20と、ねじ棒12の上端とねじり防
止つきで連結されているねじ棒歯車21とを有している。
クランクハンドル14を回わすと、ねじ棒歯車21は駆動歯
車20と一緒に回転されるためねじ棒12も回転し、このね
じ棒12上で高さ調節自在である回転装置の荷重アーム
は、上方又は下方へ調整され、この結果自動車は持上げ
られるか又は持下げられることになる。支持部に搭載さ
れた自動車の重量は、ここでは図示されていない荷重ア
ームから、ねじ棒12、ねじ棒歯車21及びねじ棒取付部13
を順々に経て支脚11へ、それから図示されていない地面
まで伝えられる。
て駆動される駆動歯車20と、ねじ棒12の上端とねじり防
止つきで連結されているねじ棒歯車21とを有している。
クランクハンドル14を回わすと、ねじ棒歯車21は駆動歯
車20と一緒に回転されるためねじ棒12も回転し、このね
じ棒12上で高さ調節自在である回転装置の荷重アーム
は、上方又は下方へ調整され、この結果自動車は持上げ
られるか又は持下げられることになる。支持部に搭載さ
れた自動車の重量は、ここでは図示されていない荷重ア
ームから、ねじ棒12、ねじ棒歯車21及びねじ棒取付部13
を順々に経て支脚11へ、それから図示されていない地面
まで伝えられる。
駆動歯車20は、クランクハンドル14の端部22に取付け
られており、クランクハンドルの端部22上で両方向へ位
置をずらすことができるので、ねじ棒歯車21との噛合が
常に保証される位置を確保しておくことが必要とされ
る。この駆動歯車20の位置を確保する役目を引受けるの
は軸受23,24と継手スリーブ25とである。
られており、クランクハンドルの端部22上で両方向へ位
置をずらすことができるので、ねじ棒歯車21との噛合が
常に保証される位置を確保しておくことが必要とされ
る。この駆動歯車20の位置を確保する役目を引受けるの
は軸受23,24と継手スリーブ25とである。
これらの軸受23,24は、歯車ケース16の穴26にはめら
れており、それぞれ環状フランジ27を有している。この
両環状フランジ27は駆動歯車20と継手スリーブ25をそれ
ぞれの間に閉込めており、他方では歯車ケース16の内壁
に接しているので、駆動歯車20に必要とされる位置を確
保している。
れており、それぞれ環状フランジ27を有している。この
両環状フランジ27は駆動歯車20と継手スリーブ25をそれ
ぞれの間に閉込めており、他方では歯車ケース16の内壁
に接しているので、駆動歯車20に必要とされる位置を確
保している。
軸受23,24は、それぞれプラスチックでつくられてお
り、このためほとんど摩擦が起きないことが保証されて
いる。このほか、軸受23は潤滑剤用の穴28を有している
ので、この穴28の内側は潤滑剤によって満たされること
ができ、その上クランクハンドル14の自由端部22であっ
て、駆動歯車20から大きな力がかかる箇所も、適当に注
油されていることになる。
り、このためほとんど摩擦が起きないことが保証されて
いる。このほか、軸受23は潤滑剤用の穴28を有している
ので、この穴28の内側は潤滑剤によって満たされること
ができ、その上クランクハンドル14の自由端部22であっ
て、駆動歯車20から大きな力がかかる箇所も、適当に注
油されていることになる。
この潤滑剤は、軸受23の環状フランジ27に接する駆動
歯車を支持している部分まで到達しているので、ここに
おいても摩擦による消耗は阻止されることになる。
歯車を支持している部分まで到達しているので、ここに
おいても摩擦による消耗は阻止されることになる。
軸受24にも同様に潤滑剤を供給するのに役立っている
貫通溝29が設けられているけれど、この貫通溝29はジャ
ッキの歯車装置15を組立てる際に、クランクハンドル14
の突条部30を貫通させるのに役立っている。
貫通溝29が設けられているけれど、この貫通溝29はジャ
ッキの歯車装置15を組立てる際に、クランクハンドル14
の突条部30を貫通させるのに役立っている。
突条部30は、継手スリーブ25の縦穴31に嵌入している
ので、クランクハンドル14を回転すると、継手スリーブ
25も同様に回わされる。継手スリーブ25は、切欠端部32
が駆動歯車20の溝33にはまっている。継手スリーブ25の
切欠端部32はU字形となっており、溝33は長方形を呈し
ている。従って継手スリーブ25と、駆動歯車20は回転す
ることなく連結されているため、クランクハンドル14の
回転は、駆動歯車20の回転に常に対応することが明らか
となる。ここではクランクハンドル14は引抜かれること
なしに歯車装置15と連結されている。これは、突条部30
が軸受24の貫通溝29から引抜かれることのないように、
突条部30が縦穴31に嵌入しているからである。第3図で
はU字形となっており、第2図では折曲げられて図示さ
れている継手スリーブ25の縁部34は、組立作業後いっし
よに折曲げられるとき、クランクの取り外すのに必要と
される突条部30の相対運動を阻止している。歯車装置は
内部の摩擦消耗を減らすために役立っているのは、継手
スリーブ25の円錐側に施こされている面取部35である。
ので、クランクハンドル14を回転すると、継手スリーブ
25も同様に回わされる。継手スリーブ25は、切欠端部32
が駆動歯車20の溝33にはまっている。継手スリーブ25の
切欠端部32はU字形となっており、溝33は長方形を呈し
ている。従って継手スリーブ25と、駆動歯車20は回転す
ることなく連結されているため、クランクハンドル14の
回転は、駆動歯車20の回転に常に対応することが明らか
となる。ここではクランクハンドル14は引抜かれること
なしに歯車装置15と連結されている。これは、突条部30
が軸受24の貫通溝29から引抜かれることのないように、
突条部30が縦穴31に嵌入しているからである。第3図で
はU字形となっており、第2図では折曲げられて図示さ
れている継手スリーブ25の縁部34は、組立作業後いっし
よに折曲げられるとき、クランクの取り外すのに必要と
される突条部30の相対運動を阻止している。歯車装置は
内部の摩擦消耗を減らすために役立っているのは、継手
スリーブ25の円錐側に施こされている面取部35である。
しかし継手スリーブ25は、間隔保持器と連結部品とし
て役立っているだけではなくて、クランクハンドルの端
部22を強化するためにも役立っている。この強化は重要
である。それはがたがたとならないように荷重アームを
ジャッキの脚へ固定する場合、ねじ棒12はクランクハン
ドルの端部22及び継手スリーブ25から構成されている軸
に突張っているからである。
て役立っているだけではなくて、クランクハンドルの端
部22を強化するためにも役立っている。この強化は重要
である。それはがたがたとならないように荷重アームを
ジャッキの脚へ固定する場合、ねじ棒12はクランクハン
ドルの端部22及び継手スリーブ25から構成されている軸
に突張っているからである。
歯車装置15の組立ては、ねじ棒取付部13とねじ棒12を
組込んだ後、カバープレート17が取外されている場合に
は、先ず軸受23,24及び駆動歯車20が、第3図の矢印の
方向へ組立てられた継手スリーブ25により、歯車ケース
内へ組込まれることによって遂行される。この場合、継
手スリーブ25には、その底がねじ棒の方へ持下げられ得
るほどの遊びが設けられており、即ち少くともねじ棒の
上方にある強化底の回わりの組込み位置に遊びは設けら
れている。下へ下げられるため突条部30は、貫通溝29を
通って、これが縦穴31の上部に位置するまで押込まれ
る。次いで継手スリーブ25は第1図と第2図に示されて
いる位置に達するまで持上げられる。引続いて上方の縁
部34は第3図に示されている位置から、第2図に示され
ている位置まで折曲げられ、そして歯車装置の組立て
は、カバープレート17を設置することによって完了す
る。
組込んだ後、カバープレート17が取外されている場合に
は、先ず軸受23,24及び駆動歯車20が、第3図の矢印の
方向へ組立てられた継手スリーブ25により、歯車ケース
内へ組込まれることによって遂行される。この場合、継
手スリーブ25には、その底がねじ棒の方へ持下げられ得
るほどの遊びが設けられており、即ち少くともねじ棒の
上方にある強化底の回わりの組込み位置に遊びは設けら
れている。下へ下げられるため突条部30は、貫通溝29を
通って、これが縦穴31の上部に位置するまで押込まれ
る。次いで継手スリーブ25は第1図と第2図に示されて
いる位置に達するまで持上げられる。引続いて上方の縁
部34は第3図に示されている位置から、第2図に示され
ている位置まで折曲げられ、そして歯車装置の組立て
は、カバープレート17を設置することによって完了す
る。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−44170(JP,U) 実公 昭56−49998(JP,Y2) 米国特許4006993(US,A)
Claims (10)
- 【請求項1】荷重を支持する歯車ケース16を高さ調節可
能に担持し、上端に一緒に回転するねじ棒歯車21が取付
けられているねじ棒12と、ねじ棒歯車21とほぼ直角に配
置されていて、ねじ棒歯車21と噛合する駆動歯車20と、
歯車ケース16の中を延びていて、そこから引抜かれない
ように設けられている端部22を有するクランクハンドル
14とを具えていて、端部22は継手スリーブ25中に回転し
ないように嵌入されており、継手スリーブ25が駆動歯車
20と連結して回転可能となっているジャッキにおいて、
継手スリーブ25は駆動歯車20と別体とはなっているが、
一緒に回転するように形成されていて、長手方向に延び
ていて開口している両縁部34を有しており、この継手ス
リーブ25の開口部からクランクハンドル14の端部22を嵌
入したうえ、継手スリーブ25の両縁部34を折曲閉鎖して
クランクハンドル14の端部22を継手スリーブ25に装着し
ていることを特徴とするジャッキ。 - 【請求項2】クランクハンドル14の端部22は、継手スリ
ーブ25の縦穴31に嵌入している突条部30を有しているこ
とを特徴とする請求の範囲第1項記載のジャッキ。 - 【請求項3】継手スリーブ25は、クランクハンドル14の
端部22と、継手スリーブ25との間の嵌合深さにほぼ相当
する隔たりを、ねじ棒の端部の上に設けていることを特
徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のジャッ
キ。 - 【請求項4】クランクハンドル14の軸受24は、クランク
ハンドル14の端部22のプロフィールに対応した輪郭の貫
通溝29を有していることを特徴とする請求の範囲第1項
乃至同第3項のいずれか1つに記載のジャッキ。 - 【請求項5】クランクハンドル14の端部22は、プラスチ
ック製軸受23,24によって支持され、一方のプラスチッ
ク製軸受23は潤滑剤用の穴28を備えていることを特徴と
する請求の範囲第1項乃至同第4項のいずれか1つに記
載ジャッキ。 - 【請求項6】継手スリーブ25は、駆動歯車20の厚みにほ
ぼ対応している長さを切除された端部36を有しており、
この端部36は、ほぼU字形となっており、駆動歯車20の
ほぼ長方形の溝33中に嵌入していることを特徴とする請
求の範囲第1項乃至同第5項のいずれか1つに記載のジ
ャッキ。 - 【請求項7】継手スリーブ25のクランクハンドル側の端
には面取部が設けられていることを特徴とする請求の範
囲第1項乃至同第6項のいずれか1つに記載のジャッ
キ。 - 【請求項8】ねじ棒歯車21と駆動歯車20は、偏平に打抜
加工によって形成されたものであることを特徴とする請
求の範囲第1項乃至同第7項のいずれか1つに記載のジ
ャッキ。 - 【請求項9】駆動歯車20は、クランクハンドル14の端部
22に嵌着されていて、軸受23に隣接するように継手スリ
ーブ25によって位置決めされていることを特徴とする請
求の範囲第1項乃至同第8項のいずれか1つに記載のジ
ャッキ。 - 【請求項10】駆動歯車20は、クランクハンドル14の端
部22の自由端に設けられていることを特徴とする請求の
範囲第1項乃至同第9項のいずれか1つに記載のジャッ
キ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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