JP2536733Y2 - 記録紙後処理装置 - Google Patents

記録紙後処理装置

Info

Publication number
JP2536733Y2
JP2536733Y2 JP1991008433U JP843391U JP2536733Y2 JP 2536733 Y2 JP2536733 Y2 JP 2536733Y2 JP 1991008433 U JP1991008433 U JP 1991008433U JP 843391 U JP843391 U JP 843391U JP 2536733 Y2 JP2536733 Y2 JP 2536733Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
drive motor
discharge tray
tray
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991008433U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0496458U (ja
Inventor
和憲 久保田
秀夫 山崎
幸孝 中里
健次 山田
靖夫 小数賀
雄一 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1991008433U priority Critical patent/JP2536733Y2/ja
Publication of JPH0496458U publication Critical patent/JPH0496458U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2536733Y2 publication Critical patent/JP2536733Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は複写機、プリンタなどの
画像形成装置により排出される記録紙を収納する排紙ト
レイを有する記録紙後処理装置に係り、特に記録紙の収
納量に応じて排紙トレイが上下動する方式の記録紙後処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は排紙トレイが上下動する方式の従
来例の記録紙後処理装置の要部構成図、図3は同じく駆
動モータ制御回路図である。図2において、101は排
紙トレイ、102は記録紙を下側端に寄せる寄せロー
ラ、103は排紙ローラ、104は支点104aを中心
に回動する支持アーム、105は暴走防止用マイクロス
イツチ、106はそのアクチエータである。寄せローラ
102は支持アーム104の先端部に取り付けてあり、
また、排紙ローラ103は支点104aと同軸的に設け
てあり、さらにアクチエータ106は支持アーム104
の後端部に設けてある。一方、図3において、107は
排紙トレイ101の上下動を制御するCPU、108は
モータ制御部、109はモータドライバ回路、110は
駆動(直流)モータ(M)である。
【0003】図示しない搬送ローラ等により複写済の記
録紙が搬送され、排紙ローラ103によつて排紙トレイ
101上に排紙される。排紙された記録紙は自重と寄せ
コロ102の摩擦搬送により排紙トレイ101の図示し
ない下端部に突き当てられ、揃えられる。記録紙が順次
排紙されてゆくにつれて排紙トレイ101上に積載され
た記録紙により寄せコロ102が上昇し、それにつれて
支持アーム104が支軸104aを中心に図2で反時計
回り方向に回動し、支持アーム104の他端部の所定量
下降により排紙トレイ101または排紙トレイ101
上に積載された記録紙の通常動作時の上限を検知する
示しない上限スイツチが閉じる。その閉じ動作に基づい
て図3に示すモータ制御部108からの制御信号によつ
トランジスタ112,115がオフ、113,114
がオンになるから、駆動モータ110からマイクロスイ
ツチ105に向かつて駆動電流が流れ、駆動モータ11
0が正回転し、その回転力が図示しない駆動ベルトを介
して排紙トレイ101の図示しない上下動機構に伝達さ
、排紙トレイ101下降る。排紙トレイ101が
所定距離下降すると、支持アーム104の他端部の所定
量の上昇により上記上限スイツチが開いて、その開動作
に基づいモータ制御部108からの制御信号によつて
トランジスタ113,114もオフになるから、駆動モ
ータ110への電力供給が断たれ、駆動モータ110が
回転を停止する。排紙トレイ101上に所定量の記録紙
が排紙される毎に上述の排紙トレイ101の下降動作が
繰り返されて、排紙トレイ101上の記録紙最上面がほ
ぼ定位置にあるように排紙トレイ101の上下位置が
御される。所定量の記録紙の排紙動作が終了し、記録紙
束が排紙トレイ101上から取り除かれると、モータ制
御部108からの制御信号によつてトランジスタ11
2,115がオン、トランジスタ113,114がオフ
となり、駆動モータ110が逆回転して排紙トレイ10
1を上昇させる。排紙トレイ101上面により寄せコロ
102が上昇し、支持アーム104の他端部が上記上限
スイツチを押下げると、上記上限スイツチが閉じ、モー
タ制御部108からの制御信号によつてトランジスタ1
12,115もオフとなり、駆動モータ110が回転を
停止することにより排紙トレイ101が初期位置に復帰
る。上述のように排紙トレイ101の上昇は通常、上
上限スイツチの排紙トレイ101の上限位置検知によ
つて規制され、一定の上限を越えることはないが、上記
上限スイツチの故障等によつて排紙トレイ101が暴走
して機器を破損することがないように、排紙トレイ10
1の暴走防止のためのマイクロスイツチ105が設けら
れている。排紙トレイ101が矢印a方向に上限を越え
て上昇すると、寄せローラ102と当接しこれ押し
上げられる支持アーム104は支点104aを中心とし
て矢印b方向に回動し、また、寄せローラ102と支点
104aを挟んで対向した位置にあるアクチエータ10
6が矢印c方向に回動して、マイクロスイツチ105の
可動子部分を押下する。これによりマイクロスイツチ1
05は開かれ、駆動モータ110の電源が断されて排
紙トレイ101の上昇が停止し、排紙トレイ101の暴
防止る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術においては、排紙トレイ101が上限を越えて上昇
することによりマイクロスイツチ105が開かれると、
駆動モータ110の電源供給機械的に遮断されるた
め、駆動モータ110を正回転させて排紙トレイ101
を下降させ元の動作域方向への移動動作を行わせるこ
とが不可能である。このため排紙トレイ101を手作業
で下げる煩雑な作業をオペレータもしくはサービスマン
が実施しなければならず、使い勝手が悪いという不具合
があつた。本考案はそのような不具合を解消し、規定の
上方移動範囲外へ移動した排紙トレイの暴走防止
非常停止手段の動作により排紙トレイが停止した時に、
排紙トレイの移動範囲への速やかな復帰動作が可能な
記録紙後処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像形成装
置より排出される記録紙を収納する排紙トレイと、該排
紙トレイ上の記録紙の収納量に応じて該記録紙最上面が
ほぼ定位置にあるように前記排紙トレイを下降させる
共に、前記排紙トレイ上の記録紙束が排紙トレイ上から
取り除かれると前記排紙トレイを上昇させて初期位置に
復帰させる正逆転可能な駆動モータとを有する記録紙後
処理装置において、前記排紙トレイが規定の上移動範
囲外へ移動した時、前記排紙トレイの該規定の上方移動
範囲外への移動を検知して前記駆動モータへの電源供給
を断つ非常停止手段と、該非常停止手段の動作により停
止した前記駆動モータに源をすると共に逆回転さ
せて前記排紙トレイを前記移動範囲内に復帰させる移動
範囲復帰手段とを備えたことにより達成される。
【0006】
【作用】排紙トレイをオペレータが誤つて規定の上方移
範囲外へ移動させた場合、あるいは制御部が誤動作し
て排紙トレイが規定の上方移動範囲外へ移動した時、
常停止手段は排紙トレイの該規定の上方移動範囲外への
移動を検知して駆動モータへの電源供給を断つ。その
後、移動範囲復帰手段はこれにより停止した駆動モータ
電源を供給すると共に逆回転させて排紙トレイを規定
方移動範囲内に復帰させる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。なお、従来例と同一もしくは同一とみなせる個所に
は同一符号を付して重複する説明は省略した。本実施例
は図2に示す従来例の機構と変わりがないが、駆動モー
タ制御回路を図1に示す制御回路としたものである。す
なわち、直流用の駆動モータ110に直列接続されるマ
イクロスイツチ105(非常停止手段)に対してダイオ
ード(移動範囲復帰手段)111を駆動モータ110側
を陽極として並列に接続してある。
【0008】マイクロスイツチ105が閉じた状態で所
定量の記録紙の排紙動作が終了し、記録紙束が排紙トレ
イ101上から取り除かれると、モータ制御部108
移動範囲復帰手段、電源供給制御手段)からの制御信
号によりトランジスタ112,115がオン、トランジ
スタ113,114がオフ、駆動モータ110に
スイツチ105の方から電流が流れて、駆動モータ11
が逆回転することにより、排紙トレイ101が上方へ
移動する。排紙トレイ101が上限を越えて上方へ移動
し、支持アーム104の他端部の下降によりアクチエー
タ106がマイクロスイツチ105を押下すると、マイ
クロスイツチ105が開状態となり、駆動モータ110
への電源供給が遮断され、排紙トレイ101の上昇が停
止する。その後、排紙トレイ101を下降させて元の動
作域に復帰させるために、モータ制御部108の制御信
号によりトランジスタ112,115をオフ、トランジ
スタ113,114をオンにしてやるとダイオード11
1を介して順方向電流が流れるから、駆動モータ110
へ電源が供給されて回転し、これによつて排紙トレイ
101が動作域まで下降る。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、排紙トレイが規定の上
移動範囲外に移動した時、この排紙トレイの上方移動
範囲外への移動を検知して、上方に排紙トレイを移動さ
る駆動モータへの電源供給を絶ち、その後、停止した
駆動モータ電源供給すると共に逆回転させて排紙ト
レイを移動範囲内に復帰させるようにしたので、排紙ト
レイをオペレータが誤つて規定の上方移動範囲外へ移動
させた場合制御部が誤動作して排紙トレイが上方移動
範囲外へ移動し場合等でも、駆動モータの逆回転によ
り排紙トレイを上方移動範囲内へ速やかに復帰させるこ
とができるから、オペレータの手作業による復帰操作
不要にでき排紙トレイの上方移動範囲外への移動時
の操作性を向上させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る記録紙後処理装置の駆
動モータ制御回路図である。
【図2】従来例の記録紙後処理装置の構成図である。
【図3】従来例に係る記録紙後処理装置の駆動モータ制
御回路図である。
【符号の説明】
101 排紙トレイ 105 マイクロスイツチ 110 駆動モータ 111 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山田 健次 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)考案者 小数賀 靖夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)考案者 藤井 雄一 愛知県名古屋市東区泉2−28−24 ヨコ タビル リコーエレメツクス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−143165(JP,A)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置より排出される記録紙を収
    納する排紙トレイと、該排紙トレイ上の記録紙の収納量
    に応じて該記録紙最上面がほぼ定位置にあるように前記
    排紙トレイを下降させると共に、前記排紙トレイ上の記
    録紙束が排紙トレイ上から取り除かれると前記排紙トレ
    イを上昇させて初期位置に復帰させる正逆転可能な駆動
    モータとを有する記録紙後処理装置において、前記排紙
    トレイが規定の上移動範囲外へ移動した時、前記排紙
    トレイの該規定の上方移動範囲外への移動を検知して
    記駆動モータへの電源供給を断つ非常停止手段と、該
    常停止手段の動作により停止した前記駆動モータに
    すると共に逆回転させて前記排紙トレイを前記移
    動範囲内に復帰させる移動範囲復帰手段とを備えたこと
    を特徴とする記録紙後処理装置。
  2. 【請求項2】 駆動モータは直流用のモータであり、非
    常停止手段は上方移動範囲外に設けられ、前記駆動モー
    タと直列接続されたマイクロスイツチであり、移動範囲
    復帰手段は前記マイクロスイツチと並列接続され、前記
    排紙トレイを下降させる時に前記駆動モータへ流される
    電流の向きが順方向となるように接続されたダイオード
    と、前記非常停止手段が動作した後、前記駆動モータに
    流れる電流の向きが逆転するように電源の正負を切り換
    えて供給を行う電源供給制御手段とから成ることを特徴
    とする請求項1記載の記録紙後処理装置
JP1991008433U 1991-01-31 1991-01-31 記録紙後処理装置 Expired - Lifetime JP2536733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991008433U JP2536733Y2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 記録紙後処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991008433U JP2536733Y2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 記録紙後処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0496458U JPH0496458U (ja) 1992-08-20
JP2536733Y2 true JP2536733Y2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=31740777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991008433U Expired - Lifetime JP2536733Y2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 記録紙後処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2536733Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62166789A (ja) * 1986-01-18 1987-07-23 Sharp Corp 移動体駆動用モータ制御装置
JP2581910B2 (ja) * 1986-08-29 1997-02-19 ニスカ株式会社 シ−ト収容装置
JPS63143165A (ja) * 1986-12-04 1988-06-15 Canon Inc シ−ト材収容装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0496458U (ja) 1992-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6293716B1 (en) Media-activated transmission for modular autoduplex mechanism
RU2325698C2 (ru) Устройство подачи листов и устройство формирования изображения, содержащее устройство подачи листов
JP6218897B1 (ja) 記録装置
JPH04341454A (ja) シート収納装置
JP2536733Y2 (ja) 記録紙後処理装置
US7517078B2 (en) Image forming apparatus
US5771433A (en) Method and systems for holding image carrying media of various sizes
US20080018916A1 (en) Image forming apparatus and paper-feeding method thereof
JP2019112187A (ja) 記録媒体の給送装置および記録装置
JP2578504Y2 (ja) 紙葉搬送装置
US7325801B2 (en) Method and apparatus for detecting an absence of print media
JP3274496B2 (ja) 画像形成装置の給紙装置
JP5080870B2 (ja) シート状部材搬送装置
JP3650702B2 (ja) 給紙装置
JP2001130766A (ja) 給紙装置の制御方法およびその記録媒体
JPH0477284A (ja) 連続用紙の折畳みスタッカ
JP2821442B2 (ja) 印刷装置
JPH01288539A (ja) シート材給送装置
JP4337702B2 (ja) 給紙装置
JP3130885B2 (ja) 印刷装置
JPH1129246A (ja) 自動原稿搬送装置および原稿搬送方法
JPS5936058Y2 (ja) 回転ドラムにおける用紙自動着脱装置
JP3009906B2 (ja) 画像形成装置
JP2803302B2 (ja) 排紙収納装置
JP2001213530A (ja) 給紙装置及び画像形成装置