JP2536699B2 - 模擬ブレ―キ機構 - Google Patents

模擬ブレ―キ機構

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JP2536699B2 JP3282146A JP28214691A JP2536699B2 JP 2536699 B2 JP2536699 B2 JP 2536699B2 JP 3282146 A JP3282146 A JP 3282146A JP 28214691 A JP28214691 A JP 28214691A JP 2536699 B2 JP2536699 B2 JP 2536699B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は模擬乗物遊戯機に用いる
ブレーキング装置に関し、特にブレーキを踏み込んだと
きの踏み込み感覚を実際のブレーキと同様に得るための
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】業務用の模擬乗物遊戯機のブレーキ機構
の側面図を図4に示すと、ブレーキベダル01はペダル
02を縦長プレート03の縁に直角に溶着し、縦長プレ
ートの中央部に回動軸04を貫通させ、該回動軸04を
ブラケット05に回動自在に取付け、該回動軸04にト
ーションスプリング06を巻着させ、縦長プレート03
ブラケット05に対して手前側に付勢している。
【0003】ブレーキ操作にあたり、操作者が足でブレ
ーキペダル01を踏むと、ブレーキペダル01はトーシ
ョンスプリング06付勢に打ち勝って縦長プレート0
3が回動軸04で後方に傾動し、縦長プレート03の下
側端がブラケット05の下端に設けたストッパー07に
当接するまで踏み込まれる。ブレーキペダル01の踏み
込み状況は縦長プレート03に連接されたリンク機構0
8によってブラケット05に回動自在に取付けた切欠歯
車09を回転させ、該切欠歯車09がブラケットに取付
けたボリューム010の回転軸011の歯車に噛合して
ボリューム010の変化値を電気信号にして読み取って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のブレーキペダル
はトーションスプリングによってその踏み込みの反発力
を得ているので、踏み始め、踏み込み途中、踏み込み終
了時の反動力が踏み込み量に比例するのみで、本物のブ
レーキの踏み込みとは異なる感じであった。実際のブレ
ーキは踏みしろがあって、ペダルを踏み込むと除々に踏
む力が強まり、最後には強い力で踏まなければならない
のである。従って本考案では実際のブレーキング操作の
ときの感じを出すブレーキ機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、ブレーキペダルと、該ブレーキペダルに連接され該
ブレーキペダルの踏込みにより移動するプッシュロッド
と、該プッシュロッドにより押されベースに対し移動可
能な踏込板と、該踏込板の移動を受け前記プッシュロッ
ドが貫通するベースに固定された踏込受板と、前記踏込
板と前記踏込受 板との間に設けられ前記プッシュロッド
が挿通する弾性変形部材とからなる模擬ブレーキ機構と
した。 さらに上記課題を解決するために、ブレーキペダ
ルと、該ブレーキペダルに連接され該ブレーキペダルの
踏込みにより移動するプッシュロッドと、該プッシュロ
ッドにより押されベースに対し移動可能な踏込板と、該
踏込部の移動を受けるベースに固定された踏込受板と、
前記踏込板と前記踏込受板との間に設けられた弾性変形
部材とからなる模擬ブレーキ機構とした。 さらに、上記
弾性変形部材はゴム製である模擬ブレーキ機構とした。
【0006】
【作用】請求項1の作用を述べると、ブレーキペダルを
踏み込むことにより、プッシュロッドにより押される踏
込板が移動して踏込受板との間でプッシュロッドが貫通
する弾性変形部材が踏込受板と踏込板に挟まれ弾性変形
し、最初は少ない踏込力で変形し、操作者に弱い反動力
と感じさせ、さらにブレーキペダルを踏み込むと弾性変
形部材の変形力が大きくなり反動力が増すのである。
た、請求項2の作用を述べると、ブレーキペダルを踏み
込むことにより、プッシュロッドにより押される踏込板
が移動して、踏込受板との間で弾性変形する弾性変形部
材が弾性変形し、最少は少ない踏込力で変形し、操作者
に弱いに反動力を感じさせ、さらにブレーキペダルを踏
み込むことにより踏込板が移動して、踏込受板との間で
弾性変形する弾性変形部材の変形力が大きくなり反動力
が増すのである。 さらに、上記弾性変形部材をゴムとす
ることにより、ブレーキペダルの踏み込み力が非直線的
に反動力を生じさせる模擬ブレーキ機構となる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のブレーキ機構の分解斜視図を
示し、レーシングカーのテレビゲーム機や遊園地等に設
置される模擬乗物遊戯機等に採用可能なブレーキ機構で
あり、図2にはブレーキ機構の側面断面図を示す。
【0008】ブレーキペダル1は縦長の角棒2の上縁に
踏板3を溶着し、運転席の床のブラケット4に設けた
5にブレーキペダル1が前後方向に傾動自在に取付け
てある。該角棒2の途中には左右横方向に取付軸6を設
けてあり、該取付軸6の両端にはジョイント7を取付
け、各ジョイント7にはそれぞれリンクロッド8が取付
けられ、該リンクロッド8の他端には自在継手9を介し
てプッシュロッド10に取付けられている。これらは並
行に二連になっている。プッシュロッド10は長棒で中
央の段差部10aからペダル側の径が大きい大径部10
bで、ベース側の径が小さい小径部10cとなって、ブ
レーキ機構のベース11に位置する。
【0009】ベース11は平板をコ字に下面11aを多
少長めにして折り曲げ、縦面11bをブレーキペダル1
側に向けて床面に取付けてある。ベースの縦面11bの
中央高さの位置の左右には前記二連のプッシュロッド1
0を貫通させるに十分な大きさの丸穴11dが並んで開
口している。ベースの縦面11bを並行移動した形でベ
ース11の中央部にガイドホルダー12をベースの上面
11cと下面11aに固着し、さらにベースの上面11
cの端位置にも縦面11bを並行移動した形のガイドホ
ルダー13を固着してある。中央のガイドホルダー12
は縦面11b側に硬質樹脂の厚手の矩形のガイド14
がネジ15とナット16で取付けられる。該ガイド14
にはガイドホルダー12の穴12a位置にプッシュロッ
ドの大径部10bに合わせた丸穴14aが2つ設けてあ
る。
【0010】ベース11の上面端位置のガイドホルダー
13の外側にもガイド17がネジ18とナット19で取
付けられ、ガイド17はガイド14と同一形状である。
両ガイドホルダー12、13間には、中央のガイドホル
ダー12側にプッシュプレート20がある。該プッシュ
プレート20にはガイドホルダー12の二連の丸穴12
a位置にプッシュロッドの小径部10cの大きさの丸穴
20aが開設されている。ガイドプレート12の端部に
はL字のスイッチブラケット21がネジ22とナット2
3で取付けられ、該プッシュプレート20の端部に当接
するリミットスイッチ24がスイッチブラケット21に
ネジ25で取付板26を用いて取付けられている。従っ
てプッシュプレート20がガイドホルダー13側に移動
することにより、プッシュプレート20がリミットスイ
ッチ24のスイッチ片24aより離れるので、プッシュ
プレート20の移動を電気的に検出できる。ここでは、
リミットスイッチ24によりプッシュプレート20がガ
イドホルダー13側に一定距離以上移動したことを検出
している。
【0011】プッシュプレート20の次にはプレートホ
ルダー27が位置している。該プレートホルダー27
は、二段径の円筒で大径部27aはプッシュロッドの大
径部10bと同じで、大径部27aはプッシュプレート
20側にある。該プレートホルダー27の次には肉厚の
円筒形のゴム28が位置し、円筒形のゴム28は内径が
プレートホルダーの大径部27aの大きさで、長さは両
ガイドホルダー間の距離hである。
【0012】プッシュロッド10はブレーキペダル1か
ら連なっており、ベースの縦面の丸穴11dを貫通し、
中央のガイドホルダー12に固着されたガイドの丸穴1
4aを貫通してガイドホルダー12、13間でプッシュ
プレート20を介してゴム28を外周に取付けたプレー
トホルダー27を貫通し、外側のガイドホルダー13に
固着したガイドの丸穴17aに達し、プッシュロッドの
先端10dをナット29でネジ止めされている。上述し
たプッシュロッド10は二連になっており、其々プレー
トホルダー27、ゴム28は2つ並設されている。
【0013】上述したブレーキ機構についてその作用を
述べれば、ブレーキペダル1を踏み込むことにより、ブ
レーキペダル1に連接されたリンクロッド8は自由継手
9を介してプッシュロッド10を押す。そしてプッシュ
ロッド10はガイドホルダー12のガイド14の丸穴1
4aに摺動して押され、プッシュロッドの段差部10a
でプッシュプレート20を押し出し、プッシュプレート
20に押されたプレートホルダー27は外側のガイドホ
ルダー13に固定されたガイド17の丸穴17aに摺動
して押し出される。プッシュプレート20が押されると
リミットスイッチ24で電気的に検出されブレーキ信号
が発生される。この一連の動作によりプレートホルダー
27に取付けたゴム28はプッシュプレート20に押さ
れ、該プッシュプレート20と外側のガイドホルダー1
3に挟まれ圧縮され変形するのである。
【0014】図3には第2実施例として上述したブレー
キ機構をより簡略化した側面断面図を示す。これはブレ
ーキペダル1にジョイント7を介してプッシュロッド3
1を取付け、ベース11の中央に位置するガイドホルダ
ー12に硬質樹脂のガイド14を手前側にして固着し
てあり、ベース外側には穴のない背板30が取付けらて
いる。プッシュロッド31は段差部31aで大径部31
と先端の小径部31cに分けられ、小径部31cは短
く、中央のガイドホルダー12と外側の背板30間の距
離hの半分程の長さで、その段差部31aにはプッシュ
プレート20が位置し、小径部31cにはネジが切てあ
り、ナット32でプッシュプレート20を締め付けてい
る。該ナット32には、肉厚円筒形で背板30に達する
ゴム28が被せられている。
【0015】このブレーキ機構についてその作用を述べ
れば、ブレーキペダルを踏み込むことにより、ブレーキ
ペダルは連接されたプッシュロッドを押す。プッシュロ
ッドはガイドホルダのガイドの丸穴に摺動して押され、
段差部でプッシュプレートを押し出し、プッシュプレー
トで外側の板との間に位置するゴムを弾性変形させ
る。
【0016】第1実施例、第2実施例のブレーキ機構の
動きを説明すると、ブレーキペダルを踏むとプッシュプ
レートにより少しづつゴムが圧縮され、踏み込み続ける
とさらに力を加えなければならず、ブレーキペダルの踏
み込みに従ってゴムの圧縮力が大きくなるのである。な
お、本実施例ではプッシュロッドを並行にして二連式と
してあるが、勿論一つとしても構わない。
【0017】
【発明の効果】上記に説明した構成、作用により、ブレ
ーキペダル踏み込み距離によってブレーキペダルの
抵抗が増し、本物のレーシングカータイプのブレーキ
の踏み込み時の踏み込みの感じが模擬でき、従来では表
現できなかったブレーキの抵抗感が表現でき、テレビゲ
ーム等の模擬乗物遊戯機等に優れた模擬ブレーキ機構を
提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレーキ機構の分解斜視図である。
【図2】ブレーキ機構の側面断面図である。
【図3】第2実施例のブレーキ機構の側面断面図であ
る。
【図4】従来技術としての業務用の模擬乗物遊戯機のブ
レーキ機構の側面図である。
【符号の説明】
1…ブレーキペダル、2…角棒、3…踏板、4…ブラケ
ット、5…支軸、6…取付軸、7…ジョイント、8…リ
ングロッド、9…自在継手、10…プッシュロッド、1
1…ベース、12…ガイドホルダー、13…ガイドホル
ダー、14…ガイド、15…ネジ、16…ナット、17
…ガイド、18…ネジ、19…ナット、20…プッシュ
プレート、21…スイッチブラケット、22…ネジ、2
3…ナット、24…リミットスイッチ、25…ネジ、2
6…取付板、27…プレートホルダー、28…ゴム、2
9…ナット、30…背板、31…プッシュロッド、32
…ナット、

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルと、 該ブレーキペダルに連接され該ブレーキペダルの踏込み
    により移動するプッシュロッドと、 該プッシュロッドにより押されベースに対し移動可能な
    踏込板と、 該踏込板の移動を受け前記プッシュロッドが貫通するベ
    ースに固定された踏込受板と、 前記踏込板と前記踏込受板との間に設けられ前記プッシ
    ュロッドが挿通する弾性変形部材と、 からなることを特徴とする模擬ブレーキ機構。
  2. 【請求項2】 ブレーキペダルと、 該ブレーキペダルに連接され該ブレーキペダルの踏込み
    により移動するプッシュロッドと、 該プッシュロッドにより押されベースに対し移動可能な
    踏込板と、 該踏込部の移動を受けるベースに固定された踏込受板
    と、 前記踏込板と前記踏込受板との間に設けられた弾性変形
    部材と、 からなることを特徴とする模擬ブレーキ機構。
  3. 【請求項3】 弾性変形部材はゴム製であることを特徴
    とする請求項1乃至2項記載の模擬ブレーキ機構。
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