JP2536629B2 - カラ―陰極線管の露光装置における複合補正レンズ - Google Patents
カラ―陰極線管の露光装置における複合補正レンズInfo
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- JP2536629B2 JP2536629B2 JP1203164A JP20316489A JP2536629B2 JP 2536629 B2 JP2536629 B2 JP 2536629B2 JP 1203164 A JP1203164 A JP 1203164A JP 20316489 A JP20316489 A JP 20316489A JP 2536629 B2 JP2536629 B2 JP 2536629B2
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- lens
- ray tube
- cathode ray
- exposure apparatus
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/20—Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、シャドウマスク式カラー陰極線管のフェ
ースパネルの内面に三色蛍光面パターンを作成するのに
供されるカラー陰極線管の露光装置における複合補正レ
ンズに関するものである。
ースパネルの内面に三色蛍光面パターンを作成するのに
供されるカラー陰極線管の露光装置における複合補正レ
ンズに関するものである。
第３図はカラー陰極線管の一般的な露光装置を示す概
略正面図である。図において、（１）は左右一対の支持
壁（1a），（1b）を有する支持フレームであり、上下方
向においてそれぞれ所定の間隔を置いて複数の支持台
（2a），（2b），（2c），（2e）が取りつけられてい
る。（４）は取付部材（３）を介して上記支持台（2a）
上に固定された光源装置である。光源装置（４）のケー
ス（4a）内には、直管形の超高圧水銀灯のような線光源
（５）と、この線光源（５）から放射された露光光線
（６）の放射角を規制する規制窓（7a）を有する光透過
スリット（７）とが収納されている。（８）は上記支持
台（2b）に配置された光量補正フィルタである。
（９），（10）は一対の複合補正レンズである。各複合
補正レンズは複数のレンズ素子からなり、各レンズ素子
は単一連続曲面を持っている。かくして複合補正レンズ
（９），（10）は複合面からなり光偏向作用を有し、上
記露光光線（６）の光路と電子ビームの軌道とを一致さ
せるために、それぞれ支持台（2c），（2d）に位置調節
可能に装着されている。（11）はカラー陰極線管のフェ
ースパネルであり、内面を下向きにして上記支持台（2
e）のほぼ中央位に配置されている。（12）は上記フェ
ースパネル（11）の内側に形成された感光膜であり、感
光性樹脂に蛍光体を分散させたスラリを塗布し、これを
乾燥させたものである。（13）は上記感光膜（12）に所
定間隔を置いて対向配設されたシャドウマスクであり、
上記フェースパネル（11）に着脱可能に装着されてい
る。
略正面図である。図において、（１）は左右一対の支持
壁（1a），（1b）を有する支持フレームであり、上下方
向においてそれぞれ所定の間隔を置いて複数の支持台
（2a），（2b），（2c），（2e）が取りつけられてい
る。（４）は取付部材（３）を介して上記支持台（2a）
上に固定された光源装置である。光源装置（４）のケー
ス（4a）内には、直管形の超高圧水銀灯のような線光源
（５）と、この線光源（５）から放射された露光光線
（６）の放射角を規制する規制窓（7a）を有する光透過
スリット（７）とが収納されている。（８）は上記支持
台（2b）に配置された光量補正フィルタである。
（９），（10）は一対の複合補正レンズである。各複合
補正レンズは複数のレンズ素子からなり、各レンズ素子
は単一連続曲面を持っている。かくして複合補正レンズ
（９），（10）は複合面からなり光偏向作用を有し、上
記露光光線（６）の光路と電子ビームの軌道とを一致さ
せるために、それぞれ支持台（2c），（2d）に位置調節
可能に装着されている。（11）はカラー陰極線管のフェ
ースパネルであり、内面を下向きにして上記支持台（2
e）のほぼ中央位に配置されている。（12）は上記フェ
ースパネル（11）の内側に形成された感光膜であり、感
光性樹脂に蛍光体を分散させたスラリを塗布し、これを
乾燥させたものである。（13）は上記感光膜（12）に所
定間隔を置いて対向配設されたシャドウマスクであり、
上記フェースパネル（11）に着脱可能に装着されてい
る。
上記構成において、線光源（５）からの露光光線
（６）は光透過スリット（７）の規制窓（7a）で放射角
が規制された後、光量補正フィルタ（８）で光量が補正
される。さらに露光光線（６）は複合補正レンズ
（９），（10）で電子ビームの軌道に修正され、シャド
ウマスク（13）を通ってフェースパネル（11）の内面の
感光膜（12）に当り、該感光膜（12）が露光される。
（６）は光透過スリット（７）の規制窓（7a）で放射角
が規制された後、光量補正フィルタ（８）で光量が補正
される。さらに露光光線（６）は複合補正レンズ
（９），（10）で電子ビームの軌道に修正され、シャド
ウマスク（13）を通ってフェースパネル（11）の内面の
感光膜（12）に当り、該感光膜（12）が露光される。
従来の露光装置における上記複合補正レンズでは、第
４図に示すように、外側領域のレンズ素子（10a′）が
内側領域のレンズ素子（10b′）より厚く、露光光線
（６）が不透明膜（15）によりさえぎられ、感光膜（1
2）に比較的大きな未露光部（12a）を生ぜしめる。その
理由は内側領域の曲面（16）の中に補正曲面として使用
不可能な区域（17）が発生し（外側領域の曲面について
も同じ）、レンズ素子の有効面積が小さくなるからであ
る。このため設計の自由度が小さくなってしまい、更に
設計したレンズ素子が加工のしにくい曲面を有するも
の、また使用する場合のセッティングのしにくいものと
なってしまう不具合があった。
４図に示すように、外側領域のレンズ素子（10a′）が
内側領域のレンズ素子（10b′）より厚く、露光光線
（６）が不透明膜（15）によりさえぎられ、感光膜（1
2）に比較的大きな未露光部（12a）を生ぜしめる。その
理由は内側領域の曲面（16）の中に補正曲面として使用
不可能な区域（17）が発生し（外側領域の曲面について
も同じ）、レンズ素子の有効面積が小さくなるからであ
る。このため設計の自由度が小さくなってしまい、更に
設計したレンズ素子が加工のしにくい曲面を有するも
の、また使用する場合のセッティングのしにくいものと
なってしまう不具合があった。
この発明は上記従来のものの問題点を解消するために
なされたもので、レンズ素子の有効面積を大きくするこ
とにより、曲面設計の自由度を大きくすることを可能に
する複合補正レンズを得ることを目的とする。
なされたもので、レンズ素子の有効面積を大きくするこ
とにより、曲面設計の自由度を大きくすることを可能に
する複合補正レンズを得ることを目的とする。
この発明に係るカラー陰極線管の露光装置における複
合補正レンズは、Ｘ軸と平行に複数の領域に分割され、
夫々の領域では単一連続曲面を持ち、全体として複合面
からなる複合補正レンズであって、その隣接するレンズ
素子の接合面を境にして必ず外側のレンズ素子の厚みを
薄くしたものである。
合補正レンズは、Ｘ軸と平行に複数の領域に分割され、
夫々の領域では単一連続曲面を持ち、全体として複合面
からなる複合補正レンズであって、その隣接するレンズ
素子の接合面を境にして必ず外側のレンズ素子の厚みを
薄くしたものである。
この発明におけるカラー陰極線管の露光装置における
複合補正レンズは、複数の領域に分割され、夫々の領域
では単一連続曲面を持ち、全体として複合面からなる、
その隣接するレンズの接合面を境にして必ず外側のレン
ズ素子の厚みを薄くすることにより、各レンズ素子のレ
ンズ曲面の有効面積を拡張させる。各レンズ素子の補正
効果は、レンズの曲面として現われる各点のレンズ面の
傾斜により決まるものであるから、レンズ素子の有効面
積が大きいほど曲面の荒れの少ない良いレンズが得られ
る。
複合補正レンズは、複数の領域に分割され、夫々の領域
では単一連続曲面を持ち、全体として複合面からなる、
その隣接するレンズの接合面を境にして必ず外側のレン
ズ素子の厚みを薄くすることにより、各レンズ素子のレ
ンズ曲面の有効面積を拡張させる。各レンズ素子の補正
効果は、レンズの曲面として現われる各点のレンズ面の
傾斜により決まるものであるから、レンズ素子の有効面
積が大きいほど曲面の荒れの少ない良いレンズが得られ
る。
第５図は、複合補正レンズをＺ−Ｘ軸面で切った場合
の断面図であり、（ａ）は有効面積の大きなレンズ素子
の曲面を、（ｂ）は有効面積の小さなレンズ素子の曲面
を表わす（簡単のため、単一傾斜で表わした）。
の断面図であり、（ａ）は有効面積の大きなレンズ素子
の曲面を、（ｂ）は有効面積の小さなレンズ素子の曲面
を表わす（簡単のため、単一傾斜で表わした）。
・Ｚ方向座標はレンズの厚みを示すものとする。
・P1，P2におけるレンズの厚みは同一とする（厚み＝
Z1）。
Z1）。
・｜X2−X0｜＜｜X1−X0｜とする。
・θａは面（ａ）の傾斜、θｂは面（ｂ）の傾斜を示
す。
す。
ここで、 ｜X2−X0｜＜｜X1−X0｜より ゆえに ゆえに θｂ＞θａ つまり、第５図と上式から、有効面積の大きなレンズ素
子の方が面（ａ）の荒れが少なくなるのである。
子の方が面（ａ）の荒れが少なくなるのである。
このように、有効面積を拡張することで、曲面の荒れ
を最小限に押え、加工のしやすく、セッティングのしや
すい複合補正レンズを得ることを可能とする。
を最小限に押え、加工のしやすく、セッティングのしや
すい複合補正レンズを得ることを可能とする。
以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明す
る。第１図および第２図はそれぞれこの発明に係るカラ
ー陰極線管の露光装置における複合補正レンズの一例を
示す平面図およびＺ−Ｙ軸面での断面図である。なお、
Ｚ軸の矢印方向はフェースパネルに面している。これら
の図において、（10a）〜（10g）は各々単一連続曲面を
持つレンズ素子であり、複合補正レンズ（10）はレンズ
素子（10a）〜（10g）より構成される複合面を持つもの
である。複合補正レンズ（９）も同様に複合面を持つも
のである。Ｚ軸は光軸でもあり、光軸に平行に沿って複
合補正レンズは複数の領域に分割されている。（16a）
〜（16f）は不透明膜である。
る。第１図および第２図はそれぞれこの発明に係るカラ
ー陰極線管の露光装置における複合補正レンズの一例を
示す平面図およびＺ−Ｙ軸面での断面図である。なお、
Ｚ軸の矢印方向はフェースパネルに面している。これら
の図において、（10a）〜（10g）は各々単一連続曲面を
持つレンズ素子であり、複合補正レンズ（10）はレンズ
素子（10a）〜（10g）より構成される複合面を持つもの
である。複合補正レンズ（９）も同様に複合面を持つも
のである。Ｚ軸は光軸でもあり、光軸に平行に沿って複
合補正レンズは複数の領域に分割されている。（16a）
〜（16f）は不透明膜である。
複合面の各境界すなわちレンズ素子間の接合面（15
a）〜（15f）を境にして、複合補正レンズ（10）の中心
から外側のレンズ素子の厚みが必ず薄くなっている。こ
のようにすると、前述の第４図の場合とは異なり、第６
図のように露光光線（６）が通過するから、接合面に関
しての内側領域曲面（16）の全面が補正曲面として活用
されるようになる。従って、レンズ素子の有効面積が拡
張されるために、前述のように、補正曲面の荒れを押え
ることが可能となる。
a）〜（15f）を境にして、複合補正レンズ（10）の中心
から外側のレンズ素子の厚みが必ず薄くなっている。こ
のようにすると、前述の第４図の場合とは異なり、第６
図のように露光光線（６）が通過するから、接合面に関
しての内側領域曲面（16）の全面が補正曲面として活用
されるようになる。従って、レンズ素子の有効面積が拡
張されるために、前述のように、補正曲面の荒れを押え
ることが可能となる。
以上のように、この発明によれば、複数の領域に分割
されて夫々の領域では単一連続曲面を持つレンズ素子か
らなる複合面の複合補正レンズの上記領域の接合面を境
にして必ず外側のレンズ素子が薄くなるように構成した
ので、各レンズ素子の有効面積を拡張することが可能と
なる。
されて夫々の領域では単一連続曲面を持つレンズ素子か
らなる複合面の複合補正レンズの上記領域の接合面を境
にして必ず外側のレンズ素子が薄くなるように構成した
ので、各レンズ素子の有効面積を拡張することが可能と
なる。
第１図はカラー陰極線管の露光装置におけるこの発明に
係る複合補正レンズの平面図、第２図は第１図の複合補
正レンズのＺ−Ｙ軸面での断面図、第３図はカラー陰極
線管の露光装置の一般を示す概略正面図、第４図は従来
の複合補正レンズの一部断面図、第５図はレンズの有効
面積と面の傾斜との関係を示す図、第６図は本発明によ
る複合補正レンズを使用した場合の光線の光路を示す図
である。 図において、（９），（10）はカラー陰極線管における
複合補正レンズ、（10a）〜（10g）は複合補正レンズを
構成する独自な単一曲面を持つレンズ素子、（15a）〜
（15f）はレンズ素子をはり合わせる接合面である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
係る複合補正レンズの平面図、第２図は第１図の複合補
正レンズのＺ−Ｙ軸面での断面図、第３図はカラー陰極
線管の露光装置の一般を示す概略正面図、第４図は従来
の複合補正レンズの一部断面図、第５図はレンズの有効
面積と面の傾斜との関係を示す図、第６図は本発明によ
る複合補正レンズを使用した場合の光線の光路を示す図
である。 図において、（９），（10）はカラー陰極線管における
複合補正レンズ、（10a）〜（10g）は複合補正レンズを
構成する独自な単一曲面を持つレンズ素子、（15a）〜
（15f）はレンズ素子をはり合わせる接合面である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】カラー陰極線管の露光装置における複合補
正レンズであって、Ｘ軸と平行に複数の領域に分割され
て夫々の領域では単一連続曲面を持つレンズ素子からな
る複合補正レンズにおいて、 光軸Ｚが通る中央のレンズ素子の両側に接合面を境にし
て順次外側へ接合して行くレンズ素子を、外側のレンズ
素子の最大の厚みが隣接する内側のレンズ素子の最大の
厚みよりも必ず薄くなるように、構成したことを特徴と
するカラー陰極線管の露光装置における複合補正レン
ズ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1203164A JP2536629B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | カラ―陰極線管の露光装置における複合補正レンズ |
| KR1019900009295A KR910005356A (ko) | 1989-08-04 | 1990-06-22 | 컬러 음극선관의 노출장치에서의 복합보정렌즈 |
| US07/777,507 US5122819A (en) | 1989-08-04 | 1991-10-18 | Exposure device for color CRT manufacture and a compound corrective lens therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1203164A JP2536629B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | カラ―陰極線管の露光装置における複合補正レンズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0367435A JPH0367435A (ja) | 1991-03-22 |
| JP2536629B2 true JP2536629B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=16469507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1203164A Expired - Fee Related JP2536629B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | カラ―陰極線管の露光装置における複合補正レンズ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2536629B2 (ja) |
| KR (1) | KR910005356A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5336456A (en) * | 1976-09-17 | 1978-04-04 | Toshiba Corp | Exposure correction lens |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP1203164A patent/JP2536629B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-06-22 KR KR1019900009295A patent/KR910005356A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR910005356A (ko) | 1991-03-30 |
| JPH0367435A (ja) | 1991-03-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |