JPS62154525A - 補正レンズ - Google Patents
補正レンズInfo
- Publication number
- JPS62154525A JPS62154525A JP29596585A JP29596585A JPS62154525A JP S62154525 A JPS62154525 A JP S62154525A JP 29596585 A JP29596585 A JP 29596585A JP 29596585 A JP29596585 A JP 29596585A JP S62154525 A JPS62154525 A JP S62154525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thickness
- center
- step different
- correction lens
- curved surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はカラー受像管の蛍光面を形成する時に使用され
る補正レンズに関するものである。
る補正レンズに関するものである。
シャドウマスク形カラー受像管のパネル内面には直接ま
たは黒色吸光層の開口部を介して３色の蛍光体層が規則
的に形成された蛍光面を有する。
たは黒色吸光層の開口部を介して３色の蛍光体層が規則
的に形成された蛍光面を有する。
この３色の蛍光体層や黒色吸光層の形成には通常露光装
置を使用する写真法が使用されていることは公知である
。
置を使用する写真法が使用されていることは公知である
。
この露光装置は光源部と、この光源部から放射された光
線を実際の電子ビームの軌跡に近似させる目的の補正レ
ンズとを基本構成としている。そして、この様に構成さ
れた露光装置には、シャドウマスクが装着されたカラー
受像管のパネルが置かれ、このパネルの内面に塗布形成
された感光膜や蛍光体スラリー膜は補正レンズ及びシャ
ドウマスクを介して光源部より放射された露光光線によ
って露光される。
線を実際の電子ビームの軌跡に近似させる目的の補正レ
ンズとを基本構成としている。そして、この様に構成さ
れた露光装置には、シャドウマスクが装着されたカラー
受像管のパネルが置かれ、このパネルの内面に塗布形成
された感光膜や蛍光体スラリー膜は補正レンズ及びシャ
ドウマスクを介して光源部より放射された露光光線によ
って露光される。
この様な露光装置に用いられる補正レンズは、露光光線
を電子ビーム軌跡に近似させることが目的であるため、
その表面には極めて複雑な曲面が形成されることになる
。
を電子ビーム軌跡に近似させることが目的であるため、
その表面には極めて複雑な曲面が形成されることになる
。
従来、一般に用いられる補正レンズとしては、その表面
を連続曲面に形成したものが多く用いられている。しか
し、このような連続曲面で形成した補正レンズは電子ビ
ーム軌跡に近似させるのに限度がある。そのため、パネ
ル内面の全域にわたり蛍光体層の位置を電子ビームのパ
ネル内面へのランデインク位置に完全に合致させること
は難しい。
を連続曲面に形成したものが多く用いられている。しか
し、このような連続曲面で形成した補正レンズは電子ビ
ーム軌跡に近似させるのに限度がある。そのため、パネ
ル内面の全域にわたり蛍光体層の位置を電子ビームのパ
ネル内面へのランデインク位置に完全に合致させること
は難しい。
この問題を解決する補正レンズとして第２図に示すよう
に補正レンズ（１）の有効面を複数の領域（２ａ） （
２ｂ） （２ｃ） （２ｄ） （２ｅ） （２ｆ）・・
（２ｎ）に分割し、この分割されたそれぞれの領域に所
定の平面または曲面を持たせた不連続曲面を有するもの
が提案されている。
に補正レンズ（１）の有効面を複数の領域（２ａ） （
２ｂ） （２ｃ） （２ｄ） （２ｅ） （２ｆ）・・
（２ｎ）に分割し、この分割されたそれぞれの領域に所
定の平面または曲面を持たせた不連続曲面を有するもの
が提案されている。
然し乍ら、このような不連続曲面を有する補正レンズ（
１）では、露光光線を実際の電子ビーム軌跡に一致させ
易い利点がある反面、１個以上の領域が２方向以上にわ
たって不連続な格子状の段差部（３ａ）、 （３ｂ）
、 （３ｃ） 、 （３ｄ） 、 （３ｅ）を有するた
め、この段差部（３ａ）、 （３ｂ） 、（３ｃ） 、
（３ｄ） 、（３ｅ）に対応するパネルの内面に塗布形
成した感光膜や感光剤を含む蛍光体スラリー膜に格子状
の露光むらを発生させることになる。この問題を解決す
るため、補正レンズ（１）を動かし乍ら露光する方法、
或いは、補正レンズ（１）と逆の透過特性を有する光学
フィルタを組合せて使用する方法が提案されている。
１）では、露光光線を実際の電子ビーム軌跡に一致させ
易い利点がある反面、１個以上の領域が２方向以上にわ
たって不連続な格子状の段差部（３ａ）、 （３ｂ）
、 （３ｃ） 、 （３ｄ） 、 （３ｅ）を有するた
め、この段差部（３ａ）、 （３ｂ） 、（３ｃ） 、
（３ｄ） 、（３ｅ）に対応するパネルの内面に塗布形
成した感光膜や感光剤を含む蛍光体スラリー膜に格子状
の露光むらを発生させることになる。この問題を解決す
るため、補正レンズ（１）を動かし乍ら露光する方法、
或いは、補正レンズ（１）と逆の透過特性を有する光学
フィルタを組合せて使用する方法が提案されている。
然し、上述のような方法を用いても露光むら、即ち段差
部（３ａ） 、 （３ｂ） 、 （３ｃ）、 （３ｄ）
、 （３ｅ）によって発生する明暗縞は完全には消去す
ることが出来ない。
部（３ａ） 、 （３ｂ） 、 （３ｃ）、 （３ｄ）
、 （３ｅ）によって発生する明暗縞は完全には消去す
ることが出来ない。
更に、カラー受像管は管種によって電子ビーム軌跡が一
様でなく、大幅に異なることがあり、この領域の平面ま
たは曲面も大きな傾き、または曲率を有する様になり、
隣接する領域の段差部は更に大きくなる。これは従来の
補正レンズ（１）では複数の領域（２ａ）、 （２ｂ）
＝ （２ｃ） 、 （２ｄ）、 （２ａ）の中心の厚
さを一定の厚さくＤ）とし、この中心を通る光線の方向
を実際の電子ビーム軌跡に合致するように各領域の傾き
を制御し、全領域にわたって不連続曲面を決定している
ためである。
様でなく、大幅に異なることがあり、この領域の平面ま
たは曲面も大きな傾き、または曲率を有する様になり、
隣接する領域の段差部は更に大きくなる。これは従来の
補正レンズ（１）では複数の領域（２ａ）、 （２ｂ）
＝ （２ｃ） 、 （２ｄ）、 （２ａ）の中心の厚
さを一定の厚さくＤ）とし、この中心を通る光線の方向
を実際の電子ビーム軌跡に合致するように各領域の傾き
を制御し、全領域にわたって不連続曲面を決定している
ためである。
そして、この隣接する領域の間の大きな段差部による蛍
光面上の明暗縞は補正レンズを動かし乍ら露光する方法
、或いは光学フィルタと組合せる方法でも良好な蛍光面
を得ることはできない。
光面上の明暗縞は補正レンズを動かし乍ら露光する方法
、或いは光学フィルタと組合せる方法でも良好な蛍光面
を得ることはできない。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、
不連続曲面から構成されていても複数の領域間の段差部
による蛍光面の露光むらを軽減することが可能な補正レ
ンズを提供することを目的としている。
不連続曲面から構成されていても複数の領域間の段差部
による蛍光面の露光むらを軽減することが可能な補正レ
ンズを提供することを目的としている。
カラー受像管の蛍光面を形成する時に光源から放射され
る光線を電子ビームの軌跡と近似させる目的で用いられ
、有効面が複数個の領域に分割され、それぞれの領域で
は所定の平面または曲面をなし、かつ、１個以上の領域
が２方向にわたって不連続な段差部を有する不連続曲面
を有する補正レンズにおいて、段差部により互いに隣接
する領域の中心厚が、この段差部を最小または極小とな
るよう設定されてなる補正レンズである。
る光線を電子ビームの軌跡と近似させる目的で用いられ
、有効面が複数個の領域に分割され、それぞれの領域で
は所定の平面または曲面をなし、かつ、１個以上の領域
が２方向にわたって不連続な段差部を有する不連続曲面
を有する補正レンズにおいて、段差部により互いに隣接
する領域の中心厚が、この段差部を最小または極小とな
るよう設定されてなる補正レンズである。
次に、本発明の補正レンズの一実施例を第１図により説
明する。
明する。
即ち、補正レンズ（１１）は全体として光源から放射さ
れる光線を電子ビームの軌跡と近似させるようになされ
ているが、有効面を複数の領域（１２ａ）。
れる光線を電子ビームの軌跡と近似させるようになされ
ているが、有効面を複数の領域（１２ａ）。
（１２ｂ） 、 （１２ｃ） 、 （１２ｄ） 、 （
１２ｅ） 、 （１２ｆ）−（１２ｎ）に分割し、この
分割されたそれぞれの領域に所定の平面または曲面を持
たせた不連続曲面を有している。そして１個以上の領域
が２方向以上にわたって不連続な格子状の段差部（１３
ａ） 、 （１３ｂ） 、 （１３ｃ） 、 （１３ｄ
）、 （１３ｅ）を有するのは従来のものとほぼ同様で
あるが、本実施例では、領域（１２ａ）の中心の厚さを
（ｄ、） 、領域（１２ｂ）の中心の厚さを（ｄ２）、
領域（１２ｃ）の中心の厚さを（ｄ、）、領域（１２ｄ
）の中心の厚さを（ｄ４） 、領域（１２ｅ）の中心の
厚さを（ｄ、）、領域（１２ｆ）の厚さを（ｄＧ）とす
ると、これら（ｄ、）、（ｄｚ）、（ｄａ）、（ｄ、＋
）、（ｄｓ）。
１２ｅ） 、 （１２ｆ）−（１２ｎ）に分割し、この
分割されたそれぞれの領域に所定の平面または曲面を持
たせた不連続曲面を有している。そして１個以上の領域
が２方向以上にわたって不連続な格子状の段差部（１３
ａ） 、 （１３ｂ） 、 （１３ｃ） 、 （１３ｄ
）、 （１３ｅ）を有するのは従来のものとほぼ同様で
あるが、本実施例では、領域（１２ａ）の中心の厚さを
（ｄ、） 、領域（１２ｂ）の中心の厚さを（ｄ２）、
領域（１２ｃ）の中心の厚さを（ｄ、）、領域（１２ｄ
）の中心の厚さを（ｄ４） 、領域（１２ｅ）の中心の
厚さを（ｄ、）、領域（１２ｆ）の厚さを（ｄＧ）とす
ると、これら（ｄ、）、（ｄｚ）、（ｄａ）、（ｄ、＋
）、（ｄｓ）。
（ｄｓ）を各領域間の段差部（１３ａ）、 （１３ｂ）
、 （１３ｃ） 、 （１３ｄ）、（１３ｅ）が例え
ば１００μｍ位の最小または極小とするように変化させ
ることを特徴としている。
、 （１３ｃ） 、 （１３ｄ）、（１３ｅ）が例え
ば１００μｍ位の最小または極小とするように変化させ
ることを特徴としている。
このように段差部（１３ａ） 、 （１３ｂ） 、 （
１３ｃ） 、 （１３ｄ） 。
１３ｃ） 、 （１３ｄ） 。
（１３ｅ）を最小または極小にすることにより、蛍光面
上の明暗縞の程度を抑えることが可能となる。
上の明暗縞の程度を抑えることが可能となる。
また、補正レンズ（１１）としても各領域での露光光線
と電子ビーム軌道との合致を制御する要因が中心厚と、
領域の平面または曲面の傾きとの２“つとなり、補正レ
ンズの設計の自由度を増すと同時に段差部を最小または
極小にすることによる蛍光面への影響を少なくする事が
できるため、カラー受像管の管種の変更に伴う蛍光面品
位の劣化も抑えることができる。
と電子ビーム軌道との合致を制御する要因が中心厚と、
領域の平面または曲面の傾きとの２“つとなり、補正レ
ンズの設計の自由度を増すと同時に段差部を最小または
極小にすることによる蛍光面への影響を少なくする事が
できるため、カラー受像管の管種の変更に伴う蛍光面品
位の劣化も抑えることができる。
上述のように本発明の補正レンズによれば、従来の不連
続曲面から構成された補正レンズに比較し、各領域の中
心厚及び平面または曲面の傾きとの２つの要因により設
計の自由度を増すと同時に、段差部を最小または極小に
することによる蛍光面への影響を少なくすることができ
る補正レンズを提供できる。
続曲面から構成された補正レンズに比較し、各領域の中
心厚及び平面または曲面の傾きとの２つの要因により設
計の自由度を増すと同時に、段差部を最小または極小に
することによる蛍光面への影響を少なくすることができ
る補正レンズを提供できる。
第１図は本発明の補正レンズの一実施例を示す図であり
、第１図（ａ）は平面図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）
のＡ−Ａ線断面図、第２図は従来の補正レンズの一例を
示す図であり、第２図（ａ）は平面図、第２図（ｂ）は
第２図（ａ）のＢ−Ｂ線断面図である。
、第１図（ａ）は平面図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）
のＡ−Ａ線断面図、第２図は従来の補正レンズの一例を
示す図であり、第２図（ａ）は平面図、第２図（ｂ）は
第２図（ａ）のＢ−Ｂ線断面図である。
Claims (1)
- カラー受像管の蛍光面を形成する時に光源から放射され
る光線を電子ビームの軌跡と近似させる目的で用いられ
、有効面が複数個の領域に分割されると共に、それぞれ
の領域では所定の平面または曲面をなし、かつ１個以上
の領域が２方向以上にわたって不連続な段差部を有する
不連続曲面からなる補正レンズにおいて、前記段差部に
より互いに隣接する領域の中心厚が前記段差部を最小ま
たは極小とするよう設定されてなることを特徴とする補
正レンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29596585A JPS62154525A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 補正レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29596585A JPS62154525A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 補正レンズ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62154525A true JPS62154525A (ja) | 1987-07-09 |
Family
ID=17827375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29596585A Pending JPS62154525A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 補正レンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62154525A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0415286A2 (en) * | 1989-08-30 | 1991-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing correction lens for forming phosphor screen on faceplate of color cathode ray tube |
| WO1995020239A1 (fr) * | 1994-01-21 | 1995-07-27 | Hitachi, Ltd. | Tube cathodique couleur et sa fabrication |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP29596585A patent/JPS62154525A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0415286A2 (en) * | 1989-08-30 | 1991-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing correction lens for forming phosphor screen on faceplate of color cathode ray tube |
| US5398192A (en) * | 1989-08-30 | 1995-03-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing correction lens for forming phosphor screen on faceplate of color cathode ray tube |
| WO1995020239A1 (fr) * | 1994-01-21 | 1995-07-27 | Hitachi, Ltd. | Tube cathodique couleur et sa fabrication |
| US5844355A (en) * | 1994-01-21 | 1998-12-01 | Hitachi, Ltd. | Color cathode ray tube and method for manufacturing the same display screen for color |
| EP0952603A2 (en) * | 1994-01-21 | 1999-10-27 | Hitachi, Ltd. | Color cathode-ray tube & method for manufacturing the same |
| EP0952603A3 (en) * | 1994-01-21 | 2000-10-25 | Hitachi, Ltd. | Color cathode-ray tube & method for manufacturing the same |
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