JP2536579B2 - 二入力高周波信号のレベル差検出器 - Google Patents

二入力高周波信号のレベル差検出器

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JP2536579B2
JP2536579B2 JP63051108A JP5110888A JP2536579B2 JP 2536579 B2 JP2536579 B2 JP 2536579B2 JP 63051108 A JP63051108 A JP 63051108A JP 5110888 A JP5110888 A JP 5110888A JP 2536579 B2 JP2536579 B2 JP 2536579B2
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努 渡辺
和宏 高田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は二入力高周波信号のレベル差検出器に関し、
特に無線通信分野において二つの入力信号のレベル差を
検出する二入力高周波信号のレベル差検出器に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来の二入力高周波信号のレベル差検出器の
一例を示すブロック図である。
第3図において、従来の二入力高周波信号のレベル差
検出器は、第1の入力信号と第2の入力信号とを交互に
切換えて出力するスイッチ回路3と、このスイッチ回路
からの信号の周波数を変換する周波数変換器4と、この
周波数変換器4からの信号を増幅する自動利得制御付中
間周波数増幅器5と、この自動利得制御付中間周波数増
幅器5からの出力信号を包絡線検波する包絡線検波器6
と、この包絡線検波器6の出力信号をスイッチ回路3の
切換え動作と同期して極性反転させる乗算器7と、スイ
ッチ回路3と、乗算器7を同期して動作させるクロック
信号110を発生するクロック発生器10と、乗算器7から
の信号から高域周波数成分を除去する低域ろ波器8と、
低域ろ波器8の出力レベルを所定のレベルに増幅して、
第1の入力信号A1と第2の入力信号A2のレベル差を検出
す増幅器9とから構成されている。
第4図は第3図に示す従来例の中の主要部分の出力波
形の一例の示す波形図である。
次に、従来例の動作を第3図と第4図とを併用して説
明する。
第4図において、aはスイッチ回路3の出力103を示
したものである。A1は第1の入力信号101、A2は第2の
入力信号102であり、等しい時間間隔で交互に出力され
る。この信号a103を復調した信号が信号b106で、信号a1
03の振幅を表すベースバンド信号が得られている。
このベースバンド信号b106を乗算器7に加えると、そ
の出力信号は信号c107となり、スイッチ回路3と同期し
た±1のクロック信号110を乗算することにより、第1
の入力信号A1101は正に、第2の入力信号A2102は負に重
みづけされる。
この重みづけされた信号はDに示すごとく、直流成分
を含んでおり、乗算器7の出力信号c107を直流成分をと
り出すための低域ろ波器8に通すことにより、2つの入
力信号A1,A2のレベル差に対応した直流信号d108が得ら
れる。この直流信号d108は、第1の入力信号A1101から
の信号レベルが第2の入力信号A2102より大きい場合に
は正に逆の関係の場合には負に、また両者のレベルが等
しい場合には零になる。
第5図は二つの入力信号に振幅変調がかかった場合の
一例を示す波形図である。
第5図は二つの入力信号にクロック発生器10のクロッ
ク信号110の周波数に近い周波数で振幅変調がかかった
場合を示し、このときクロック発生器10が乗算器7の切
換えをしていることより乗算器7が見かけ上混合器とな
ってしまう。その場合に前記振幅変調の周波数成分とク
ロック発生器10のクロック信号110の周波数成分との両
者の和の周波数の成分の信号は低域ろ波器8によって除
去されるが、前記振幅変調の周波数成分とクロック発生
器10のクロック信号110の周波数の差の周波数の成分
は、両者の周波数が近いために極低い周波数の信号とし
て低域ろ波器8を通過する。
よって二つの入力信号のレベルが同じであるにもかか
わらず、増幅器9の出力信号109は差のレベルに応じて
前記振幅変調の変調周波数とクロック発生器10のクロッ
ク信号110の周波数との差の周波数で正負をくり返す。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の二入力高周波信号のレベル差検出器では、
入力信号にクロック発生器と同じ周波数、又は、低域ろ
波器の通過帯域内の周波数で振幅変調がかかっていた場
合に第1の入力信号と第2の入力信号のレベルが同じで
あるにもかかわらず見かけ上第5図に示すようにレベル
差が生じてしまうという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の二入力高周波信号のレベル差検出器は、二つ
の入力信号を交互に切り換えるスイッチ回路と、このス
イッチ回路からの出力信号の振幅成分を取り出す受信回
路と、この受信回路からの出力信号を前記スイッチ回路
の切り換え動作と同期して極性反転させる乗算器と、前
記スイッチ回路と前記乗算器とを同期して動作させるオ
ンとオフの確率がほぼ1/2のラングムパターンの出力信
号を発生するランダムパターン発生器と、前記乗算器の
出力信号から高域周波数成分を除去する低域ろ波器と、
この低域ろ波器の出力レベルを前記二つの入力信号のレ
ベル差として測定するために必要な所定のレベルに増幅
する増幅器とを有している。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は本実施例の中の主要部分の出力波形の一例を示す波形
図である。
第1図において、本実施例は第3図に示すクロック発
生器10以外の従来例に加えて、出力信号のオンとオフの
確率が1/2のランダムパターンを発生するランダムパタ
ーン発生器11を有して構成している。
次に、本実施例の動作を第1図、第2図を併用して説
明する。
第1図において、本実施例は第3図に示す従来例に加
えてランダムパターン発生器11を有するので、スイッチ
回路3の出力信号a103は第2図に示すようにランダムパ
ターン発生器11により第1の入力信号A1101と第2の入
力信号A2102とを1/2の確率で切り換えられた波形とな
る。
信号a103は包絡線検波器6で包絡線検波されて信号b1
06を出力したのちに乗算器107に入力すると、その出力
を出力信号c107となる。乗算器7の出力信号c107は、切
り換わる周波数が不定ではあるが、切換わりの確率が1/
2なので乗算器7の出力信号c107の正側と負側との面積
は等しくなる。
よってたとえ二つの入力信号A1,A2にランダムパター
ン発生器11の出力信号111の周波数に近い周波数で振幅
変調がかかった場合でも2つの入力信号A1,A2のレベル
差に対応した直流信号を出力する増幅器9の出力信号10
9は二つの入力信号A1,A2のレベル差を正確に出力するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の二入力高周波信号におけ
るレベル差検出器は、二つの入力信号をオンとオフの確
率がほぼ1/2のランダムパターの出力信号を発性するラ
ンダムパターン発生器で切替えて受信することにより、
たとえ二つの入力信号にビートフェージングのような振
幅変調がかかった場合づも、二つの入力信号のレベル差
を正確に検出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本実施例の中の主要部分の出力波形の一例を示す波形
図、第3図は従来の二入力高周波信号のレベル差検出器
の一例を示すブロック図、第4図は第3図に示す従来例
の中の主要部分の出力波形の一例を示す波形図、第5図
は二つの入力信号に振幅変調がかかった場合の一例を示
す波形図である。 1……入力端子、2……入力端子、3……スイッチ回
路、4……周波数変換器、5……自動利得制御付中間周
波増幅器、6……包絡線検波器、7……乗算器、8……
低域ろ波器、9……増幅器、10……クロック発生器、11
……ランダムパターン発生器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの入力信号を交互に切り換えるスイッ
    チ回路と、このスイッチ回路からの出力信号の振幅成分
    を取り出す受信回路と、この受信回路からの出力信号を
    前記スイッチ回路の切り換え動作と同期して極性反転さ
    せる乗算器と、前記スイッチ回路と前記乗算器とを同期
    して動作させるオンとオフの確率がほぼ1/2のランダム
    パターンの出力信号を発生するランダムパターン発生器
    と、前記乗算器の出力信号から高域周波数成分を除去す
    る低域ろ波器と、この低域ろ波器の出力レベルを前記二
    つの入力信号のレベル差として測定するために必要な所
    定のレベルに増幅する増幅器とを有することを特徴とす
    る二入力高周波信号のレベル差検出器。
JP63051108A 1988-03-03 1988-03-03 二入力高周波信号のレベル差検出器 Expired - Lifetime JP2536579B2 (ja)

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