JP2536478Y2 - 赤外線受信装置 - Google Patents

赤外線受信装置

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JP2536478Y2
JP2536478Y2 JP1989010906U JP1090689U JP2536478Y2 JP 2536478 Y2 JP2536478 Y2 JP 2536478Y2 JP 1989010906 U JP1989010906 U JP 1989010906U JP 1090689 U JP1090689 U JP 1090689U JP 2536478 Y2 JP2536478 Y2 JP 2536478Y2
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resistor
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infrared
amplifier
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功 岡田
基弘 山崎
和明 柴山
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は赤外線受信装置に係り、特にVTR、テレビジ
ョン、空調器等のリモートコントローラからの赤外光を
受信する赤外線受信装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の赤外線受信装置の回路ブロック図を示
す。この赤外線受信機は例えば、TV受像機等に組付けら
れ、リモートコントロール用赤外線送信機から送信され
たチャンネル切替信号を受信し、これを電気信号に変換
し、送信したディジタル信号を復調する。
第4図中PDはホトダイオードで赤外線送信機から送信
された赤外光を受光し、これを電気信号に変換しヘッド
アンプへ供給する。ヘッドアンプはこの信号を増巾し、
リミッタアンプを介して、BPF(バンドパスフィルタ)
で、希望信号成分のみを通過させ、検波コンパレータ
(しきい値可変型)でBPF出力の信号成分レベルに応じ
そのしきい値が可変され、ノイズ混入による影響が軽減
される。積分器はキャリアを除去し、ヒステリシスコン
パレータは積分器を通った信号成分を矩形波に変換し、
出力端子(out)へ送信機側の送信ディジタル信号と一
致した矩形波信号を出力する。尚、点線内の各回路は集
積回路ICにて一体的に作られる。
電源端子Vccと出力T0との間に抵抗R1が接続されてい
る。この抵抗Rはプルアップ抵抗である。
第3図(A)、(B)は第4図の回路を基板に組付た
上面図及び下面図を示す。第3図(A)において基板2
上の梨地模様で示すパターンはアースGND、T0は出力端
子に接続されるデジタル信号出力パターン、Vccは電源
端子に接続される電源パターン、ICは集積回路(以下単
にICという。)のベアーチップ、3は電源Vccにスルー
ホールを介して基板2の下面を通して接続されている電
源パターン、R1は出力端子T0と電源パターン3との間に
接続されているプルアップ抵抗を夫々示す。
第3図(B)は基板2の下面を示し、ホトダイオード
PHがほぼ中央に組付られている。Lは半球状の突出した
レンズで、赤外光のみを透過する。T1、T2はホトダイオ
ードPDの端子である。尚、実際の基板2の下面には厚膜
パターンが形成されており、その上にコンデンサのチッ
プ部品が組付られており、更にはスルーホールが形成さ
れているが、それらは図示しない。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来例では、デジタル信号出力パターンToを介し
て、出力端子に大レベルの矩形波の信号が出力される。
この出力信号はプルアップ抵抗R1にも加わる為、第3図
(A)の抵抗R1から放射され、これが基板2の下面に達
しホトダイオードPDにノイズ成分として入力される。
又、基板上面のデジタル信号出力パターンToが抵抗R1
の接続の為、形状が張出し、又面積が大きくなってお
り、これがアンテナとなって抵抗R1と同様出力信号を放
射し、ホトダイオードPDへの入力量を増大させる。
この様に出力信号がホトダイオードを介してICの入力
へ帰還すると、出力端子への出力レベルが低下し、正常
な出力レベルを得るにはホトダイオードPDへ入光する赤
外光に大レベルを必要とし、結果的には遠距離からのリ
モートコントローラの赤外光をキャッチできなくなる。
本考案は係る従来の課題を解決した赤外線受信装置を
提供する事を目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本考案になる赤外線受信装置は、赤外光の信号を受光
し、光電変換を行う光電変換素子と、該光電変換素子か
らの信号を増幅する増幅器、希望信号を取出すリミッタ
アンプ、バンドパスフィルタ、及び信号を検波しデジタ
ル信号に復調する検波器、積分器、ヒステリシスコンパ
レータからなる赤外線受信用ICと、該増幅器とアースパ
ターンとの間に接続され、該増幅器の利得を決定するた
めの第1の抵抗とコンデンサとの直列回路と、電源パタ
ーンと該バンドパスフィルタとの間に接続され、該バン
ドパスフィルタの中心周波数を決定するための第2の抵
抗とからなる赤外線受信装置において、該光電変換素子
を基板の一面に、該赤外線受信用IC、該第1の抵抗及び
該第2の抵抗を該基板の他の面に配し、該赤外線受信用
ICには、該電源パターンと、デジタル信号出力パターン
との間で電気的に接続されるプルアップ抵抗を内蔵し、
該第1の抵抗と該第2の抵抗との間を該アースパターン
で離間した構成を有する。
〔作用〕
プルアップ抵抗をICに内蔵させる構成とした為、プル
アップ抵抗が基板上面のパターンに形成されなくなり、
これによりホトダイオードへの出力信号の放射がなくな
り、出力信号の帰還がなくなる。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例になる赤外線受信装置の回
路ブロック図を示す。尚、第4図と同一部分については
その説明を省略する。プルアップ抵抗R1はIC内に内蔵さ
れている。
第1図(A)、(B)は第2図の赤外線受信装置1を
組付けた基板の上面及び下面を示す。尚、第3図
(A)、(B)と同一部分には同一符号を付しその説明
は省略する。第1図(A)において、基板2の上面には
ほぼ中央にICのベアーチップがボンディングされ、厚膜
配線パターンにワイヤボンディングされている。抵抗R2
は、電源パターンVccとIC内のバンドパスフィルタBPFと
の間に接続され、バンドパスフィルタBPFの中心周波数
を決定するための抵抗であり、抵抗R3は、コンデンサC2
(図示せず)と共に直列にヘッドアンプとアースパター
ンGND間に接続され、ヘッドアンプの利得を決定するた
めの抵抗である。尚、抵抗R2、R3、コンデンサC2は夫々
第2図の符号と対応している。4〜6はリード端子が挿
入される端子孔で、回りのパターンへ半田付される。
第3図(A)に示す従来例ではプルアップ抵抗R1がデ
ジタル信号出力パターンToと電源パターン3との間に配
されていたが、本考案になる第1図(A)ではプルアッ
プ抵抗R1をICへ内蔵している為、基板2上へは配されて
ない。従ってデジタル信号出力パターンToは端子孔5の
回りとワイヤボンディングされるICの近傍迄の小さなパ
ターンを形成すれば良く、これによりデジタル信号出力
パターンToからの出力信号の放射を軽減でき、ホトダイ
オードPD(入力)への帰還を低減できる。
又、プルアップ抵抗R1をICに内蔵して基板2上から廃
した事により、アースパターンGNDをそれだけ広くする
事ができ、これにより基板2上面と下面との電磁的なア
イソレーションは高められ、出力信号の帰還は軽減され
る。
〔考案の効果〕
上述した本考案になる赤外線受信装置に依れば、光電
変換素子を基板の一面に、赤外線受信用ICを基板の他の
面に配したことによって、赤外線受信用ICのデジタルの
出力信号が光電変換素子に与える影響を防止すると共
に、装置を小型化することができる。また、赤外線受信
用ICにプルアップ抵抗を内蔵し、基板上から配せたこと
により、プルアップ抵抗からのデジタルの出力信号の放
射を無くす事ができ、この分ホトダイオードに対してノ
イズ成分となるデジタルの出力信号の飛び込みを低減で
き、赤外線受信装置の受信感度の向上を計る事ができ更
にまた、第1の抵抗と第2の抵抗との間をアースパター
ンで離間した事により、より一層ホトダイオードに対す
るデジタルの出力信号の飛び込みを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)は本考案の赤外線受信装置が組付
られた基板の上面図及び下面図、第2図は第1図
(A)、(B)に適用される赤外線受信装置の回路ブロ
ック図、第3図(A)、(B)は従来の赤外線受信装置
が組付られた基板の上面図及び下面図、第4図は第3図
(A)、(B)に適用される赤外線受信装置の回路ブロ
ック図を夫々示す。 1……赤外線受信装置、2……基板、4、5、6……端
子孔、R1……プルアップ抵抗、Vcc……電源パターン、T
o……デジタル信号出力パターン、IC……集積回路、PD
……ホトダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 31/02 (56)参考文献 特開 昭63−211687(JP,A) 実開 昭61−1952(JP,U) 実開 昭61−195070(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外光の信号を受光し、光電変換を行う光
    電変換素子と、 該光電変換素子からの信号を増幅する増幅器、希望信号
    を取出すリミッタアンプ、バンドパスフィルタ、及び信
    号を検波しデジタル信号に復調する検波器、積分器、ヒ
    ステリシスコンパレータからなる赤外線受信用ICと、 該増幅器とアースパターンとの間に接続され、該増幅器
    の利得を決定するための第1の抵抗とコンデンサとの直
    列回路と、 電源パターンと該バンドパスフィルタとの間に接続さ
    れ、該バンドパスフィルタの中心周波数を決定するため
    の第2の抵抗とからなる赤外線受信装置において、 該光電変換素子を基板の一面に、該赤外線受信用IC、該
    第1の抵抗及び該第2の抵抗を該基板の他の面に配し、 該赤外線受信用ICには、該電源パターンと、デジタル信
    号出力パターンとの間で電気的に接続されるプルアップ
    抵抗を内蔵し、 該第1の抵抗と該第2の抵抗との間を該アースパターン
    で離間したことを特徴とする赤外線受信装置。
JP1989010906U 1989-01-31 1989-01-31 赤外線受信装置 Expired - Lifetime JP2536478Y2 (ja)

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JPS611952U (ja) * 1984-06-12 1986-01-08 株式会社 プリント電子総業 光受・発信混成集積回路
JPS61195070U (ja) * 1985-05-27 1986-12-04
JPS63211687A (ja) * 1987-02-26 1988-09-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 光送受信ユニツト

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