JP2536100C - - Google Patents

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JP2536100C
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空気乾燥性及び靭性に優れた樹脂組成物を含むコンクリート組成物 に関する。 〔従来の技術〕 エポキシ樹脂に不飽和一塩基酸、特に、アクリル酸あるいはメタクリル酸を反
応させて得られる所謂エポキシアクリレート及び該エステルと共重合可能な単量
体の混合物を基礎とする組成物は、既に公知である。この組成物は、従来、例え
ば繊維強化プラスチック、接着剤等として使用されてきた。しかしながら、公知
の組成物を、下塗剤、上塗剤、含浸剤、注型材料、ポリマーコンクリート用結合
材あるいは被覆材として使用する際には色々な間題が生じていた。例えば、該エ
ステルと共重合可能な単量体としては、一般にスチレンが用いられているが、該
エステルとスチレンの混合物を、有機過酸化物を用いて常温で硬化させる場合、
空気中の酸素により、表面の硬化が阻害され、いつまでもベタツキが残る欠点が
あった。 この欠点を解消するため、パラフインワックス等のワックスを添加し、表面に
ワックスの膜を作り、酸素を遮断する方法があるが、二次接着に間題を生じ、下
塗剤として用いられないことや、外気温、風等により、ワツクスの浮きムラが生
じ、上塗剤、含浸剤、注型剤、被覆材あるいは結合材として用いた場合、表面に
ベタツキと乾燥のムラが生じる。更に、この混合物を硬化させた場合、十分に可
とう性を示すことが無いので、少しのひずみで、膜にクラックを生じるなどの欠
点があった。 〔発明が解決しようどする課題〕 本発明は、前記の欠点を解消し、空気乾燥性があり、しかも靭性に優れた樹脂
組成物を含むポリマーコンクリート組成物を提供するものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、(A)不活性な微粒子状及び/又は粒状の無機骨材材料に対して (B) (a)エポキシ樹脂に不飽和一塩基酸及び必要に応じて更に多塩基酸を反
応させて得られる不飽和エステル5〜60重量%及び (b)一般式 〔式中RはH又はCH3であり、R1は2〜12個の炭素原子を有するアルキレン
基又は少なくとも2個の炭素原子を有する2個以上のアルキレン基が酸素原子で
結合された、全体として4〜12個の炭素原子を有するオキシアルキレン基であ
る〕で表される少なくとも1種のジシクロペンテニルオキシアルキルアクリレー
ト又はジシクロペンテニルオキシアルキルメタクリレート95〜40重量%から
なる樹脂組成物5〜40重量%を含むコンクリート組成物に関する。 本発明における樹脂組成物は、上記の(a)及び(b)成分からなるものであ
るが、(a)成分の不飽和エステルの原料として用いられるエポキシ樹脂として
は、特に制限はなく、例えば一般式 〔式中、xは0〜15の範囲の整数である〕で表されるものが用いられる。 市販されているものとしては、シエル化学社製エピコート828、エピコート
1001、エピコート1004、旭化成工業製AER−664H、AER−33
1、AER−337、ダウケミカル社製D.E.R.330、D.E.R.66
0、D.E.R.664などがある。 また、上記エポキシ樹脂の水素原子の一部をハロゲン(例えば臭素)で置換し
たタイプも使用できる。この種の市販品の例としては、東都化成(株)エポトー トYDB−400、YDB−340、住友化学製スミエポキシESB−340、
ESB−400、ESB−500、ESB−700、ダウケミカル社製DER−
542,DER−511,DER−580、油化シェル社製1045、1050
、1046、DX−248などがある。 また、一般式〔式中、R1、R2及びR3はそれぞれ独立に水素原子又はアルキル基を示し、x
は0〜15の範囲の整数である〕で示されるものを用いることもできる。 市販されているものとしては、ダウケミカル社製D.E.N.431、D.E
.N.438、シエル化学社製エピコート152、エピコート154、チバ社製
EPN1138などがある。 また、ユニオンカーバイド社製ERL4211、チバガイギー社製CY208
、CY221、CY350、XB2615、CY192、CY184等も用いら
れる。 これらのエポキシ樹脂は、単独で又は2種以上併用することができる。また、
作業性の改善のため、エピ−ビスタイプのエポキシ樹脂、フェノールノボラック
タイプのエポキ樹脂、クレゾールノボラックタイブのエポキシ樹脂等と低粘度エ
ポキシ樹脂とを併用することもできる。 エポキシ樹脂に反応させる不飽和一塩基酸としては、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、けい皮酸、トリシクロ〔5.2.1.02,6〕−4−デセン−
8又は9残基と不飽和二塩基酸残基を構成要素として含む部分エステル化カルボ
ン酸などを用いることができる。部分エステル化カルボン酸の例としては、8 又は9−ヒドロキシトリシクロデセン−4−〔5.2.1.02,6〕1.00〜
1.20モル及び無水マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸などの不飽和二塩
基酸1モルを不活性ガス気流下で70〜150℃で加熱して得られる不飽和二塩
基酸モノエステルがある。 トリシクロデカジエン−4・8−〔5.2.1.02,6〕にマレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸などの不飽和二塩基酸を硫酸、ルイス酸などの触媒の存在下で
付加して得られる不飽和二塩基酸モノエステルを用いることもできる。 マレイン酸を例に採って例示すると、下記のようになる。 必要に応じて用いられる多塩基酸としては、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、無水イタコン酸、シトラコン酸、アジビン酸、アゼライン酸
、フタル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、無水トリメリット酸
などが挙げられる。 必要に応じ更に用いられる多塩基酸として、炭素数が12個以上の二塩墓酸を
用いるのが好ましい。その具体例としては、ドデカン二酸、市販品として岡村製
油(株)製SLB−12、また、炭素数16の不飽和二塩基酸の異性体の混合物
であるULB−20(同じく岡村製油(株)製)、炭素数20の飽和二塩基酸主
体の混合物であるSL−20(同じく岡村製油(株)製)、更に炭素数36の通
称ダイマー酸と言われているトール油脂肪酸を原料とする2量化脂肪酸などがあ る。このダイマー酸の市販品としては、エンポール1022、エンポール102
4(エメリー社製)、バーサダイム216、バーサダイム288(第一ゼネラル
社製)、ハリダイマー#200(播磨化学工業(株)製)などがある。 エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸及び必要に応じて用いられる多塩基酸とは、6
0〜150℃、好ましくは70〜130℃の温度で反応させて不飽和エステルと
される。 不飽和一塩基酸及び必要に応じて用いる多塩基酸の割合は、これらの酸成分の
カルボキシル基とエポキシ樹脂のエポキシ基がほぼ当量となる割合で用いること
が好ましい。 不飽和エステルの生成は、不飽和一塩基酸及び必要に応じて用いる多塩基酸の
カルボキシル基を定量し、酸価により調べることが出来る。この酸価は好ましく
は50以下、より好ましくは15以下とされる。 反応に際し重合によるゲル化を防止するためにヒドロキノン、パラベンゾキノ
ン、p−第3級ブチルカテコール、ヒドロキノンモノメチルエーテルなどの重合
禁止剤を用いるのが好ましい。 また、このエステル化反応に際しては、トリメチルベンジルアンモニウムクロ
リド、ピリジニウムクロリドなどの第4級アンモニウム塩、トリエチルアミン、
ジメチルアニリンなどの第3級アミン、塩化第二鉄、水酸化リチウム、塩化リチ
ウム、塩化第ニスズなどのエステル化触媒を用いて反応時間を短縮することもで
きる。 本発明における樹脂組成物は、さらに(b)成分として、一般式 〔式中、R及びR1は前記のものを示す〕で表される少なくとも1種のジシクロ
ペンテニルオキシアルキルアクリレート又はジシクロペンテニルオキシアルキル
メタクリレートを含む。 これらの化合物は、公知の化合物であって、例えばジシクロペンテニルオキシ エチルアクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート、ジシク
ロペンテニルオキシプロピルアクリレート、ジシクロペンテニルオキシプロピル
メタクリレート等が挙げられる。これらの化合物は、特公昭61−43337号
公報に記載されているように、ジシクロペンタジエンにアルキレングリコール又
はオキサアルキレングリコールを付加反応させ、生成したアルキレングリコール
モノジシクロペンテニルエーテル又はオキサアルキレングリコールモノジシクロ
ペンテニルエーテルをメタクリル酸と縮合反応させるか又はメタクリル酸メチル
とエステル交換反応させることによって製造することができる。このメタクリル
酸又はメタクリル酸メチルをアクリル酸又はアクリル酸メチルで代えることも可
能である。また、特開昭57−200331号公報に記載されているように、ア
ルキレングリコールモノアクリレート又はアルキレングリコールモノメタクリレ
ートをジシクロペンタジエンに付加反応させることによっても製造することがで
きる。 本発明における樹脂組成物は、(a)の不飽和エステル5〜60重量%と(b
)の一般式で表される化合物95〜40重量%からなる。一般式で表される化合
物の量が40重量%未満であると、樹脂組成物の粘度が高くなり、作業が行いに
くくなる欠点や、この樹脂組成物を硬化させた場合、表面のベタツキが残り、好
ましくない。 一方、一般式で表される化合物の割合が95重量%を越えると、樹脂組成物を
硬化させた樹脂硬化物がもろくなり、その結果、得られたコンクリートも脆く、
強度の低いものとなってしまう。 本発明における樹脂組成物は、空気乾燥性及び靭性に優れ、ポリマーコンクリ
ートの製造に好適である。 本発明 のコンクリート組成物は、上記の樹脂組成物(B)及び上記の無機骨材
材料を含み、さらに有機過酸化物、又はさらに芳香族アミン系促進剤及び/又は
多価金属塩及び/又は錯体を組み合わせることにより、各々の作業温度下におい
てラジカル硬化される。特に、室温又はそれに近い温度において、表面のベタツ
キを無くすことが必要が場合においては、多価金属塩及び/又は錯体を必須成分
とし、有機過酸化物又はさらに芳香族アミン系促進剤を組み合わせるべきである
。 次に、本発明において用いられる(A)の不活性な微粒子状及び/又は粒状の
無機骨材材料としては、砂、シリカ粉末、粉砕岩石、例えば粉砕された石英、方
解石、長石、玄武岩、石、小石、更に、焼成ボーキサイド、珪酸アルミニウム、
珪酸マグネシウム、雲母等を使用することができる。 この骨材材料の使用量は、所望の流動性等の作業性に応じ、また、所望のポリ
マーコンクリートの強度等により決定されるが、上記の本発明における樹脂組成
物(B)は、(A)の骨材材料に対して5〜40重量%の範囲とされる。 樹脂組成物(B)が、5重量%未満となるように骨材材料を使用した場合には
、骨材材料に粗粉砕岩石を使用したとしても、樹脂組成物(B)が結合材として
、十分な働きをすることが出来ず、得られたポリマーコンクリートは強度の低い
ものとなってしまう。 逆に、40童量%を越えて用いたのでは、骨材材料の補強効果が十分発揮され
ず、剛性の低いポリマーコンクリートとなってしまう。 次に、有機過酸化物としては、過酸化ベンゾイル、クメンヒドロペルオキシド
、メチルエチルケトンペルオキシド、アセチルアセトンペルオキシドなどを用い
ることが出来る。 その使用量は、樹脂組成物(B)に対して好ましくは0.1〜10重量%、よ
り好ましくは0.5〜3重量%である。0.1重量%未満では、有機過酸化物か
らのラジカル発生量が不十分となり、樹脂組成物が十分硬化しない場合がある。
また、10重量%を越えると、有機過酸化物が可塑剤の働きを示し、硬化樹脂が
軟質になる傾向がある。 芳香族アミン系促進剤としては、アニリン、N,N−ジメチルアニリン、N,
N−ジエチルアニリン、トルイジン、N,N−ジメチル−p−トルイジン、N,
N−ジ(ヒドロキシエチル)トルイジンなどの一種以上の組み合わせで用いるこ
どが出来る。 その使用量は、樹脂組成物(B)に対して0.01〜10重量%の範囲が好ま
しく、0.1〜1重量%の範囲がより好ましい。使用量が0.01重量%未満で
は、促進効果が十分でなく、また、10重量%を越えると、可塑効果が働き、樹
脂硬化物の強度の低下を招き、好ましくない。 次に、多価金属塩及び/又は錯体は、一般に乾燥剤(ドライヤー)と呼ばれて
いるもので、高級脂肪酸の金属塩が良く知られている。例えばナフテン酸、オク
テン酸の多価金属塩であり、多価金属とは、カルシウム、銅、ジルコニウム、マ
ンガン、コバルト、鉛、鉄、バナジウムなどを示す。特に好ましい例としては、
オクテン酸コバルト、ナフテン酸コバルトがある。 錯体の例としては、アセチルアセトンの錯体が良く知られており、コバルトア
セチルアセトネート、マンガンアセチルアセトネートなどがある。 これらは樹脂組成物に対して好ましくは0.01〜5重量%の範囲で用いられ
るが、これらは有機過酸化物の作用を促進する働きを示し、0.01重量%未満
では、効果が十分でなく、5重量%を越えても、それ以上の効果を示さない。 また、これらの樹脂組成物及び/又はコンクリート組成物には、顔料、染料、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、流動制御剤、チキソトロピー剤、可塑剤、ワックス
等を必要に応じ添加することも可能である。 〔実施例〕 次に、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。実施例中「部」は特に断らない限り「重量部」である。 実施例1及び2 (1)ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレートの合成 ジシクロペンタジエン660部、エチレングリコール160部及びパラトルエ
ンスルホン酸4部を120℃で4時間反応させた後、80℃まで温度を下げ更に
メタクリル酸430部とパラトルエンスルホン酸4部を添加し、100℃で水を
留出させつつ5時間反応させ、得られた反応物を酸化マグネシウムで中和した。
反応物を水洗した後、減圧蒸留により精製した。 (2)不飽和エステル(I)の合成 メタクリル酸411部、エピ−ビス型エポキシ樹脂Ep−828、453部、
Ep−1001、1136部(共にシエル社製)、ヒドロキノン0.4部及びト
リメチルベンジルアンモニウムクロリド4部を100℃で10時間加熱して酸価
15の不飽和エステル(I)を得た。 この不飽和エステル(I)と、上記のジシクロペンテニルオキシエチルメタク リレートを第1表の割合で混合して樹脂組成物(I)及び(II)を得た。 この樹脂組成物100部に対し、6%ナフテン酸コバルト1部、ジメチルアニ
リン0.1部、50%過酸化ベンゾイルペースト2部を加え、良く混合した後、
金型中へ流し込み、25℃で24時間硬化させ、厚さ3mの樹脂硬化物を得た。 この樹脂硬化物をJIS K6901により、試験速度を1000mm/分と
して曲げ試験を行った。その結果を第1表に示す。 次に、上記樹脂組成物300部に対し、6%ナフテン酸コバルト3部、ジメチ
ルアニリン0.3部、50%過酸化ベンゾイルペースト12部を加え、良く混合
した後、珪砂5号200部を加え、良く混練し、コンクリート組成物を得た。そ
の後、JIS R5201に規定された三連モルタル型枠へ流し込み、充填させ
た。25℃で24時間硬化させ、4cm×4cm×12cmのコンクリート成形
体を得た。このコンクリート成形体の空気にさらされていた面は、完全にベタッ
キが無かった。このコンクリート成形体についてJIS R5201の方法で曲
げ試験を行った。その結果を第1表に示す。 比較例1 比較例として、実施例1で合成したジシクロペンテニルオキシエチルメタクリ
レートのみを用いて実施例1と同様の6%ナフテン酸コバルト、ジメチルアニリ
ン、50%過酸化ベンゾイルペースト及び珪砂5号を用い、同様の添加量でジシ
クロペンテニルオキシエチルメタクリレート硬化物及びコンクリート成形体を得
た。 更に実施例1と同様の試験方法により、曲げ試験を行った。その結果を第1表
に示す。 実施例3及び4 (1)不飽和エステル(II)の合成エピ−ビス型エポキシ樹脂EP−828、1
017部、ハリダイマー#200(ダイマー酸:播磨化成(株)製)752部及
びトリメチルベンジルアンモニウムクロリド4部を110℃で2時間加熱して酸
価が4となったので、更にメタクリル酸230部及びヒドロキノン0.4部を加
え、110℃で更に加熱を続けた。6時間加熱して酸価が10の不飽和エステル
(II)を得た。 この不飽和エステル(II)と実施例1の(1)で合成したジシクロペンテニル
オキシエチルメタクリレートを第1表の割合で混合して樹脂組成物(III)及び
(IV)を得た。 この樹脂組成物を用いて実施例1と同様の方法で、樹脂硬化物及びコンクリー
ト成形体を得た。各々曲げ試験を行い、その結果を第1表に示す。 得られたコンクリート成形体の空気にさらされていた面は、完全にベタツキが
無かった。 〔発明の効果〕 本発明における樹脂組成物は、空気乾燥性及び靭性に優れており、特に、炭素
数が12個以上の二塩基酸を用いた不飽和エステルを含む場合には、更にその効
果が向上し、この樹脂組成物を含む本発明のコンクリート組成物は、良好な空気
乾燥性及び強度を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(A)不活性な微粒子状及び/又は粒状の無機骨材材料に対して (B) (a)エポキシ樹脂に不飽和一塩基酸及び必要に応じて更に多塩基酸を反
    応させて得られる不飽和エステル5〜60重量%及び (b)一般式〔式中RはH又はCH3であり、R1は2〜12個の炭素原子を有するアルキレン
    基又は少なくとも2個の炭素原子を有する2個以上のアルキレン基が酸素原子で
    結合された、全体として4〜12個の炭素原子を有するオキシアルキレン基であ
    る〕で表される少なくとも1種のジシクロペンテニルオキシアルキルアクリレー
    ト又はジシクロペンテニルオキシアルキルメタクリレート95〜40重量%から
    なる樹脂組成物5〜40重量%を含むコンクリート組成物。 2.必要に応じて更に用いられる多塩基酸が炭素数12個以上の二塩基酸であ
    る請求項1記載のコンクリート組成物。 請求項1記載のコンクリート組成物に(B)成分の樹脂組成物に対して0
    .1〜10重量%の有機過酸化物を加えたコンクリート組成物。 請求項3記載のコンクリート組成物に(B)成分の樹脂組成物に対して0
    .01重量%〜10重量%の芳香族アミン系促進剤及び/又は(B)成分の樹脂
    組成物に対して0.01重量%〜5重量%の多価金属塩及び/又は錯体を加えた
    コンクリート組成物。

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