JP2536035Y2 - 湯水混合栓 - Google Patents
湯水混合栓Info
- Publication number
- JP2536035Y2 JP2536035Y2 JP7279991U JP7279991U JP2536035Y2 JP 2536035 Y2 JP2536035 Y2 JP 2536035Y2 JP 7279991 U JP7279991 U JP 7279991U JP 7279991 U JP7279991 U JP 7279991U JP 2536035 Y2 JP2536035 Y2 JP 2536035Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- hot water
- collar
- cylindrical portion
- passage
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は湯水混合栓に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の湯水混合栓は、実開昭61−1
52871号公報で周知で、図3、図4に示すように、
混合水温を検知して伸縮作動するサーモスタット1によ
り温調弁2を左右に進退させて冷水流入口3と,熱湯流
入口4とを開閉し、冷水と熱湯との混合割合を制御して
混合水温を設定温度にする。
52871号公報で周知で、図3、図4に示すように、
混合水温を検知して伸縮作動するサーモスタット1によ
り温調弁2を左右に進退させて冷水流入口3と,熱湯流
入口4とを開閉し、冷水と熱湯との混合割合を制御して
混合水温を設定温度にする。
【0003】そして、温調弁2を一方向に付勢するコイ
ルスプリング5と、このコイルスプリング5の一端(図
の左端)を支持すると共にコイルスプリング5の内周に
近接した筒状部分6aを有するカラー6と、このカラー
を支持する混合栓ボデー7と、コイルスプリング5の他
端(右端)を支持すると共にコイルスプリング5の内周
に近接した筒状部分8aを有し、かつ前記温調弁2に支
持されるガイド8と熱湯が流れる熱湯通路9と冷水が流
れる冷水通路12とを具備している。
ルスプリング5と、このコイルスプリング5の一端(図
の左端)を支持すると共にコイルスプリング5の内周に
近接した筒状部分6aを有するカラー6と、このカラー
を支持する混合栓ボデー7と、コイルスプリング5の他
端(右端)を支持すると共にコイルスプリング5の内周
に近接した筒状部分8aを有し、かつ前記温調弁2に支
持されるガイド8と熱湯が流れる熱湯通路9と冷水が流
れる冷水通路12とを具備している。
【0004】熱湯は矢印Aに示すように熱湯通路9と熱
湯流入口4を通過して流れ、カラー6の先端(右端)と
ガイド8の先端(左端)との間のリング状の熱湯流出口
10を通って混合室11へ流入し、矢印Bに示すように
冷水通路12と冷水流入口3を通過して混合室11へ流
入する冷水と混合される。
湯流入口4を通過して流れ、カラー6の先端(右端)と
ガイド8の先端(左端)との間のリング状の熱湯流出口
10を通って混合室11へ流入し、矢印Bに示すように
冷水通路12と冷水流入口3を通過して混合室11へ流
入する冷水と混合される。
【0005】温調弁2はコイルスプリング5の外周を囲
む円筒部分2aを有し、この円筒部分の右端部に冷水流
入口3が、左端部に熱湯流入口4が設けられている。カ
ラー6はその右端小径部6bが混合栓ボデー7の隔壁7
aに明けられた孔にゆるく嵌挿され、その鍔部6cがコ
イルスプリング5により隔壁7aに押しつけられてい
る。
む円筒部分2aを有し、この円筒部分の右端部に冷水流
入口3が、左端部に熱湯流入口4が設けられている。カ
ラー6はその右端小径部6bが混合栓ボデー7の隔壁7
aに明けられた孔にゆるく嵌挿され、その鍔部6cがコ
イルスプリング5により隔壁7aに押しつけられてい
る。
【0006】ガイド8は筒状部分8aの右端に鍔部8b
を有し、この鍔部8bがコイルスプリング5により温調
弁2の段部2bに押しつけられている。又鍔部8bはそ
の外周が温調弁2の円筒部分2aの内側にわずかの隙間
をもって嵌合している。
を有し、この鍔部8bがコイルスプリング5により温調
弁2の段部2bに押しつけられている。又鍔部8bはそ
の外周が温調弁2の円筒部分2aの内側にわずかの隙間
をもって嵌合している。
【0007】熱湯と冷水は上述のように混合室11で混
合され、混合された混合水は、サーモスタット1の大径
部分であるガイド部1aの外周とカラー6の円筒部分6
aの内周との間に形成された狭い通路である混合水流出
口13を通過して下流左方に流れる。
合され、混合された混合水は、サーモスタット1の大径
部分であるガイド部1aの外周とカラー6の円筒部分6
aの内周との間に形成された狭い通路である混合水流出
口13を通過して下流左方に流れる。
【0008】そして、この混合水流出口13の通路面積
S13は、湯流出口10の通路面積S10や、冷水流出口と
して機能する混合室11の通路面積S11と比較して次の
ような比率であった。
S13は、湯流出口10の通路面積S10や、冷水流出口と
して機能する混合室11の通路面積S11と比較して次の
ような比率であった。
【0009】 S13:S10:S11=1:1.7:3 このように三つの通路面積の関係は S13<S10<S11 となっており、混合水流出口で通路が絞られていた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
混合水流出口13がサーモワックス1のガイド部1aと
カラー6の円筒部6aによって絞られているため、冷水
の圧力(水圧)や熱湯の圧力(湯圧)が変ると吐出温が
変化するという問題点があった。
混合水流出口13がサーモワックス1のガイド部1aと
カラー6の円筒部6aによって絞られているため、冷水
の圧力(水圧)や熱湯の圧力(湯圧)が変ると吐出温が
変化するという問題点があった。
【0011】例えば、水圧が変ると混合室11の圧力が
変り、その結果熱湯の流量が変って吐出音の変化につな
がる。又、熱湯流出口(10)が全周開口したリング状
であるため、混合室(11)内へ熱湯が均一に出なく
て、冷水との混合が悪くなって、設定温度が得られにく
いという問題点があった。
変り、その結果熱湯の流量が変って吐出音の変化につな
がる。又、熱湯流出口(10)が全周開口したリング状
であるため、混合室(11)内へ熱湯が均一に出なく
て、冷水との混合が悪くなって、設定温度が得られにく
いという問題点があった。
【0012】そこで、本考案はこのような問題点を解消
できる湯水混合栓を提供することを目的とする。
できる湯水混合栓を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】混合水温を検知して作動
するサーモスタット(1)により温調弁(2)を進退さ
せて冷水流入口(3)と熱湯流入口(4)とを開閉し、
冷水と熱湯との混合割合を制御して混合水温を設定温度
にするもので、温調弁(2)の円筒部分(2a)の内側
に配設され温調弁(2)を一方向に付勢するコイルスプ
リング(5)と、このコイルスプリング(5)の一端を
支持すると共にコイルスプリング(5)の内側に配設さ
れかつサーモスタット(1)の外周を囲む筒状部分(6
a)を有するカラー(6)と、コイルスプリング(5)
の他端を支持すると共にコイルスプリング(5)の内側
に配設した筒状部分(8a)を有するガイド(8)とを
有するとともに、サーモスタット(1)の大径のガイド
部(1a)の外周とカラー(6)の筒状部分(6a)の
内周との間に絞られた通路(13)を有する混合栓にお
いて、通路(13)の下流に混合室(11)を設け、カ
ラー(6)の筒状部分(6a)とガイド(8)の筒状部
分(8a)の対向する各端部を小さいクリアランスで重
合するよう形成し、通路(13)の上流側を前記冷水流
入口(3)に連通し、さらにカラー(6)にはその円周
上複数箇所に前記熱湯流入口(4)と混合室(11)に
対向した穴で形成した熱湯流出口(10)を設けた。
するサーモスタット(1)により温調弁(2)を進退さ
せて冷水流入口(3)と熱湯流入口(4)とを開閉し、
冷水と熱湯との混合割合を制御して混合水温を設定温度
にするもので、温調弁(2)の円筒部分(2a)の内側
に配設され温調弁(2)を一方向に付勢するコイルスプ
リング(5)と、このコイルスプリング(5)の一端を
支持すると共にコイルスプリング(5)の内側に配設さ
れかつサーモスタット(1)の外周を囲む筒状部分(6
a)を有するカラー(6)と、コイルスプリング(5)
の他端を支持すると共にコイルスプリング(5)の内側
に配設した筒状部分(8a)を有するガイド(8)とを
有するとともに、サーモスタット(1)の大径のガイド
部(1a)の外周とカラー(6)の筒状部分(6a)の
内周との間に絞られた通路(13)を有する混合栓にお
いて、通路(13)の下流に混合室(11)を設け、カ
ラー(6)の筒状部分(6a)とガイド(8)の筒状部
分(8a)の対向する各端部を小さいクリアランスで重
合するよう形成し、通路(13)の上流側を前記冷水流
入口(3)に連通し、さらにカラー(6)にはその円周
上複数箇所に前記熱湯流入口(4)と混合室(11)に
対向した穴で形成した熱湯流出口(10)を設けた。
【0014】
【作用】サーモスタット(1)のガイド部(1a)とカ
ラー(6)の筒状部分(6a)との間に形成された狭い
通路(13)が混合室(11)の上流側に位置し、この
狭い通路(13)を通って混合室(11)へ冷水が流出
する。
ラー(6)の筒状部分(6a)との間に形成された狭い
通路(13)が混合室(11)の上流側に位置し、この
狭い通路(13)を通って混合室(11)へ冷水が流出
する。
【0015】又、熱湯が熱湯流入口(4)に近い複数の
穴で形成された熱湯流出口(10)を通って、筒状部分
(6a)の円周上の数箇所から混合室に流出する。
穴で形成された熱湯流出口(10)を通って、筒状部分
(6a)の円周上の数箇所から混合室に流出する。
【0016】
【実施例】図1、図2は本考案の実施例で、混合水温を
検知して伸縮作動するサーモスタット1により温調弁2
を進退させて冷水流入口3と熱湯流入口4とを開閉し、
冷水と熱湯との混合割合を制御して混合水温を設定温度
にする。
検知して伸縮作動するサーモスタット1により温調弁2
を進退させて冷水流入口3と熱湯流入口4とを開閉し、
冷水と熱湯との混合割合を制御して混合水温を設定温度
にする。
【0017】そして、温調弁2を一方向に付勢するスプ
リング5の一端(図の左端)を支持すると共にコイルス
プリング5の内周に近接した筒状(円筒)部分6aを有
するカラー6と、このカラーを支持する混合栓ボデー7
と、コイルスプリング5の他端(右端)を支持すると共
にコイルスプリング5の内側に配設された筒状(円筒)
部分8aを有し、かつ前記温調弁2に支持されるガイド
8と、熱湯が流れる熱湯通路9と冷水が流れる冷水通路
12とを具備している。
リング5の一端(図の左端)を支持すると共にコイルス
プリング5の内周に近接した筒状(円筒)部分6aを有
するカラー6と、このカラーを支持する混合栓ボデー7
と、コイルスプリング5の他端(右端)を支持すると共
にコイルスプリング5の内側に配設された筒状(円筒)
部分8aを有し、かつ前記温調弁2に支持されるガイド
8と、熱湯が流れる熱湯通路9と冷水が流れる冷水通路
12とを具備している。
【0018】サーモスタット1は大径のガイド部1aを
有し、その外径とカラー6の筒状部分6aの内周との間
に絞られた通路13を有し。この通路13は、前記従来
技術における混合水流出口13に対応するが、その作用
は全く異なり、混合水流出口としては機能しなくて、後
述するように混合室11へ冷水を流出する冷水流出口と
して機能する。
有し、その外径とカラー6の筒状部分6aの内周との間
に絞られた通路13を有し。この通路13は、前記従来
技術における混合水流出口13に対応するが、その作用
は全く異なり、混合水流出口としては機能しなくて、後
述するように混合室11へ冷水を流出する冷水流出口と
して機能する。
【0019】11は通路13の下流に位置する混合室、
10は熱湯流出口で、カラー6の円周上複数箇所に前記
熱湯流入口4と混合室11に対向して明けた数個の穴で
形成されている。
10は熱湯流出口で、カラー6の円周上複数箇所に前記
熱湯流入口4と混合室11に対向して明けた数個の穴で
形成されている。
【0020】又、ガイド8の筒状部分8aの左端部は、
カラー6の筒状部分6aの右端部と小さいクリアランス
で重なるように筒状部分6aよりも小径に形成されてい
る。図2で符号14はこの重なり部分を示す。カラー6
はこの重なり部分ができるように従来技術の場合より右
方へ延長されて長くなっている。
カラー6の筒状部分6aの右端部と小さいクリアランス
で重なるように筒状部分6aよりも小径に形成されてい
る。図2で符号14はこの重なり部分を示す。カラー6
はこの重なり部分ができるように従来技術の場合より右
方へ延長されて長くなっている。
【0021】熱湯は矢印Aに示すように熱湯通路9と熱
湯流入口4を通過して流れ、数個の穴からなる熱湯流出
口10を通って混合室11へ流出し、矢印Bに示すよす
に冷水流入口3と通路13で形成された冷水流出口とを
通過して混合室11へ流入する冷水と混合される。
湯流入口4を通過して流れ、数個の穴からなる熱湯流出
口10を通って混合室11へ流出し、矢印Bに示すよす
に冷水流入口3と通路13で形成された冷水流出口とを
通過して混合室11へ流入する冷水と混合される。
【0022】温調弁2はコイルスプリング5の外周を囲
む円筒部分2aを有し、この円筒部分の右端部に冷水流
入口3が、左端部に熱湯流入口4が設けられている。カ
ラー6はその左端小径部6bが混合栓ボデー7の隔壁7
aに明けられた孔にゆるく嵌挿され、その鍔部6cがコ
イルスプリング5により隔壁7aに押しつけられてい
る。
む円筒部分2aを有し、この円筒部分の右端部に冷水流
入口3が、左端部に熱湯流入口4が設けられている。カ
ラー6はその左端小径部6bが混合栓ボデー7の隔壁7
aに明けられた孔にゆるく嵌挿され、その鍔部6cがコ
イルスプリング5により隔壁7aに押しつけられてい
る。
【0023】ガイド8は筒状部分8aの右端に鍔部8b
を有し、この鍔部8bがコイルスプリング5により温調
弁2の段部2bに押しつけられている。又鍔部8bはそ
の外周が温調弁2の円筒部分2aの内側にわずかの隙間
をもって嵌合している。
を有し、この鍔部8bがコイルスプリング5により温調
弁2の段部2bに押しつけられている。又鍔部8bはそ
の外周が温調弁2の円筒部分2aの内側にわずかの隙間
をもって嵌合している。
【0024】そしてこの実施例では、カラー6の筒状部
分6aの基部外径と、ガイド8の筒状部分8aの基部外
径とを、コイルスプリング5の自由形状での内径よりわ
ずかに大きく定め、これらの基部6dと8dとにコイル
スプリング5の右端と左端を嵌合させてある。
分6aの基部外径と、ガイド8の筒状部分8aの基部外
径とを、コイルスプリング5の自由形状での内径よりわ
ずかに大きく定め、これらの基部6dと8dとにコイル
スプリング5の右端と左端を嵌合させてある。
【0025】カラー6とガイド8の基部6d,8d以外
の筒状部分6aと8aは従来と同じ外径寸法であるが、
コイルスプリング5との間の偏心がなくなるので、コイ
ルスプリング5との隙間(クリアランス)の最小値が従
来技術の場合より大きくなり、熱湯の通過でコイルスプ
リング5が振動しても、当る恐れが少なくなる。温調弁
2の円筒部分2aの内周とコイルスプリング5との最小
隙間も同様に大きくなり、熱湯の通過でコイルスプリン
グが振動したとき当る恐れが少なくなることは容易に理
解される。
の筒状部分6aと8aは従来と同じ外径寸法であるが、
コイルスプリング5との間の偏心がなくなるので、コイ
ルスプリング5との隙間(クリアランス)の最小値が従
来技術の場合より大きくなり、熱湯の通過でコイルスプ
リング5が振動しても、当る恐れが少なくなる。温調弁
2の円筒部分2aの内周とコイルスプリング5との最小
隙間も同様に大きくなり、熱湯の通過でコイルスプリン
グが振動したとき当る恐れが少なくなることは容易に理
解される。
【0026】上記実施例では、サーモスタット1の大径
のガイド部1aとカラー6の筒状(円筒)部分6aとの
間の狭い環状の通路13の下流に混合室11が設けら
れ、通路13は矢印Bに沿って流れる冷水が混合室11
に入る冷水流出口として機能する。
のガイド部1aとカラー6の筒状(円筒)部分6aとの
間の狭い環状の通路13の下流に混合室11が設けら
れ、通路13は矢印Bに沿って流れる冷水が混合室11
に入る冷水流出口として機能する。
【0027】数個の穴からなる熱湯流出口10から混合
室11へ入る熱湯は通路(冷水流出口)13から混合室
11へ入る冷水と混合されて、サーモスタット1とカラ
ー6の左端内径との間に形成された環状の混合室出口1
5を通って下流へ流出する。
室11へ入る熱湯は通路(冷水流出口)13から混合室
11へ入る冷水と混合されて、サーモスタット1とカラ
ー6の左端内径との間に形成された環状の混合室出口1
5を通って下流へ流出する。
【0028】混合室流出口の通路面積S15と、熱湯流出
口10の通路面積10と、冷水流出口13の通路面積S
13の比は、混合室流出口の通路面積S15を1として、 S15:S10:S13=1:0.4〜1:0.5〜1 の比率に定められていて、 S15≧S10≒S13 の関係になっている。
口10の通路面積10と、冷水流出口13の通路面積S
13の比は、混合室流出口の通路面積S15を1として、 S15:S10:S13=1:0.4〜1:0.5〜1 の比率に定められていて、 S15≧S10≒S13 の関係になっている。
【0029】そのため、熱湯流出口10や冷水流出口1
3から混合室11へ入った熱湯や冷水は混合水流出口1
5で更に絞られることなく下流に流れる。
3から混合室11へ入った熱湯や冷水は混合水流出口1
5で更に絞られることなく下流に流れる。
【0030】
【考案の効果】本考案の湯水混合栓は上述のように構成
されているので、混合水の流出口部分(15)が絞られ
ていないので、混合室(11)の圧力が水圧で変化する
ことが少ないため、吐出温が変化しない。
されているので、混合水の流出口部分(15)が絞られ
ていないので、混合室(11)の圧力が水圧で変化する
ことが少ないため、吐出温が変化しない。
【0031】又、熱湯がカラー(6)の円周上の数箇所
から混合室へ流出するため、冷水との混合も良い。
から混合室へ流出するため、冷水との混合も良い。
【図1】本考案の実施例の縦断面図。
【図2】本考案の実施例の一部分の正面図。
【図3】従来技術の縦断面図。
【図4】従来技術の一部分の正面図。
1 サーモスタット 1a ガイド部 2 温調弁 2a 円筒部分 3 冷水流入口 4 熱湯流入口 5 コイルスプリング 6 カラー 6a 筒状部分 8 ガイド 8a 筒状部分 10 熱湯流出口 11 混合室 13 通路(冷水流出口)
Claims (1)
- 【請求項1】 混合水温を検知して作動するサーモスタ
ット(1)により温調弁(2)を進退させて冷水流入口
(3)と熱湯流入口(4)とを開閉し、冷水と熱湯との
混合割合を制御して混合水温を設定温度にするもので、
温調弁(2)の円筒部分(2a)の内側に配設され温調
弁(2)を一方向に付勢するコイルスプリング(5)
と、このコイルスプリング(5)の一端を支持すると共
にコイルスプリング(5)の内側に配設されかつサーモ
スタット(1)の外周を囲む筒状部分(6a)を有する
カラー(6)と、コイルスプリング(5)の他端を支持
すると共にコイルスプリング(5)の内側に配設した筒
状部分(8a)を有するガイド(8)とを有するととも
に、サーモスタット(1)の大径のガイド部(1a)の
外周とカラー(6)の筒状部分(6a)の内周との間に
絞られた通路(13)を有する混合栓において、通路
(13)の下流に混合室(11)を設け、カラー(6)
の筒状部分(6a)とガイド(8)の筒状部分(8a)
の対向する各端部を小さいクリアランスで重合するよう
形成し、通路(13)の上流側を前記冷水流入口(3)
に連通し、さらにカラー(6)にはその円周上複数箇所
に前記熱湯流入口(4)と混合室(11)に対向した穴
で形成した熱湯流出口(10)を設けた湯水混合栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7279991U JP2536035Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 湯水混合栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7279991U JP2536035Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 湯水混合栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525087U JPH0525087U (ja) | 1993-04-02 |
JP2536035Y2 true JP2536035Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=13499804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7279991U Expired - Lifetime JP2536035Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 湯水混合栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536035Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5487839B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2014-05-14 | Toto株式会社 | 湯水混合装置 |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP7279991U patent/JP2536035Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0525087U (ja) | 1993-04-02 |
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