JP2535476Y2 - 電気掃除機用集塵袋 - Google Patents
電気掃除機用集塵袋Info
- Publication number
- JP2535476Y2 JP2535476Y2 JP1986064613U JP6461386U JP2535476Y2 JP 2535476 Y2 JP2535476 Y2 JP 2535476Y2 JP 1986064613 U JP1986064613 U JP 1986064613U JP 6461386 U JP6461386 U JP 6461386U JP 2535476 Y2 JP2535476 Y2 JP 2535476Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- bag
- mouth
- vacuum cleaner
- dust collection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、本体上面に集塵室の蓋体を有する電気掃除
機に使用される集塵袋に関するものである。
機に使用される集塵袋に関するものである。
従来の技術 従来この種の集塵袋は、例えば実公昭50-17269号公報
に示されているように、第4図のような構造になってい
た。第4図において、袋部1底部に形成され、着脱自在
の挾持具2で挾持閉塞された塵捨口3と対向する袋部先
端位置に、吸気口4が形成された口芯5を袋部1の側面
に直角な方向に取り付けたものが一般的であった。
に示されているように、第4図のような構造になってい
た。第4図において、袋部1底部に形成され、着脱自在
の挾持具2で挾持閉塞された塵捨口3と対向する袋部先
端位置に、吸気口4が形成された口芯5を袋部1の側面
に直角な方向に取り付けたものが一般的であった。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは塵捨てを行う場
合、まず口芯5を持って塵埃でいっぱいになった集塵袋
を本体から取外した後、挾持具2の近傍を一方の手で持
って、もう一方の手で挾持具2をスライドさせて取外
し、さらに集塵袋内の塵埃を捨てるために口芯5または
その近傍を持って塵捨口3を下に向けるといった作業を
行なわなければならなかった。したがって挾持具2を取
外す際に吸気口4が下方になるためこの吸気口4から若
干の塵埃がこぼれ出てしまうという問題点や、持つ場所
を何回となく換えなければならず時間がかかる上に塵埃
で手が汚れ易いといった問題点を有していた。
合、まず口芯5を持って塵埃でいっぱいになった集塵袋
を本体から取外した後、挾持具2の近傍を一方の手で持
って、もう一方の手で挾持具2をスライドさせて取外
し、さらに集塵袋内の塵埃を捨てるために口芯5または
その近傍を持って塵捨口3を下に向けるといった作業を
行なわなければならなかった。したがって挾持具2を取
外す際に吸気口4が下方になるためこの吸気口4から若
干の塵埃がこぼれ出てしまうという問題点や、持つ場所
を何回となく換えなければならず時間がかかる上に塵埃
で手が汚れ易いといった問題点を有していた。
また、集塵袋を本体に取付ける際に口芯5の端部を持
ち上げると第5図に示すように挾持具2が重みで口芯5
の下方に来るため、袋部1の口芯5の下部側に接続され
た袋側面にたるみが生じる。この状態で、本体、特に集
塵室の上面に蓋体を有しかつ前端部に集塵袋取付部を有
する本体に取付けようとすると、口芯5の上下および左
右の位置決めのために本体の集塵袋取付部に設けられた
リブと口芯5との間に袋のたるみ部がかみ込まれる場合
が多く、集塵袋の破損等が生じ易かった。またこれを防
止するために使用者は集塵袋取付時に口芯5を持ったも
う一方の手で挾持具2を本体の後方に向けて持ちながら
作業を行う場合もあるが、両手を使用しなくてはならず
使用性が悪いという問題点を有していた。
ち上げると第5図に示すように挾持具2が重みで口芯5
の下方に来るため、袋部1の口芯5の下部側に接続され
た袋側面にたるみが生じる。この状態で、本体、特に集
塵室の上面に蓋体を有しかつ前端部に集塵袋取付部を有
する本体に取付けようとすると、口芯5の上下および左
右の位置決めのために本体の集塵袋取付部に設けられた
リブと口芯5との間に袋のたるみ部がかみ込まれる場合
が多く、集塵袋の破損等が生じ易かった。またこれを防
止するために使用者は集塵袋取付時に口芯5を持ったも
う一方の手で挾持具2を本体の後方に向けて持ちながら
作業を行う場合もあるが、両手を使用しなくてはならず
使用性が悪いという問題点を有していた。
本考案はこのような従来の問題点を解決するもので、
塵捨て時の使用性の向上を図ることができるとともに、
本体への取付けを容易にできる電気掃除機用集塵袋を提
供することを目的とするものである。
塵捨て時の使用性の向上を図ることができるとともに、
本体への取付けを容易にできる電気掃除機用集塵袋を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、電気掃除機の
集塵室に装着される集塵袋において、袋部に吸気口を有
する四角形状の口芯を固定するとともに、この口芯の下
端と近接した袋部の一部に同口芯下端と平行に塵捨口を
形成し、この塵捨口を着脱自在な挟持具で挟持閉塞した
ものである。
集塵室に装着される集塵袋において、袋部に吸気口を有
する四角形状の口芯を固定するとともに、この口芯の下
端と近接した袋部の一部に同口芯下端と平行に塵捨口を
形成し、この塵捨口を着脱自在な挟持具で挟持閉塞した
ものである。
作用 上記構成により、塵捨てを行う場合、吸気口を形成し
ている口芯を持って塵埃で一杯になった集塵袋を本体か
ら取外した後、一方の手で口芯を持ったままもう一方の
手で挾持具をスライドさせて外し塵捨てを行うことがで
きる。これは口芯と塵捨口との距離が短く、挾持具をス
ライドさせても袋のズレがほとんどないために可能とな
るものであり、このため従来のように挾持具を取外す場
合に持つ場所を換えたり、また集塵袋を逆さまにしたり
することなく、使用性の向上を図ることができる。
ている口芯を持って塵埃で一杯になった集塵袋を本体か
ら取外した後、一方の手で口芯を持ったままもう一方の
手で挾持具をスライドさせて外し塵捨てを行うことがで
きる。これは口芯と塵捨口との距離が短く、挾持具をス
ライドさせても袋のズレがほとんどないために可能とな
るものであり、このため従来のように挾持具を取外す場
合に持つ場所を換えたり、また集塵袋を逆さまにしたり
することなく、使用性の向上を図ることができる。
また、集塵袋を本体に取付ける場合、口芯を持ち上げ
ても口芯下部および側面に袋のたるみが生じることがな
く、したがって、片手でしかも集塵室内の口芯位置決め
リブなどに袋をかみ込ませることなく容易に取付けるこ
とができるものである。
ても口芯下部および側面に袋のたるみが生じることがな
く、したがって、片手でしかも集塵室内の口芯位置決め
リブなどに袋をかみ込ませることなく容易に取付けるこ
とができるものである。
さらには、集塵袋単品の状態で平面状になっているた
め重ね合せが効率よくでき、流通面での効率を向上させ
ることが可能となる。
め重ね合せが効率よくでき、流通面での効率を向上させ
ることが可能となる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい説明す
る。第1図および第2図は本体考案の一実施例を示す集
塵袋の袋部側面よりみた斜視図およびその分解斜視図、
第3図はその集塵袋を有する電動送風機の側面断面図で
ある。
る。第1図および第2図は本体考案の一実施例を示す集
塵袋の袋部側面よりみた斜視図およびその分解斜視図、
第3図はその集塵袋を有する電動送風機の側面断面図で
ある。
第1図〜第3図において、10は電動送風機11を内蔵す
る本体で、上面に集塵室12の一部を形成する着脱自在の
蓋体13を有するとともに、集塵室12の前方にホース取付
口14を有している。集塵室12に取付けられる集塵袋15は
底部に塵捨口16を有し、その縁部に縫合された中芯17を
断面形状略U字状の挾持具18で着脱自在に挾持するとと
もに、集塵袋15の側面で前記塵捨口16のごく近傍に逆止
弁19を有した吸気口20を形成する口芯21が取付けられて
いる。この口芯21は集塵室12内の底面に設けられた下方
保持リブ22および蓋体13に設けられた上方保持リブ23と
で上下の位置決めがなされるとともに後方への外れ防止
がなされており、さらには集塵室12内の口芯21の両側面
に設けられた側面ガイドリブ24によって左右の位置決め
がなされている。
る本体で、上面に集塵室12の一部を形成する着脱自在の
蓋体13を有するとともに、集塵室12の前方にホース取付
口14を有している。集塵室12に取付けられる集塵袋15は
底部に塵捨口16を有し、その縁部に縫合された中芯17を
断面形状略U字状の挾持具18で着脱自在に挾持するとと
もに、集塵袋15の側面で前記塵捨口16のごく近傍に逆止
弁19を有した吸気口20を形成する口芯21が取付けられて
いる。この口芯21は集塵室12内の底面に設けられた下方
保持リブ22および蓋体13に設けられた上方保持リブ23と
で上下の位置決めがなされるとともに後方への外れ防止
がなされており、さらには集塵室12内の口芯21の両側面
に設けられた側面ガイドリブ24によって左右の位置決め
がなされている。
上記構成において、その作用を説明する。塵捨てを行
う場合、まず一方の手で口芯21の上部を持って集塵袋15
を集塵室12より取外した後、もう一方の手で挾持具18を
スライドさせて取外し、塵捨口16を開口させるだけで良
く、速くかつ衛生的に塵捨てを行うことができる。
う場合、まず一方の手で口芯21の上部を持って集塵袋15
を集塵室12より取外した後、もう一方の手で挾持具18を
スライドさせて取外し、塵捨口16を開口させるだけで良
く、速くかつ衛生的に塵捨てを行うことができる。
また、集塵袋15を集塵室12に取付ける場合は、口芯21
の下端部を下方保持リブ22に斜めに引掛けた後、ホース
取付口14に吸気口20を押し当てて嵌合させて行なうが、
まず口芯21上端部を持って集塵袋15を集塵室12の上方か
ら持って行くとき、第1図に示すような状態で口芯21の
周囲には袋のたわみはほとんどなく、したがって下方保
持リブ22や側面ガイドリブ24と口芯21との間に袋をかみ
込む心配がなく、片手で容易に取付けることができる。
の下端部を下方保持リブ22に斜めに引掛けた後、ホース
取付口14に吸気口20を押し当てて嵌合させて行なうが、
まず口芯21上端部を持って集塵袋15を集塵室12の上方か
ら持って行くとき、第1図に示すような状態で口芯21の
周囲には袋のたわみはほとんどなく、したがって下方保
持リブ22や側面ガイドリブ24と口芯21との間に袋をかみ
込む心配がなく、片手で容易に取付けることができる。
さらには、第1図に示すように、集塵袋15単品の状態
できわめて平坦な形状をしているため重ね合せが効率良
く行えることより、集塵袋15の製作工場から本体組立工
場までや、サービス供給時などの流通面で効率を向上さ
せることができるものである。
できわめて平坦な形状をしているため重ね合せが効率良
く行えることより、集塵袋15の製作工場から本体組立工
場までや、サービス供給時などの流通面で効率を向上さ
せることができるものである。
考案の効果 以上のように本考案によれば、吸気口が形成された口
芯を集塵袋の塵捨口近傍の側面に設けることにより、塵
捨てを速くかつ衛生的に行うことを可能にするととも
に、本体への取付けを容易なものにし、かつ単品での流
通効率の向上を図ることができるものである。
芯を集塵袋の塵捨口近傍の側面に設けることにより、塵
捨てを速くかつ衛生的に行うことを可能にするととも
に、本体への取付けを容易なものにし、かつ単品での流
通効率の向上を図ることができるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同分
解斜視図、第3図は同集塵袋を収納した電気掃除機の側
面断面図、第4図は従来例を示す斜視図、第5図は同側
面図である。 10……本体、12……集塵室、13……蓋体、15……集塵
袋、16……塵捨口、18……挾持具、20……吸気口、21…
…口芯
解斜視図、第3図は同集塵袋を収納した電気掃除機の側
面断面図、第4図は従来例を示す斜視図、第5図は同側
面図である。 10……本体、12……集塵室、13……蓋体、15……集塵
袋、16……塵捨口、18……挾持具、20……吸気口、21…
…口芯
Claims (1)
- 【請求項1】電気掃除機の集塵室に装着される集塵袋に
おいて、袋部に吸気口を有する四角形状の口芯を固定す
るとともに、この口芯の下端と近接した袋部の一部に同
口芯下端と平行に塵捨口を形成し、この塵捨口を着脱自
在な挟持具で挟持閉塞した電気掃除機用集塵袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986064613U JP2535476Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 電気掃除機用集塵袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986064613U JP2535476Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 電気掃除機用集塵袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62177473U JPS62177473U (ja) | 1987-11-11 |
JP2535476Y2 true JP2535476Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=30900925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986064613U Expired - Lifetime JP2535476Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 電気掃除機用集塵袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535476Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017269U (ja) * | 1973-06-12 | 1975-02-24 |
-
1986
- 1986-04-28 JP JP1986064613U patent/JP2535476Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62177473U (ja) | 1987-11-11 |
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