JP2535045B2 - ハロサイアミンおよびその製造法 - Google Patents

ハロサイアミンおよびその製造法

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JP2535045B2 JP63013183A JP1318388A JP2535045B2 JP 2535045 B2 JP2535045 B2 JP 2535045B2 JP 63013183 A JP63013183 A JP 63013183A JP 1318388 A JP1318388 A JP 1318388A JP 2535045 B2 JP2535045 B2 JP 2535045B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は細菌およびかび感染症の治療剤として有用な
新規化合物ハロサイアミンおよびその製造法に関する。
ハロサイアミンは分子内にブロム原子を有する化合物
で、海産動物ホヤから採取される。
従来の技術 海産動物ホヤからは種々の生理活性物質が得られてい
るが、これらのうち、分子内にブロム原子を含んでいる
点においては、ハロサイアミンはユーディストーマ(Eu
distoma)種の群体ホヤから単離されたβ−カルボリン
化合物と共通点を有する(第28回天然有機化合物討論会
講演要旨集、演題No.16仙台、1986年参照)。
発明が解決しようとする課題 細菌あるいはかびなどによって惹起される疾病は化学
療法剤投与による治療法の発達によってかなり克服され
ている。しかし、従来の薬物を長期あるいは大量に投与
することによる起因菌の変化(菌交代現象)あるいは耐
性菌の出現(耐性化現象)などが現在の感染症治療医学
分野で大きな問題となっている。これらの問題を克服す
るために、当分野では、常に新規骨格を有し、新しい生
物活性を示す化合物、あるいはそれらを合成するための
中間原料が求められている。
課題を解決するための手段 本発明者らは、海産動物ホヤ(Tunicate)の生体防御
作用について一連の研究を行ってきた。その結果、ある
種のホヤの体腔液細胞中に細菌およびかびに対して抗菌
活性を示す化合物が存在していることを認め、これらを
単離し、それらの物理化学的および生物学的諸性質か
ら、当該化合物が新規化合物であることを確かめ、これ
らをハロサイアミン(halocyamine)AおよびBと称す
ることとした。
本発明者らは、これらの知見に基づいてさらに研究し
た結果、本発明を完成するにいたった。
本発明は、(1)化合物ハロサイアミンA、Bまたは
これらの塩、および(2)海産動物ホヤの体腔液細胞か
らハロサイアミンAおよび/またはBを採取することを
特徴とする化合物ハロサイアミンA,Bまたはこれらの塩
の製造法である。
本発明で使用されるホヤは化合物ハロサイアミンを産
生あるいは蓄積する能力を有するホヤであればいずれの
ものでもよく、たとえば本邦産マボヤ(Halocynthia ro
retzi)が挙げられる。その具体例としては、青森県陸
奥湾で採取された自然生育もしくは養殖のマボヤなどが
挙げられる。
マボヤ体腔液細胞は、たとえば、以下のように処理し
て採取される。マボヤを筋肉や内臓部分を傷付けないよ
うカミソリで被のうの下部を切り落とし、吹き出した体
腔液をビーカーに集める。異個体から得られる体腔液を
混合すると細胞融解反応が起きるので、前記の処理は1
個体づつ別々に行われる。この体腔液を個体別に低速遠
心分離し、沈澱した細胞画分を得る。この方法は化合物
の大量採取のみならず、個体別の細胞内のハロサイアミ
ンなどの分析、定量などにも適用されうるが、大量の化
合物を分離採取する時には、体腔液をそのまま次に述べ
る抽出行程の原液として用いてもよい。
マボヤ体腔液細胞からハロサイアミンを採取するには
天然有機化合物を海産動物などから採取するのに通常使
用される分離手段が適宜利用される。たとえば、ハロサ
イアミンは水溶性塩基性物質の性質を示すので、まず体
腔液細胞を水と混和する有機溶媒中に加え、抗菌活性化
合物を抽出し、細胞由来の蛋白質などを除去する。得ら
れた抽出液の有機溶媒を濃縮し、水溶液を得る。この液
を水と混和しない有機溶媒を用いる抽出法に付すかある
いは適宜の担体に接触させて液中の有効成分を吸着さ
せ、ついで適宜の溶媒で有効物質を脱着させ、分別採取
する手段などが有効に利用される。抽出法における有機
溶媒としては水溶性物質を抽出し易い極性溶媒が用いら
れる。また、クロマトグラフィーの担体としてはシリカ
ゲル、粉末セルロース、吸着性樹脂など化合物の吸着性
の差を利用、または陽イオン交換樹脂、陽イオン交換セ
ルロース、陽イオン交換セファデックスなど化合物の官
能基の差を利用、あるいはセファデックス類など化合物
の分子量の差を利用するものが有利に用いられる。これ
ら担体から目的とする化合物を溶出するためには担体の
種類、性質によって組み合わせが異なるが、たとえば水
溶性有機溶媒の含水溶液すなわち、含水アセトン、含水
アルコール類など、あるいは酸、アルカリ、緩衝液もし
くは無機あるいは有機塩を含む水溶液などが適宜組み合
わせて用いられる。
またこれらのクロマトグラフィーによって得られた抗
菌性物質を含む粗物質を分取用高速液体クロマトグラフ
ィーに付し、精製品を得る事も行われる。
さらに詳しくは、細胞から有効成分を抽出するための
有機溶媒としてはたとえばアセトン、メタノール、エタ
ノールなどが有利に用いられ、この抽出液は減圧下濃縮
されて、水溶液を与える。水溶液はアルカリ性たとえば
pH7ないし11好ましくはpH8ないし9.5に調整され、有機
溶媒たとえばn−ブタノール、iso−ブタノールあるい
はアミルアルコールなどの抽出法に付される。抽出液は
水洗後濃縮され、残渣はpH2ないし5好ましくはpH2.5な
いし4.0のリン酸緩衝液などに溶解される。溶解液中の
抗菌性物質は次に記載するクロマトグラフィー法により
精製される。担体として陽イオン交換樹脂たとえばアン
バーライトIRC-50あるいはCG-50(ローム・アンド・ハ
ース社製、米国)などを用いると溶液中の抗菌性物質は
吸着され、塩類あるいは酸含有の水溶液あるいは緩衝液
などで溶出される。あるいは陽イオン交換分子ふるい性
樹脂たとえばCM−セファデックス(ファルマシア・ファ
イン・ケミカルズ社製、スウェーデン)などの担体に抗
菌性物質を吸着せしめ、塩類あるいは酸含有の水溶液あ
るいは緩衝液などによって溶出させることが出来る。ま
た、吸着性樹脂たとえばダイヤイオンHP-20あるいはSP-
207(三菱化成工業株式会社製)、アンバーライトXAD-I
I(ローム・アンド・ハース社製、米国)などが有利に
用いられ、有効成分はメタノールあるいはアセトンなど
と水あるいは希酸溶液との混合溶媒で溶出される。分画
された溶出区分は濃縮、凍結乾燥などの工程を経て、粉
末化される。かくして得られた粉末の純度が悪い場合、
さらに精製するためには高速液体クロマトグラフィー法
(HPLC)が有利に利用される。用いられる担体としては
たとえばTSKゲル(東洋曹達株式会社製)、YMCゲル(山
村化学研究所製)などが挙げられ、移動層としてはメタ
ノールあるいはアセトニトリルなどと無機塩含有水溶液
あるいは緩衝液などとの混合液が用いられる。なおハロ
サイアミンは鉱酸たとえば塩酸、硫酸、リン酸などある
いは有機酸たとえば蟻酸、酢酸、修酸などの塩として単
離される。
このようにして、塩の形で単離されたハロサイアミン
塩を、常套手段により遊離形のハロサイアミンとするこ
ともでき、また該遊離形の化合物を常套手段により上記
と同様の塩の形にすることもできる。
後記実施例1で得られたハロサイアミンA・1/2リン
酸塩およびハロサイアミンB・1/2リン酸塩の物理化学
的性状はつぎの通りである。
(a)ハロサイアミンA・1/2リン酸塩 (1)外観:無色固体 (2)比旋光度:▲[α]26 D▼+5°±3°(C0.5,Me
OH) (3)分子量測定値:m/z610および612(MH+) (SI-MS法による)(Mは遊離体の分子量を表わす。) (4)分子式:C27H28N7O5Br.1/2H3PO4 (5)元素分析値:試料は五酸化リン上、50℃で6時間
減圧乾燥(0.5モルの水分を含むとして計算)(%) 実測値 計算値 C,48.5±2.0 C,48.51 H, 4.7±1.0 H, 4.60 N,14.2±1.5 N,14.67 O, O,17.95 P, 2.0±1.5 P, 2.32 Br,11.1±2.0 Br,11.95 (6)紫外部(UV)吸収スペクトル:メタノール中、下
記の吸収を示す。第1図参照 (7)赤外部(IR)吸収スペクトル:KBr中、 下記の主な吸収を示す(波数)。第2図参照 3400,1660,1535,1260,1110,1040,900,800,570(cm-1) (8)13C核磁気共鳴(NMR)スペクトル: 100MHz,δppm,重メタノール中、下記のシグナルが認め
られる。
174.7(s),174.0(s),169.4(s),146.3(s),14
5.3(s),138.4(s),136.6(d),134.2(s),129.
6(s),127.2(s),125.5(d),123.6(d),121.7
(d),121.0(d),119.8(d),118.2(d),117.3
(d),116.4(s),116.4(d),115.3(d),111.4
(s),105.6(d),56.5(d),55.3(d),44.2
(t),38.0(t),31.9(t) (ただし、s:シングレット、d:ダブレット、t:トリプレ
ット、q:カルテットを表わす) (9)薄層クロマトグラフィー(TLC): 担体:シリカゲル・プレート60F-254 (メルク社製、西独)、 展開溶媒:n−ブタノール:酢酸:水(2:1:1) Rf=0.52 (10)高速液体クロマトグラフィー(HPLC): カラム:ODS,YMCパックA312(山村化学研究所製)、 移動相:28%アセトニトリル/0.01Mリン酸緩衝液(pH3.
0)、 流速:2ml/min Rt=4.1(min) (11)呈色反応: 陽性…エールリッヒ(酸性)、ポーリー、ニンヒドリン
反応および過マンガン酸カリウム 陰性…グレーグ・リーバック、ドラーゲンドルフ反応、 (12)アミノ酸分析:(試料を6NHCl中、110℃で、15時
間加水分解)、既知アミノ酸としてHisおよびGlyが検出
された。
(13)溶解性: 可溶:水,ジメチルスルフォキサイド,メタノール 難溶:酢酸エチル、ジエチルエーテル (14)酸性、中性、塩基性の区別:中性(遊離体は塩基
性)。
(b)ハロサイアミンB・1/2リン酸塩 (1)外観:無色固体 (2)比旋光度:▲[α]25 D▼+63°±10°(C0.498,
MeOH) (3)分子量測定値:m/z654および656(MH+) (4)分子式:C29H32N7O6Br・1/2H3PO4 (5)元素分析値:(3モルの水分を含むとして計算)
(%) 実測値 計算値 C,46.1±2.0 C,45.98 H, 4.9±1.0 H, 5.26 N,12.3±1.5 N,12.94 O, O,23.23 P, 2.0±1.5 P, 2.04 Br,10.8±2.0 Br,10.55 (6)UV吸収スペクトル:メタノール中、下記の吸収を
示す。第3図参照 (7)IR吸収スペクトル:KBr中、下記の主な吸収を示す
(波数)。第4図参照 3400,1665,1540,1455,1260,1115,1040,900,810,530(cm
-1) (8)13C NMRスペクトル: 100MHz、δppm、重メタノール中、下記のシグナルが認
められる。
170.5(s),173.8(s),169.8(s),146.3(s),14
5.3(s),138.4(s),136.0(d),133.8(s),129.
4(s),127.1(s),125.5(d),123.7(d),121.7
(d),121.0(d),119.9(d),118.4(d),117.4
(d),116.5(s),116.4(d),115.4(d),111.4
(s),105.8(d),67.8(d),60.1(d),56.6
(d),54.9(d),37.9(t),29.3(t),19.8(q) (9)TLC:ハロサイアミンAと同じ条件下 Rf=0.49 (10)HPLC:ハロサイアミンAと同じ条件下 Rt=3.8(min) (11)呈色反応:ハロサイアミンAと同じ (12)アミノ酸分析:既知アミノ酸としてHisおよびThr
が検出された。
(13)溶解性:ハロサイアミンAと同じ (14)酸性、中性、塩基性の区別:ハロサイアミンAと
同じ。
また、ハロサイアミンAおよびBの構造は以下の式で
表わされることが判明した。
式中、(L)は光学活性のとき、その炭素原子の立体
配置を示す。
次に、ハロサイアミンの生物学的性状について記載す
る。
まず、ハロサイアミンAおよびB(共に1/2リン酸
塩)の抗菌スペクトルを第1表に示す。
またハロサイアミンA・1/2リン酸塩の抗かびスペク
トルを第2表に示す。
さらに、ハロサイアミンA・1/2リン酸塩のマウスを
用いた急性毒性は腹腔内投与による100mg/kgの投与量で
全く認められなかった。
これらのデータから明らかなようにハロサイアミン
A、Bおよびその塩は抗細菌性、抗かび性などの抗菌性
を示し、哺乳動物に対する毒性が低い。したがってハロ
サイアミンA、Bおよびその塩は哺乳動物の細菌および
かび感染症の治療に用いることが出来る。たとえばハロ
サイアミンAまたはその塩をハロサイアミンAとして約
0.1ないし1w/v%の濃度で蒸留水に溶解した液剤、また
は1gあたりハロサイアミンAおよび約1ないし100mg、
好ましくは約10ないし50mg含有する軟膏剤として、上記
哺乳動物の手、足、顔面などに塗布することにより、こ
れらの部位の殺菌、殺かび、消毒に用いることが出来
る。
実施例 次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明す
る。
実施例1 マボヤ(個体数107)の被のう下部をカミソリで切り
落とし、ふき出した体腔液を1個体づつビーカーに集め
(約50〜100ml/個体)、低速遠心分離(2500rpm、10
分)に付した。得られた沈澱物(約60g)に、アセトン
(120ml)を加えた。混合液を室温で30分間撹拌後、
過し、アセトン抽出液(160ml)を得た。抽出液に水を
加えた後、減圧下アセトンを留去し、最終的に50mlの水
溶液に調整した。抽出水溶液をpH9に調整後n−ブタノ
ール(25ml×2)で抽出した。n−ブタノール抽出層を
水洗後、濃縮、濃縮液に0.1Mリン酸緩衝液(pH3,100m
l)を加えた。リン酸溶液をダイアイオンHP-20(50メッ
シュ以下,50ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、7
0%アセトン水で溶出した(250ml)。溶出液を濃縮、凍
結乾燥すると粗粉末が得られた。粗粉末を水に溶かし、
ダイアイオンHP-20(100-200メッシュ,30ml)のカラム
クロマイトグラフィーに付し、メタノール:水(2:10〜
8:2)で溶出分画した。抗菌性が検出された画分を集め
て(200ml)濃縮した。濃縮液を分取用逆相系HPLC[カ
ラム:ODS,YMC-Pack SH343,S-10、移動相:22%アセトニ
トリル/0.02Mリン酸緩衝液(pH3.0)]に付し、溶出分
画中の抗菌性物質が単一ピークを示す画分を集めた。画
分IおよびIIをそれぞれダイアイオンHP-20のクロマト
グラフィーにより脱塩し、濃縮、凍結乾燥、ハロサイア
ミンA・1/2リン酸塩(82.3mg)およびハロサイアミン
B・1/2リン酸塩(21.5mg)を得た。単一ピークを示さ
ない画分を集め、上記と同様の方法で処理し、ハロサイ
アミンA・1/2リン酸塩(27.5mg)およびハロサイアミ
ンB・1/2リン酸塩(23mg)を得た。
発明の効果 本発明のハロサイアミンAおよびBは海産動物ホヤか
ら得られる新規化合物であり、グラム陽性、陰性菌およ
びかびに有効であるので臨床用医薬品たとえば細菌およ
びかび感染症の治療剤として有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は化合物ハロサイアミンA・1/2リ
ン酸塩のUVおよびIRスペクトルを、第3図および第4図
は化合物ハロサイアミンB・1/2リン酸塩のUVおよびIR
スペクトルをそれぞれ示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 [式中、Xが水素のときYは2−イミダゾリルメチルを
    (ハロサイアミンA)、Xが2−イミダゾリルメチルの
    ときYは1−ヒドロキシエチルを(ハロサイアミンB)
    示し、(L)は光学活性のときその炭素原子の立体配置
    を示す] で表わされるハロサイアミンA、Bまたはその塩。
  2. 【請求項2】海産動物ホヤの体腔液細胞からハロサイア
    ミンAおよび/またはBを採取することを特徴とする一
    般式 [式中、Xが水素のときYは2−イミダゾリルメチルを
    (ハロサイアミンA)、Xが2−イミダゾリルメチルの
    ときYは1−ヒドロキシエチルを(ハロサイアミンB)
    を示し、(L)は光学活性のときその炭素原子の立体配
    置を示す] で表わされるハロサイアミンA、Bまたはその塩の製造
    法。
  3. 【請求項3】体腔液細胞含有体腔液または分離した体腔
    液細胞を水混和性有機溶媒により抽出し、抽出液からハ
    ロサイアミンAおよび/またはBを分取する前記第
    [2]項の製造法。
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