JP2534945B2 - 半導体素子の製造方法 - Google Patents
半導体素子の製造方法Info
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- H10H20/822—Materials of the light-emitting regions
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- H10H20/011—Manufacture or treatment of bodies, e.g. forming semiconductor layers
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子の製造方法
に関し、特に発光素子等の半導体素子の製造工程におい
て、所望のキャリア濃度プロファイルを有する半導体層
を形成する方法に関する。
に関し、特に発光素子等の半導体素子の製造工程におい
て、所望のキャリア濃度プロファイルを有する半導体層
を形成する方法に関する。
【0002】
【発明の背景技術】発光素子等の半導体素子は、半導体
基板上に、異なる導電型で且つキャリア濃度が異なる複
数の半導体層を形成し、各半導体層に電極を形成して完
成される。例えば、発光素子として最も一般的なダブル
ヘテロ接合型発光素子は、活性層を1組のクラッド層で
挟んだ3層構造を半導体基板上に形成する。このような
発光素子等の半導体素子を製造する場合、各半導体層が
所望のキャリア濃度を有するように、各半導体層に種々
の方法で不純物を導入する工程が行われる。
基板上に、異なる導電型で且つキャリア濃度が異なる複
数の半導体層を形成し、各半導体層に電極を形成して完
成される。例えば、発光素子として最も一般的なダブル
ヘテロ接合型発光素子は、活性層を1組のクラッド層で
挟んだ3層構造を半導体基板上に形成する。このような
発光素子等の半導体素子を製造する場合、各半導体層が
所望のキャリア濃度を有するように、各半導体層に種々
の方法で不純物を導入する工程が行われる。
【0003】不純物を半導体層へ導入する方法として
は、例えば、すでに形成した半導体層中へ外部の拡散源
から不純物を拡散させる方法がある。この方法では、固
体拡散源等から気化した不純物を半導体層の表面から拡
散させ、さらに熱処理を行って所望のキャリア濃度プロ
ファイルを有するようにする方法である。
は、例えば、すでに形成した半導体層中へ外部の拡散源
から不純物を拡散させる方法がある。この方法では、固
体拡散源等から気化した不純物を半導体層の表面から拡
散させ、さらに熱処理を行って所望のキャリア濃度プロ
ファイルを有するようにする方法である。
【0004】また、半導体層の形成材料中に不純物をあ
らかじめ添加しておいて、所望のキャリア濃度を有する
半導体層を初めから形成してしまう方法もある。この方
法にはさらに、気相中で半導体層を成長させる気相成長
法と、液相中で成長させる液相成長法とがある。
らかじめ添加しておいて、所望のキャリア濃度を有する
半導体層を初めから形成してしまう方法もある。この方
法にはさらに、気相中で半導体層を成長させる気相成長
法と、液相中で成長させる液相成長法とがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、すでに形成し
た半導体層中へ外部の拡散源から不純物を拡散させる方
法では、半導体層の表面から不純物の拡散を行うので、
キャリア濃度プロファイルは半導体層の表面が高濃度と
なり、表面から距離が離れるに従って低濃度となるとい
う制限が生じる。
た半導体層中へ外部の拡散源から不純物を拡散させる方
法では、半導体層の表面から不純物の拡散を行うので、
キャリア濃度プロファイルは半導体層の表面が高濃度と
なり、表面から距離が離れるに従って低濃度となるとい
う制限が生じる。
【0006】一方、半導体層の形成材料中に不純物をあ
らかじめ添加して半導体層を形成する方法では、キャリ
ア濃度は半導体層の形成材料中に含まれる不純物の濃度
及び温度等に依存し、半導体層を形成した後でキャリア
濃度を調節することは困難である。
らかじめ添加して半導体層を形成する方法では、キャリ
ア濃度は半導体層の形成材料中に含まれる不純物の濃度
及び温度等に依存し、半導体層を形成した後でキャリア
濃度を調節することは困難である。
【0007】特にダブルヘテロ接合型発光素子では、ク
ラッド層の活性層近傍におけるキャリア濃度が所定濃度
以下の低濃度の場合に高い輝度が得られることが本発明
者等により確認されており、このような特有なプロファ
イルを得ることは従来の方法では困難であった。
ラッド層の活性層近傍におけるキャリア濃度が所定濃度
以下の低濃度の場合に高い輝度が得られることが本発明
者等により確認されており、このような特有なプロファ
イルを得ることは従来の方法では困難であった。
【0008】従って本発明は、半導体層のキャリア濃
度、特にダブルヘテロ接合型発光素子のクラッド層等の
キャリア濃度を比較的低濃度領域において制御すること
ができる、半導体素子の製造方法を提供することを目的
とする。
度、特にダブルヘテロ接合型発光素子のクラッド層等の
キャリア濃度を比較的低濃度領域において制御すること
ができる、半導体素子の製造方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明は、ダブルヘテロ接合型発光素子の製造工程におい
て、 (a)高濃度のZnが添加されたGaAs基板上に、全
く不純物が添加されていないか、または極めて少量のZ
nが添加されたクラッド層を形成する工程と、 (b)前記GaAs基板中のZnを拡散することによ
り、前記クラッド層中に、前記GaAs基板との界面近
傍では該GaAs基板のキャリア濃度とほぼ等しく、G
aAs基板からの距離が大きくなるにつれてキャリア濃
度が低下し、前記クラッド層上に形成される活性層との
界面附近ではキャリア濃度が5×10 16 cm −3 以下
となるキャリア濃度プロファイルを形成する工程とを有
する半導体素子の製造方法を提供する 。
発明は、ダブルヘテロ接合型発光素子の製造工程におい
て、 (a)高濃度のZnが添加されたGaAs基板上に、全
く不純物が添加されていないか、または極めて少量のZ
nが添加されたクラッド層を形成する工程と、 (b)前記GaAs基板中のZnを拡散することによ
り、前記クラッド層中に、前記GaAs基板との界面近
傍では該GaAs基板のキャリア濃度とほぼ等しく、G
aAs基板からの距離が大きくなるにつれてキャリア濃
度が低下し、前記クラッド層上に形成される活性層との
界面附近ではキャリア濃度が5×10 16 cm −3 以下
となるキャリア濃度プロファイルを形成する工程とを有
する半導体素子の製造方法を提供する 。
【0010】前記(a)工程において形成するクラッド
層は、例えばエピタキシャル成長法により成長させるも
のである。また、前記(a)工程において形成するクラ
ッド層は、例えばGaAIAs半導体から成るものであ
る。さらに、前記(a)工程におけるGaAs基板に添
加されたZn濃度は、例えば5×10 17 cm −3 以上
である。
層は、例えばエピタキシャル成長法により成長させるも
のである。また、前記(a)工程において形成するクラ
ッド層は、例えばGaAIAs半導体から成るものであ
る。さらに、前記(a)工程におけるGaAs基板に添
加されたZn濃度は、例えば5×10 17 cm −3 以上
である。
【0011】前記(b)工程におけるZnの拡散は、例
えば前記クラッド層の形成工程又はその後に形成される
他の半導体層の形成工程における熱を利用して行うもの
である。
えば前記クラッド層の形成工程又はその後に形成される
他の半導体層の形成工程における熱を利用して行うもの
である。
【0012】
【作用】本発明においては、半導体基板に添加された高
濃度の不純物が、熱を与えられることにより、半導体基
板と半導体層との界面を通過して半導体層中へ拡散す
る。これにより得られる半導体層のキャリア濃度のプロ
ファイルは、半導体基板との界面近傍はほぼ半導体基板
のキャリア濃度と等しく、半導体基板からの距離が大き
くなるにつれてキャリア濃度は低下する。従って、半導
体基板からの距離が最も大きい半導体層表面では極めて
低濃度のキャリア濃度が得られる。本方法によれば、半
導体基板のキャリア濃度、半導体層の成長温度、成長時
間及び成長厚さを制御することにより、半導体層のキャ
リア濃度プロファイルを任意に制御することが可能とな
る。
濃度の不純物が、熱を与えられることにより、半導体基
板と半導体層との界面を通過して半導体層中へ拡散す
る。これにより得られる半導体層のキャリア濃度のプロ
ファイルは、半導体基板との界面近傍はほぼ半導体基板
のキャリア濃度と等しく、半導体基板からの距離が大き
くなるにつれてキャリア濃度は低下する。従って、半導
体基板からの距離が最も大きい半導体層表面では極めて
低濃度のキャリア濃度が得られる。本方法によれば、半
導体基板のキャリア濃度、半導体層の成長温度、成長時
間及び成長厚さを制御することにより、半導体層のキャ
リア濃度プロファイルを任意に制御することが可能とな
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。本実施例では、本発明の方法によ
りダブルヘテロ接合型発光素子を製造する場合を例に採
って説明する。図2は、本実施例の方法を適用して製造
する発光素子の深さ方向の構造を示す断面図である。図
において、1〜3×1019cm-3程度と高濃度のZnが
不純物として添加されているp型GaAs<100>基
板10上に、3層のエピタキシャル成長層が形成され
る。
照しながら説明する。本実施例では、本発明の方法によ
りダブルヘテロ接合型発光素子を製造する場合を例に採
って説明する。図2は、本実施例の方法を適用して製造
する発光素子の深さ方向の構造を示す断面図である。図
において、1〜3×1019cm-3程度と高濃度のZnが
不純物として添加されているp型GaAs<100>基
板10上に、3層のエピタキシャル成長層が形成され
る。
【0014】すなわち、p型GaAs基板10上に、不
純物としてZnが深さ方向に所定のプロファイルを有す
るようにドープされたGa0.25Al0.75As混晶型化合
物半導体から成る厚さ150μmのp型クラッド層1
1、不純物としてZnが所定濃度となるようにドープさ
れたGa0.62Al0.38As混晶型化合物半導体から成る
厚さ1μmのp型活性層12、及び不純物としてTeが
ドープされたGa0.25Al0.75As混晶型化合物半導体
から成る厚さ50μmのn型クラッド層13の各層が、
エピタキシャル成長法により連続的に形成される。この
3層のうち、p型クラッド層11は本実施例の方法によ
り不純物であるZnがドープされる。なお、p型GaA
s基板10は、上記エピタキシャル成長層の形成後、必
要に応じて選択エッチングにより除去される場合があ
る。
純物としてZnが深さ方向に所定のプロファイルを有す
るようにドープされたGa0.25Al0.75As混晶型化合
物半導体から成る厚さ150μmのp型クラッド層1
1、不純物としてZnが所定濃度となるようにドープさ
れたGa0.62Al0.38As混晶型化合物半導体から成る
厚さ1μmのp型活性層12、及び不純物としてTeが
ドープされたGa0.25Al0.75As混晶型化合物半導体
から成る厚さ50μmのn型クラッド層13の各層が、
エピタキシャル成長法により連続的に形成される。この
3層のうち、p型クラッド層11は本実施例の方法によ
り不純物であるZnがドープされる。なお、p型GaA
s基板10は、上記エピタキシャル成長層の形成後、必
要に応じて選択エッチングにより除去される場合があ
る。
【0015】次に、本実施例の方法の一例を図1を参照
しながら説明する。本実施例は、エピタキシャル成長
法、特に液相成長法により各半導体層を成長させて製造
する場合について示し、特にスライドボートを使用した
スライドボート法による例を示す。また、温度を徐々に
降下させて成長を行う徐冷法を採用した場合を示す。
しながら説明する。本実施例は、エピタキシャル成長
法、特に液相成長法により各半導体層を成長させて製造
する場合について示し、特にスライドボートを使用した
スライドボート法による例を示す。また、温度を徐々に
降下させて成長を行う徐冷法を採用した場合を示す。
【0016】図1(a)において、p型GaAs基板1
0は、その上面が、ボート本体20の上面と同一面とな
るようにボート本体20上面上に固定される。ボート本
体20上をスライドするスライド式溶液溜21には、ク
ラッド層成長用溶液22aを収容する第1溶液溜22、
p型活性層成長用溶液23aを収容する第2溶液溜2
3、及びn型クラッド層成長用溶液24aを収容する第
3溶液溜24がそれぞれ設けてあり、各溶液溜は底がな
く、各溶液が直接ボート本体20上面を浸漬する状態と
なっている。
0は、その上面が、ボート本体20の上面と同一面とな
るようにボート本体20上面上に固定される。ボート本
体20上をスライドするスライド式溶液溜21には、ク
ラッド層成長用溶液22aを収容する第1溶液溜22、
p型活性層成長用溶液23aを収容する第2溶液溜2
3、及びn型クラッド層成長用溶液24aを収容する第
3溶液溜24がそれぞれ設けてあり、各溶液溜は底がな
く、各溶液が直接ボート本体20上面を浸漬する状態と
なっている。
【0017】クラッド層成長用溶液22a及びn型クラ
ッド層成長用溶液24aは、いずれもGa0.25Al0.75
Asの溶融液を主成分とする溶液であるが、n型クラッ
ド層成長用溶液24aは所定濃度のn型不純物Teが添
加されているのに対し、クラッド層成長用溶液22aに
は、全く不純物が添加されていないか、または極めて少
量のp型不純物であるZnが添加されているのみであ
る。これは、p型クラッド層11の成長工程及びそれ以
降のp型活性層12の成長工程を含む熱工程においてp
型GaAs基板10からZnが拡散し、所定の濃度プロ
ファイルを持ったp型クラッド層11とするためであ
る。一方、p型活性層成長用溶液23aは、Ga0.62A
l0.38Asの溶融液を主成分とし、所定濃度のZnが添
加されている。なお、スライド式溶液溜21は、操作棒
25の操作により移動するようになっている。
ッド層成長用溶液24aは、いずれもGa0.25Al0.75
Asの溶融液を主成分とする溶液であるが、n型クラッ
ド層成長用溶液24aは所定濃度のn型不純物Teが添
加されているのに対し、クラッド層成長用溶液22aに
は、全く不純物が添加されていないか、または極めて少
量のp型不純物であるZnが添加されているのみであ
る。これは、p型クラッド層11の成長工程及びそれ以
降のp型活性層12の成長工程を含む熱工程においてp
型GaAs基板10からZnが拡散し、所定の濃度プロ
ファイルを持ったp型クラッド層11とするためであ
る。一方、p型活性層成長用溶液23aは、Ga0.62A
l0.38Asの溶融液を主成分とし、所定濃度のZnが添
加されている。なお、スライド式溶液溜21は、操作棒
25の操作により移動するようになっている。
【0018】次に、上記装置を用いてp型GaAs基板
10上に3層のエピタキシャル成長層を形成する工程を
説明する。まず、スライド式溶液溜21を、操作棒25
を用いて図1(a)の位置から矢印の方向にスライドさ
せ、第1溶液溜22内のクラッド層成長用溶液22aを
p型GaAs基板10上にセットし、例えば900℃か
ら800℃まで降温させる条件下でp型クラッド層11
を成長させる(図1(b))。
10上に3層のエピタキシャル成長層を形成する工程を
説明する。まず、スライド式溶液溜21を、操作棒25
を用いて図1(a)の位置から矢印の方向にスライドさ
せ、第1溶液溜22内のクラッド層成長用溶液22aを
p型GaAs基板10上にセットし、例えば900℃か
ら800℃まで降温させる条件下でp型クラッド層11
を成長させる(図1(b))。
【0019】次に、スライド式溶液溜21をさらに矢印
の方向にスライドさせ、第2溶液溜23内のp型活性層
成長用溶液23aをp型GaAs基板10上にセット
し、例えば800℃から795℃まで降温させる条件下
でp型活性層12を成長させる(図1(c))。
の方向にスライドさせ、第2溶液溜23内のp型活性層
成長用溶液23aをp型GaAs基板10上にセット
し、例えば800℃から795℃まで降温させる条件下
でp型活性層12を成長させる(図1(c))。
【0020】次に、スライド式溶液溜21をさらに矢印
の方向にスライドさせ、例えば795℃から650℃ま
で降温させる条件下でn型クラッド層13を成長させる
(図1(d))。これらの熱工程中にp型GaAs基板
10に添加されている高濃度のZnがクラッド層側に熱
拡散し、いわゆるオートドーピングが行われる。この結
果、前記クラッド層は所定の濃度プロファイルを有する
p型クラッド層11となり、p型活性層12近傍に低キ
ャリア濃度(1×1016cm-3)領域が形成される。そ
の後、スライド式溶液溜21をさらに矢印の方向にスラ
イドさせて成長工程を終了する(図1(e))。
の方向にスライドさせ、例えば795℃から650℃ま
で降温させる条件下でn型クラッド層13を成長させる
(図1(d))。これらの熱工程中にp型GaAs基板
10に添加されている高濃度のZnがクラッド層側に熱
拡散し、いわゆるオートドーピングが行われる。この結
果、前記クラッド層は所定の濃度プロファイルを有する
p型クラッド層11となり、p型活性層12近傍に低キ
ャリア濃度(1×1016cm-3)領域が形成される。そ
の後、スライド式溶液溜21をさらに矢印の方向にスラ
イドさせて成長工程を終了する(図1(e))。
【0021】以上のようにしてp型GaAs基板10上
に前記3層ダブルヘテロ構造を形成した後、3層構造の
両面に電極を形成して発光素子が完成する。なお、基板
は選択エッチングにより除去される場合がある。
に前記3層ダブルヘテロ構造を形成した後、3層構造の
両面に電極を形成して発光素子が完成する。なお、基板
は選択エッチングにより除去される場合がある。
【0022】図3は、上記のようにして製造した発光素
子のキャリア濃度の深さ方向のプロファイルを示す。本
実施例におけるp型クラッド層11のキャリア濃度は、
p型GaAs基板10近傍においては基板のキャリア濃
度(1〜3×1019cm-3)とほぼ同じ程度の濃度であ
るが、p型活性層12側に行くに従いキャリア濃度は低
下し、p型活性層12との接合部近傍では1×1016c
m-3まで低下している。一方、p型活性層12のキャリ
ア濃度は1×1017cm-3程度である。さらに、n型ク
ラッド層13のキャリア濃度はp型活性層12のキャリ
ア濃度と同程度の1×1017cm-3程度から増加し、最
上層部では6×1017cm-3程度となっている。なお、
p型クラッド層については、比較例として、成長用溶液
にあらかじめ所定濃度のZnを添加してp型クラッド層
を成長させた場合の濃度プロファイルも示してある。
子のキャリア濃度の深さ方向のプロファイルを示す。本
実施例におけるp型クラッド層11のキャリア濃度は、
p型GaAs基板10近傍においては基板のキャリア濃
度(1〜3×1019cm-3)とほぼ同じ程度の濃度であ
るが、p型活性層12側に行くに従いキャリア濃度は低
下し、p型活性層12との接合部近傍では1×1016c
m-3まで低下している。一方、p型活性層12のキャリ
ア濃度は1×1017cm-3程度である。さらに、n型ク
ラッド層13のキャリア濃度はp型活性層12のキャリ
ア濃度と同程度の1×1017cm-3程度から増加し、最
上層部では6×1017cm-3程度となっている。なお、
p型クラッド層については、比較例として、成長用溶液
にあらかじめ所定濃度のZnを添加してp型クラッド層
を成長させた場合の濃度プロファイルも示してある。
【0023】図3に示したようなキャリア濃度プロファ
イルを有する発光素子は、極めて高い相対輝度が得られ
ることが本発明者等によって確認できている。すなわ
ち、本実施例の方法のように、p型GaAs基板10か
らのZnの拡散により得られたp型クラッド層11のキ
ャリア濃度のプロファイルは、p型クラッド層11の基
板から遠い表面層すなわちp型活性層12近傍におい
て、5×1016cm-3以下の極めて低いキャリア濃度と
なっている。
イルを有する発光素子は、極めて高い相対輝度が得られ
ることが本発明者等によって確認できている。すなわ
ち、本実施例の方法のように、p型GaAs基板10か
らのZnの拡散により得られたp型クラッド層11のキ
ャリア濃度のプロファイルは、p型クラッド層11の基
板から遠い表面層すなわちp型活性層12近傍におい
て、5×1016cm-3以下の極めて低いキャリア濃度と
なっている。
【0024】図4は、p型クラッド層11の活性層近傍
におけるキャリア濃度と発光素子の相対輝度との関係を
示す。p型クラッド層11のp型活性層12近傍におけ
るキャリア濃度が低くなるに従って、発光素子の相対輝
度が大きくなることが分かる。特にキャリア濃度が1×
1016cm-3付近において相対輝度が400程度の極め
て高い値となる。
におけるキャリア濃度と発光素子の相対輝度との関係を
示す。p型クラッド層11のp型活性層12近傍におけ
るキャリア濃度が低くなるに従って、発光素子の相対輝
度が大きくなることが分かる。特にキャリア濃度が1×
1016cm-3付近において相対輝度が400程度の極め
て高い値となる。
【0025】なお、上記実施例はダブルヘテロ接合型発
光素子を例にとって説明し、特に半導体基板上に各半導
体層をエピタキシャル成長法により成長させた場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されることはな
く、他の半導体素子を製造する場合にも適用できる。ま
た、半導体基板の代わりに、高濃度の不純物を添加した
エピタキシャル成長層等の半導体層を拡散原として用
い、その上に成長させた半導体層に不純物を拡散させる
ようにしてもよい。
光素子を例にとって説明し、特に半導体基板上に各半導
体層をエピタキシャル成長法により成長させた場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されることはな
く、他の半導体素子を製造する場合にも適用できる。ま
た、半導体基板の代わりに、高濃度の不純物を添加した
エピタキシャル成長層等の半導体層を拡散原として用
い、その上に成長させた半導体層に不純物を拡散させる
ようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、高濃
度の不純物が添加された半導体基板上に半導体層を形成
する際に、前記半導体基板中の不純物を拡散源として前
記半導体層に前記不純物を拡散して所定のキャリア濃度
プロファイルを得るようにしたので、半導体層のキャリ
ア濃度、特にダブルヘテロ接合型発光素子のクラッド層
等のキャリア濃度を比較的低濃度領域において制御しや
すくなり、高性能の半導体素子を製造することを可能に
した。
度の不純物が添加された半導体基板上に半導体層を形成
する際に、前記半導体基板中の不純物を拡散源として前
記半導体層に前記不純物を拡散して所定のキャリア濃度
プロファイルを得るようにしたので、半導体層のキャリ
ア濃度、特にダブルヘテロ接合型発光素子のクラッド層
等のキャリア濃度を比較的低濃度領域において制御しや
すくなり、高性能の半導体素子を製造することを可能に
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の方法を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例の方法により製造する発光素
子の深さ方向の構造を示す図である。
子の深さ方向の構造を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の方法により製造した発光素
子の深さ方向のキャリア濃度プロファイルを示す図であ
る。
子の深さ方向のキャリア濃度プロファイルを示す図であ
る。
【図4】p型クラッド層の活性層近傍におけるキャリア
濃度と発光素子の相対輝度との関係を示す図である。
濃度と発光素子の相対輝度との関係を示す図である。
10 p型GaAs基板 11 p型クラッド層 12 p型活性層 13 n型クラッド層 20 ボート本体 21 スライド式溶液溜 22 第1溶液溜 22a クラッド層成長用溶液 23 第2溶液溜 23a p型活性層成長用溶液 24 第3溶液溜 24a n型クラッド層成長用溶液 25 操作棒
Claims (5)
- 【請求項1】 ダブルヘテロ接合型発光素子の製造工程
において、 (a)高濃度のZnが添加されたGaAs基板上に、全
く不純物が添加されていないか、または極めて少量のZ
nが添加されたクラッド層を形成する工程と、 (b)前記GaAs基板中のZnを拡散することによ
り、前記クラッド層中に、前記GaAs基板との界面近
傍では該GaAs基板のキャリア濃度とほぼ等しく、G
aAs基板からの距離が大きくなるにつれてキャリア濃
度が低下し、前記クラッド層上に形成される活性層との
界面附近ではキャリア濃度が5×10 16 cm −3 以下
となるキャリア濃度プロファイルを形成する工程とを有
する半導体素子の製造方法。 - 【請求項2】 前記(a)工程において形成するクラッ
ド層は、エピタキシャル成長法により成長させるもので
ある、請求項1に記載の半導体素子の製造方法。 - 【請求項3】 前記(a)工程において形成するクラッ
ド層は、GaAIAs半導体から成るものである、請求
項1又は請求項2に記載の半導体素子の製造方法。 - 【請求項4】 前記(a)工程におけるGaAs基板に
添加されたZn濃度が5×10 17 cm −3 以上であ
る、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の半導体
素子の製造方法。 - 【請求項5】 前記(b)工程におけるZnの拡散は、
前記クラッド層の形成工程又はその後に形成される他の
半導体層の形成工程における熱を利用して行うものであ
る、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の半導体
素子の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24483291A JP2534945B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 半導体素子の製造方法 |
| EP92114372A EP0529554A1 (en) | 1991-08-29 | 1992-08-22 | Method for fabricating a semiconductor device |
| US08/249,197 US5585305A (en) | 1991-08-29 | 1994-05-26 | Method for fabricating a semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24483291A JP2534945B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 半導体素子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0563235A JPH0563235A (ja) | 1993-03-12 |
| JP2534945B2 true JP2534945B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=17124626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24483291A Expired - Lifetime JP2534945B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 半導体素子の製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0529554A1 (ja) |
| JP (1) | JP2534945B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH098344A (ja) * | 1995-06-14 | 1997-01-10 | Hitachi Cable Ltd | 発光ダイオード及びその製造方法 |
| US6043509A (en) * | 1996-12-13 | 2000-03-28 | Hitachi Cable, Ltd. | Light-emitting diode having moisture-proof characteristics and high output power |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS567485A (en) * | 1979-06-29 | 1981-01-26 | Sharp Corp | Manufacturing of luminous element |
| GB2070859B (en) * | 1980-02-07 | 1984-03-21 | Stanley Electric Co Ltd | Hetero-junction light-emitting diode |
| JPS6018977A (ja) * | 1983-07-13 | 1985-01-31 | Hitachi Ltd | 半導体素子の製造方法 |
| JP2681352B2 (ja) * | 1987-07-31 | 1997-11-26 | 信越半導体 株式会社 | 発光半導体素子 |
| EP0417348A1 (de) * | 1989-09-15 | 1991-03-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines dotierten Bereiches in einer Halbleiterschicht |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP24483291A patent/JP2534945B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-08-22 EP EP92114372A patent/EP0529554A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0529554A1 (en) | 1993-03-03 |
| JPH0563235A (ja) | 1993-03-12 |
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