JP2534933Y2 - ホワイトバランス用受光窓 - Google Patents

ホワイトバランス用受光窓

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JP2534933Y2
JP2534933Y2 JP922890U JP922890U JP2534933Y2 JP 2534933 Y2 JP2534933 Y2 JP 2534933Y2 JP 922890 U JP922890 U JP 922890U JP 922890 U JP922890 U JP 922890U JP 2534933 Y2 JP2534933 Y2 JP 2534933Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子スチルカメラ等の撮像装置に用いられ
るホワイトバランス用窓に関する。
〔従来の技術〕
ビデオカメラや電子スチルカメラ等の撮像装置に用い
られる白バランス用受光窓は、撮影範囲を含む広い範囲
からの光を平均的に採り入れるために、光散乱粒子を透
明体中に分散させた透光性乳白色拡散板が用いられてい
る。又、ホワイトバランス用測色センサにより予備測光
して、シヤツタ秒時を制御する予備測光方式もある。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の透光性乳白色拡散板では、周囲からの入射光が
分散粒子により反射、散乱するので、光の透過性が悪
く、低照度になると正しい白バランスがとれないという
欠点があつた。更に光の方向性に対する考慮がされてい
ないので、一般に上方に存在する強い照明光の影響を受
け、電子スチルカメラではシヤツタ秒時の決定やストロ
ボを発光させるか否かの判定のための予備測光をするこ
とが不可能であると言う問題点があつた。
本考案の目的は、光の透過性を向上させ、また特に上
方からの強い光の影響をへらす様に光の方向性に応じて
選択的に入射光を制限可能にし、また予備測光時にも使
用可能な白バランス用窓を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、測色センサから
の色温度情報に基づいて映像信号の色成分の白バランス
を調整する白バランス調整装置を備えた撮像装置におい
て、前記測色センサの前方に設けられて周囲光を採り入
れる測色用の受光窓は透明材質から成り、すくなくとも
前記受光窓の一方の表面は水平方向に平行にフレネル状
の溝部を形成し、光軸に対して垂直位置から所定の角度
上向き方向に傾けて配置し、所定の角度より上方からの
入射光が前記受光窓により前記測色センサに入射するこ
とを減少せしめるようにしたことを特徴とするホワイト
バランス用受光窓を提案する。
また、更に拡散性を上げるためには、透光性はやや減
少するが、前記測色用の受光窓において、前記溝部を形
成した面の他方の表面に梨地加工を施すことにより達成
される。
〔作用〕
上記構成によれば、周囲光の透過性が向上し特定方向
からの入射光の影響を減少させる。
〔実施例〕
次に図面を参照して本考案の実施例を説明する。第1
図は本考案のホワイトバランス用窓を用いた電子スチル
カメラの実施例における部分ブロツク構成図である。図
において、カメラ本体1の前面部に撮影レンズ2が設け
られ被写体3の像をCCD等の撮像素子上に結像する。撮
影レンズ2の上方には自動白バランス調整装置の測色セ
ンサ部4が設けられており、白バランス用窓5とその背
後に設けられた測色センサ6から成る。測色センサ6は
R,G,Bの3色用センサから成りそれぞれの受光量に応じ
た信号を出力する。それぞれの出力信号は色温度検出回
路7に供給され色温度検出された後白バランス補正制御
回路8に送られる。又一方では前記それぞれの出力信号
は予備測光検出回路9に供給され、シヤツタ秒時制御回
路10及びストロボ制御回路11に送られる。
第2a,2b図は本考案の実施例における白バランス用窓
5の形状図であり、第2a図は透明のPMMA樹脂円板の1方
の表面にフレネル状の溝部12を形成し、測色用センサ6
に対して通常はθ=90°であるが本実施例ではθ=75°
で実施した。第2b図は第2a図のA部拡大図であり本実施
例では厚さ1mmのPMMA板の表面にピツチ0.5mmで山頂角度
45°の溝部12を形成している。尚より拡散効果を上げる
ためには、第2b図の裏面部13に梨地加工を施しても良い
し、別途梨地加工板等の拡散板を光路途中に配置した
り、光量に応じて出し入れしても良い。
第3図は光の入射角度と測光センサの受光量との関係
を示す分布図であり、入射角度0°方向の受光強度を0
EVとして相対値で示してある。従来の乳白色拡散板を使
用した場合と、本考案の実施例の場合とを比較して示し
ている。本考案の場合は、従来方法に比しておよそ光軸
に対して40°以上の上方からの光を約2EV程度低減して
おり、良好な白バランス調整が達成された。
〔考案の効果〕
本考案によれば、入射光の方向を考慮した入射光分布
が得られしかも透過光量も多くでき上方の照明が強い場
合や低照度下でも従来に比して安定した白バランス調整
ができ、また電子スチルカメラにおける予備測光時の測
光精度が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における部分構成を示すブロツ
ク図である。第2a図は本実施例における白バランス用窓
の形状を示し、第2b図は第2a図の部分拡大図である。第
3図は本実施例における光の入射角度と測色センサの受
光量との関係を示す分布図である。 1…カメラ本体、2…撮影レンズ、3…被写体、4…測
色センサ部、5…白バランス用窓、6…測色センサ、7
…色温度検出回路、8…白バランス補正制御回路、9…
予備測光検出回路、10…シヤツタ秒時制御回路、11…ス
トロボ制御回路、12…溝部、13…裏面部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測色センサからの色温度情報に基づいて映
    像信号の色成分の白バランスを調整する白バランス調整
    装置を備えた撮像装置において、前記測色センサの前方
    に設けられて周囲光を採り入れる測色用の受光窓は透明
    材質から成り、すくなくとも前記受光窓の一方の表面は
    水平方向に平行にフレネル状の溝部を形成し、光軸に対
    して垂直位置から所定の角度上向き方向に傾けて配置
    し、所定の角度より上方からの入射光が前記受光窓によ
    り前記測色センサに入射することを減少せしめるように
    したことを特徴とするホワイトバランス用受光窓。
  2. 【請求項2】前記測色用の受光窓において、前記溝部を
    形成した面の他方の表面に梨地加工をしたことを特徴と
    する請求項第1項記載のホワイトバランス用受光窓。
JP922890U 1990-01-31 1990-01-31 ホワイトバランス用受光窓 Expired - Lifetime JP2534933Y2 (ja)

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JPH03101088U JPH03101088U (ja) 1991-10-22
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