JP2534858Y2 - 棚 - Google Patents

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JP2534858Y2
JP2534858Y2 JP1992061846U JP6184692U JP2534858Y2 JP 2534858 Y2 JP2534858 Y2 JP 2534858Y2 JP 1992061846 U JP1992061846 U JP 1992061846U JP 6184692 U JP6184692 U JP 6184692U JP 2534858 Y2 JP2534858 Y2 JP 2534858Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
shelf
coil spring
bracket
height
end frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992061846U
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English (en)
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JPH06175U (ja
Inventor
啓司 原田
Original Assignee
ハラダ工業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Display Racks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、トイレ等の狭い場所
に取付けて使用される棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トイレ等の狭い場所に取付けて使
用される棚は、天井近くの壁や柱に固定されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の棚のように
壁や柱に固定されていると、トイレ等の狭い場所では、
時として頭をぶつけることがあり、荷物を置かない時は
邪魔になる。
【0004】そこで、この考案は、荷物を取り除くと、
棚板が壁側にスムーズに引き戻されて起立状態に保持さ
れ、しかも外観に優れた棚を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案は、棚板の両端に設けた端枠間に複数の横
桟を取り付け、上記両方の端枠をそれぞれブラケットに
より支持して成る棚において、上記両方の端枠をパイプ
により形成し、その端枠のブラケット側の端部に開口面
を形成し、上記各ブラケットを壁面に固定される固定板
と、その固定板前面に取り付けられる支持部材により構
成し、その支持部材は、両側支持面と前部支持面の3面
から成り、上記両側支持面の上端の高さを上記前部支持
面の上端の高さより高くなるように形成し、上記両側支
持面間の上記前部支持面の上端の高さより高い位置に、
水平方向のピンにより上記端枠のブラケット側の端部を
回転自在に取付けるとともに、その端部内の上記ピンに
コイルばねを装着し、上記開口面から露出させた上記コ
イルばねの一端を上記固定板前面に当接させ、かつ、そ
のコイルばねの他端を上記端枠の内壁に当接させること
により上記棚板を上向きに付勢し、上記コイルばねのば
ね力を上記棚板を起立状態に保持するのに必要な最小の
大きさに設定し、上記ブラケットの前部支持面の上端に
上記端枠の下面を接触させたときに上記棚板が水平状態
に保持されるようにした構成を採用したものである。
【0006】
【作用】棚上に荷物を置くに際し、棚板を引き降ろす
と、棚板が回転して両方の端枠の下面がブラケットの支
持部材の前面側上端に当たり、水平状態になる。
【0007】その状態で荷物を棚板上に置くと、棚板は
その荷物の荷重により水平状態に保持される。
【0008】荷物を取り除くと、ばねの付勢力が棚板を
起立状態に保持するのに必要な最小の大きさに設定して
あるので、棚板がスムーズに起立し、壁などの取付面と
平行になる。
【0009】
【実施例】図1に示すように、実施例の棚は棚板1と一
対のブラケット2により構成され、棚板1とブラケット
2とは、ピン3で回転自在に取付けられている。棚板1
は、パイプで形成された端枠4、4と側枠5、5を有
し、その両側枠5、5の間に複数の横桟6が設けられて
いる。端枠4の先端はキャップ7で開口面が閉鎖され、
ブラケット2側の他端の開口面20は、図2に示すよう
に、端枠4の起立状態において前面側が下方に突出して
斜めに形成されている。
【0010】前記ブラケット2の各部について、図3に
基づいて説明する。前記ブラケット2は、固定板8と支
持部材9から成る固定板8には、上端近くにゴム製の
ストッパ11を設け、このストッパ11を挟んで上下二
箇所と固定板8の下端に取付孔12が設けられている。
真ん中と下端の取付孔12の間に、左右二個ずつスリッ
ト13が切られている。
【0011】上記固定板8のスリット13に支持部材9
の耳片14が嵌め込まれ、支持部材9が固定される。こ
のとき、固定板8の厚みにより支持部材9の固定力が不
足するときは、固定板8の裏側から、スリット13に対
応する4つの孔を設けた補強板16(図3参照)をつけ
るようにしてもよい。
【0012】図2に示すように、支持部材9は、両側支
持面18、18と前部支持面19の3面から成り、両側
支持面18、18の上端の高さが前部支持面19の上端
の高さより高くなるように設定されている。支持部材9
の下端開口に、横断面が凸字形になるように周面が支持
部材9の厚み分だけ切削されている底板10が嵌め込ま
れ、支持部材9の下端開口が閉鎖される。
【0013】上記両側支持面18、18間の前部支持面
19の上端の高さより高い位置に水平方向のピン3によ
り端枠4のブラケット2側の端部を回転自在に取付け、
ピン3にねじりコイルばね17が装着され、このねじり
コイルばね17により棚板1が上向きに付勢される。こ
のねじりコイルばね17の一方の脚を端枠4の開口面2
0から固定板8の側に露出させて固定板8前面に当接さ
せ、また他方の脚を端枠4の内壁に当接させるようにし
ておく。
【0014】上記ねじりコイルばね17のばね力は、前
記棚板1を起立状態に保持するのに必要な最小の大きさ
に設定されている。
【0015】次に、本実施例の作用について、図2に基
づいて説明する。棚板1に何も載せないときは、実線で
示すように、ねじりコイルばね17の付勢力で、棚板1
は棚の取付面と平行に保持される。棚板1に荷物Aを載
せると、二点鎖線で示すように、ねじりコイルばね17
の付勢力に抗して端枠4がピン3を中心に回転し、端枠
の下面が支持部材9の支持面15に当接して支持さ
れ、棚板1は、荷物Aの荷重により水平状態に保持され
る。荷物Aを取り除くと、ねじりコイルばね17の付勢
力により、棚板1が取付面側にスムーズに引き戻され、
ゴム製のストッパ11に当接し、戻りの勢いによる衝撃
が吸収される。
【0016】なお、本実施例の棚においては、端枠4の
ブラケット2側の端部に開口面20が形成されて、ねじ
りコイルばね17の一方の脚が常にブラケット2の固定
板8に当接されていることから、ねじりコイルばね17
のばね作用が安定する。
【0017】さらに、パイプで形成した端枠4の端部内
にねじりコイルばね17を挿入し、この端枠4を、支持
部材9と底板10を有するブラケット2に取付けたこと
から、外側からねじりコイルばね17が見えることがな
く、図4に示すように、棚の使用状態において、端枠4
の前記斜めの開口端からわずかにねじりコイルばね17
がのぞく程度であり、外観の優れたものとなっている。
【0018】
【考案の効果】以上のように、この考案の棚は、荷物を
取り除くと両方の端枠の各ブラケット側の端部内に設け
られたばねの付勢力によりスムーズに固定板側に引き戻
され、棚板が起立状態に保持されるので、不使用時に邪
魔になることがなく、狭い場所への取付けに適してい
る。
【0019】また、各ブラケット内に、両方の端枠の端
部を取付けたことから、外観の優れた棚を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例の斜視図
【図2】同上の一部省略拡大縦断側面図
【図3】同上の一部省略分解斜視図
【図4】同上の使用状態を示す一部省略平面図
【符号の説明】 1 棚板 2 ブラケット 3 ピン 4 端枠 5 側枠 6 桟 7 キャップ 8 固定板支持部材 10 底板 11 ストッパ 12 取付孔 13 スリット 14 耳片 15 支持面 16 補強板 17 ねじりコイルばね 18 側支持面 19 前部支持面 20 開口面 A 荷物

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚板の両端に設けた端枠間に複数の横桟
    を取り付け、上記両方の端枠をそれぞれブラケットによ
    り支持して成る棚において、上記両方の端枠をパイプに
    より形成し、その端枠のブラケット側の端部に開口面を
    形成し、上記各ブラケットを壁面に固定される固定板
    と、その固定板前面に取り付けられる支持部材により構
    成し、その支持部材は、両側支持面と前部支持面の3面
    から成り、上記両側支持面の上端の高さを上記前部支持
    面の上端の高さより高くなるように形成し、上記両側支
    持面間の上記前部支持面の上端の高さより高い位置に、
    水平方向のピンにより上記端枠のブラケット側の端部を
    回転自在に取付けるとともに、その端部内の上記ピンに
    コイルばねを装着し、上記開口面から露出させた上記コ
    イルばねの一端を上記固定板前面に当接させ、かつ、そ
    のコイルばねの他端を上記端枠の内壁に当接させること
    により上記棚板を上向きに付勢し、上記コイルばねのば
    ね力を上記棚板を起立状態に保持するのに必要な最小の
    大きさに設定し、上記ブラケットの前部支持面の上端に
    上記端枠の下面を接触させたときに上記棚板が水平状態
    に保持されるようにしたことを特徴とする棚。
JP1992061846U 1992-04-24 1992-09-02 Expired - Lifetime JP2534858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992061846U JP2534858Y2 (ja) 1992-04-24 1992-09-02

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2735992 1992-04-24
JP4-27359 1992-04-24
JP1992061846U JP2534858Y2 (ja) 1992-04-24 1992-09-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06175U JPH06175U (ja) 1994-01-11
JP2534858Y2 true JP2534858Y2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=26365273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992061846U Expired - Lifetime JP2534858Y2 (ja) 1992-04-24 1992-09-02

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101987281B1 (ko) * 2018-01-05 2019-06-11 (주)동화엠피에스 가구용 손잡이
WO2020246624A1 (ko) * 2019-06-03 2020-12-10 (주)동화엠피에스 가구용 손잡이 및 이를 포함하는 가구

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483729U (ja) * 1971-05-20 1973-01-17
JPS4876396A (ja) * 1972-01-16 1973-10-15
JPS5025209U (ja) * 1973-06-30 1975-03-22
JPS50119957A (ja) * 1974-03-11 1975-09-19
JPS5260760A (en) * 1975-11-12 1977-05-19 Eiwa Tsuushiyou Kk Shelf supporting fittings

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Publication number Publication date
JPH06175U (ja) 1994-01-11

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