JP2941253B1 - 展示板 - Google Patents

展示板

Info

Publication number
JP2941253B1
JP2941253B1 JP10476798A JP10476798A JP2941253B1 JP 2941253 B1 JP2941253 B1 JP 2941253B1 JP 10476798 A JP10476798 A JP 10476798A JP 10476798 A JP10476798 A JP 10476798A JP 2941253 B1 JP2941253 B1 JP 2941253B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display board
slide
small display
main body
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10476798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11296119A (ja
Inventor
祝雄 脇舛
Original Assignee
株式会社広島精機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社広島精機製作所 filed Critical 株式会社広島精機製作所
Priority to JP10476798A priority Critical patent/JP2941253B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2941253B1 publication Critical patent/JP2941253B1/ja
Publication of JPH11296119A publication Critical patent/JPH11296119A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】保管に制約を与えることなく大きな表面積を確
保する。 【解決手段】展示板10を構成する展示板本体2の上端
に小展示板4を蝶番を介して回動自在に連結し、展示板
本体2の左右端面の上端部および折り畳み状態の小展示
板4の左右端面の上端部にそれぞれスライドレール5
1,52を固定する。そして、これらのスライドレール
51,52に摺動自在に嵌挿されたスライド金具53を
両スライドレール51,52にわたって位置させ、スラ
イド金具53に設けた固定ピン54を小展示板4のスラ
イドレール52に形成した小穴52xに嵌入させ、展示
板本体2に連続して小展示板4を起立状態に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学校などにおい
て、絵画や習字などの展示物を留めて展示する際に用い
られる展示板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、絵画や習字な
どの展示物を展示する展示板1が知られている。この展
示板1は、展示板本体2と、この展示板本体2の下部に
設けられた脚部材3とから構成され、このうち、展示板
本体2は、左右一対の縦桟21と、これらの縦桟21の
上下両端に連結された2本の横桟22と、左右の縦桟2
1間において上下両端を横桟22にそれぞれ連結された
複数本の補強縦桟23とからなる枠体24と、この枠体
24の表裏両面に貼着されたボード25とから構成され
ている。一方、脚部材3は、展示板本体2の下端部に嵌
め込まれて固定された断面略U字状の鋼製補強枠31
と、この鋼製補強枠31の長手方向に直交して連結され
た角パイプ状の一対のフレーム32と、各フレーム32
の両端部に設けられた2個のキャスター33とから構成
されている。
【0003】このように構成された展示板1は、脚部材
3を介して保管位置と展示位置間を容易に移動すること
ができるとともに、展示板本体2に展示物を展示するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した展
示板1において、多数枚の展示物を展示するためには、
大きな表面積の展示板本体2が必要となる。この場合、
展示板本体2の高さを高くすること、もしくは、その横
幅を大きくすることが考えられるが、展示板1を保管す
る際、用具室などの出入口と干渉する他、大きな保管ス
ペースを必要とする問題がある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、保管に際して制約を与えることなく大きな
表面積を確保することのできる展示板を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも左
右一対の縦桟および縦桟の上下両端に連結された上下一
対の横桟からなる枠体の表裏両面にボードを貼着して展
示板本体を形成し、該展示板本体の下端部に脚部材を設
けるとともに、展示板本体の上端に小展示板を蝶番を介
して回動自在に連結した展示板において、前記展示板本
体の左右端面の上端部および折り畳み状態の小展示板の
左右端面の上端部にそれぞれスライドレールを設け、ま
た、固定ピンを有するスライド金具を展示板本体のスラ
イドレールに沿って摺動自在に嵌挿するとともに、小展
示板のスライドレールにスライド金具の固定ピンを嵌入
可能なピン穴を形成してなり、展示板本体に連続して小
展示板を起立させた際、両方のスライドレールにわたっ
てスライド金具を位置させ、スライド金具の固定ピンを
小展示板のスライドレールのピン穴に嵌入させて小展示
板を起立状態に支持することを特徴とするものである。
【0007】この発明によれば、小展示板を展示板本体
に対して起立させ、展示板本体のガイドレールに嵌挿さ
れているスライド金具を引き出して小展示板のスライド
レールに嵌め込み、小展示板のスライドレールのピン穴
にスライド金具の固定ピンを嵌入させる、という簡単な
操作によって小展示板を起立状態に支持することが可能
となる。このため、必要に応じて展示物を展示するため
の表面積を拡大することができるとともに、展示板本体
に対して小展示板を折り畳んでこれまでと同等の保管ス
ペースで保管することができる。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて説明する。
【0010】図1には、本発明の展示板10が示されて
いる。この展示板10は、展示板本体2と、この展示板
本体2に設けられた脚部材3と、展示板本体2の上端部
に図示しない蝶番を介して回動自在に連結された小展示
板4とから構成されている。ここで、展示板本体2およ
び脚部材3は、先に説明したものと同一であり、その詳
細な説明は省略する。
【0011】小展示板4は、展示板本体2と同様に、左
右一対の縦桟41と、これらの縦桟41の上下両端に連
結された2本の横桟42と、左右の縦桟間において上下
両端を横桟に連結された複数本の補強縦桟(図示せず)
とからなる枠体43の表裏両面にボード44を貼着して
構成され(図2参照)、通常、展示板本体2の背面側に
折り畳まれている。
【0012】ところで、小展示板4を展示板本体2の上
方に起立させた際、小展示板4を起立状態に支持するた
め、固定金具5が設けられている。この固定金具5は、
図2に示すように、展示板本体2の左右端面上端部に固
定されたスライドレール51と、折り畳み状態の小展示
板4の左右端面上端部に固定されたスライドレール52
と、これらのスライドレール51,52に沿って摺動自
在に嵌挿され、固定ピン54を有するスライド金具53
と、から構成されている。
【0013】スライドレール51,52は、断面略H字
状に形成され、それぞれ展示板本体2の縦桟21の外面
側上端部および折り畳み状態の小展示板4の縦桟41の
外面側上端部にそれぞれ嵌め込まれてビス止めされてい
る。そして、スライドレール51,52の先端部には、
内方に向かう一対のリップ51a,52aがそれぞれ形
成されており、スライド金具53の外方への抜け出しが
防止されている。これらのスライドレール51,52
は、小展示板4を図示しない蝶板を介して持ち上げた
際、スライド金具53を外方への抜け出しを防止しつつ
スライドレール51,52に沿って摺動させることがで
きるように連続するものである。一方、小展示板4に固
定されるスライドレール52には、その折り畳み状態に
おける下端部近傍にスライド金具53に設けた固定ピン
54のピン543(図3参照)が嵌入可能なピン穴52
xが形成されている。
【0014】スライド金具53は、前述したスライドレ
ール51,52に沿って摺動自在に嵌挿されており、展
示板本体2に固定されるスライドレール51とほぼ同等
の長さに形成されている。
【0015】スライド金具53の上端部近傍に設けられ
た固定ピン54は、図3に示すように、スライド金具5
3にネジ止めされたガイド541と、ガイド541に摺
動自在に嵌挿された操作部材542と、操作部材542
にネジ止めされたピン543と、ガイド541の内方に
配設されてピン543を外方に突出するように付勢する
スプリング544とから構成され、通常、スプリング5
44の付勢力により、ピン543はスライド金具53の
裏面側から突出するように付勢されている。また、操作
部材542を把持してスプリング544の付勢力に抗し
て引き抜くことにより、ピン543をガイド541内に
収容することができる。
【0016】次に、このように構成された展示板10を
使用する場合について説明する。まず、小展示板4を把
持して上方に持ち上げ、小展示板4を支持した状態で、
左右一方のスライド金具53を把持して上方に摺動させ
る。すなわち、固定ピン54の操作部材542を把持
し、スプリング544の付勢力に抗して若干手前側に引
き抜きつつスライド金具53を上方に摺動させ、スライ
ド金具53の上端部を小展示板4に固定したスライドレ
ール52に入り込ませる。なおも、スライド金具53を
上方に向けて摺動させ、スライドレール52に形成され
たピン穴52xと固定ピン54のピン543が対向する
位置に達した際、固定ピン54の引き抜きを解除すれ
ば、固定ピン54のピン543はスプリング544の付
勢力によりスライドレール52のピン穴52xに嵌入す
る。この状態では、スライド金具53は、落下すること
なくスライドレール51,52にわたって位置してお
り、小展示板4は、スライドレール51,52とスライ
ド金具53とによって倒れることなく支持される。
【0017】なお、同様に、左右他方のスライド金具5
3についても、スライドレール52を上方向に摺動さ
せ、その固定ピン54のピン543をピン穴52xに嵌
入させ、スライド金具53をスライドレール51,52
にわたって位置した状態に保持する。
【0018】この結果、小展示板4を展示板本体2の上
方に連続して起立状態に支持することが可能となること
から、展示板10は、展示板本体2と小展示板4とから
なる表面積を利用することができ、より多くの展示物を
展示することができる。
【0019】また、展示板10を保管する場合は、前述
とは逆に、固定ピン54を把持してピン543をスプリ
ング544の付勢力に抗してピン穴52xから引き抜
き、スライド金具53をスライドレール52,51に沿
って下方に摺動させ、スライドレール51内に収容すれ
ば、小展示板4の起立状態の支持が解除されることか
ら、小展示板4を展示板本体2の背面側に図示しない蝶
番を介して回動させ、折り畳むことができる。したがっ
て、展示番10を用具室などに保管する際、その出入口
と干渉することはなく、また、これまでと同等の格納ス
ペースで保管することができる。
【0020】ところで、前述した実施形態の展示板本体
2は、左右の縦桟21と、これらの縦桟21の上下両端
に連結された2本の横桟22と、左右の縦桟21間にお
いて上下両端を横桟22に連結された複数本の補強縦桟
23とからなる枠体24の表裏両面にボード25を貼着
して構成されている。そして、展示板本体2の枠体24
を形成する縦桟21、横桟22および補強縦桟23には
いずれも木材が使用されている。このため、展示板本体
2は、全体の剛性が低く、一定の高さを有する展示板本
体2がその対角線方向にねじれて、一方の上方角隅部が
後方に、他方の上方隅角部が前方にそれぞれ倒れ込むこ
とがある。この結果、展示板2が見苦しいばかりでな
く、小さな力で倒れ易いという欠点があった。
【0021】このため、図4に示す展示板本体2Aにお
いては、その枠体24を形成する下方の横桟22と、左
右の縦桟21と、該縦桟21に隣接する補強縦桟23に
沿ってそれぞれコ字状の補強金具26が配設されてい
る。この結果、横桟22に対する縦桟21および補強縦
桟23のねじれ剛性が向上され、下方の横桟22に対し
て縦桟21および補強縦桟23がねじれることを確実に
防止することが可能となる。このため、展示板本体2A
は、ねじれることなくほぼ直立状態で立設し、見栄えが
向上するとともに、倒れにくいという利点を有するもの
である。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、展示板本
体に対して小展示板を起立状態に支持することが可能と
なり、必要に応じて展示物を展示するための表面積を拡
大することができるとともに、展示板本体に対して小展
示板を折り畳んでこれまでと同等の保管スペースで保管
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の展示板の全体斜視図である。
【図2】図1のZ部の拡大図ある。
【図3】固定ピン構造を示す半断面図ある。
【図4】改良された展示板本体を一部省略して示す斜視
図ある。
【図5】従来の展示板の全体斜視図である。
【符号の説明】
10 展示板 2,2A 展示板本体 21 縦桟 22 横桟 25 ボード 3 脚部材 4 小展示板 5 固定金具 51,52 スライドレール 52x ピン穴 53 スライド金具 54 固定ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09F 15/00 G09F 7/18 A47F 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも左右一対の縦桟および縦桟の
    上下両端に連結された上下一対の横桟からなる枠体の表
    裏両面にボードを貼着して展示板本体を形成し、該展示
    板本体の下端部に脚部材を設けるとともに、展示板本体
    の上端に小展示板を蝶番を介して回動自在に連結した
    示板において、前記展示板本体の左右端面の上端部およ
    び折り畳み状態の小展示板の左右端面の上端部にそれぞ
    れスライドレールを設け、また、固定ピンを有するスラ
    イド金具を展示板本体のスライドレールに沿って摺動自
    在に嵌挿するとともに、小展示板のスライドレールにス
    ライド金具の固定ピンを嵌入可能なピン穴を形成してな
    り、展示板本体に連続して小展示板を起立させた際、両
    方のスライドレールにわたってスライド金具を位置さ
    せ、スライド金具の固定ピンを小展示板のスライドレー
    ルのピン穴に嵌入させて小展示板を起立状態に支持する
    ことを特徴とする展示板。
JP10476798A 1998-04-15 1998-04-15 展示板 Expired - Fee Related JP2941253B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10476798A JP2941253B1 (ja) 1998-04-15 1998-04-15 展示板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10476798A JP2941253B1 (ja) 1998-04-15 1998-04-15 展示板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2941253B1 true JP2941253B1 (ja) 1999-08-25
JPH11296119A JPH11296119A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14389639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10476798A Expired - Fee Related JP2941253B1 (ja) 1998-04-15 1998-04-15 展示板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2941253B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11296119A (ja) 1999-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5210888A (en) Portable tent--cot
US6119875A (en) Stand for displaying hanging merchandise
US20080134549A1 (en) Apparatus and system for an expandable, hinged, multi-panel presentation
KR200393407Y1 (ko) 보조책상을 갖는 학생용 책상
US20140354018A1 (en) Convertible chair
JP2941253B1 (ja) 展示板
JP3685022B2 (ja) パネル付きデスク
JP3520353B2 (ja) 机等における衝立パネルの取付け装置
JP2818396B2 (ja) 折り畳み看板
JP7483589B2 (ja) 什器
JP4167368B2 (ja) 書架
KR20200000966U (ko) 접이식 가판대
JP2534858Y2 (ja)
US20020095842A1 (en) Display devices
JP3057973B2 (ja) 用途可変デスク
JPH0531948Y2 (ja)
JP2949413B2 (ja) 書籍等の陳列用保持具
CA2448007C (en) Foldable display stand with self erecting stabilizing base
JPS6112849Y2 (ja)
JP4327560B2 (ja) ボード用ワゴン
JPH0636048U (ja) 卓上型映写スクリーン
JP3309969B2 (ja) 製図板用折り畳み式補助台
KR0123312Y1 (ko) 광고판의 지지구조
FR2591084A1 (fr) Chevalet de conferences a bloc de papier demontable et transportable.
KR200243566Y1 (ko) 연결식 의자의 책상판 절첩장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees