JP2534264Y2 - 車 輌 - Google Patents

車 輌

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JP2534264Y2
JP2534264Y2 JP1990115908U JP11590890U JP2534264Y2 JP 2534264 Y2 JP2534264 Y2 JP 2534264Y2 JP 1990115908 U JP1990115908 U JP 1990115908U JP 11590890 U JP11590890 U JP 11590890U JP 2534264 Y2 JP2534264 Y2 JP 2534264Y2
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JP
Japan
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sensor
vehicle
body frame
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vehicle body
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JP1990115908U
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JPH0471349U (ja
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直明 佐藤
重則 木村
次郎 倉本
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は外物と衝突したことを検出する長尺の感知体
を、車体フレームの前端位置に付設してある車輌に関す
る。
〔従来の技術〕 上記車輌において、従来では、前記感知体を弾性体の
バンパー部材に感知センサを埋め込み内設し、前記バン
パー部材を、その全長にわたって車体フレームに接着剤
により接着固定する構造が考えられた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来構造は、取り付け作業を簡素化して作業工数
の削減によりコストの低減を図ったものである。
しかし、前記従来構造によると、弾性材から成る前記
バンパー部材が車体フレーム部に接着剤により貼着され
る際に、車体フレームが単なる平坦面でなく、湾曲面で
形成されるものであるため、バンパー部材に歪みがで
て、その内部応力が接着部分に集中し、バンパー部材の
内面と外面との間の応力の差に起因して感知センサに歪
みが生じ、誤動作するおそれがあった。又、長期の使用
により、接着部分が剥離してしまうおそれもあり、改善
の余地があった。
本考案は、上記不具合点を解消する点に目的を有す
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、冒頭に記載した車輌において、
前記感知体の左右両端又はその近傍位置を前記車体フレ
ームに止着するとともに、その車体フレームに対する前
記感知体の長手方向の途中箇所における水平方向移動を
許しながら対車体上下変位を係合阻止する位置規制部を
設けてある点にある。
〔作用〕
感知体はその両端又はその近傍において車体フレーム
に止着され、それらの中間部分は支持部によって上下方
向の変位が阻止されるだけで水平方向の移動は許される
ので、取り付けの際において内外面に一時的に内部応力
に差が生じた場合であっても、歪みが局部的に集中した
ままの状態とならないように、感知体自体がわずかに撓
み変形して、局部的な歪みが水平方向に分散されること
により歪みによる作動不良を未然に防止できる。しか
も、接着ではなく確実に止着されているので、長期間の
使用によっても剥がれてしまうといった弊害が生じるこ
とがない。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、合理的な構造改良によっ
て、取り付け作業の複雑化を招くことなく、長尺の感知
体の誤動作のおそれを少なくし、センサの感知性能を良
好に維持できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第5図、第6図に本考案に係る小型電動車を示してい
る。この小型電動車は、操縦ハンドル(1)の操作によ
り操向揺動自在並びに遊転自在な前輪(2)と、電動モ
ータ(3)により走行駆動される左右一対の後輪(4)
とを備えるとともに、前記後輪(4)の上方に運転席
(5)を配置し、これらを前後に亘って延設した車体フ
レーム(6)により支持して構成してある。前輪(2)
操作用のステアリング軸(7)の上端部に設けた操縦パ
ネル部(8)に操縦ハンドル(1)と共握り可能な変速
レバー(9)を設け、この変速レバー(9)の握り操作
に伴って操作されるポテンショメータ(PM)の出力信号
に基いて制御装置(10)が前記電動モータ(3)を変速
制御するよう構成してある。前記ステアリング軸(7)
の下方部は前記カバー(11)により覆ってあり、運転席
(5)の下部に配設される前記制御装置(10)及びバッ
テリー(B)は後部カバー(12)により覆ってある。そ
して、外物と衝突したことを検出する長尺の感知センサ
(S)を埋め込み内設した弾性材製のバンパー部材(1
3)を、車体フレーム(6)の前端縁に付設してある。
バンパー部材(13)と感知センサ(S)とにより感知体
(30)を構成する。前記感知センサ(S)は、車体の前
端部が他の車輌や建物の外壁等に衝突した際に、そのこ
とを感知すると、前記制御装置(10)に信号を与え、制
御装置(10)が電動モータ(3)を制御して車体走行を
停止させるよう構成してある。
第4図に示すように、感知センサ(S)はゴム材から
成る前記バンパー部材(13)の内方に埋め込み内設して
あり、一対の薄板帯状の電極板(14),(14)をスペー
サ(15)を介してわずかの隙間を有する状態で配置して
構成してある。又、バンパー部材(13)の前面側の上下
中央部の感知センサ(S)に対応する位置には、衝突時
の感知センサ(S)の動作圧を下げるための突条(16)
を形成してある。感知センサ(S)はパンパー部材(1
3)の車体フレーム(6)側に近づけて位置させてあ
り、耐衝撃性を向上させてある。
第1図ないし第3図に示すように、車体フレーム
(6)の前端縁は、平面視円弧状に形成してあり、この
前端縁には、断面コの字形に成形した取付フレーム部
(6a)を固着してある。そして、この取付フレーム部
(6a)の縦壁外周面部分に前記バンパー部材(13)を取
り付けてある。つまり、バンパー部材(13)の左右両端
縁を前記取付フレーム部(6a)に連結具としてのボルト
(17),(17)により締め付け連結するとともに、左右
中間の3箇所において取付フレーム部(6a)の下面側か
ら固設延出した支持部材(18)により、バンパー部材
(13)を受け止め支持し、かつ、バンパー部材(13)の
上端縁を前部カバー(11)の下縁により接当支持して、
バンパー部材(13)の水平方向移動を許しながら上下変
位を係合阻止する位置規制部(A)を構成してある。
このようにして、バンパー部材(13)の取り付け作業
を容易に行うことができるものでありながら、取り付け
時の内部応力の局部集中に伴う感知センサ(S)の歪み
の発生を防止でき、かつ、ボルト(17)による連結構造
を採用したので長期に亘って確実な連結保持を維持する
ことができるものとなる。
〔別実施例〕
前記バンパー部材(13)の上下変位阻止のための位置
規制部として、第7図に示すように、前記バンパー部材
(13)の車体フレーム(6)側に係合溝(19)を形成す
るとともに、前記取付フレーム部(6a)から前記係合溝
(19)に差し込み係合する係止突条(20)を設けるよう
構成するものでもよい。尚、この場合、前記係合溝(1
9)及び前記係止突条(20)により位置規制部(A)を
構成する。
又、前記位置規制部(A)には、わずかに融通を設け
るものでもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にするために符号を記すが、該記入により本考案は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る車輌の実施例を示し、第1図はバン
パー部材配設部の平面図、第2図ないし第4図はバンパ
ー部材の断面図、第5図は全体側面図、第6図は全体正
面図、第7図は別実施例の要部の断面図である。 (6)……車体フレーム、(30)……感知体、(A)…
…位置規制部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外物と衝突したことを検出する長尺の感知
    体(30)を、車体フレーム(6)の前端位置に付設して
    ある車輌であって、前記感知体(30)の左右両端又はそ
    の近傍位置を前記車体フレーム(6)に止着するととも
    に、その車体フレーム(6)に対する前記感知体(30)
    の長手方向の途中箇所における水平方向移動を許しなが
    ら対車体上下変位を係合阻止する位置規制部(A)を設
    けてある車輌。
JP1990115908U 1990-11-02 1990-11-02 車 輌 Expired - Lifetime JP2534264Y2 (ja)

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JPH0471349U JPH0471349U (ja) 1992-06-24
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JPH0471349U (ja) 1992-06-24

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