JP2534189Y2 - 開閉装置用表示装置 - Google Patents

開閉装置用表示装置

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JP2534189Y2
JP2534189Y2 JP4025291U JP4025291U JP2534189Y2 JP 2534189 Y2 JP2534189 Y2 JP 2534189Y2 JP 4025291 U JP4025291 U JP 4025291U JP 4025291 U JP4025291 U JP 4025291U JP 2534189 Y2 JP2534189 Y2 JP 2534189Y2
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JP4025291U
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JPH04124726U (ja
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克己 中西
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、遮断器,開閉器等の開
閉装置において、現在の開閉状態及び現在までの開閉回
数を表示する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遮断器,開閉器等の開閉装置にお
いては、現在の開閉状態並びに現在までの開閉回数を装
置前面より表示するために、例えば図5ないし図7に示
すような表示装置が用いられている。
【0003】これらの図面は引出形遮断器の場合を示し
たものであり、図5に示すように、遮断器1の前面板2
において、その右側上部に開閉回数用表示孔3が,右側
下部に開閉状態用表示孔4がそれぞれ透設され、表示孔
3に対向して開閉回数をカウントし表示する機械式動作
回数計5が配置されると共に、表示孔5に対向して入切
表示が施された開閉状態表示体が配置されている。な
お、6は定格銘板、7は把手、8は手動トリップ用操作
孔、9は二次接栓、10はインタロックレバーである。
【0004】前記動作回数計5及び開閉状態表示体はそ
れぞれ、開閉要素を入切する開閉主軸の回動に連動して
動作するが、その具体的構成を図6及び図7に示す。
【0005】投入コイルによって上下に回動する可動板
11の先端に、前記表示孔4に対向して、平板を折り曲
げて形成された開閉状態表示体12が固着され、その前
面に入,切の表示13a,13bが形成されている。
【0006】この可動板11の回動支軸はリンク,レバ
ー等を介して開閉主軸に連結され、投入コイルを励磁し
て投入動作を行わせると、可動板11が上方すなわち図
6及び図7の位置に回動すると共に、主軸に連結された
開閉要素が入動作し、また、遮断ばねのばね力によって
遮断動作を行わせると、可動板11が下方すなわち図7
の1点鎖線の位置に回動すると共に、主軸を介して開閉
要素が切動作する。
【0007】そして、この投入,遮断に伴なう可動板1
1の上,下の回動時、表示体12の両表示13a,13
bがそれぞれ表示孔4に対向し、遮断器前面より開閉状
態を確認できるようになっている。また、前記遮断器1
には、図7に示すように、前面板2の背後に投入コイル
等の部品を取り付けるフレーム14が左右方向に配設さ
れているが、このフレーム14に取付板15を介して動
作回数計5が表示孔3に臨むようにして固定されてい
る。
【0008】前記可動板11の先端には、連結ブロック
16が前記表示体12と共に一体に固定され、このブロ
ック16より右方へ延出した半円軸17の端部にばね掛
け板18が取り付けられ、他方、動作回数計5より右方
へ突出したカウンタ軸19に駆動レバー20を介してば
ね掛け板21が取り付けられ、両ばね掛け板18,21
間が引っ張りばね22により連結されている。
【0009】ここで、動作回数計5においては、そのカ
ウンタ軸19が図外の付勢ばねにより駆動レバー20を
上方へ回動するよう付勢されており、駆動レバー20を
付勢に抗して下方へ回動することによりカウントアップ
し、カウント値をカウンタカバー23のカウンタ表示窓
24より表示できるようになっている。なお、引っ張り
ばね22のばね力は付勢ばねのばね力より大きく設定さ
れている。また、25はリセット用つまみである。
【0010】したがって、図6及び図7に示す投入状態
から引き外し操作により可動板11が図7の1点鎖線の
ように下方へ回動すると、これに一体の連結ブロック1
6,半円軸17を介して引っ張りばね22が下方へ引っ
張られ、この引っ張りばね力により駆動レバー20が下
方へ回動し、カウンタ軸19に回動力が与えられ、開閉
回数がカウントアップされる。
【0011】その後、再び投入操作が行われると、可動
板11が図示の位置に回動し、引っ張りばね22に対す
る引っ張り力がなくなるため、駆動レバー20が付勢に
従って上方へ回動復帰する。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】前述したように、従来
の表示装置にあっては、開閉装置の開閉回数及び開閉状
態をそれぞれ独立した動作回数計5及び表示体12によ
り個々に表示する構成であるため、開閉回数と開閉状態
とのそれぞれの表示位置が分散し、見にくい欠点があ
り、前面板2に開閉回数と開閉状態との表示のために2
個の表示孔3,4を設ける必要がある。
【0013】その上、この種開閉装置にあっては、機種
によって機械的駆動部が種々存在するため、動作回数計
5及び表示体12をそれぞれ主軸に連動させる場合に、
機種毎に開閉回数及び開閉状態のそれぞれの表示位置が
異なることになり、その都度レイアウトを考える必要が
あり、設計に時間がかかり、特に、これらの表示は前面
板2の位置に前後方向寸法を合わせる必要があるため、
構造が複雑となり、不経済な設計になる問題がある。さ
らに、開閉装置の保守点検時にその前面板2を取り外し
た場合、表示体12が露出することになるため、入切動
作時は非常に危険な欠点がある。
【0014】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に留意してなされたものであり、その目的とする
ところは、開閉回数及び開閉状態のそれぞれの表示が見
やすく、経済的で、しかも保守点検時の安全性を高め得
る開閉装置用表示装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案の開閉装置用表示装置においては、開閉装置
の開閉主軸に連結されたカウンタ軸の回動により作動し
カウンタカバーのカウンタ表示窓より開閉回数を表示す
る機械式動作回数計と、入,切の表示が施され主軸の回
動に連動して可動する開閉状態表示体とを備え、この表
示体をカウンタカバー内のカウンタ軸に直接かつ一体に
取り付けると共に、カウンタカバーの表示体に対向する
位置に開閉表示窓を形成したものである。
【0016】
【作用】前述した構成にあっては、開閉装置の開閉時に
開閉主軸が回動すると、これに連結された動作回数計の
カウンタ軸が回動し、カウンタカバー内の表示体が可動
つまり回動すると同時に、動作回数計のカウント動作が
行われ、カウンタカバーのカウンタ表示窓及び開閉表示
窓よりそれぞれ開閉回数及び開閉状態が表示される。
【0017】
【実施例】実施例につき、図1ないし図4を用いて説明
する。なお、前記と同一記号は同一もしくは相当するも
のを示すものとする。これらの図面において、前記と異
なる点は、従来個々に設けていた動作回数計及び開閉状
態表示体に代えて、開閉状態表示機能を有する機械式動
作回数計26を設けた点であり、カウンタカバー27内
にカウンタ本体28を収納してこれをカウンタカバー2
7のカウント表示窓29に対向配置し、このカウンタ本
体28に連結された角軸状カウンタ軸30に直接かつ一
体に、入,切の表示31a,31bが施された立方体状
の開閉状態表示体32を取り付けると共に、カウンタカ
バー27の表示体32の対向位置に開閉表示窓33を形
成し、動作回数計26を構成するようにしている。
【0018】そして、カウンタカバー27の右側面より
導出したカウンタ軸30の端部に駆動レバー20を固着
し、これを従来と同時に開閉主軸に連結された可動板1
1に引っ張りばね22等を介して連結しており、遮断器
1の前面板2には、動作回数計26に対応して表示孔3
4が透設されている。
【0019】なお、カウンタ軸30は開閉に伴なう回動
角度が図4に示すようにほぼ90°に設定され、従来と
同様に付勢ばねにより入方向に回動付勢されており、ま
た、これに一体の表示体32の各表示31a,31b
は、図3に示すように、投入時,遮断時に両表示31
a,31bがそれぞれ表示窓33に臨むよう隣合う2面
に形成されている。
【0020】したがって、遮断器1の投入状態において
は、カウンタ軸30がその付勢に従って図4の回動位置
に復帰するため、これに一体の表示体32は、図1に示
すように、入表示32aを表示窓33に対向させた位置
に保持され、この状態から引き外し操作によって可動板
11が下方へ回動すると、駆動レバー20が引っ張りば
ね22を介して下方へ回動操作されるため、カウンタ軸
30が回動し、カウンタ本体28がカウント動作すると
共に、表示体32が90°回転して切表示31bを表示
窓33に対向させるようになり、カウンタカバー27の
両表示窓29,33において開閉回数及び開閉状態がそ
れぞれ表示されることになる。
【0021】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。開閉主軸に
連結された動作回数計のカウンタ軸に直接かつ一体に開
閉状態表示体を取り付け、この動作回数計のカウンタカ
バーにおけるカウンタ表示窓及び開閉表示窓からそれぞ
れ開閉回数及び開閉状態を表示できるようにしたので、
開閉回数と開閉状態との2つの表示を動作回数計に集中
させることができ、従来のように表示位置が分散せず、
非常に見やすい表示となり、開閉装置前面板における表
示孔も1個所で済み、経済的である。
【0022】しかも、機種によって機械的駆動部の構造
が異なっても、動作回数計のカウンタ軸と開閉主軸との
連結構造のみを考慮すればよく、レイアウトの簡素化が
図れ、開閉回数及び開閉状態の両表示の開閉装置前面板
との位置合わせも簡単になり、設計が容易になるもので
ある。さらに、保守点検時に開閉装置前面板を取り外し
た場合であっても、表示体がカウンタカバーに内蔵され
るため、露出せず、開閉動作に対し安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による開閉装置用表示装置の1実施例を
示す正面図である。
【図2】1実施例を適用した遮断器の正面図である。
【図3】開閉状態表示体の斜視図である。
【図4】動作回数計の側面図である。
【図5】従来の表示装置を適用した遮断器の正面図であ
る。
【図6】従来の表示装置の正面図である。
【図7】図6の切断側面図である。
【符号の説明】
1 遮断器 11 可動板 26 動作回数計 27 カウンタカバー 29 カウンタ表示窓 30 カウンタ軸 31a,31b 表示 32 開閉状態表示体 33 開閉表示窓

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉装置の開閉主軸に連結されたカウン
    タ軸の回動により作動しカウンタカバーのカウンタ表示
    窓より開閉回数を表示する機械式動作回数計と、入,切
    の表示が施され前記主軸の回動に連動して可動する開閉
    状態表示体とを備えた開閉装置用表示装置において、前
    記表示体が前記カウンタカバー内の前記カウンタ軸に直
    接かつ一体に取り付けられ、前記カウンタカバーの前記
    表示体に対向する位置に開閉表示窓が形成された開閉装
    置用表示装置。
JP4025291U 1991-04-30 1991-04-30 開閉装置用表示装置 Expired - Lifetime JP2534189Y2 (ja)

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JPH04124726U JPH04124726U (ja) 1992-11-13
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DE112012004843B4 (de) * 2011-11-21 2016-12-29 Mitsubishi Electric Corporation Schaltstellungsanzeige für eine elektrische Schalteinrichtung und Schalteinrichtung mit einer derartigen Schaltstellungsanzeige

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