JP2534151B2 - 自動給紙機構 - Google Patents

自動給紙機構

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JP2534151B2
JP2534151B2 JP2078884A JP7888490A JP2534151B2 JP 2534151 B2 JP2534151 B2 JP 2534151B2 JP 2078884 A JP2078884 A JP 2078884A JP 7888490 A JP7888490 A JP 7888490A JP 2534151 B2 JP2534151 B2 JP 2534151B2
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弘志 藤原
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はファクシミリ装置に使用して好適な自動給紙
機構に関するものである。
[従来の技術] 電話網を利用して文書、画像情報等の送受信を行う一
般事務用のファクシミリ装置においては、複数枚の送信
原稿を重ねて置くと、自動給紙機構によって送信原稿を
一枚ずつ順番に送り、これを光源ランプで照明し、その
反射光をレンズを介してCCD(電荷結合素子)上に結像
し、光電変換された画像信号を相手装置に送信するよう
に構成されている。第4図はこのような自動給紙機構の
従来例を示す概略構成図で、1は自動給紙ローラ、2は
二枚送り防止用のパッド、3は送信原稿、4はパッド2
を自動給紙ローラ1に圧接するスプリング、5は原稿搬
送路、6は原稿読取り位置に配置された送信ローラ、7
は原稿読取りユニットである。自動給紙ローラ1は不図
示のステッピングモータによって原稿搬送方向(矢印方
向)に回転駆動され、また該ローラ1の回転が中間歯車
列を介して前記送信ローラ6に伝達されるように構成さ
れている。送信ローラ6は、送信部を覆う開閉自在な送
信部カバーの裏面側に設けられ、自動給紙ローラ1と同
方向に同一周速度で回転される。自動給紙ローラ1と送
信原稿3との間の摩擦力M1、送信原稿3間の摩擦力M2
よび送信原稿3とパッド2間の摩擦力M3は、M1>M3>M2
に設定され、これによって下になっている送信原稿3か
ら一枚ずつ順次送り出すようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の自動給紙機構にあっ
ては、自動給紙ローラ1の軸端に設けられたローラ駆動
用ギヤの回転を送信ローラに伝達する中間歯車列を送信
部カバーに固定的に配置しているため、送信部カバーを
閉じた際、中間歯車の歯がローラ駆動用ギヤにしばしば
衝突して再噛合せず、送信部カバーを完全に閉じること
ができないと云う問題があった。
したがって、本発明は上記したような従来の問題点に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、送信
部カバーを閉じた際のローラ駆動ギヤと中間歯車の再噛
合が確実で、送信部カバーの開閉操作を容易に行い得る
ようにした自動給紙機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、一端に駆動モー
タからの回転が伝達されるローラ駆動用ギヤを有する自
動給紙ローラと、この自動給紙ローラの後方に配設され
た原稿読取りユニットと、これら自動給紙ローラおよび
原稿読取りユニットと原稿搬送路を挟んで反対側におい
て装置筐体に開閉自在に配設された送信部カバーと、原
稿搬送路を挟んで原稿読取りユニットと対向するように
前記送信部カバーに回転自在に軸支され一端に送信用ギ
ヤを有する送信ローラと、前記送信ローラの一端を回転
自在に軸支すると共に前記ローラ駆動用ギヤの回転を前
記送信ローラ用ギヤに伝達する歯車列を有する第1回動
レバーと、前記送信部カバーに回動自在に配設されて前
記送信ローラの他端を回転自在に軸支する第2回動レバ
ーと、前記送信部カバーに、前記歯車列の一つが前記ロ
ーラ駆動用ギヤに接離自在となるように回動自在に配設
されると共に、前記第1回動レバーを、前記歯車列の一
つと同軸上で、かつ前記送信ローラを前記原稿読取りユ
ニットに接離自在となるように回動自在に軸支する第3
回動レバーと、前記送信ローラが原稿読取りユニット方
向に移動する回動習性を前記第1回動レバーに付与する
と同時に前記歯車列の一つが前記ローラ駆動用ギヤに噛
合する方向の回動習性を前記第3回動レバーに付与する
スプリングとを備えたものである。
[作用] 本発明において、送信部カバーの閉動作時に歯車例の
一つがローラ駆動用ギヤに衝突すると、該歯車列の一つ
は回転しようとする。この時、第3回動レバーは歯車同
士の衝突によりスプリングに抗して回動し、衝突した中
間歯車を逃しの回転を容易にする。したがって、衝突し
た中間歯車は微小角度回転してローラ駆動用ギヤと再噛
合する。
[実施例] 以下、本発明を図面に示す実施例の基づいて詳細に説
明する。
第1図は本発明に係る自動給紙機構の一実施例を示す
第2図のI−I線拡大断面図、第2図は送信ローラの取
付構造を示す底面図、第3図は送信部カバー、送信ロー
ラおよび裏板の分解斜視図である。なお、第4図と同一
構成部材のものに対しては同一符号を以て示し、その説
明を省略する。これらの図において、10はファクシミリ
装置の筐体、11は筐体10の後端部上面に後端側を軸12に
よって上下方向に開閉自在に軸支されて配設され送信部
13を通常覆う送信部カバー、14は送信部カバー11の裏面
側に取り付けられた裏板で、この裏板14の下面は原稿搬
送路5の上側面を形成している。したがって、送信部カ
バー11を開くと、原稿搬送路5に詰まっている送信原稿
3を容易に取り除くことができる。
15は自動給紙ローラ1のシャフト16の一端に固定され
たローラ駆動用ギヤで、不図示の駆動モータの回転が伝
達されるように構成されている。
17は送信ローラ6のシャフトで、このシャフト17は前
記送信カバー11と裏板14とで形成される空間内に配設さ
れた第1および第2回動レバー18、19によって回転自在
に軸支され、一端すなわち第1回動レバー18側軸端には
前記ローラ駆動用ギヤ15の回転が歯車列20を介して伝達
される送信ローラ用ギヤ21が固定されている。
第1回動レバー18は、第3回動レバー22に水平な回動
軸23を介して上下方向に回動自在に軸支されている。
第2回動レバー19は前記送信部カバー11の裏面に固定
されたブラケット24に軸25を介して上下方向に回動自在
に配設され、また前記軸25に装着されたスプリング26に
よって前記送信ローラ6が原稿読取りユニット7に近寄
る方向の回動習性を付与されている。
前記歯車列20は、前記ローラ駆動用ギヤ15に噛合する
第1中間歯車20Aと、第1中間歯車20Aと前記送信ローラ
用ギヤ21に噛合する第2中間歯車20Bとで構成され、第
1中間歯車20Aが前記第1回動レバー18の回動軸23によ
って回転自在に軸支されている。
前記第3回動レバー22は、前記送信部カバー11の一方
の内側壁に突設された水平な支持軸30によって上下方向
に回動自在に軸支され、且つ前記支持軸30に装着された
スプリング31により前記第1中間歯車20Aが駆動用ギヤ1
5に噛合する方向の回動習性を付与されている。また、
スプリング31は一端が前記第1回動レバー18に係止され
ることにより該第1回動レバー18を第1図時計方向、す
なわち送信ローラ6が原稿読取りユニット7に近寄る方
向の回動習性を付与している。
なお、前記第1、第2回動レバー18、19を付勢する前
記スプリング26、31のばね力は等しい。
33は前記送信部カバー11の他方の内側面に固定された
ブラケットで、このブラケット33には小さな開口部34が
形成されており、この開口部34に前記第3回動レバー22
の先端に折曲げ形成された係合部35を挿入することで、
第3回動レバー22の上下方向の回動角度を微小角度に設
定している。
前記裏板14には開口部36、37が形成されており、これ
らの開口部36、37より前記送信ローラ6および第1中間
歯車20Aの下端部が下方に突出されている。
このような構成からなる自動給紙機構において、送信
部カバー11の閉動作に伴い、第1中間歯車20Aがローラ
駆動用ギヤ15の歯先面に衝突してうまく噛合しない場
合、前記送信部カバー11を無理に閉じると、第3回動レ
バー22が支持軸30を回動中心としてスプリング31に抗し
て第1図時計方向に微小角度回動する。すると、第1中
間歯車20Bはローラ駆動用ギヤ15の歯と接触した状態で
微小角度回転して歯先面同士の衝突状態がずれ、ローラ
駆動用ギヤ15と噛合する。
つまり、本発明にあっては第3回動レバー22の回動に
よって第1中間歯車20Aを逃がし、回転し易くしている
ので、歯先同士が衝突した場合でも、送信部カバー11の
一度の閉動作によって第1中間歯車20Aをローラ駆動用
ギヤ15に確実に噛合させることができるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る自動給紙機構は、自
動給紙ローラの回転を送信ローラに伝達する中間歯車列
を開閉自在な送信部カバーに設けた回動レバーに配設
し、送信部カバーの閉動作時にローラ駆動用ギヤと中間
歯車列の一つが衝突して正しく噛合しない場合、前記回
動レバーの回動によって中間歯車を逃がし回転し易くし
たので、中間歯車とローラ駆動用ギヤを確実に噛合させ
ることができる。したがって、送信部カバーの閉操作が
容易で、ローラ駆動用ギヤや中間歯車の損傷を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動給紙機構の一実施例を示す第
2図のI−I線拡大断面図、第2図は送信ローラの取付
構造を示す底面図、第3図は送信部カバー、送信ローラ
および裏板の分解斜視図、第4図は自動給紙機構の従来
例を示す概略構成図である。 1……自動給紙ローラ、2……パッド、 3……送信原稿、4……スプリング、 5……原稿搬送路、6……送信ローラ、 7……原稿読取りユニット、10……筐体、 11……送信部カバー、12……軸、 13……送信部、14……裏板、15……ローラ駆動用ギヤ、
18……第1回動レバー、19……第2回動レバー19、20…
…中間歯車列、20A……第1中間歯車、20B……第2中間
歯車、21……送信ローラ用ギヤ、22……第3回動レバ
ー、23……支持軸、26、31……スプリング。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に駆動モータからの回転が伝達される
    ローラ駆動用ギヤを有する自動給紙ローラと、 この自動給紙ローラの後方に配設された原稿読取りユニ
    ットと、 これら自動給紙ローラおよび原稿読取りユニットと原稿
    搬送路を挟んで反対側において装置筐体に開閉自在に配
    設された送信部カバーと、 原稿搬送路を挟んで原稿読取りユニットと対向するよう
    に前記送信部カバーに回転自在に軸支され一端に送信用
    ギヤを有する送信ローラと、 前記送信ローラの一端を回転自在に軸支すると共に前記
    ローラ駆動用ギヤの回転を前記送信ローラ用ギヤに伝達
    する歯車列を有する第1回動レバーと、 前記送信部カバーに回動自在に配設されて前記送信ロー
    ラの他端を回転自在に軸支する第2回動レバーと、 前記送信部カバーに、前記歯車列の一つが前記ローラ駆
    動用ギヤ接離自在となるように回動自在に配設されると
    共に、前記第1回動レバーを、前記歯車列の一つと同軸
    上で、かつ前記送信ローラを前記原稿読取りユニットに
    接離自在となるように回動自在に軸支する第3回動レバ
    ーと、 前記送信ローラが原稿読取りユニット方向に移動する回
    動習性を前記第1回動レバーに付与すると同時に前記歯
    車列の一つが前記ローラ駆動用ギヤに噛合する方向の回
    動習性を前記第3回動レバーに付与するスプリングとを
    備えたことを特徴とする自動給紙機構。
JP2078884A 1990-03-29 1990-03-29 自動給紙機構 Expired - Lifetime JP2534151B2 (ja)

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JPH03279131A JPH03279131A (ja) 1991-12-10
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