JP2534042Y2 - ダイボンダーの突上げキャップ - Google Patents

ダイボンダーの突上げキャップ

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JP2534042Y2
JP2534042Y2 JP7574190U JP7574190U JP2534042Y2 JP 2534042 Y2 JP2534042 Y2 JP 2534042Y2 JP 7574190 U JP7574190 U JP 7574190U JP 7574190 U JP7574190 U JP 7574190U JP 2534042 Y2 JP2534042 Y2 JP 2534042Y2
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JP
Japan
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push
cap
die bonder
pellet
sheet
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明英 大坪
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は半導体ペレットのダイボンダーに関し、特に
半導体ペレットの突上げ部のキャップの構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のダイボンダーの突上げキャップは、第4図に示
すように上面中央に半導体ペレット2の突上げニードル
3の上下スライドをガイドするとともに突上げニードル
3により半導体ペレット2を突上げる際、半導体ペレッ
ト2の貼り付けられたシート4を吸着保持し、半導体ペ
レット2のシートからの剥離を容易に行なうための真空
経路となる小貫通穴5を有した円柱体で小貫通穴5の周
囲には複数の同心円状の凹溝7と全ての凹溝7が小貫通
穴5と通じるように割り溝8が設けられていた。
しかしながら、半導体ペレット2の表面の一部に例え
ばメモリパターン等の表面が複雑な凹凸状態となってい
る領域のあるものやシート上4上のペレット配列間隔が
極端に狭いものについては認識を行なう際、二値化レベ
ルや照明ランプの光量により調整を行なうが、外形及び
表面を白く映し出そうとすると周囲に隣接するペレット
の表面の白部分とつながりやすくなるため認識調整がか
なり困難となり良品を外形不良と判定する誤認識をひき
おこしていた。
このため第5図に示すように認識対象のペレット2の
みフラット状態にして周囲のペレット2′は傾斜させて
周囲のペレット2′の反射光による影響を極力少なく
し、認識を容易に行なえるように突上げキャップ1の中
央部に周囲より段差9だけ高いフラット部6を設けてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の突上げキャップでは外形が円形であるた
め、半導体ペレットを突上げる際のシート吸着時に周囲
のペレットの裏面と突上げキャップの外周とが第6図の
ように点接触となり、接触部の周囲から真空がリークし
シートの保持力が弱くなり半導体ペレットのシートから
の剥離ミスを引き起こすという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のダイボンダーの突上げキャップは、上面中央
に小貫通穴を有し外形が八角形となっており、また上面
中央に小貫通穴を有する矩形面と矩形面周囲に隣接し1
度から数度に傾斜した4個の矩形面と4個の三角形面と
からなる多面体より形成され、上面の矩形面の4箇所の
コーナー部に上下左右の矩形傾斜面より若干傾斜角の小
さい平面でカットされた平面を有するとともに上面矩形
面に上下・左右方向に矩形傾斜面に達する十字の凹溝を
有し外形が八角形となっている。
〔実施例〕
次に、本考案について図面を参照して説明する。第1,
2図は本考案の一実施例のダイボンダーの突上げキャッ
プの平面図及び断面図である。突上げキャップ1の外形
は八角形で上面中央には半導体ペレット2を突上げる突
上げニードル3のガイド及びシート4の吸着保持用の真
空引きのための小貫通穴5が設けられ小貫通穴5の外側
には半導体ペレット2を支持するフラット部6が設けら
れている。さらにフラット部6の外側にはシート吸着の
ための凹溝7が割り溝8により小貫通穴5と通じるよう
に設けてある。前記フラット部6は八角形の外周より段
差9分だけ高くなっており中央の半導体ペレット2のみ
フラットで支持され周囲の半導体ペレット2′は傾斜す
るようになっている。
次に第3図は本考案の第2の実施例の平面図及び断面
図である。
第1の実施例と同様に外形は八角形で上面中央には小
貫通穴5が設けられ、その外側にはフラット部6が設け
られている。さらにフラット部6の周囲には複数の傾斜
面が設けられ各傾斜面の傾斜角の関係はA>B>Cとな
っている。また上面には上下左右方向に傾斜面Bに達す
る十字の凹溝10が設けられ、周囲の半導体ペレット2′
を吸着できるようになっている。
第1の実施例が周囲のペレット2′の裏面とキャップ
とが線接触であるのに対し、本実施例では面接触となる
ためシート吸着時の半導体ペレット2,2′どうしのかん
しょうによるチッピング等を防止できる利点がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は外形が八角形であるため
半導体ペレットを突上げる際のシート吸着時に周囲のペ
レットの裏面と突上げキャップとが線または面接触とな
るためシート吸着保持用真空のリークを最小限におさえ
ることができ半導体ペレットのシート剥離を確実に行な
うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本考案の一実施例の平面図及び断面
図、第3図は本考案の第2の実施例の平面図及び断面
図、第4図,第5図,第6図は従来の突上げキャップの
平面図及び断面図である。 1……突上げキャップ、2,2′……半導体ペレット、3
……突上げニードル、4……シート、5……小貫通穴、
6……フラット部、7……凹溝、8……割り溝、9……
段差、10……十字凹溝。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面中央に小貫通穴を有する外形が八角形
    よりなることを特徴とするダイボンダーの突上げキャッ
    プ。
JP7574190U 1990-07-17 1990-07-17 ダイボンダーの突上げキャップ Expired - Lifetime JP2534042Y2 (ja)

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JPH0434739U JPH0434739U (ja) 1992-03-23
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