JPH0764208A - 線状光源 - Google Patents
線状光源Info
- Publication number
- JPH0764208A JPH0764208A JP21409393A JP21409393A JPH0764208A JP H0764208 A JPH0764208 A JP H0764208A JP 21409393 A JP21409393 A JP 21409393A JP 21409393 A JP21409393 A JP 21409393A JP H0764208 A JPH0764208 A JP H0764208A
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- Japan
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- light emitting
- substrate
- emitting diodes
- emitting diode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各発光ダイオードの真上での照度のばらつき
の少ない、かつ発光ダイオード同士の中間点の真上での
照度の落込みの少ない線状光源を提供する。 【構成】 基板と、基板上に各々離れて形成された複数
の電極と、略直線上に整列する様に各々の電極上に載置
された複数の発光ダイオードと、発光ダイオードを囲む
様に基板に固定された反射枠と、発光ダイオードの上方
に位置し反射枠に固定されたレンズとを備え、少なくと
も発光ダイオードを略中心とする略円形の周囲近傍の領
域又は略半円形の周囲近傍の領域を除いて基板上に反射
被膜を形成し、発光ダイオードを覆う様に、領域の内側
に於て基板上にコーティング樹脂を形成するものであ
る。
の少ない、かつ発光ダイオード同士の中間点の真上での
照度の落込みの少ない線状光源を提供する。 【構成】 基板と、基板上に各々離れて形成された複数
の電極と、略直線上に整列する様に各々の電極上に載置
された複数の発光ダイオードと、発光ダイオードを囲む
様に基板に固定された反射枠と、発光ダイオードの上方
に位置し反射枠に固定されたレンズとを備え、少なくと
も発光ダイオードを略中心とする略円形の周囲近傍の領
域又は略半円形の周囲近傍の領域を除いて基板上に反射
被膜を形成し、発光ダイオードを覆う様に、領域の内側
に於て基板上にコーティング樹脂を形成するものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光ダイオードを用い
た線状光源に関する。
た線状光源に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、線状光源が例えば特開平2−37
784号公報により図6の様に示されている。発光ダイ
オード31が基板32上の電極(図示せず)上に載置さ
れ配線されている。反射枠33は断面が三角形状の反射
部34を有し、基板32に固定され、レンズ35は反射
枠に固定されている。そして上述の公報では開示されて
いないが、発光ダイオード31の載置部より少し大きく
平面が四角状の範囲を除いて、電極上と基板32上に反
射被膜(図示せず)が形成され、反射性の向上がなされ
ている。発光ダイオード31を覆う様にシリコン樹脂3
6が形成され、照度の向上がなされている。
784号公報により図6の様に示されている。発光ダイ
オード31が基板32上の電極(図示せず)上に載置さ
れ配線されている。反射枠33は断面が三角形状の反射
部34を有し、基板32に固定され、レンズ35は反射
枠に固定されている。そして上述の公報では開示されて
いないが、発光ダイオード31の載置部より少し大きく
平面が四角状の範囲を除いて、電極上と基板32上に反
射被膜(図示せず)が形成され、反射性の向上がなされ
ている。発光ダイオード31を覆う様にシリコン樹脂3
6が形成され、照度の向上がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の線状光源の照度
特性を図4の破線で示す。横軸の1、2、3…は線状光
源の左側から順に発光ダイオード31の番号を示し、縦
軸は照度(%)を示す。この図4からわかる様に、各発
光ダイオード31の真上に於て、照度のばらつきが大き
いという第1の欠点がある。本発明者がその原因を究明
した所、反射被膜とシリコン樹脂36が接触する範囲G
がばらつくので、シリコン樹脂36の形状が一定となら
ないためである。そのため、シリコン樹脂36の先端の
ドームの曲率半径が一定とならないので、集光する光量
がばらつくためである事が判った。更に、発光ダイオー
ド31同士の中間に於て照度の落込みが大きいという第
2の欠点がある。本発明者がその原因を究明した所、発
光ダイオード31同士の中間にある反射部34が三角形
状であるので、集光効果が少なく反射部34の真上での
照度が少ないためである。故に本発明はかかる従来の欠
点を鑑みて、各発光ダイオードの真上での照度のばらつ
きの少ない、かつ発光ダイオード同士の中間点の真上で
の照度の落込みの少ない線状光源を提供するものであ
る。
特性を図4の破線で示す。横軸の1、2、3…は線状光
源の左側から順に発光ダイオード31の番号を示し、縦
軸は照度(%)を示す。この図4からわかる様に、各発
光ダイオード31の真上に於て、照度のばらつきが大き
いという第1の欠点がある。本発明者がその原因を究明
した所、反射被膜とシリコン樹脂36が接触する範囲G
がばらつくので、シリコン樹脂36の形状が一定となら
ないためである。そのため、シリコン樹脂36の先端の
ドームの曲率半径が一定とならないので、集光する光量
がばらつくためである事が判った。更に、発光ダイオー
ド31同士の中間に於て照度の落込みが大きいという第
2の欠点がある。本発明者がその原因を究明した所、発
光ダイオード31同士の中間にある反射部34が三角形
状であるので、集光効果が少なく反射部34の真上での
照度が少ないためである。故に本発明はかかる従来の欠
点を鑑みて、各発光ダイオードの真上での照度のばらつ
きの少ない、かつ発光ダイオード同士の中間点の真上で
の照度の落込みの少ない線状光源を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、基板と、基板上に各々離れて形成された
複数の電極と、略直線上に整列する様に各々の電極上に
載置された複数の発光ダイオードと、発光ダイオードを
囲む様に基板に固定された反射枠と、発光ダイオードの
上方に位置し反射枠に固定されたレンズとを備え、少な
くとも発光ダイオードを略中心とする略円形の周囲近傍
の領域又は略半円形の周囲近傍の領域を除いて基板上に
反射被膜を形成し、発光ダイオードを覆う様に、領域の
内側に於て基板上にコーティング樹脂を形成するもので
ある。
決するために、基板と、基板上に各々離れて形成された
複数の電極と、略直線上に整列する様に各々の電極上に
載置された複数の発光ダイオードと、発光ダイオードを
囲む様に基板に固定された反射枠と、発光ダイオードの
上方に位置し反射枠に固定されたレンズとを備え、少な
くとも発光ダイオードを略中心とする略円形の周囲近傍
の領域又は略半円形の周囲近傍の領域を除いて基板上に
反射被膜を形成し、発光ダイオードを覆う様に、領域の
内側に於て基板上にコーティング樹脂を形成するもので
ある。
【0005】更に望しくは、発光ダイオード同士の略中
間に於て先端が略ドーム状になる様にコーティング樹脂
を形成するものである。
間に於て先端が略ドーム状になる様にコーティング樹脂
を形成するものである。
【0006】
【作用】本発明は上述の様に、発光ダイオードを略中心
とする略円形又は略半円形の周囲近傍の領域に於て反射
被膜を形成しないので、その領域に溝が形成される。そ
してこの溝により、反射被膜とコーティング樹脂が接触
する範囲が一定となり、コーティング樹脂の形状のばら
つきがなくなる。
とする略円形又は略半円形の周囲近傍の領域に於て反射
被膜を形成しないので、その領域に溝が形成される。そ
してこの溝により、反射被膜とコーティング樹脂が接触
する範囲が一定となり、コーティング樹脂の形状のばら
つきがなくなる。
【0007】更に発光ダイオード同士の略中間に於て、
先端が略ドーム状のコーティング樹脂を形成するので、
ドーム形状のレンズ効果により中間点の真上に於ける照
度の落込みが小さくなる。
先端が略ドーム状のコーティング樹脂を形成するので、
ドーム形状のレンズ効果により中間点の真上に於ける照
度の落込みが小さくなる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の第1実施例を図1乃至図3に
従い説明する。図1は本実施例に係る線状光源の断面
図、図2は図1のAA断面図、図3は図2のB1B2B3
B4断面図である。これらの図に於て、基板1は例えば
幅4mm長さ325mmのガラスエポキシ樹脂等からなり、
その表面上に銅箔等からなる配線パターン2、3が形成
されている。複数の電極4は銅箔等からなり、基板1上
に各々離れて位置し共に配線パターン2に接続して形成
されている。同様に、複数の他の電極5も銅箔等からな
り、基板1上に各々離れてかつ各々電極4と近接しかつ
共に配線パターン3に接続して形成されている。
従い説明する。図1は本実施例に係る線状光源の断面
図、図2は図1のAA断面図、図3は図2のB1B2B3
B4断面図である。これらの図に於て、基板1は例えば
幅4mm長さ325mmのガラスエポキシ樹脂等からなり、
その表面上に銅箔等からなる配線パターン2、3が形成
されている。複数の電極4は銅箔等からなり、基板1上
に各々離れて位置し共に配線パターン2に接続して形成
されている。同様に、複数の他の電極5も銅箔等からな
り、基板1上に各々離れてかつ各々電極4と近接しかつ
共に配線パターン3に接続して形成されている。
【0009】複数の発光ダイオード6は略直線上に整列
する様に、各々の電極4上に導電性接着剤7を介して載
置固着され、その整列ピッチは例えば約10mmである。
発光ダイオード6は例えば、1辺0.2〜0.4mmの略
さいころ状をなした燐化ガリウムや燐化ガリウム砒素等
からなり、各々金属細線7にて他の電極5に配線されて
いる。
する様に、各々の電極4上に導電性接着剤7を介して載
置固着され、その整列ピッチは例えば約10mmである。
発光ダイオード6は例えば、1辺0.2〜0.4mmの略
さいころ状をなした燐化ガリウムや燐化ガリウム砒素等
からなり、各々金属細線7にて他の電極5に配線されて
いる。
【0010】発光ダイオード6を中心とする円形の周囲
近傍の領域8と電極4の発光ダイオード6の載置面近傍
の領域9と他の電極5の配線近傍の領域10を除いて、
電極4の上と他の電極5の上と配線パターン2、3の各
々の上と基板1の上に反射被膜11が形成されている。
反射被膜11は例えば2酸化チタンを含むエポキシ樹脂
又は光反射性白色塗料等が用いられる。また具体的には
円形の周囲近傍の領域8の外径Dは2.8mmで内径は
2.4mmであり、載置面近傍の領域9と配線近傍の領域
10の幅Eは1.2mmで長さFは2.1mmに設けられて
いる。この反射被膜11を得るには、まずテトロン又は
金属からなるメッシュ状のマスク材の上に空白にする部
分すなわち上述の領域8、9、10のみに、別のマスク
材を用いて目止め材を塗布する。その後、メッシュ状の
マスク材を基板1上に配置し、マスク材の上から白レジ
スト液をハケ等で塗る事により、反射被膜11が得られ
る。
近傍の領域8と電極4の発光ダイオード6の載置面近傍
の領域9と他の電極5の配線近傍の領域10を除いて、
電極4の上と他の電極5の上と配線パターン2、3の各
々の上と基板1の上に反射被膜11が形成されている。
反射被膜11は例えば2酸化チタンを含むエポキシ樹脂
又は光反射性白色塗料等が用いられる。また具体的には
円形の周囲近傍の領域8の外径Dは2.8mmで内径は
2.4mmであり、載置面近傍の領域9と配線近傍の領域
10の幅Eは1.2mmで長さFは2.1mmに設けられて
いる。この反射被膜11を得るには、まずテトロン又は
金属からなるメッシュ状のマスク材の上に空白にする部
分すなわち上述の領域8、9、10のみに、別のマスク
材を用いて目止め材を塗布する。その後、メッシュ状の
マスク材を基板1上に配置し、マスク材の上から白レジ
スト液をハケ等で塗る事により、反射被膜11が得られ
る。
【0011】コーティング樹脂12は例えば透明シリコ
ン系樹脂又は2酸化シリコン入りの白色シリコン系樹脂
からなる。コーティング樹脂12は発光ダイオード6を
覆いかつ先端が略ドーム形状になる様に、上述の円形の
周囲近傍の領域8の内側に於ける基板1上に形成されて
いる。具体的には自動ポッティング装置が用いられる
が、この装置は注射器状の容器の1端に注射針が取付け
られ、他端にチューブを介して本体が取付けられたもの
である。この容器の中に上述の透明シリコン系樹脂等が
封入され、チューブには本体から加圧された空気が供給
されている。本体に取付けられたスイッチを入れると、
発光ダイオード6の位置検出を行なった後に、所定時間
の間に所定の空気圧が供給される様に制御されている。
その結果、所定量(約0.002cc位)の透明シリコン
系樹脂が滴下され、発光ダイオード6を中心として覆う
様に設けられている。次にこの基板1を所定量移動させ
隣りの発光ダイオード6の位置検出を行い、同様の作業
を行う。上述の様に、円形の周囲近傍の領域8は、図2
の断面図から見れば溝になっているので、この溝により
反射被膜11の拡がりが規制されるから、反射被膜11
とコーティング樹脂12との接触する範囲が一定とな
る。
ン系樹脂又は2酸化シリコン入りの白色シリコン系樹脂
からなる。コーティング樹脂12は発光ダイオード6を
覆いかつ先端が略ドーム形状になる様に、上述の円形の
周囲近傍の領域8の内側に於ける基板1上に形成されて
いる。具体的には自動ポッティング装置が用いられる
が、この装置は注射器状の容器の1端に注射針が取付け
られ、他端にチューブを介して本体が取付けられたもの
である。この容器の中に上述の透明シリコン系樹脂等が
封入され、チューブには本体から加圧された空気が供給
されている。本体に取付けられたスイッチを入れると、
発光ダイオード6の位置検出を行なった後に、所定時間
の間に所定の空気圧が供給される様に制御されている。
その結果、所定量(約0.002cc位)の透明シリコン
系樹脂が滴下され、発光ダイオード6を中心として覆う
様に設けられている。次にこの基板1を所定量移動させ
隣りの発光ダイオード6の位置検出を行い、同様の作業
を行う。上述の様に、円形の周囲近傍の領域8は、図2
の断面図から見れば溝になっているので、この溝により
反射被膜11の拡がりが規制されるから、反射被膜11
とコーティング樹脂12との接触する範囲が一定とな
る。
【0012】更に望しくは、発光ダイオード6、6同士
の略中間に於て、円形の周囲近傍の領域13を除いて反
射被膜11が形成されている。そして円形の周囲近傍の
領域13の内側に於ける基板1上に、先端が略ドーム状
になる様にコーティング樹脂14が形成されている。こ
のコーティング樹脂14も円形の周囲近傍の領域13の
溝により、コーティング樹脂14の拡がりが規制されて
いる。
の略中間に於て、円形の周囲近傍の領域13を除いて反
射被膜11が形成されている。そして円形の周囲近傍の
領域13の内側に於ける基板1上に、先端が略ドーム状
になる様にコーティング樹脂14が形成されている。こ
のコーティング樹脂14も円形の周囲近傍の領域13の
溝により、コーティング樹脂14の拡がりが規制されて
いる。
【0013】反射枠15は例えば2酸化チタン入りのポ
リカーボネート樹脂等からなり、両側の内側面が上方に
開放しかつ上方に行く程広がる様に傾斜した反射部1
6、17が形成されている。この反射部16、17によ
り、複数の整列した発光ダイオード6の両側面が囲れて
いる。反射枠15の下部には溝部18が形成され、基板
1がこの溝部18の中に挿入され固定されている。
リカーボネート樹脂等からなり、両側の内側面が上方に
開放しかつ上方に行く程広がる様に傾斜した反射部1
6、17が形成されている。この反射部16、17によ
り、複数の整列した発光ダイオード6の両側面が囲れて
いる。反射枠15の下部には溝部18が形成され、基板
1がこの溝部18の中に挿入され固定されている。
【0014】レンズ19は例えば透明ポリカーボネート
樹脂等からなり、表面側及び裏面側に各々凸レンズ部が
形成され、反射枠15の上面に接着剤を介して固定され
ている。上述の様に、レンズ19は発光ダイオード6の
整列方向に平行になる様に、かつ各発光ダイオード6と
略等間隔に位置する様に発光ダイオード6の上方に設け
られている。
樹脂等からなり、表面側及び裏面側に各々凸レンズ部が
形成され、反射枠15の上面に接着剤を介して固定され
ている。上述の様に、レンズ19は発光ダイオード6の
整列方向に平行になる様に、かつ各発光ダイオード6と
略等間隔に位置する様に発光ダイオード6の上方に設け
られている。
【0015】また上述の説明では、反射枠15とレンズ
19が別々の部材である例を説明したが、両者を一体成
形して製作しても良い。一体成形のものが反射枠15と
レンズ19との密閉性が良く、内部にゴミ等が入らな
い。また両者の取付け(接着剤とか熱溶着とかビス留
め)が必要がなく、一体成形のものは反射枠15とレン
ズ19を各々成形する時間の和より成形時間が短いので
コストも安くなる。
19が別々の部材である例を説明したが、両者を一体成
形して製作しても良い。一体成形のものが反射枠15と
レンズ19との密閉性が良く、内部にゴミ等が入らな
い。また両者の取付け(接着剤とか熱溶着とかビス留
め)が必要がなく、一体成形のものは反射枠15とレン
ズ19を各々成形する時間の和より成形時間が短いので
コストも安くなる。
【0016】ストッパー20、21は例えばポリカーボ
ネート樹脂からなり、共にレンズ19に当接しレンズ1
9を支持し、かつその底面に形成された凸部が基板1の
孔部に係合され、基板1に固定されている。上述の部材
により本実施例の線状光源が構成されている。
ネート樹脂からなり、共にレンズ19に当接しレンズ1
9を支持し、かつその底面に形成された凸部が基板1の
孔部に係合され、基板1に固定されている。上述の部材
により本実施例の線状光源が構成されている。
【0017】次に本実施例の線状光源の照度特性を図4
の実線と1点鎖線にて示す。実線は発光ダイオード同士
の中間にコーティング樹脂が形成されたものを示し、1
点鎖線はコーティング樹脂がないものを示す。この図4
の実線と1点鎖線で示された様に、各発光ダイオード6
の真上に於て、照度のばらつきが殆んどない。それは上
述の様に発光ダイオード6を覆うコーティング樹脂12
の形状が一定しているからである。また発光ダイオード
6、6同士の中間点の真上に於て従来では80%である
が、本実施例の実線のものでは90%と落込みが改良さ
れている事がわかる。これは中間点に於て、先端が略ド
ーム状のコーティング樹脂14によるレンズ効果が大き
いためである。
の実線と1点鎖線にて示す。実線は発光ダイオード同士
の中間にコーティング樹脂が形成されたものを示し、1
点鎖線はコーティング樹脂がないものを示す。この図4
の実線と1点鎖線で示された様に、各発光ダイオード6
の真上に於て、照度のばらつきが殆んどない。それは上
述の様に発光ダイオード6を覆うコーティング樹脂12
の形状が一定しているからである。また発光ダイオード
6、6同士の中間点の真上に於て従来では80%である
が、本実施例の実線のものでは90%と落込みが改良さ
れている事がわかる。これは中間点に於て、先端が略ド
ーム状のコーティング樹脂14によるレンズ効果が大き
いためである。
【0018】次に第1実施例と比べて、各発光ダイオー
ド6の整列ピッチが小さい線状光源に適した第2実施例
を図5に従い説明する。発光ダイオード6を中心として
略半円形の周囲近傍の領域8aと、発光ダイオード6同
士の略中間点を中心として略半円形の周囲近傍の領域1
3aと、それらを連絡する直線部22、23と、発光ダ
イオード6の載置面近傍の領域9と、他の電極5の配線
近傍の領域10と、配線近傍の領域10及び略半円形の
周囲近傍の領域13aを連絡する直線部24を除いて、
基板1上に反射被膜11aが形成されている。
ド6の整列ピッチが小さい線状光源に適した第2実施例
を図5に従い説明する。発光ダイオード6を中心として
略半円形の周囲近傍の領域8aと、発光ダイオード6同
士の略中間点を中心として略半円形の周囲近傍の領域1
3aと、それらを連絡する直線部22、23と、発光ダ
イオード6の載置面近傍の領域9と、他の電極5の配線
近傍の領域10と、配線近傍の領域10及び略半円形の
周囲近傍の領域13aを連絡する直線部24を除いて、
基板1上に反射被膜11aが形成されている。
【0019】コーティング樹脂12aが発光ダイオード
6を覆って、上述の略半円形の周囲近傍の領域8aに沿
って、平面から見て略円形状に基板1上に形成されてい
る。同様にコーティング樹脂14aが略半円形の周囲近
傍の領域13aに沿って、略円形状に形成されている。
この様に構成する事により、各発光ダイオード6の整列
ピッチが4〜7mmと小さい線状光源が得られる。
6を覆って、上述の略半円形の周囲近傍の領域8aに沿
って、平面から見て略円形状に基板1上に形成されてい
る。同様にコーティング樹脂14aが略半円形の周囲近
傍の領域13aに沿って、略円形状に形成されている。
この様に構成する事により、各発光ダイオード6の整列
ピッチが4〜7mmと小さい線状光源が得られる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述の様に、発光ダイオードを
略中心とする略円形又は略半円形の周囲近傍の領域に於
て反射被膜を形成しないので、その領域に溝が形成され
る。そしてこの溝により、反射被膜とコーティング樹脂
が接触する範囲が一定となり、コーティング樹脂の形状
のばらつきがなくなる。即ち、コーティング樹脂の先端
の曲率半径が一定となる。故に発光ダイオードからの光
がコーティング樹脂による集光される量が一定になるの
で、発光ダイオードの真上の照度が一定となる。
略中心とする略円形又は略半円形の周囲近傍の領域に於
て反射被膜を形成しないので、その領域に溝が形成され
る。そしてこの溝により、反射被膜とコーティング樹脂
が接触する範囲が一定となり、コーティング樹脂の形状
のばらつきがなくなる。即ち、コーティング樹脂の先端
の曲率半径が一定となる。故に発光ダイオードからの光
がコーティング樹脂による集光される量が一定になるの
で、発光ダイオードの真上の照度が一定となる。
【0021】更に発光ダイオード同士の略中間に於て、
先端が略ドーム状のコーティング樹脂を形成するので、
ドーム形状のレンズ効果により、中間点の真上に於ける
照度の落込みが小さくなる。具体的には従来の照度が8
0%のものが90%に改良される。
先端が略ドーム状のコーティング樹脂を形成するので、
ドーム形状のレンズ効果により、中間点の真上に於ける
照度の落込みが小さくなる。具体的には従来の照度が8
0%のものが90%に改良される。
【図1】本発明の第1実施例に係る線状光源の断面図で
ある。
ある。
【図2】図1のAA断面図である。
【図3】図2のB1B2B3B4断面図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る線状光源及び従来の
線状光源に於ける照度特性図である。
線状光源に於ける照度特性図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る線状光源の断面図で
ある。
ある。
【図6】従来の線状光源の断面図である。
1 基板 4 電極 6 発光ダイオード 8 円形の周囲近傍の領域 11 反射被膜 12 コーティング樹脂 15 反射枠 19 レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 101 7251−5C
Claims (2)
- 【請求項1】 基板と、その基板上に各々離れて形成さ
れた複数の電極と、略直線上に整列する様に各々の電極
上に載置された複数の発光ダイオードと、その発光ダイ
オードを囲む様に前記基板に固定された反射枠と、前記
発光ダイオードの上方に位置し前記反射枠に固定された
レンズとを備え、少なくとも前記発光ダイオードを略中
心とする略円形の周囲近傍の領域又は略半円形の周囲近
傍の領域を除いて前記基板上に反射被膜が形成され、前
記発光ダイオードを覆う様に、前記領域の内側に於て前
記基板上にコーティング樹脂が形成された事を特徴とす
る線状光源。 - 【請求項2】 前記発光ダイオード同士の略中間に於て
先端が略ドーム状になる様にコーティング樹脂が形成さ
れた事を特徴とする請求項1の線状光源。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21409393A JPH0764208A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 線状光源 |
US08/295,168 US5607227A (en) | 1993-08-27 | 1994-08-24 | Linear light source |
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JP21409393A JPH0764208A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 線状光源 |
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JPH0764208A true JPH0764208A (ja) | 1995-03-10 |
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1993
- 1993-08-30 JP JP21409393A patent/JPH0764208A/ja active Pending
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