JP2533637Y2 - ドロップアウト検出装置 - Google Patents

ドロップアウト検出装置

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JP2533637Y2
JP2533637Y2 JP1988060983U JP6098388U JP2533637Y2 JP 2533637 Y2 JP2533637 Y2 JP 2533637Y2 JP 1988060983 U JP1988060983 U JP 1988060983U JP 6098388 U JP6098388 U JP 6098388U JP 2533637 Y2 JP2533637 Y2 JP 2533637Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、周波数変調された信号が記録された信号記
録媒体から再生された再生信号のドロップアウトを検出
するドロップアウト検出装置に関し、特に光学的に映像
信号を再生する光学式ビデオディスクプレーヤに用いて
好適なドロップアウト検出装置に関する。
(ロ) 従来の技術 ビデオディスクプレーヤやビデオテープレコーダ等の
映像機器は、例えば特開昭61-208995号公報に示される
如く、信号記録媒体から再生された再生信号が即時に供
給される第1の伝送路の他に遅延回路を備え、1H(水平
同期信号周期)遅延された再生信号が供給される第2の
伝送路を設け、切換回路により選択的に第1あるいは第
2の伝送路から供給された再生信号を次段に供給出来る
様にし、再生信号にドロップアウトが発生したとき、そ
れを検出し、その検出出力に応じて前記切換回路を切換
えて1H前の再生信号を次段に供給する様にし、ドロップ
アウトの補正を行っていた。
ところで、映像信号は、周波数変調されて記録される
ので、映像信号の変調周波数に応じた信号を抽出する
と、その抽出信号は前記変調周波数に応じて一定周期ご
とに表われる。その為、従来、容易に再生信号のドロッ
プアウトを検出する為に、前記周期に応じた所定時間ご
とに前記抽出信号が表われないことを検出してドロップ
アウトを検出する方法があった。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 しかしながら、上述の方法は、ドロップアウトを検出
するのに映像信号の変調周波数分の1となる所定時間以
上の検出時間を必要としたので、ドロップアウトの補正
が遅れ、ドロップアウト部の始めに補正されない部分が
大幅に発生する場合があった。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたドロップアウト検
出装置で、信号記録媒体から再生された再生信号から変
調周波数の逓倍の周波数の信号を得る逓倍回路と、該逓
倍回路から出力される出力信号をトリガーとして作動す
ると共に該出力信号の1周期に応じて出力パルス幅が設
定される再トリガー可能な単安定マルチバイブレータと
を備え、該単安定マルチバイブレータから発生される出
力パルスの停止を検出することにより信号記録媒体から
再生された再生信号のドロップアウトを検出する様にし
ている。
(ホ) 作用 本考案は、信号記録媒体から再生された再生信号から
変調周波数の逓倍の周波数の信号を得、その信号の1周
期に応じた所定時間により前記再生信号のドロップアウ
トを検出する様にし、検出時間を短縮せんとしたもので
ある。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す回路ブロック図で、
(1)は周波数変調された映像信号が記録されたビデオ
ディスクから再生された再生信号が入力される入力端
子、(2)は該入力端子(1)に入力される再生信号を
復調する復調回路、(3)は該復調回路(2)により復
調された映像信号を1H遅延させる1H遅延回路、(4)は
前記復調回路(2)により復調された映像信号が即時に
供給される第1伝送路(5)、あるいは前記1H遅延回路
(3)を備え、前記復調回路(2)により復調された映
像信号が1H遅延されて供給される第2伝送路(6)を選
択的に出力端子(7)に接続する切換回路、(8)は前
記入力端子(1)に入力される再生信号を増幅し、振幅
制限させるリミッタアンプ、(9)は該リミッタアンプ
(8)からの出力信号を遅延させる為の遅延アンプ、
(10)は該遅延アンプ(9)からの出力信号と前記リミ
ッタアンプ(8)からの出力信号との排他論理和を行う
エクスクルーシブ・オアゲート(EX-ORゲート)、(1
1)は該EX-ORゲート(10)から出力される「H」レベル
のパルス信号をトリガーとして作動すると共に該パルス
信号の1周期に応じて出力パルス幅が設定される再トリ
ガー可能な第1単安定マルチバイブレータ、(12)は該
第1単安定マルチバイブレータ(11)からの出力パルス
幅を引き伸ばすと共に前記切換回路(4)を制御する第
2単安定マルチバイブレータである。尚、前記リミッタ
アンプ(8)、前記遅延アンプ(9)及び前記EX-ORゲ
ート(10)は、入力端子(1)に入力される再生信号か
ら変調周波数の2倍の周波数の信号を得る逓倍回路とな
る。
次に第2図(イ)乃至(ヘ)を用いて第1図の回路の
動作に付いて説明する。尚、第2図(イ)乃至(ヘ)
は、それぞれ横方向が時間を表わし、縦方向が電圧レベ
ルを表わしている。
今、入力端子(1)に第2図(イ)に示す如く、変調
周波数に応じて振幅する再生信号が入力されると、その
再生信号はリミッタアンプ(8)により増幅され、振幅
制限されるから、該リミッタアンプ(8)からは第2図
(ロ)に示す如きパルス信号が出力される。前記リミッ
タアンプ(8)から出力されたパルス信号は、直接EX-O
Rゲート(10)の一方の入力端に入力されると共に遅延
アンプ(9)を介して該EX-ORゲート(10)の他方の入
力端に入力される。ここで、前記遅延アンプ(9)を介
してEX-ORゲート(10)に入力されるパルス信号は、第
2図(ハ)に示す如く、該遅延アンプ(9)の為にリミ
ッタアンプ(8)から直接前記EX-ORゲート(10)に入
力されるパルス信号に比べ時間t0だけ遅延されている。
その為、この場合、前記EX-ORゲート(10)の一方の入
力端と他方の入力端とには、前記リミッタアンプ(8)
から出力されるパルス信号の半周期に1度の割合で、レ
ベルの異なる信号が入力される。したがって、前記EX-O
Rゲート(10)からは、第2図(ニ)に示す如く、前記
リミッタアンプ(8)から出力されるパルス信号の2倍
の周波数のパルス信号が出力される。前記EX-ORゲート
(10)から出力された「H」レベルのパルス信号は、第
1単安定マルチバイブレータ(11)のトリガーとなるの
で、該第1単安定マルチバイブレータ(11)は、前記EX
-ORゲート(10)の出力が「H」レベルになると、前記
第1単安定マルチバイブレータ(11)の時定数で決まる
所定時間、「H」レベルの出力信号を発生する。ここ
で、前記第1単安定マルチバイブレータ(11)の時定数
は、ドロップアウトが発生していない定常時におけるEX
-ORゲート(10)から出力されるパルス信号の1周期よ
り若干長い時間t1に設定されており、また、前記第1単
安定マルチバイブレータ(11)は、再トリガー可能に成
されているので、該第1単安定マルチバイブレータ(1
1)は、定常時において「H」レベルの出力信号を継続
して発生する。そして、入力端子(1)に入力される再
生信号にドロップアウトが発生し、第2図(イ)の範囲
(a)の如く、変調周波数に応じた位置に再生信号が表
われないと、当然、リミッタアンプ(8)からのパルス
信号がとぎれるので、EX-ORゲート(10)からのパルス
信号もとぎれる。前記EX-ORゲート(10)からのパルス
信号がとぎれると、第1単安定マルチバイブレータ(1
1)からは、時定数に応じた時間t1だけ「H」レベルの
出力信号が継続して発生された後、「L」レベルの出力
信号が発生される様になる。前記第1単安定マルチバイ
ブレータ(11)の出力信号が「L」レベルになると、第
2単安定マルチバイブレータ(12)は、該第2単安定マ
ルチバイブレータ(12)の時定数で決まる所定時間、
「H」レベルの出力信号を発生する。ここで、前記第2
単安定マルチバイブレータ(12)の時定数は、前記第1
単安定マルチバイブレータ(11)の時定数より長い時間
t2に設定されており、また、前記第2単安定マルチバイ
ブレータ(12)は、再トリガー可能に成されているの
で、該第2単安定マルチバイブレータ(12)は第1単安
定マルチバイブレータ(11)の出力信号が「L」レベル
になってから時間t2の間、「H」レベルの出力信号を発
生し、また、前記第2単安定マルチバイブレータ(12)
から「H」レベルの出力信号が発生されている間に第1
単安定マルチバイブレータ(11)の出力信号が一旦
「H」レベルに変換され、再び「L」レベルになれば、
前記第2単安定マルチバイブレータ(12)は第1単安定
マルチバイブレータ(11)から最後に発生された「L」
レベルの出力信号の発生時から時間t2の間、「H」レベ
ルの出力信号を継続して発生する。
ところで、入力端子(1)に入力される再生信号は、
リミッタアンプ(8)に供給される他に復調回路(2)
に供給され、該復調回路(2)により復調されて映像信
号になる。前記映像信号は、第1伝送路(5)を通って
直接、切換回路(4)の第1端子(4a)に供給されると
共に第2伝送路(6)を通って1H遅延回路(3)により
1H遅延されて切換回路(4)の第2端子(4b)に供給さ
れる。ここで、前記切換回路(4)は、第2単安定マル
チバイブレータ(12)からの出力信号に応じて切換制御
が行われ、該第2単安定マルチバイブレータ(12)の出
力信号が「L」レベルのとき、第1端子(4a)側に切換
えられる様に構成されていると共に前記第2単安定マル
チバイブレータ(12)の出力信号が「H」レベルのと
き、第2端子(4b)側に切換えられる様に構成されてい
る。その為、ドロップアウトが発生していない定常時に
おいて、前記切換回路(4)は第1端子(4a)側に切換
えられ、ドロップアウトの発生時において、すなわち、
EX-ORゲート(10)からのパルス信号がとぎれてから第
1単安定マルチバイブレータ(11)の時定数である時間
t1の経過後にドロップアウトが検出されると、前記切換
回路(4)は第2端子(4b)側に切換えられる。したが
って、出力端子(7)からは、定常時において、復調回
路(2)からの映像信号が即時に伝送される第1伝導路
(5)を介した映像信号が導出され、ドロップアウトの
発生時において、復調回路(2)からの映像信号が1H遅
延回路(3)により1H遅延されて伝送される第2伝送路
(6)を介した映像信号が導出される。すなわち、ドロ
ップアウト発生部分の映像信号は、ドロップアウトが発
生した後、わずかな時間で1H前の映像信号と置換され、
ドロップアウトの補正が行われて出力端子(7)から導
出される。
ところで、例えば入力端子(1)に入力される再生信
号に頻繁にドロップアウトが発生する場合、第1単安定
マルチバイブレータ(11)からの出力信号が頻繁に
「H」レベルから「L」レベル、あるいは「L」レベル
から「H」レベルに変換するが、第2単安定マルチバイ
ブレータ(12)は、ある程度長い(例えば映像信号の2
周期程度)時定数を有しており、再トリガー可能に成さ
れているので、その時定数に応じた時間t2内に前記第1
単安定マルチバイブレータ(11)からの出力信号が
「H」レベルになった後、再び「L」レベルになると、
前記第2単安定マルチバイブレータ(12)は再トリガー
され、その時点から再び時間t2まで「H」レベルの出力
信号を継続して発生する。その為、入力端子(1)に入
力される再生信号に頻繁にドロップアウトが発生する
と、切換回路(4)は第2端子(4b)側に保持され、該
切換回路(4)の切換え時の切換え時間における無信号
状態の発生を防止することが出来る。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に係るドロップアウト検出装
置は、信号記録媒体から再生された再生信号から変調周
波数の2倍の周波数のパルス信号を得てそのパルス信号
により前記再生信号のドロップアウトを検出する様にし
ているので、ドロップアウトが発生してからの検出時間
を短縮することが出来、特に、再生信号を波形整形して
得られるパルス信号に対して半周期の整数倍とならない
ように遅延させる為の遅延アンプと、該遅延アンプによ
り遅延したパルス信号と該遅延アンプにより遅延してい
ないパルス信号との排他論理和を行う論理ゲートとを用
いて再生信号の変調周波数の2倍の周波数のパルス信号
を得るようにしているので、構成簡単にして確実に再生
信号から変調周波数の2倍の周波数のパルス信号を得る
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路ブロック図、第2
図(イ),(ロ),(ハ),(ニ),(ホ)及び(ヘ)
は、その説明に供する特性図である。 主な図番の説明 (2)……復調回路、(3)……1H遅延回路、(4)…
…切換回路、(9)……遅延アンプ、(10)……EX-OR
ゲート、(11)……第1単安定マルチバイブレータ、
(12)……第2単安定マルチバイブレータ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数変調された信号が記録された信号記
    録媒体から再生された再生信号のドロップアウトを検出
    するドロップアウト検出装置であって、前記再生信号を
    波形整形して得られるパルス信号に対して半周期の整数
    倍とならないように遅延させる為の遅延アンプと、該遅
    延アンプにより遅延したパルス信号と該遅延アンプによ
    り遅延していないパルス信号との排他論理和を行う論理
    ゲートと、該論理ゲートから出力されるパルス信号をト
    リガーとして作動すると共に、該パルス信号の1周期に
    応じて出力パルス幅が設定される再トリガー可能な単安
    定マルチバイブレータとを備え、前記論理ゲートで前記
    再生信号の変調周期の半周期に1度の割合でレベルの異
    なる各パルス信号の排他論理和を行うことにより前記再
    生信号を波形整形して得られるパルス信号の2倍の周波
    数のパルス信号を得ると共に、前記単安定マルチバイブ
    レータから発生される出力パルスの停止を検出すること
    により信号記録媒体から再生された再生信号のドロップ
    アウトを検出する様にしたことを特徴とするドロップア
    ウト検出装置。
JP1988060983U 1988-05-09 1988-05-09 ドロップアウト検出装置 Expired - Lifetime JP2533637Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57198511A (en) * 1981-05-29 1982-12-06 Hitachi Ltd Detecting method for dropout

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