JP2533592B2 - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JP2533592B2
JP2533592B2 JP62321420A JP32142087A JP2533592B2 JP 2533592 B2 JP2533592 B2 JP 2533592B2 JP 62321420 A JP62321420 A JP 62321420A JP 32142087 A JP32142087 A JP 32142087A JP 2533592 B2 JP2533592 B2 JP 2533592B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液状の酸無水物系硬化剤を含有するエポキシ
樹脂組成物に関するものである。
〔従来技術〕
エポキシ樹脂硬化剤としては種々のアミン系化合物及
び酸無水物系化合物が主として使用されている。酸無水
物系硬化剤は配合物のポットライフが長い、硬化時の発
熱が少ない等の特徴があり、多くの電気絶縁材料分野な
どに使用されている。
これらはマレイン酸無水物、フタル酸無水物、テトラ
ヒドロフタル酸無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、
メチルテトラヒドロフタル酸無水物、メチルヘキサヒド
ロフタル酸無水物などが知られているが、一般にトリメ
リット酸無水物(mp.168℃)、フタル酸無水物(mp.130
℃)テトラヒドロフタル酸無水物(mp.104℃)の如く高
融点の酸無水物をエポキシ樹脂の硬化剤とした場合は、
均一に混合するためにそれらの融点以上に加熱しなけれ
ばならず、その結果エポキシ樹脂組成物のポットライフ
が短くなるなどの欠点がある。
このため一般にエポキシ樹脂硬化剤として酸無水物を
使用する場合は常温で液状であることが好ましい。この
ため室温以下で液状安定性のある酸無水物に関し種々の
提案がなされてきたが、これら液状酸無水物を用いたエ
ポキシ樹脂硬化物は耐熱性が劣る欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明者は、ビシクロ〔2・2・2〕オクタン環を有
する酸無水物は著しく耐熱性に優れたエポキシ樹脂硬化
物を与えるとの知見を得て、更に鋭意検討を重ねた結
果、常温にて液状であり、且つ耐熱性に優れた硬化物を
与える酸無水物について本発明を完成したのである。
〔発明の構成〕
本発明は多官能性エポキシ化合物に、1−イソプロピ
ル−4−メチル−ビシクロ〔2・2・2〕オクタン−2
・3−ジカルボン酸無水物(I)(以下、BODAと略称)
と1−イソブチル−4・5−ジメチル−シクロヘキサン
−2・3−ジカルボン酸無水物(II)(以下、CHDAと略
称)比が80:20ないし20:80である混合酸無水物配合した
ことを特徴とするエポキシ樹脂組成物に関するものであ
る。
本発明の一方の酸無水物であるBODAは下記のようにし
て製造される。
α−ピネンを濃硫酸処理して得られるα−テルピネン
とマレイン酸無水物とのディールスアルダー反応付加物
である1−イソプロピル−4−メチル−ビシクロ〔2・
2・2〕オクタ−5−エン−2・3−ジカルボン酸無水
物についてその炭素−炭素二重結合を水素還元反応する
ことにより合成される。
BODAは融点40〜50℃、沸点150〜160℃/1mmHgの固体で
ある。
本発明の他方の酸無水物であるCHDAは下記のようにし
て製造される。
α−ピネンを熱異性化反応して得られるアロオシメン
とマレイン酸無水物とのディールスアルダー反応付加物
である1−イソブテニル−4・5−ジメチル−シクロヘ
キセン−2・3−ジカルボン酸無水物について、その炭
素−炭素二重結合を水素還元反応することにより合成さ
れる。CHDAは融点83〜84℃,沸点150℃/1mmHgの固体で
ある。
本発明に使用される酸無水物は夫々単独に製造された
ものを溶融混合してもよいが、これら特別に限定された
酸無水物を併用する理由は、二種の原料を所定の割合に
共存させて反応及び蒸留工程を行うことにより工業的に
著しく有利となる点である。即ち、共役ジエン原料とな
るα−テルピネンとアロオシメンとはα−ピネンを共通
原料とする幾何異性体であり分子量も等しいため、ディ
ールス・アルダー反応及び水素還元反応を夫々同一条件
で処理することができる。更に蒸留精製工程においても
二種の酸無水物は同時に留出してくるので未反応物及び
副反応物と容易に分留できる。このようにして製造され
た混合酸無水物はそのまま液状酸無水物として本発明の
エポキシ樹脂組成物に供することができる。
BODAとCHDAとの混合比(重量比)は80:20ないし20:80
の範囲である。
BODAが80%を越えると良好な液状安定性が得られない。
これらの酸無水物は混合により融点降下し、更に過冷却
状態での安定化により液状安定性を維持するものと考え
られる。又BODAが20%未満ではビシクロ〔2・2・2〕
オクタン環に基づく耐熱性向上の効果が十分に発揮され
ない。
好ましい範囲は70:30ないし30:70である。
本発明に使用される酸無水物は、特定の脂環族構造で
あるピシクロ〔2・2・2〕オクタン環を含み、更に熱
時酸化され易く耐熱性を損なう原因となる炭素−炭素二
重結合が本質的に存在しないため耐熱性に優れたエポキ
シ樹脂硬化物を与えるのである。
本発明における多官能性エポキシ樹脂化合物とは、分
子中にエポキシ基を平均2個以上有するもので、たとえ
ば多価フェノール、多価アルコールのポリグリシジルエ
ーテル類、多塩基酸のポリグリシジルエステル類、窒素
塩基のN−グリシジル誘導体、脂環式エポキシ化合物な
どエポキシ樹脂組成物に使用される多官能性エポキシ化
合物はすべて使用することができる。
本発明の樹脂組成物においてエポキシ化合物に対する
酸無水物の配合量はエポキシ基当たり酸無水物の理論配
合量の60〜120%である。
又本発明の樹脂組成物においては適当な硬化促進剤を
併用配合することができる。かかる硬化促進剤として
は、たとえばトリアルキルアミン、N・N−ジメチルベ
ンジルアミン、トリエタノールアミン、ピペリジン、ジ
メチルアミノメチルフェノール、トリス(ジメチルアミ
ノメチル)フェノール及びこれのオクチル酸塩、1・8
ジアザビシクロ〔5・4・0〕ウンデセン−7(DBU)
及びこれの有機酸塩、2−メチルイミダゾール、2−フ
ェニルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾ
ール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾールなどのイ
ミダゾール系化合物及びこれの誘導体、トリフェニルホ
スフィン、オクチル酸スズ、フッ化ホウ素錯化合物など
である。
これら硬化促進剤の配合量は多官能性エポキシ化合物
100重量部に対して0.1〜5.0重量部である。更に他の硬
化剤成分として公知の酸無水物及び/又はノボラック樹
脂の如きポリフェノール化合物などを併用配合すること
ができる。
本発明の樹脂組成物の調製は、硬化剤とする酸無水物
が液状であり、多官能性エポキシ化合物などとの常温で
の相溶性に優れているので、比較的低温で混合できる以
外は通常のエポキシ樹脂組成物の調製におけると同様の
手段及び装置を用いて行うことができる。そして得られ
る樹脂組成物は低温安定性、長期保存性、作業性に優れ
ており、且つその硬化物は著しく耐熱性に優れている。
その硬化反応は硬化促進剤を配合して通常80〜250℃の
温度に5分〜24時間程度加熱することにより行うことが
できる。
本発明の樹脂組成物にはその用途などに応じてその硬
化前の任意の段階において、反応性希釈剤、非反応性希
釈剤、可塑剤、離型剤及び染顔料、難燃剤、充填材、補
強材などを適宜に混合することができる。その充填材及
び補強材としては、たとえば石英粉、水和アルミナ、炭
酸カルシウム、雲母、ガラス繊維、カーボン繊維などが
あげられる。
本発明の樹脂組成物は種々の用途に使用できる。たと
えば注型材料、パテ材、含浸材及び塗料をはじめとする
エポキシ樹脂の通常の用途に使用できる。
〔実施例〕
次に製造例、実施例及び比較例をあげて説明する。こ
れらの例における部は重量部を示す。
製造例−1 攪拌機、温度計、コンデンサー、滴下ロート及び窒素
導入管を付けた容量500mlの四つ口フラスコにマレイン
酸無水物138g(1.4モル)を仕込み、攪拌及び窒素導入
を行ないながら130〜140℃に加熱した。この温度に保ち
ながらアロオシメン100g(0.74モル)と純度50%のα−
テルピネン200g(0.74モル)の混合溶液を滴下した。約
1時間かけて滴下を終了し、更に10分間攪拌した。
得られた生成を減圧度20mmHgでα−テルピネン中の不
純物を留去した。次いで生成物を常温液状化して次工程
の水素還元反応を容易ならしめるため上記のようにして
得られた無水マレイン化アロオシメンと無水マレイン化
α−テルピネンの混合物にトリ−n−ブチルアミン1.6g
を加え、190℃で0.5時間撹拌した。
得られた生成物を真空蒸留し150〜185℃/0.5mmHgの留
分を300g得た(収率91%)。
続いて、容量200mlのオートクレーブに製造例−1で
得た混合液状酸無水物50g、溶媒としてシクロヘキサン2
5g、及び触媒としてパラジウム/アルミナ(pd含量5
%)2gを仕込んだ。反応温度50〜60℃、水素圧力50kg/c
m2で7.5時間反応させた。
反応終了後、触媒を過し液を真空蒸留して溶媒を
除いて、140〜160℃/1mmHgの留分を47g得た(収率94
%)。
この液状酸無水物は室内放置して6ケ月でも液状を保
っていた。
生成物は中和当量118、臭素価7.5であった。
製造例2〜5 製造例−1において、第1表に示すごとく、無水マレ
イン化α−テルピネンの含有量が異なること以外は同様
にして製造した。
得られた混合酸無水物の液状安定性を第1表に示す。
実施例−1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 100部 (エピコート828 エポキシ当量189 油化シェルエポキシ(株)製) 液状酸無水物 (製造例−1で得られたもの) 116部 2−エチル−4−メチル−イミダゾール 0.5部 上記化合物を混合して得た組成物を金型に注型し、10
0℃3時間更に150℃3時間硬化させ樹脂硬化物を得た。
実施例−2 実施例−1において、液状酸無水物を製造例−2で得
たものに替えた以外は同様にして樹脂硬化物を得た。
実施例−3 実施例−1において、液状酸無水物を製造例−5で得
たものに替えた以外は同様にして樹脂硬化物を得た。
実施例−4 脂環式エポキシ樹脂 100部 (セロキサイド2021 エポキシ当量136ダイセル化学
工業(株)製) 液状酸無水物 (製造例−1で得られたもの) 157部 DBUオクチル酸塩 (n−cat SANo.102 サンアプロ(株)製) 1部 上記化合物を混合して得た組成物を金型に注型し:100
℃5時間更に170℃3時間硬化させ樹脂硬化物を得た。
比較例−1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 100部 (エピコート828 エポキシ当量189 油化シェルエポキシ(株)製) 液状化メチルヘキサヒドロフタル酸無水物 82部 (MH−700 中和当量81 新日本理化(株)製) 2−エチル−4−メチル−イミダゾール 0.5部 上記化合物を混合して得た組成物を金型に注型し、100
℃3時間更に150℃3時間硬化させ樹脂硬化物を得た。
比較例−2 脂環式エポキシ樹脂 100部 (セロキザイド2021 エポキシ当量136 ダイセル化学工業(株))製) 液状化メチルヘキサヒドロ 114部 フタル酸無水物 (MH−700 中和当量81 新日本理化(株)製) DBUオリチル酸塩 1部 (u−cat SANo.102 サンアプロ(株)製) 上記化合物を混合して得た組成物を金型に注型し、10
0℃5時間更に170℃3時間硬化させ樹脂硬化物を得た。
実施例−1〜4及び比較例−1〜2で得られた樹脂硬
化物より所定寸法の試験片を作成し、熱変形温度と熱分
解温度を測定した。
熱変形温度はJIS K 7207「硬質プラスチックの荷重た
わけ温度試験方法」に基づき測定した。熱分解温度は
(株)島津製作所製熱重量測定装置(TGA−40M)を用い
空気中にて昇温速度5℃/分として加熱重量減少曲線を
求め、重量変化開始温度を以って熱分解温度とした。
実施例−1〜4及び比較例−1〜2の測定結果を第2表
に示す。
〔発明の効果〕 本発明におけるエポキシ樹脂組成物は、硬化剤である
酸無水物が室温で液状であるため組成物製造時に酸無水
物を加熱溶解させる必要がなく、著しく取扱い作業性が
容易となるばかりでなく、エポキシ樹脂組成物として好
ましくない粘度上昇及び可使時間の短縮を招くことがな
い。
更にこれまで知られている液状酸無水物と比較してそ
の硬化物は熱変形温度や熱分解温度が高く、熱時機械特
性、耐熱劣化性に優れており、高耐熱性ということがで
きる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多官能性エポキシ化合物に、1−イソプロ
    ピル−4−メチル−ビシクロ〔2・2・2〕オクタン−
    2・3−ジカルボン酸無水物(I)と1−イソブチル−
    4・5−ジメチル−シクロヘキサン−2・3−ジカルボ
    ン酸無水物(II)との比が80:20ないし20:80である混合
    酸無水物を配合したことを特徴とするエポキシ樹脂組成
    物。
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