JP2533562Y2 - バルブ用断熱被覆装置 - Google Patents

バルブ用断熱被覆装置

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JP2533562Y2
JP2533562Y2 JP532091U JP532091U JP2533562Y2 JP 2533562 Y2 JP2533562 Y2 JP 2533562Y2 JP 532091 U JP532091 U JP 532091U JP 532091 U JP532091 U JP 532091U JP 2533562 Y2 JP2533562 Y2 JP 2533562Y2
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valve
thermal insulation
insulation coating
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pipe flanges
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JP532091U
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宏 内藤
知佳士 五味
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Kitz Corp
Original Assignee
Kitz Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フランジレスウエハ形
のバタフライバルブ、デュアルプレートチェックバルブ
等のバルブ類に用いる取り扱いが容易なバルブ用断熱被
覆装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フランジレスウエハ形バルブに保温又は
保冷のために断熱被覆をする場合、従来は、1対の管フ
ランジの間のバルブの外周部にグラスウール等の断熱材
を詰め込み、外面をテーブ等で包むのが一般であった。
【0003】このため、作業が厄介で手間が掛かり、熟
練を必要とし、しかも、施工コストが高くなる等の問題
点を有していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、上記のように例えばフランジレスウエハ形
バルブを1対の管フランジの間に装着した場合等の断熱
被覆が、厄介で手間が掛かり、熟練を必要とし、施工コ
ストが高くなることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、ほぼ直径位置
で2分割された環状形の断熱被覆材であり、この断面被
覆材は、バルブの外周面を包囲するように組み合わされ
て、バルブと共に1対の管フランジの間に挟持されるよ
うにした。
【0006】この場合、断熱被覆材の外径を1対の管フ
ランジの外径より大きくして、1対の管フランジの外周
面を包囲する環状形の鍔部を設けるとよく、内周面に該
1対の管フランジを締め付けるボルトが通る溝部を設け
るのが好ましい。
【0007】また、バルブがバタフライバルブである場
合、バタフライバルブの軸筒部を包囲する突起部を設け
るとよい。また、分割された2つの部分が互に係合する
ように分割面が形成され、かつ、2つの部分が同一形状
であるのが好ましい。更に、断面被覆材の材料は、発泡
スチロール又はグラスウールを適宜選択するものとす
る。
【0008】
【作用】本考案の断熱被覆材は、ほぼ直径位置で2分割
された環状形であって、分割された2つの部分が互に当
接又は係合するように分割面が形成されており、また、
バルブがバタフライバルブの場合には軸筒部を包囲する
突起部が設けてあるので、断熱被覆材をバルブの外周面
を包囲するように組み合わせて、バルブと共に1対の管
フランジの間に挟持させて、バルブの保温又は保冷をす
ることができる。
【0009】1対の管フランジは、バルブを挟んだ状態
でボルトを締め付けられるが、断熱被覆材にこのボルト
が通る溝部が設けてあるので、ボルトが邪魔にならない
し、断熱被覆材のボルトが通らない部分をバルブの外周
面に密着させて、断熱効果を上げることができる。
【0010】この断熱被覆材は、外径を1対の管フラン
ジの外径より大きくして、1対の管フランジの外周面を
包囲する環状形の鍔部を設けたので、バルブとこの1対
の管フランジとを同時に断熱被覆することができ、施工
工数を短縮し、外観を良くする。
【0011】この断熱被覆材は、前述のように予めバル
ブに組み付けて1対の管フランジの間で挟持させる方法
とは別に、バルブを1対の管フランジの間にボルトを締
め付けて装着した後に、1対の管フランジの間に押し入
れて装着することもできる。また、必要に応じて取り外
したり、再装着することもできる。
【0012】なお、この断熱被覆材を発泡スチロール又
はグラスウールで形成すると、断熱効果が大きく、経済
的であり、また、弾性変形をさせ易いので、2つの部分
を分割面で係合させることや、バルブを配管に装着した
後の脱着が容易である。
【0013】
【実施例】図1は、本考案の断熱被覆材の1実施例を示
す斜視図であって、バタフライバルブが配管上の1対の
管フランジの間にボルトで締め付けられており、2分割
された断熱被覆材がその外方に取り出されている状態を
示している。
【0014】図1において、1及び2は2分割された断
熱被覆材、3はバタフライバルブ、4及び5は1対の管
フランジ、6はボルト、7及び8は配管のパイプであ
り、バタフライバルブ3は、フランジレスウエハ形バル
ブであって、1対の管フランジ4及び5の間で挟持さ
れ、ボルト6によって締め付けられている。
【0015】断熱被覆材1及び2には、ボルト6が通る
溝部1a及び2aと、バタフライバルブ3の軸筒部3a
を包囲する突起部1b及び2bとが設けてある。なお、
本例における断熱被覆材1及び断熱被覆材2は、発泡ス
チロールで形成されている。
【0016】図2は、他の実施例における一方の断熱被
覆材を示す斜視図であり、図3は、図2の一方の断熱被
覆材を配管に装着されたバタフライバルブに被せた状態
を示す部分断面正面図であって、図2及び図3における
符号は、図1と同様である。
【0017】図2及び図3に示した断熱被覆材2は、外
径を管フランジ4及び5の外径より大きくして、管フラ
ンジ4及び5の外周面を包囲する環状形の鍔部2c及び
2dが設けてある。
【0018】図4は、図3のXーX断面における断熱被
覆材1及び2の分割面の形状の例を示す断面図であっ
て、イは図2に示したように直径位置で真半分に分割し
た場合を示したものであり、ロは断熱被覆材の分割され
た2つの部分1及び2が互に係合するように分割した場
合を示したものである。また、図5は、断熱被覆材1及
び2の係合形状の例を示す部分側面図であって、イ及び
ロのいずれの場合も、断熱被覆材1及び2は、同一形状
である。
【0019】次に、図1乃至図5に示した実施例に基づ
いて、その作用を説明する。断熱被覆材1及び2は、ほ
ぼ直径位置で2分割された環状形であって、分割された
2つの部分1及び2が図1及び図3の例のように当接し
たり、図5の例のように係合したりするように分割面が
形成されており、また、バタフライバルブ3の軸筒部3
aを包囲する突起部1b及び2bが設けてあるので、断
熱被覆材1及び2をバルブ3の外周面を包囲するように
組み合わせて、バルブ3と共に1対の管フランジ4及び
5の間に挟持させて、バルブ3の保温又は保冷をするこ
とができる。
【0020】1対の管フランジ4及び5は、バルブ3を
挟んだ状態でボルト6で締め付けられるが、断熱被覆材
1及び2にこのボルト6が通る溝部1a及び1bが設け
てあるので、ボルト6が邪魔にならないし、断熱被覆材
1及び2のボルト6が通らない部分をバルブ3の外表面
に密着させて、断熱効果を上げることができる。
【0021】この断熱被覆材1及び2は、図2及び図3
に示したように、外径を1対の管フランジ4及び5の外
径より大きくして、1対の管フランジ4及び5の外周面
を包囲する環状形の鍔部2c及び2dを設けたので、バ
ルブ3とこの1対の管フランジ4及び5とを同時に断熱
被覆することができ、施工工数を短縮し、外観を良くす
ることができる。
【0022】この断熱被覆材1及び2は、前述のように
予めバルブ3に組み付けて1対の管フランジ4及び5の
間で挟持させる方法とは別に、図1のようにバルブ3を
1対の管フランジ4及び5の間にボルト6を締め付けて
装着した後に、1対の管フランジ4及び5の間に押し入
れて装着することもできる。また、必要に応じて取り外
したり、再装着することもできる。
【0023】なお、この断熱被覆材1及び2を発泡スチ
ロールで形成したので、断熱効果が大きく、経済的であ
り、また、弾性変形をさせ易いので、図5に示したよう
に断熱被覆材の2つの部分1及び2を係合させること
や、バルブ3を配管に装着した後の脱着が容易である。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の断熱被覆
装置は、フランジレスウエハ形バルブ等の断熱被覆を極
めて簡単に行うことができ、これによってこのバルブの
保温、保冷及び結露防止をすることができる。また、施
工が容易で熟練を必要とせず、施工コストが低い。更
に、バルブの配管時に断熱被覆することも、配管後に行
うこともでき、必要に応じて取り外したり、再装着した
りすることもできる。
【0025】また、バルブを挟持する1対の管フランジ
と一体に断熱被覆することができ、このため、施工コス
トを低減させると共に、外観を良くする。更に、材料費
が安く、上記のように施工コストが低いので、極めて経
済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の断熱被覆装置の1実施例を示す分離斜
視図である。
【図2】他の実施例における一方の断熱被覆材を示す斜
視図である。
【図3】図2の断熱被覆材を配管に装着されたバタフラ
イバルブに被せた状態を示す部分断面正面図である。
【図4】図3のXーX断面における断面被覆材の分割面
の形状の例を示す断面図であって、イは直径位置で真半
分に分割した場合を、ロは断熱被覆材の分割された2つ
の部分が互に係合するように分割した場合を示したもの
である。
【図5】イとロは断熱被覆材の分割された2つの部分の
係合形状の例を示す部分側面図である。
【符号の説明】
1、2 断熱被覆材 1a、2a 溝部 1b、2b 突起部 2c、2d 鍔部 4、5 管フランジ 6 ボルト

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジレスウエハー形バルブに用いら
    れるものであって、ほぼ直径位置で2分割された環状形
    であり、該バルブの外周面を包囲するように組み合わさ
    れて、該バルブと共に1対の管フランジの間に挟持され
    るようにしたことを特徴とするバルブ用断熱被覆装置。
  2. 【請求項2】 外径を該1対の管フランジの外径より大
    きくして、該1対の管フランジの外周面を包囲する環状
    形の鍔部を設けたことを特徴とする請求項1のバルブ用
    断熱被覆装置。
  3. 【請求項3】 内周面に該1対の管フランジを締め付け
    るボルトが通る溝部を設けたことを特徴とする請求項1
    又は請求項2のバルブ用断熱被覆装置。
  4. 【請求項4】 バルブがバタフライバルブである請求項
    1乃至請求項3のバルブ用断熱被覆装置。
  5. 【請求項5】 バタフライバルブの軸筒部を包囲する突
    起部を設けたことを特徴とする請求項4のバルブ用断熱
    被覆装置。
  6. 【請求項6】 分割された2つの部分が互に係合するよ
    うに分割面が形成され、かつ、2つの部分が同一形状で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項5のバルブ用
    断熱被覆装置。
  7. 【請求項7】 発泡スチロール又はグラスウールで形成
    されたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のバルブ
    用断熱被覆装置。
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JPH0497191U JPH0497191U (ja) 1992-08-21
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