JP2533533Y2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JP2533533Y2
JP2533533Y2 JP9954391U JP9954391U JP2533533Y2 JP 2533533 Y2 JP2533533 Y2 JP 2533533Y2 JP 9954391 U JP9954391 U JP 9954391U JP 9954391 U JP9954391 U JP 9954391U JP 2533533 Y2 JP2533533 Y2 JP 2533533Y2
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JP
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package
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lever
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JP9954391U
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JPH0548282U (ja
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正美 福永
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Enplas Corp
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Enplas Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ICパッケージを装着
して、該ICパッケージのリードをプリント基板等の外
部回路と接続させるICソケットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の所謂、SIP(Single In-
Line Package)型ICパッケージを装着したICソケッ
トの構成例を示している。図において、21はICパッ
ケージ、22は該ICパッケージ21に多数設けられた
リードである。そしてソケット本体23には、リード2
2を弾圧挟持するコンタクトピン24が植設されてい
て、この例では図示したようにICパッケージ21はソ
ケット本体23に縦に装着されるようになっている。
【0003】また、図7は、SOP(Small Outline Pa
ckage )型ICパッケージを装着した別のICソケット
の構成例を示している。このICソケットでは、ICパ
ッケージ21′のリード22′は略L字型の形状をして
いて、かかるICパッケージ21′はソケット本体25
の中央部に横向きに載置される。そしてソケット本体2
5にはカバー26が上下動可能に装着されており、該カ
バー26の上下動によりコンタクトピン27の接触部2
7aが図中、矢印A方向に作動せしめられ、これにより
リード22′とコンタクトピン27との接続・解除が行
われるようになっている。
【0004】ところで、図8に示されたようなタイプの
ICパッケージがあるが、このICパッケージ1の場合
には、ICパッケージ1にL字型のリード2(図9参
照)が多数設けられていると共に、ICパッケージ1を
プリント基板等に実装する際に該ICパッケージ1が倒
れないように保持しておくために、図示したようにリー
ド列の両端部に足部3が設けられている。しかしなが
ら、図6に示した従来のICソケットでは、かかるIC
パッケージ1を装着することが実質的に不可能である。
即ち、そのコンタクトピン24を用いてもその構造上、
上記にようにL字型のリード2の接続を行うことはでき
ない。一方また、図7に示したICソケットは、本来、
ICパッケージを横向きにして装着するようになってい
るため、やはりこのICパッケージ1を装着することは
困難である。
【0005】本考案はかかる実情に鑑み、特にL字型の
リードを有するICパッケージを縦向きに装着し、リー
ド及びコンタクトピンの確実な電気的接続を図ることが
できるICソケットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によるICソケッ
トは、ソケット本体に装着したカバーの上下動操作によ
り、該ソケット本体に多数列設されたコンタクトピンと
ICパッケージのリードとを接続又は接続解除させるよ
うになっているが、特にL字型のリードを有するICパ
ッケージを縦向きに収納し得る挿入部と、上記カバーに
設けた第1押圧部材及び第2押圧部材と、上記ソケット
本体に枢支されていて上記第1押圧部材によって回動せ
しめられて上記コンタクトピンに上記リードに対する接
続もしくは接続解除作動を行わせるようにした下テコ
と、上記ソケット本体に枢支されていて上記第2押圧部
材によって回動せしめられて上記ICパッケージを押圧
・固定するようにした上テコとを備え、上記挿入部に収
納された上記ICパッケージが上記上テコによって固定
された後、上記下テコが上記コンタクトピンを上記リー
ドと接続させるようにしたものである。
【0007】
【作用】本考案のICソケットでは、カバーを押し下げ
ると先ず、第1押圧部材が下テコを介してコンタクトピ
ンをリードを装着する部分に対して開放状態にし、さら
に、カバーを押し下げると、第2押圧部材が上テコをI
Cパッケージを装着する部分に対して開放状態にする。
これによりICパッケージは挿入部に縦向きに収納可能
となる。ICパッケージの収納後、カバーを上昇させる
と、先ず上記第2押圧部材による規制を解除された上テ
コがICパッケージを押圧して固定せしめ、次いで上記
第1押圧部材による規制を解除されたコンタクトピンが
上記リードと接続する。本考案によれば、L字型のリー
ドを有するICパッケージを縦向きに収納し、コンタク
トピンの作動タイミングを好適に設定する機構が設けら
れていることにより、かかるICパッケージの確実な電
気的接続を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図1乃至図4に基づき、従来例と同一
部材には同一符号を用いて本考案によるICソケットの
一実施例を説明する。なお、本実施例では図8に示した
ICパッケージ1を装着するものとする。先ず、図1及
び図2は、ICパッケージ1が装着されていない空状態
のICソケットを示しているが、図において、4はソケ
ット本体、5はICパッケージ1のリード2に対する接
触部5aとばね部5bとを有するコンタクトピンであ
る。このコンタクトピン5は、図2に示したようにソケ
ット本体4に多数列設されており、隣接するコンタクト
ピン5同士の間にはそれぞれ絶縁隔離壁6が設けられて
いる。
【0009】7はICパッケージ1を縦向きに収納し得
るように形成された挿入部で、その上部にはICパッケ
ージ1挿入時のガイドを行うためのテーパ状のガイド部
7aが形成されている。また、挿入部7の底に設けられ
た受部7bに対して上記コンタクトピン5の接触部5a
がそれ自身の弾力により弾接するようになっている。さ
らに図中、8はソケット本体4に上下動可能に装着され
ているカバーで、ICパッケージ1をソケット本体4に
収納するための開口8aを有している。
【0010】また、9はコンタクトピン5の列の両側端
において上記カバー8から垂下された一対の第1押圧部
材、10は各第1押圧部材9のそれぞれと係接する係合
部10aを有していて、支軸11を介してソケット本体
4に回動可能に支持されている下テコである。この下テ
コ10は、コンタクトピン5の列に沿って横架された作
用部10bを有しており、該作用部10bが図1に示さ
れるように各コンタクトピン5と接触し得るようになっ
ている。
【0011】12はカバー8の内側に突出形成された第
2押圧部材で、コンタクトピン5の列の上方に対応配置
されている。13はその一端の係合部13aが上記第2
押圧部材12と係接し得るように、支軸14を介してソ
ケット本体4に回動可能に支持されている上テコであ
る。上テコ13の係合部13aとソケット本体4の枠体
4aとの間にはコイルスプリング15が装着されてい
て、該コイルスプリング15は上テコ13に対して図1
において右旋習性を付与し得るが、この図示状態では上
記第2押圧部材12及び係合部13a間に一定の間隙G
(図2参照)が形成されるようになっている。また、上
テコ13の他端の作用部13bは、ソケット本体4に収
納されるべきICパッケージ1と係接し得るようになっ
ている。
【0012】本考案によるICソケットは上記のように
構成されており、次にその作用を説明する。ICパッケ
ージ1をソケット本体4に収納する場合、図1及び図2
に示される状態から、カバー8を押し下げると先ず、第
1押圧部材9が図3に示したように下テコ10の係合部
10aを押し下げ、これにより下テコ10は支軸11の
周りを左旋する。そしてかかる下テコ10の作動に伴
い、作用部10bも支軸11の周り内を左旋し、コンタ
クトピン5をそのばね部5bの弾力に抗して押し縮め
る。これにより、各コンタクトピン5は挿入部7の受部
7bから離脱し、該挿入部7に挿入されるべきICパッ
ケージ1のリード2に対して開放状態になる。
【0013】カバー8が上記間隙G相当分だけ下降した
時点で、第2押圧部材12が上テコ13の係合部13a
と接触する。さらに、カバー8をコイルスプリング15
の弾力に抗して押し下げると、第2押圧部材12は上テ
コ13を支軸14の周りを左旋せしめる。そして、上テ
コ13の作用部13bは挿入部7から離脱し、これによ
り該挿入部7に挿入されるべきICパッケージ1に対し
て開放状態なり、この状態でICパッケージ1は、リー
ド2側から挿入部7内へ縦向きに収納され得る。
【0014】ICパッケージ1の収納後、カバー8に対
する押下げを解除することにより該カバー8は、下テコ
10及び第1押圧部材9を介してコンタクトピン5のば
ね部5bの弾力と上テコ13及び第2押圧部材12を介
してコイルスプリング15の弾力によって押し上げられ
る。そしてカバー8が上昇すると、先ず、上記第2押圧
部材12によって押圧されていた上テコ13は、該第2
押圧部材12による規制を解除される。さらに、上テコ
13はコイルスプリング15の弾力によって支軸14の
周りに上記の場合とは逆に右旋せしめられ、図4に示し
たように該上テコ13の作用部13bがICパッケージ
1を挿入部7の内側壁へ押圧して固定せしめる。次いで
上記第1押圧部材9による規制を解除された各コンタク
トピン5がばね部5bの弾力によって、挿入部7に収納
されているICパッケージ1のリード2に対して上側か
ら弾接し、かくして各コンタクトピン5はそれぞれ対応
するリード2と電気的に接続する。
【0015】上記のように、ICパッケージ1を挿入部
7内に縦向きに収納し、下テコ10及び第1押圧部材9
並びに第2押圧部材12を設けてコンタクトピン5の作
動タイミングを好適に設定することにより、かかるL字
型のリード2を有するICパッケージ1の確実な電気的
接続を図ることができる。なお、ここでソケット本体4
に装着したICパッケージ1を取り出す場合、カバー8
を再び押し下げることにより、コンタクトピン5及び上
テコ13を挿入部7から開放状態にし、これによりIC
パッケージ1を簡単に取り出すことができる。
【0016】上記実施例において、カバー8は、ソケッ
ト本体4の上部全体を覆う構造(図1)になっている
が、例えば図5に示したようにソケット本体4の一部だ
けを覆うようにしてもよく、かかる構成にすれば構造を
簡素化することができ、又ソケット本体4からのICパ
ッケージ1の挿脱作業が容易になる。
【0017】
【考案の効果】上述したように本考案によれば、ICパ
ッケージをICソケットに縦向きに装着するようにした
ので、横向きに装着する場合(図7参照)に比べてIC
ソケットを有効に小型化することができる。また、IC
ソケットに収納したICパッケージを固定した後、コン
タクトピンとリードを接続するようにしたから、リード
に対して過大な負荷が掛からず、リードの保護に優れて
いる。そして、その上でL字型のリードを有するこの種
のICパッケージに有効に対応することができる等の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるICソケットの一実施例の縦断面
図である。
【図2】本考案による上記ICソケットの正面図であ
る。
【図3】本考案による上記ICソケットにおけるカバー
押下げ状態を示す縦断面図である。
【図4】本考案による上記ICソケットにおけるICパ
ッケージの収納状態を示す縦断面図である。
【図5】本考案によるICソケットの変形例の縦断面図
である。
【図6】従来のICソケットにおけるICパッケージの
収納状態を示す縦断面図である。
【図7】従来の他のICソケットにおけるICパッケー
ジの収納状態を示す縦断面図である。
【図8】L字型のリードを有するICパッケージの斜視
図である。
【図9】上記ICパッケージのL字型のリードの部分拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 ICパッケージ 2 リード 4 ソケット本体 5 コンタクトピン 7 挿入部 8 カバー 9 第1押圧部材 10 下テコ 12 第2押圧部材 13 上テコ 15 コイルスプリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体に装着したカバーの上下動
    操作により、該ソケット本体に多数列設されたコンタク
    トピンとICパッケージのリードとを接続又は接続解除
    させるようにしたICソケットにおいて、 L字型のリードを有するICパッケージを縦向きに収納
    し得る挿入部と、 上記カバーに設けた第1押圧部材及び第2押圧部材と、 上記ソケット本体に枢支されていて上記第1押圧部材に
    よって回動せしめられて上記コンタクトピンに上記リー
    ドに対する接続もしくは接続解除作動を行わせるように
    した下テコと、 上記ソケット本体に枢支されていて上記第2押圧部材に
    よって回動せしめられて上記ICパッケージを押圧・固
    定するようにした上テコとを備え、 上記挿入部に収納された上記ICパッケージが上記上テ
    コによって固定された後、上記下テコが上記コンタクト
    ピンを上記リードと接続させるようにしたことを特徴と
    するICソケット。
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